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「主任警部モース」も面白い

 放送が始まって嬉しいです。観ました、「主任警部モース(原題:Inspector Morse)
「主任警部モース」と「刑事モース」 NHKで放送決定

NHK:主任警部モース HDリマスター版

 第1話は「ジェリコ街の女」。1話は原作第1作の「ウッドストック行最終バス」ではないのかと思っていたら、この回はモースと部下の警部ルイスの出会いでもある。
 「モース」は、「刑事モース(原題:Endeavour)」から入ったので、あのモースが年を取ってこうなるのか…と何度も思ってしまった。「主任警部モース」の方が先、元なのですが、若い方を先に観てしまったので仕方ない。原作も「ウッドストック行最終バス」しか読めていない。いつから高級車を乗り回し、女性好きになったのか…。そのあたりは今後若モースで語られていくのかな。
 ただ、変わらないところはあって、やっぱりモースだなと思いました。クラシック音楽好きで、聖歌隊で歌っている。演奏会の時のブラックタイがよく似合う。「規格外」と言われていたが、それは若い頃も年を取ってからも変わらない。アクロバットな推理も。

 その「規格外」と言っていたのは、あのストレンジ。原作を読んだ時に驚きましたが納得もしました。順調に出世して警視正に。上司してました。モースのストレンジへの態度も「上司」という感じだったが、モースでもそこはわきまえているのだろうか。もう一人、マックスという医師。デブリン医師のことです。ファーストネームがマックスだったのね。若モースの時代から変わらない感じでした。老モースの時代でもモースの世界に欠かせないキャラになっていて嬉しい(だから本当は逆なんだが)。

 聖歌隊で一緒に歌っていて、モースが好意を寄せているピアノ教師のアン。そのアンが自殺してしまう。本当に自殺なのか?アンの周囲には怪しい男性が何人も。アンと親しく、事件当日、アンの家を訪れたことなどによってモースも容疑者扱いされてしまう…。登場人物それぞれの動き、絡みが複雑で面白い。犯人も意外なところでわかるのが面白い。

 「主任警部モース」が「刑事モース」と違うところ。それは原作小説があるところ(テレビドラマオリジナルの回もある)。「刑事モース」の原作は「主任警部モース」とも言えるのですが。「ジェリコ街の女」も原作と変えてきているところがあるらしい。原作を読みたい…。ハヤカワさん「ウッドストック」以降も新版を出してください…。

 2月までは老モース、2月からは若モース。春までモースです。


by halca-kaukana057 | 2019-11-25 23:04 | 興味を持ったものいろいろ

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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