2019年 06月 03日
シベリウス 交響曲第4番の「鐘」?
シベリウスの交響曲第4番。大好きな交響曲です。最近聴いた演奏で、思ったことを。
◇BR-KLASSIK : Live aus der Philharmonie im Münchner Gasteig : Konzert des Symphonieorchesters des Bayerischen Rundfunks : Leitung: Herbert Blomstedt
(配信期間は1週間。水曜頃まで聴けると思います)
ヘルベルト・ブロムシュテット:指揮、バイエルン放送交響楽団の演奏会の録音です。プログラムは、シベリウス:交響曲第4番、ステーンハンマル:カンタータ「歌」より「間奏曲」、メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」。聴きましたが、いい演奏でした。ステーンハンマルの「間奏曲」これがまたじんわりと沁みる作品で、もっと聴きたいなと思う。
1曲目のシベ4.1曲目にシベ4を持ってくるとは意外。内省的な、どこまでも暗い曲。バイエルン放送響の少し厚めの音が、北欧オケの音とは違ってまた面白い。チェロのソロがいい味出しています。
第4楽章では、グロッケン(鐘)で演奏する箇所があります。でも、ほとんどの演奏では、グロッケンシュピールで演奏していて、私もその音に慣れていました。しかし、この演奏では、グロッケンシュピールとは違う、聴き慣れた音とは違う楽器で演奏されています。
チューブラーベル。そうだ、そういえばそうだった。ブロムシュテットさんは、以前からグロッケンシュピールではなく、チューブラーベルで演奏してきました。サンフランシスコ交響楽団との全集で録音があります。その録音を聴くとあれ…?ああそうだったと思うのですが、今でもチューブラーベルを採用していると思わなかったので驚きました。
調べてみると、コリン・ディヴィスとユージン・オーマンディはグロッケンシュピールとチューブラーベルの両方を用いていたとのこと。オーマンディ盤(フィラデルフィア管弦楽団)を聴いてみたら、確かに併用されている。響きが全く違う。
今まで当たり前のようにグロッケンシュピールで聴いてきたが、まだまだ足りないようだ。普段は聴き慣れた演奏を聴いているが、まだ手を出していない演奏も聴いてみないとわからないなと思いました。
◇BR-KLASSIK : Live aus der Philharmonie im Münchner Gasteig : Konzert des Symphonieorchesters des Bayerischen Rundfunks : Leitung: Herbert Blomstedt
(配信期間は1週間。水曜頃まで聴けると思います)
ヘルベルト・ブロムシュテット:指揮、バイエルン放送交響楽団の演奏会の録音です。プログラムは、シベリウス:交響曲第4番、ステーンハンマル:カンタータ「歌」より「間奏曲」、メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」。聴きましたが、いい演奏でした。ステーンハンマルの「間奏曲」これがまたじんわりと沁みる作品で、もっと聴きたいなと思う。
1曲目のシベ4.1曲目にシベ4を持ってくるとは意外。内省的な、どこまでも暗い曲。バイエルン放送響の少し厚めの音が、北欧オケの音とは違ってまた面白い。チェロのソロがいい味出しています。
第4楽章では、グロッケン(鐘)で演奏する箇所があります。でも、ほとんどの演奏では、グロッケンシュピールで演奏していて、私もその音に慣れていました。しかし、この演奏では、グロッケンシュピールとは違う、聴き慣れた音とは違う楽器で演奏されています。
チューブラーベル。そうだ、そういえばそうだった。ブロムシュテットさんは、以前からグロッケンシュピールではなく、チューブラーベルで演奏してきました。サンフランシスコ交響楽団との全集で録音があります。その録音を聴くとあれ…?ああそうだったと思うのですが、今でもチューブラーベルを採用していると思わなかったので驚きました。
調べてみると、コリン・ディヴィスとユージン・オーマンディはグロッケンシュピールとチューブラーベルの両方を用いていたとのこと。オーマンディ盤(フィラデルフィア管弦楽団)を聴いてみたら、確かに併用されている。響きが全く違う。
今まで当たり前のようにグロッケンシュピールで聴いてきたが、まだまだ足りないようだ。普段は聴き慣れた演奏を聴いているが、まだ手を出していない演奏も聴いてみないとわからないなと思いました。
by halca-kaukana057
| 2019-06-03 23:28
| 音楽