人気ブログランキング |

ヴィンランド・サガ 19

 今日、11月22日、20巻が発売になったそうです(私の地域は何日か遅れるのでまだ本屋にはない)。19巻の感想をまだ書いてない…19巻の話をしないと20巻に進めないので、20巻の発売の日に19巻の感想を書きます。


ヴィンランド・サガ 19
幸村 誠 / 講談社・アフタヌーンコミックス / 2017


 トルフィンの暗殺に失敗したフローキ。フローキは孫のバルドルを次期団長にしたいと思っている。バルドル以上のよい血統を持ち、強さも申し分ないトルフィンを亡き者にしたかったが…。そのフローキのそばには、ある男がいた。
 一方のトルフィン。フローキと対立するヴァグンの駐屯地に連れて来られていた。ヴァグンは、トルフィンの父・トールズを殺した黒幕はフローキだと明かす。フローキがアシェラッドに命じて、トールズを殺したのだ。ヴァグンはトールズの仇を討てと言い、怒りに支配されそうになるトルフィン。何とか平静を取り戻し、戦わないことを決意する。そのヴァグンの駐屯地へ、トルケルが率いるフローキの一軍がやってきた。あることがきっかけで、トルフィンとヒルドはヴァグンの元から逃げ出す。その途中、トルフィンはある男と出会う…。


 19巻の表紙に、見慣れないキャラクターが。初登場のガルムです。19巻のキーパーソンのひとりです。18巻の感想でも書いたのですが、捨てたい、消したい過去がある、新しい自分に生まれ変わりたいと思っても、周りが許さない。そんなジレンマがトルフィンをまだまだ悩ませます。戦うこと、戦って死んだらヴァルハラに行く…と信じているヴァイキング、ヨーム戦士団の戦士たち。そこから一旦離れ、戦士とは異なる生活をしたトルフィンはヴァイキング、ヨーム戦士団とは違う考え方を持った。かつてアシェラッドの軍団にいて生き延び、ヴァグンに捕らえられ、トールズが殺された顛末について話したアトリも、家族のもとへ返して欲しいと言っていた。離れてわかることがある。どっちが正しいわけではない。ヨーム戦士団には独自のルールや考え方がある(とても残忍ではある、推奨できるものではないが)。トルフィンもアシェラッドと別れた後、独自の道を進むことになった。ただ、その違いをお互いが受け入れられない。トルフィンは何とか違う道を見つけ出したいと思っているが…。

 そんなトルフィンを阻むのがガルム。トルフィン並み、トルフィン以上に強い。やることに全く隙がない。頭もいい。徹底的に残忍。とにかく強いやつと戦いたい、という点はトルケルに似ているかもしれない。ガルムに追い詰められていくトルフィン。本当にトルフィンたちがこのヨーム戦士団から逃れて、ギリシアまで行けるのかますます心配になってきました。

 トルフィンが、ついに父・トールズの死の真相を知ることになりました。18巻の最後のようなことはしなかった。でも、自分は元はヴァイキングの戦士で、戦うことが日常だった。この過去を消すというよりは、受け入れて乗り越えるのでしょうか。

 トルケルが、相変らずのトルケルですw理由は何でもいい、戦えるならそれでいい…本当にトルケルも残忍なヤツなのに、どこか憎めないのはこのキャラのせいでしょうか…?

 続きは20巻、発売したばっかりです。早く読みたい!

・18巻:ヴィンランド・サガ 18

【関連リンク】
 幸村誠先生のインタビューがあったので、リンクを貼っておきます。「プラネテス」「ヴィンランド・サガ」の誕生物語、裏話など。
コミックDAYS 編集部ブログ:『プラネテス』は「原稿をなくしたから」生まれた!? 幸村誠インタビュー(1)
コミックDAYS 編集部ブログ:原稿の遅さが「売り」!? 幸村誠インタビュー(2)
コミックDAYS 編集部ブログ:お前の漫画を読みたい人なんて誰ひとりいない!? 幸村誠インタビュー(3)


by halca-kaukana057 | 2017-11-22 22:56 | 本・読書

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31