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私とピアノとブルグミュラー

 そう言えば私のピアノに関する記事も書いていなかった。ちょっと自分の考えをまとめるために書いてみようと思う。


 私は子どもの頃ピアノを習っていた。子どもの習い事の範疇で、某大手Y音楽教室に通っていた。しかし、大の練習嫌いであまり練習せず小学1年から中学まで習ったのにバイエル程度しか弾けなかった。その後高校受験を理由に止め、その後は時々ピアノに触っても熱心に練習しようとは思わなかった。

 大学に入って、資格の取得のためにピアノ実技の授業をとることになった。久々のピアノ。その授業ではバイエルを進んだ。習っていた頃は教室オリジナルのテキストを使っていたからバイエルは知らなかった。その時、友達が弾いていたのを聴いてブルグミュラー(ブルクミュラー、ブルクミューラーとも表記されるのでややこしい)に出会った。バイエルから見ればかなり楽しそうだ。いいなぁと思いつつその授業の単位は取れた。ブルグミュラーには進めずに。

 大学卒業後、ブルグミュラーに再会した。NHK教育「クインテット」の中で演奏されていたのだ(番組内では「ブルクミュラー」と表記。ああめんどくさい)。ただ、室内楽にアレンジされているので原曲とはちょっと違う。でも、あの楽しそうなブルグミュラーそのものだった。番組の音楽を担当しているアキラさん・宮川彬良さんもブルグミュラーが大好きなんだそうだ。子ども向けの練習曲なんて思わせない、れっきとした芸術。そして私は決心した。独学で「ブルグミュラー25の練習曲」を弾いてみよう。ピアノ教室に通うお金も時間もない。でも、ひとりでも弾いてみたい。

 そして全音の青い楽譜を買ってきて練習を始めた。…結構難しい。「アラベスク」の左手の16部音符はすべるわ外すわひどい状態。ネットで弾くコツを探し、指の訓練にハノンも始めた。楽譜があっても実際の曲を聴かないと弾けないので、ブルグミュラーのCDも見つけて聴いてみた。そして、少しずつ弾けるようになる気持ちよさ。「無邪気」の最後の下降スケールとか、「こんな風にしたらどうだろう」と表現にも気を配ってみる。さらに面白くなる。侮れぬブルグミュラー!

 ブルグミュラーを進んでいった一方で、ちょっと長めの曲にも挑戦する。余裕が出てきたのか。「人形の夢と目覚め」に「エリーゼのために」。「エリーゼ~」が弾けるようになったのは嬉しかった。楽譜で見ると「うわ、難しそう」と思ったけどひたすら練習。ただ弾けるようになるのではなく、自分なりの表現を考え、試してみるのが楽しい。子どもの頃はただその曲を「弾けるようになる=合格する」ことしか考えていなかった。練習嫌いになるのも無理もないわ。

 現在、ブルグミュラーは「スティリアの女(シュタイヤー舞曲)」。「バラード」は「クインテット」で聴いてカッコイイと思い先にやってしまった。高音に突然飛ぶのに苦戦。とはいえ…、少し前から色々あったせいかあまり練習に熱が入らない。おかげで指が回らない→ヘタクソ→ますます練習したくない→さらに指が回らなくなる→さらにヘタクソ…と無限スパイラル状態になる前に練習しなければと思う今日この頃。

 ブルクミュラーの他にも「楽しき農夫」(シューマン「ユーゲントアルバム」より)に挑戦中。これも子ども向けのはずなのに奥が深いと思う。「金婚式」(マリー)も弾きたい。「クインテット」で惚れた。ああ、弾きたいという思いだけが空回りしている。いかんなぁ。

 なかなか巧くならないのも、練習から遠ざかっている原因かも。簡単には巧くなれない。でも、その奥深さが面白い。そう思って長く続けたい。
by halca-kaukana057 | 2006-06-10 21:14 | 奏でること・うたうこと

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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