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シベリウス誕生日記念、管弦楽曲特集

 昨日予告した通り、シベリウス誕生日記念でもう一枚。これまでこのブログでは交響曲に協奏曲、ピアノ曲を取り上げてきたけれどもそう言えば交響曲以外の管弦楽曲を取り上げてこなかった。交響詩にもいい曲がいっぱいあるのに!!ということでまとめてこのCDでどうぞ。



シベリウス:交響詩集(ネーメ・ヤルヴィ指揮、エーテボリ交響楽団、DG)

 交響詩や劇音楽の代表的なものをまとめてどうぞ。全部感想を書くのはきついので、好きな曲を抜粋して以下感想。

<Disc1>
・「カレリア組曲」op.11
第3曲「Alla marcia(行進曲風に)」は、今結構知名度上がってきているらしい(某ドラマで流れていたとか。しかも、宴会のシーンで)。あの底抜けの明るさが楽しすぎ。でも、第2曲「バラード」を忘れないで下さい。この曲は「牧場の少女カトリ」でよく使われます。第1曲「間奏曲」も日の出を思わせるすがすがしい曲。ちなみに、この曲はもともと劇音楽で「バラード」には歌詞も付いていたんです。初稿と言えばヴァンスカ/ラハティ響で出ています。

・「アンダンテ・フェスティーヴォ」
 以前「フィンランド関連イベント盛りだくさん」の記事で、シベリウス自身が指揮した録音が聴けると紹介した曲。美しいことこの上なし。そう言えば、ピアノ曲「村の教会」op.103-1と同じモティーフが使われていたりする。

・劇音楽「クリスティアン2世」組曲op.70
 劇につけた音楽の一つ。第2曲「エレジー」と第10曲「セレナーデ」が特に好き。組曲には入っていないけれども、もともと劇音楽には入っていた「蜘蛛の歌」も好きだ。

・交響詩「フィンランディア」op.26
 言わずと知れたフィンランディア。先日のフィンランド独立記念日にフィンランド各地で行われるコンサートのトリはこの曲と相場が決まっているそうだ。この演奏は力強く爆演系。熱いです。フィンランド人のコンビではないのに熱いです。(ヤルヴィはフィンランドのお隣エストニア出身)


<Disc2>
・交響詩「夜の騎行と日の出」op.55
 あまり知られてはいない曲だが大好きな曲。タイトルの通り、夜、馬で駆けてゆき朝日が昇る。ノドの腫瘍を手術して死ぬかもしれないと絶望していた頃、つまりあの第4交響曲と同じ頃の作品だけに、どっぷり暗い。メロディーと言うメロディーが無いのに、不思議と惹かれてしまう。朝日が昇る部分がじんわりと心に染みます。

・「4つの伝説曲(レンミンカイネン組曲)」op.22
 第2曲が「トゥオネラの白鳥」のあの組曲。全曲聴くと結構面白い。第1曲「レンミンカイネンと島の乙女」の中間部分は「カトリ」でも使われている(実は今まで気がつかなかった!!)。


<Disc3>
・交響詩「エン・サガ(ある伝説)」op.9
 かなり初期の作品。不思議なリズムと、途中に鳴るお祭の太鼓のような大太鼓がツボ。だんだん病みつきになってくる。

・即興曲「春の歌」op.17
 このCDで初めて聴いた。静かな、でも待ち遠しかった春の訪れを告げるような曲。

・「鶴のいる情景」op.44-2
 「悲しきワルツ」と同じく「クオレマ」の曲の一つ。鶴の鳴き声を模したクラリネットがいい。

・交響詩「吟遊詩人」op.64
 オラモ指揮バーミンガム市響の全集で聴いて以来すっかり気に入ってしまった。ハープが細々としてるのがいいな。



 シベリウスの管弦楽曲はとにかく沢山あるのでなかなか聴ききれない。今度のBISのシベリウスBOXで聴きまくるかな。
by halca-kaukana057 | 2006-12-08 21:50 | 音楽

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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