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冬から春へ…節分に聴きたいシベリウス

 今日は節分。節分とは、もともと各季節(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことを言うそうだ(今日知った)。明日から、暦の上では春。今日は関東でも雪が降って、まだまだ春は遠そうだが、そのうち春は来るんだなという気持ちにさせてくれる。

 (暦の上では)冬から春への架け橋となる今日。シベリウスの「交響曲第2番」を聴いている。私はこの曲を聴くと、冬から春へ移り変わる風景を思い浮かべる。冒頭の弦の囁きや木管ののどかな歌は、雪解け水の小さな流れ。その後、第2・3楽章では明と暗、躁と鬱、希望と不安、長調と短調を繰り返し、大団円のフィナーレへ。この流れが、冬から春へと移り変わる風景に聞こえる。一度温かくなったと思っても、数日後にはまた真冬に逆戻り。4月でも雪が降ることがある。それでも、平均気温は少しずつ上昇し、ゆっくりと雪が融け始める。雪の間からふきのとうが顔を出し、日差しにも変化を感じる。そうやって春がやってくる。

 真冬の間はシベリウスでも4番や6番、7番と言った暗め、冷たい感じのする曲を聴きたがるのに、3月が近づくと2番が聴きたくなってくる。人によっては、2番は夏という意見もあると思う。でも、私は冬から春になるあたりだな、と思う。2番を聴きながら、春を待つこととしよう。

 ということで最近のシベリウス2番セレクション。
シベリウス:交響曲第2番
パーヴォ・ベルグルンド指揮/ヘルシンキ・フィル/EMIミュージック・ジャパン
 まずは定番ベルグルンド&ヘルシンキ・フィル。温かくて、優しい2番です。聴いているととても安心するのは、落ち着いているせいもあるからかも。初めてこの演奏を聴いた時、ホッとしたのを強く覚えています。2番って、シベリウスの曲の中では派手目の曲だと思うのに、あんまり派手に感じないのは、さすがベルグルンド。勿論、ヨーロッパ室内管もお勧め。


ライヴ・イン・東京 1970
ジョージ・セル指揮/クリーヴランド管弦楽団/ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
 もう一枚。セル&クリーヴランド管の日本公演を。こっちは力強い2番。でも、爽やかでしっかりしている。セルの指揮は結構好きです。



 では、「N響アワー」のブロムシュテットのシベリウス2番を聴いてきます(実はこれに合わせた記事でもあったりする)。ブロムシュテット、本当に元気だなぁ…。80代には見えません。
by halca-kaukana057 | 2008-02-03 21:05 | 音楽

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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