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目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ

 J.S.バッハの教会カンタータが結構気に入っている。まだほんの少ししか聴いていないが、その中でも140番のコラール「目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ」BWV.645が一番好きだ。2つの旋律の絡み具合に聴き惚れた。原曲も勿論、オルガンにピアノ編曲まで色々聴いてみた。

・原曲
 聴いたのはアーノンクール/ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス盤(1983)。高音部のメロディーは弦楽器、低音部のメロディーはテノールで歌われている。どちらも打ち消しあうことなく、上手くバランスをとってお互いの旋律を奏でているなぁ。

・オルガン盤
 聴いたのはマリーニクレール・アラン盤。是非教会で聴きたい響き。原曲のテノールに当たる低音部メロディーが際立っている。所々に顔を出す伴奏部もいい。


・ブゾーニによるピアノ編曲

 聴いたのはマレイ・ペライア盤。原曲に近い。一番気に入っていて、よく聴くのがこれ。オルガンのような音の広がりはないけれど、教会で祈る心の中のように内に向かう暗めの響きが好き。バッハをピアノで弾くことに関しては色々言われているけれども、ピアノならではの響きが出せていていいと思う。
 このCDのメインはメンデルスゾーンの「無言歌集」で、こっちも気に入った。これをきっかけに無言歌集を色々聴いてみたい。メンデルスゾーンでまた取り上げるつもり。


・ヴィルヘルム・ケンプによるピアノ編曲
 勿論演奏はケンプ自身によるもの。ブゾーニの編曲とはまた違う。古い録音なので音があまりよくないけれども、ブゾーニ盤に比べると音が華やか。天使たちの歌とでも言えばいいのか。所々スタッカートを使っていて面白い。ケンプはオルガンも弾けたそうなので、もしオルガンで弾いた録音があるなら是非聴いてみたいところ。
 少し前からベートーヴェンやシューマン、ブラームスをケンプの演奏で聴いている。結構好きだ。そのうちケンプも特集して書く予定。



 これからは原曲をもっとじっくりと聴いてみたい。今までバッハは鍵盤楽器、もしくは器楽曲ソロ(無伴奏チェロ組曲とか無伴奏ヴァイオリンソナタとか)しか聴いてこなかった。声楽も含む総合的な音楽をバッハはどう作り上げていったのか聴いてみたい。
by halca-kaukana057 | 2006-11-16 21:13 | 音楽

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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