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星のパイロット ハイ・フロンティア&ブルー・プラネット

 ようやく「星のパイロット」シリーズを読みきった。第3作「ハイ・フロンティア」と第4作「ブルー・プラネット」、2冊まとめて感想。



「星のパイロット3 ハイ・フロンティア」
(笹本祐一、朝日ソノラマ文庫、1999)

 彗星争奪レースに勝ったスペース・プランニング社は、カイロン物産の劉建と賭けていた超音速大型航空機ヴァルキリーを獲得、美紀たちはそのテストフライトをしていた。しかし、そのテストフライト中に正体不明の戦闘機からミサイル攻撃を受ける。何とか逃れたものの、その後も攻撃が続き、それは宇宙開発産業全体に及んでいた。劉建はそれが謎の巨大経済団体によるものであることを突き止める。謎の団体の意図とは?

 宇宙開発産業の利権を狙う者との戦いがメイン。あまり宇宙空間に出てません。その、軌道上で美紀やチャンたちが決行したある作戦の部分が一番面白かった。チャン大活躍。第2作ではよく分からない存在だった劉建も大活躍。今後まだまだ絡んできそうな人。
 ハッキングに関するあたりはよく分からず。

*****



「星のパイロット4 ブルー・プラネット」
(笹本祐一、朝日ソノラマ文庫、2000)

 老朽化のため、ハッブル宇宙望遠鏡がその役目を終えた。美紀たちはその回収のミッションへ。その時、管制室にいたマリオは、スウと太陽系外地球型惑星の話をしている。
 その後、スウは宇宙軍が極秘で打ち上げ、運用しているらしい地球型惑星発見衛星のデータを持ってくる。それは勿論国家機密で、スウは犯罪を犯すのを覚悟してマリオにそのデータを見て欲しいと頼んだのだ。マリオは会社のパラボラアンテナを使って、その衛星に信号を送ってみることにする。届いたデータの中に、何があるのか…。

 太陽系外の、地球のような人類が住めそうな惑星探しが柱となる第4作。話の全体でスウが大活躍です。美紀はどこ行った?ってぐらいのレベルで。
 その秘密の軍事衛星にハッキングをかけるシーンや、そのハッキングのおかげでJPLが軍に占拠されてしまうシーンとか、ドキドキするシーンが多くオモシロイ。スウが最後にある発表をするシーンも。後半、ひとり奮闘するスウがなんともたくましい。宇宙を飛んでいるわけではありませんが、天文学上の大発見をしようと広大な宇宙に立ち向かう(小柄な)女の子が活躍する物語って、本当にいいですね。


 以上、「ロケットガール」シリーズから始まった宇宙SFライトノベルスペシャルはここにて終了。たっぷり宇宙を堪能できました。「ロケガ」はアニメも好評放送中。4月には第4弾「魔法使いとランデヴー」も発売予定。続編が出ますよ!!
 宇宙SFと言えば、漫画「MOONLIGHT MILE」もアニメ放送開始。「プラネテス」&「ふたつのスピカ」以来の宇宙SFアニメ化花盛りですな。結構結構。
by halca-kaukana057 | 2007-03-27 18:03 | 本・読書

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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