2007年 08月 04日
今週の風の少女エミリー&電脳コイル
今週はアニメだけ。
【風の少女エミリー】
第18話「ローダの罠」。ローダの誕生日パーティーに招待されたエミリーとテディ。銀行家であるローダの父・スチュワート氏は各界の名士をパーティーに招待する。その中には人気女優・ジョー・ローズもいた。そのローズ見たさにパーティーに忍び込んだペリーとイルゼ。そしてパーティーの最中、いきなりローダはエミリーに、皆の前で詩を読んで欲しいと頼む。あまりに突然のことにエミリーは言葉も出なくなってしまう…。
ローダ久しぶり。しかも嫌な予感がぷんぷんする…。見事にエミリーはローダの策略にはまってしまうのですが、面白いのはその後。ローズがエミリーに話しかけるところから。ローズは今は有名女優だが、以前はハスキーな声が原因で全く評価されなかった。しかし、ある一人の新聞記者が彼女を評価する記事を書き、ローズもそれを励みにその声を武器に挑み続けた。そんなローズの生き方に心を動かされるエミリー。信じているもの、個性があってもそれを上手く表現できなかったり、評価してもらえなかったりすることは良くある。誰も評価してくれなくても信じる道を突き進む姿には憧れるが、心細く不安にもなる。でも、そんな自分を一人でも応援してくれる人がいればもっと頑張れる。かつてローズがその新聞記者に励まされたように、今度はローズがエミリーを励ます。ローダの家という敵の陣地であったとしても、応援してくれる人・陰ながら支えてくれる人は必ずいる。エミリーは運もいいのかもしれない。
その新聞記者が誰なのか判明した後のエミリーの態度がいい。その新聞記者のように、誰かの人生を変えるような文章を書きたいという静かな決意も。今後エミリーの文章に変化が見られるのだろうか?
ところで、パーティーに忍び込んだペリーとイルゼは何をしてたの?スカンクを持ち込んだ理由も意味不明…。
【電脳コイル】
第13話「最後の首長竜」。カンナの日記を手がかりに、古い空間を見つけたヤサコとハラケン。電脳霧が立ち込めるグラウンドに、なぜかデンパが立っていた。その彼の先には、なんと巨大なイリーガル?!クビナガと名前をつけ、飼っているのだそうだ。しかし、そのグラウンドではビルの建設工事が始まろうとしていた。ビルが建てば新しい空間になり、イリーガルは棲めなくなる。クビナガのためにヤサコとハラケン、デンパは古い空間を探し避難させることにしたのだが…。
珍しくデンパがメイン。しかも大きな首長竜のイリーガルが。メタバクの音を聴いたり、文字化けにも強いデンパはこんなことまでしていたのか…。クビナガを助けるため、奔走するヤサコとハラケンに対しクールなフミエ。以前電脳ペットをサッチーに削除された経験から、電脳生物には愛着を持ちたくない、と。生きている者は必ず死ぬ。電脳世界であっても。フミエのクールさ陰にある傷がとにかく切ない…。
私事になってしまうが、子供の頃、私は内緒で捨て猫を空き倉庫で友達と飼っていたことがある。しかし体の弱かったその子猫はしばらくして死んでしまった。その時のことを観ていて思い出した。飼っちゃダメと大人に言われるけれども、子供ながらその命を守りたいと思う。それはいつの時代も共通なのかもしれない。だからこそラストシーンで私もうるうる来てしまった。電脳生物に感情移入させたくないと言いつつも、一緒に泣いているフミエ。フミエのそういう所が好きだ。
今週のネタポイント。まず栄養ドリンクを一気飲みするフミエ。お前はオヤジか(笑)。しかも夏期講習で忙しいのだとか。コイルの世界でも受験かぁ…。これもまた切ないな、現実的過ぎて。
そして最大のポイントは、玉子オバちゃんが本当に女子高生だったこと。17歳…ですもんね。27…いや何でもない。女子高生で空間管理局員ってどういう立場なんだ。しかも学校に行く時はメガネはしないんだね。高校生はあまりメガネはしないのだろうか?校則で禁止、ってことはないだろうなぁ…いや、あり得る。
おかいつあそびだいすきで「やさいのようせい」再放送もスタート。土曜日がますます大変なことになりました…。
【風の少女エミリー】
第18話「ローダの罠」。ローダの誕生日パーティーに招待されたエミリーとテディ。銀行家であるローダの父・スチュワート氏は各界の名士をパーティーに招待する。その中には人気女優・ジョー・ローズもいた。そのローズ見たさにパーティーに忍び込んだペリーとイルゼ。そしてパーティーの最中、いきなりローダはエミリーに、皆の前で詩を読んで欲しいと頼む。あまりに突然のことにエミリーは言葉も出なくなってしまう…。
ローダ久しぶり。しかも嫌な予感がぷんぷんする…。見事にエミリーはローダの策略にはまってしまうのですが、面白いのはその後。ローズがエミリーに話しかけるところから。ローズは今は有名女優だが、以前はハスキーな声が原因で全く評価されなかった。しかし、ある一人の新聞記者が彼女を評価する記事を書き、ローズもそれを励みにその声を武器に挑み続けた。そんなローズの生き方に心を動かされるエミリー。信じているもの、個性があってもそれを上手く表現できなかったり、評価してもらえなかったりすることは良くある。誰も評価してくれなくても信じる道を突き進む姿には憧れるが、心細く不安にもなる。でも、そんな自分を一人でも応援してくれる人がいればもっと頑張れる。かつてローズがその新聞記者に励まされたように、今度はローズがエミリーを励ます。ローダの家という敵の陣地であったとしても、応援してくれる人・陰ながら支えてくれる人は必ずいる。エミリーは運もいいのかもしれない。
その新聞記者が誰なのか判明した後のエミリーの態度がいい。その新聞記者のように、誰かの人生を変えるような文章を書きたいという静かな決意も。今後エミリーの文章に変化が見られるのだろうか?
ところで、パーティーに忍び込んだペリーとイルゼは何をしてたの?スカンクを持ち込んだ理由も意味不明…。
【電脳コイル】
第13話「最後の首長竜」。カンナの日記を手がかりに、古い空間を見つけたヤサコとハラケン。電脳霧が立ち込めるグラウンドに、なぜかデンパが立っていた。その彼の先には、なんと巨大なイリーガル?!クビナガと名前をつけ、飼っているのだそうだ。しかし、そのグラウンドではビルの建設工事が始まろうとしていた。ビルが建てば新しい空間になり、イリーガルは棲めなくなる。クビナガのためにヤサコとハラケン、デンパは古い空間を探し避難させることにしたのだが…。
珍しくデンパがメイン。しかも大きな首長竜のイリーガルが。メタバクの音を聴いたり、文字化けにも強いデンパはこんなことまでしていたのか…。クビナガを助けるため、奔走するヤサコとハラケンに対しクールなフミエ。以前電脳ペットをサッチーに削除された経験から、電脳生物には愛着を持ちたくない、と。生きている者は必ず死ぬ。電脳世界であっても。フミエのクールさ陰にある傷がとにかく切ない…。
私事になってしまうが、子供の頃、私は内緒で捨て猫を空き倉庫で友達と飼っていたことがある。しかし体の弱かったその子猫はしばらくして死んでしまった。その時のことを観ていて思い出した。飼っちゃダメと大人に言われるけれども、子供ながらその命を守りたいと思う。それはいつの時代も共通なのかもしれない。だからこそラストシーンで私もうるうる来てしまった。電脳生物に感情移入させたくないと言いつつも、一緒に泣いているフミエ。フミエのそういう所が好きだ。
今週のネタポイント。まず栄養ドリンクを一気飲みするフミエ。お前はオヤジか(笑)。しかも夏期講習で忙しいのだとか。コイルの世界でも受験かぁ…。これもまた切ないな、現実的過ぎて。
そして最大のポイントは、玉子オバちゃんが本当に女子高生だったこと。17歳…ですもんね。
おかいつあそびだいすきで「やさいのようせい」再放送もスタート。土曜日がますます大変なことになりました…。
by halca-kaukana057
| 2007-08-04 22:07
| Eテレ・NHK教育テレビ