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暮らしのヒント集 3

 毎号読んでいる雑誌「暮しの手帖」。その中のひとつのコーナー「暮らしのヒント集」。毎号まず読むのがこのコーナーです。これまで、選集やムックも出版されてきました。今回の記事で取り上げるのが、選集の第3集。
・これまでの選集やムック:暮らすこと、生きること 「暮らしのヒント集」

暮らしのヒント集 3
松浦弥太郎/暮しの手帖社/2013

 第3集も、「暮らすこと」「生きること」に関するちょっとしたアドバイスやヒントがまとめられています。どこから読んでもいい、自由な本です。「暮しの手帖」本誌では、短いヒントしか書いていませんが、選集では解説が書いてあるものもあります。解説が書いてあっても、ゆるさ、余裕、自由な雰囲気がある。読者に問いかけるような内容のものもある。例えば、
164:
一休みして心を落ち着けましょう。どんなことにもすなおである自分の心を確かめましょう。今、すなおでしょうか?(81ページ)

217:
自己紹介の内容を紙に書いてみましょう。自分は、何が出来て、何がしたくて、何を考えているのか。他人に知ってもらいたいことを書くのです。(102ページ)

など。「では、自分ならどうする?、どう思う?」と問いかけながら読む。問いかけるような内容でなくても、「これは忘れていた、おろそかにしていることだ」「これは私も大事にしている、わかる」と自分と対話しながら読んでいる。この本は、自分を見直し、自分と対話する本なのかな、と。

 「まえがき」で、「暮らしのヒント集」を執筆している「暮しの手帖」編集長の松浦弥太郎さんは、こう書いている。「暮らしのヒント集」は、日々の暮らしを「観察」することから生まれている、と。
 「観察」とは、ものをよく見るとということです。見るということは、どういうことでしょう。見ることは、誰もがあたりまえのようにしています。しかし、見つめることを意識的にしているか、というとどうでしょうか。
 見つめること、それはそのものに隠れているものを、見つけるということではないでしょうか。そしてまた、そのものを、深く考えることではないでしょうか。
(中略)
 「観察」とは、目に見えないものを見つめるということかもしれません。一日の中で、どのくらい心を使って、目に見えない、はっと思う美しさを見つけられるか。それは、暮らしに好奇心を持ち、すなおで、飽くなき観察者の瞳を持つことでしょう。
(6~7ページより)

 「見る」と「見つめる」、「見つける」。同じ「みる」でも全然違う。ただボーっと眺めるだけになっていないか。たまにはそんなことも必要ですが、その眺めた景色の中に、何を見つけて、どう見つめるか。この本は、ヒントは書いてありますが、それに対してどう思うかや、答えを出すのは読者一人ひとりだと思っています。私はちょっと違う、と思ってもいいと思います。それが、自分の心を見つめて出した答えなら。

 そういえば、年始に自分の「暮らしのヒント集」を作りました。
自分の「暮らしのヒント集」つくってみた
 今日から12月。その後どうなったか…書いてつくったはいいものの、読み直すことは徐々に減り、机の上の本立てに収められたまま数ヶ月…。なかなか難しい…。この12月は自分の「暮らしのヒント集」を読み返して、一年を振り返り、また年明けにつくってみようと思います。
by halca-kaukana057 | 2014-12-01 22:28 | 本・読書

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