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牧場の少女カトリ 4


 ようやく「牧場の少女カトリ」の続きを観た。DVD4巻~6巻までを分けて感想を。今回は4巻。

【第14話:はじめての招待】
 牛の番をしながら「カレヴァラ」を読むのが日課になったカトリ。そこへペッカとアッキがやってくる。「カレヴァラ」を読みふけるカトリを見て、ペッカは家畜番が本を読んで何のためになるのかと言うが、反対にアッキに「一生家畜番をしているつもりか」と尋ねられ、答えられなくなってしまう。アッキはフィンランド独立・民主化への熱い思いを2人に語る。フィンランド人の、フィンランド人による新しい時代がやってくるのだと。そのためには本を読んで勉強し、「カレヴァラ」のようなフィンランド人の心が書かれている本を理解する必要がある、と。2人はアッキの話に圧倒されたが、興味を持って聞いていた。が、アッキはこの話は大人には話さない方がいいと言う。フィンランドを支配するロシアにとっては面白くない話だからだ。

 ライッコラ夫妻は、日曜日にカトリにお休みをくれた。カトリのおかげでウッラの病気が治ったといい、そのお礼だった。一方マルティのおばさんに挨拶をしていたアッキは、マルティからカトリのお休みの話を聞き、2人を正式に招待することにした。そして日曜日、アッキの家へ向かう2人。そこへ一台の自動車が通りかかる。自動車を初めて見たカトリ。その自動車はアッキの家に止まっていた。2人の男と共に家から出てきたアッキ。アッキはフィンランド独立運動で逮捕されることになったのだ。逮捕と聞いて驚き、訳が分からない2人。アッキは「考えれば、君ならわかるはずだよ」と言い残し、車で行ってしまった。そう、カトリはアッキが何故逮捕されたのか理解したのだ。

<感想箇条書き>
・「カレヴァラ」を読みふけり、カトリが相手にしてくれないのですねるアベル。かわいい。
・フィンランド独立への熱い思いを語るアッキ。BGMは勿論「フィンランディア」。ナレーションでは、アッキが逮捕されたのは1915年夏。「フィンランディア」が作曲されたのは1899年。きっとアッキは何らかの形で「フィンランディア」を聴き、独立への情熱を奮い立たせていただろう。
・アッキが来てますますすねてしまうアベル。耳を塞いでいるあたり、本人はかなり深刻。
・アッキ逮捕のシーンが何とも言えない。



【第15話:思いがけないお給料】
 カトリはテームに牛たちを北の牧場へ連れてゆくよう命じられる。北の牧場は危険な崖があるため、ゆっくり本も読めない。そこへマルティがやってくる。夏休みが終わるので、ハルマの屋敷に明日帰ることになったのだ。学校に行きたくないと言うマルティと、学校に行って勉強したいと語るカトリ。そこへヘレナがやってきて、出発が今日になったと告げ、さらにカトリに悪態をついて行ってしまう。
 雨が降ってきて、ライッコラ屋敷に戻ったカトリは暖炉の前で服を乾かしていた。そこへテームとウッラはお給料として新しい服をプレゼントする。喜んで服を着るカトリ。

<感想箇条書き>
・カトリのことでもめるペッカとマルティ。相変わらず。
・マルティが家に帰ることを知って浮かれるペッカ。にやけ具合がいい。
・でも、カトリのことになると一致団結する2人。ライバルと友情のいいバランス。
・カトリの新しい服が可愛い。カトリ可愛すぎ。



【第16話:迷子になった羊】
 フィンランドはそろそろ秋。北の牧場で牛の番をしていたカトリは、一匹の羊を見つける。どうやら迷子のようだ。ペッカに訊いても分からない。一方、ペッカは兄に彼が働く屋敷にこないかと言われていた。カトリと別れたくないペッカは勿論行きたくないと言う。でも、悩ましげだった。
 屋敷に帰る途中、カトリは狼を見かける。アベルが追い返してくれたが、どうやら羊を狙ってきたようだ。その羊は落し物らしく、カトリのものになるらしい。
 翌日から、麻の刈り取りが始まった。牛も柵のある牧場に入れ、カトリは刈り取りを手伝う。その日の仕事の後、牛を連れて帰り、さらに羊も連れて帰ることがカトリの仕事になった。羊を連れて帰る途中、何頭もの狼がカトリたちを狙う。

<感想箇条書き>
・麻の縛るのに苦戦するカトリ。さすがのカトリでもなかなかうまく行かないことがある。
・棒を持って勇敢に狼に立ち向かうカトリ。スオミの女は強かった。




【第17話:狼を退治する日】
 ライッコラ屋敷の近所で狼が随分見かけられるようになった。そこで狼退治をすることになった。カトリは拾った羊を「シロ」と名づけ、かわいがる。羊は見分けるのが難しいので、カトリは目印に足に白いリボンを結んだ。
 狼退治の日。ライッコラ屋敷からはテームが出ることになった。テームは狼をおびき寄せるために羊をおとりに使うことにした。夕方、カトリは羊を迎えに行くが、シロの姿がない。シロは間違っていおとりに使われてしまったのだ。

・秋のフィンランド。紅葉がきれいだ。
・でも、農家は収穫で忙しいのです。
・羊は名前を覚えないし見分けるのも難しいと、カトリをからかうビヒトリ。4巻からビヒトリさんがだんだん表に出てくる。ビヒトリさんも親切な人です。
・テームの鉄砲の腕はなかなかのもの。かっこいい。
・シロとは知らず、羊を森の中に置いてきてしまったテーム。なんてこった。
・最後に登場する謎の女・ハンナ。何か嫌な雰囲気がします。


【これまでの感想】
今さら「牧場の少女カトリ」1巻感想
牧場の少女カトリ 2・3巻それぞれの感想まとめ2・3巻感想
by halca-kaukana057 | 2006-11-21 21:28 | フィンランド・Suomi/北欧

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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