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セーラー万年筆インク「四季織」秋の2色

 久々に万年筆の話題です。今私が使っている万年筆は、セーラー「ほしくず」にセーラージェントルインク・ブルーブラック。プラチナ「プレピー」にプラチナカートリッジインク・ブルーブラック。この2本だけ。他の万年筆はお休み状態。もったいない。

 以前から、気になっているインクがあります。セーラーの「四季織(しきおり)」。
セーラー万年筆:SHIKIORI
セーラー万年筆 公式ウェブサイト:SHIKIORI 四季織 十六夜の夢(いざよいのゆめ) 万年筆用ボトルインク[全16色]

 セーラーのボトルインクは、ジェントルインクのシリーズでした。以前、「エピナール」のインクを買いました。もう廃盤になってしまいました…。その後、季節限定で出たという四季織のカラーのインクが復刻。万年筆で「四季織」シリーズが出た後、ジェントルインクは「四季織/SHIKIORI」シリーズに統合されました。インクの瓶の形、容量も変わりました(減りました)。でもお値段は変わらない。

 日本の四季がテーマで、パイロットの「色彩雫(いろしずく)」と似ています。似たような色もあります。が、パイロットとセーラーはインクの性格も違います。似たような色でも、微妙に違ってくるのだろう。そこが万年筆インクの奥深いところ(沼)。

 この中で気になっていたのは、「山鳥」。青緑色のインクです。サイトを見ていたら、「仲秋」も気になった。どちらも秋の色です。

 買ってしまいました。
セーラー万年筆インク「四季織」秋の2色_f0079085_21591851.jpg

 「山鳥」と「仲秋」です。
 早速万年筆に入れてみます。
セーラー万年筆インク「四季織」秋の2色_f0079085_21592091.jpg

 山鳥は青緑色なのですが、渋さと濃さがあります。青が強めに出るとブルーブラックのようです。今回入れたクリアーキャンディはMF(中細)ですが、太目のニブに入れると楽しそう。色の変化が気に入りました。「仲秋」は濃いグレーに紫が入っています。この色合い好きだ…。「色彩雫」の「冬将軍」に似ているかなと思ったのですが、まず濃さが違う。あと、「冬将軍」は青みが入っています。どちらも好きだなぁ。

 箱には、説明書きの小さなリーフレットが入っています。各色の説明も。書いてみました。
セーラー万年筆インク「四季織」秋の2色_f0079085_21594945.jpg

 山鳥。書いてからしばらくすると、また色合いが変わります。落ち着いた青みの強い青緑です。渋めで落ち着きがあるけれども、普通のブルーブラックとは違う青。数日、数ヶ月、数年後の色の変化が楽しみになるインクです。やっぱり好きだ。

セーラー万年筆インク「四季織」秋の2色_f0079085_21592575.jpg

 仲秋。仲秋の名月の夜空なんですね。明るい星が少ない秋の夜空という感じです。秋だけじゃなく通年使いたいインクです。細めのニブ(細字。「ほしくず」あたり)に入れると、はっきりとしたシャープな文字が書けると思います。

 どちらも落ち着いた色で気に入りました。日記や、考え事の記録をしたり、メモをとったりする時に使いたいです。

by halca-kaukana057 | 2018-10-22 22:15 | 興味を持ったものいろいろ

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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