人気ブログランキング |

いつか、誰かと見上げる宙を

 まず、先日作った「大人の科学」のガリレオの望遠鏡で月を見ました。見頃に近づいてきました。
f0079085_22183967.jpg

 私の持っている天体望遠鏡の三脚に、ガリレオの望遠鏡を付けてみた。ペットボトルにも取り付けられますが、ペットボトルが無かったのと、さすがにペットボトルだとこの望遠鏡の雰囲気が台無しになってしまうような気がしたので。

 現在の一般的な望遠鏡(ケプラー式)よりも、やっぱり視野が狭い。天体を入れるのに、いつもよりも時間がかかった。ちょっとぶれただけでも視野から外れてしまう。天体がうまく入っても、今度はピントを合わせる時にまたぶれる。ゆっくり動かすことと、根気強さが必要です。

 そしてようやく見えた。月のクレーターまではっきりと見えます。すごい!筒は紙で出来ているのに、ここまで見えるとは驚き。ガリレオもこうやって月を見ていたのだろうか。
 接眼レンズにカメラのレンズを近づけて、がんばって写真を撮ってみた。私のカメラではこれが限界か。
f0079085_20214273.jpg
f0079085_2021542.jpg



 その後、普通の天体望遠鏡(ケプラー式屈折望遠鏡)で見てみた。こっちがケプラー式のレンズで撮った月。視野の広さが違います。
f0079085_22263715.jpg
f0079085_22264616.jpg

 やはり天体を入れやすいのはこっち。ガリレオと、望遠鏡の進化に感謝。



 月と言えば、NASAの月探査衛星「ルナー・リコネッサンス・オービター(LRO)」に載せて名前を月に送ろうという企画が。「かぐや」「はやぶさ」に続き、家族の名前も一緒に送りました。
応募はここから。日本語でもOKらしいです。6月27日まで。お早めに!
NASA:Send Your Name to the Moon

 さらに、同じくNASAの太陽系外惑星観測衛星「ケプラー」でも募集中。こちらは11月1日まで。
Kepler | Educators | Names into Space


*****

 さて、こうやって宇宙に関する話題に興味を持ち、ブログに時々宇宙・天文のことを書いている私ですが、実際の天体観測に関してはとても弱い。持っている望遠鏡で見たことがある天体は、月ぐらい(一応火星も)。そして、星を見ている時はいつも一人だった。一人でいて不満があるわけではない。以前「星を見る私」(2006.11.13)で書いたように、私にとっては一人で見ている方が自然。静かに星空を見つめ、その暗さ、広さ、深さを感じ、向き合いたい。その想いは今も変わらない。

 ただ、誰かと見ていたらどうなるだろう?という疑問もわいてきた。天文部が舞台の漫画「宙のまにまに」では、星空を通して想いを共有することがテーマとして描かれていると読んでいる。この作品の影響でもあるし、これまでやったことのないことへの興味もある。星・宇宙・天文への思いは人によってそれぞれ。他の人は、どういう想いで宙を見上げているんだろう?星空を通して、私も誰かと想いを共有出来るのだろうか。出来るならやってみたい。一人でも楽しいこの星空を、誰かと見ることでもっと楽しい、かけがえのないものにしたい。

 天体観測の実践を積みたい、誰かと星空への想いを共有してみたい。それから、「天文学者はロマンティストか?」のところで考えた"文化としての宇宙"についても追求してみたい。あと、天文学について一から学びなおしたい。そんな考えから今年、「星空案内人資格認定制度」で「星空案内人(星のソムリエ)」の資格をとることにしました。5月中に、講座の第1回が始まります。資格取得後、ボランティアとして活動できそうなところの目処は立っていませんが、資格を取る過程でなんらかの情報も得られるかもしれない。資格を取るためには実技試験もあるそうで、簡単にはいかないみたいですが、その過程で実践を積んでいけたらと思っています。

 この本がテキストとして使用されます。
星空案内人になろう! ~夜空が教室。やさしい天文学入門 (知りたい!サイエンス 18)
柴田 晋平 他 /技術評論社/2007


 読んでみたら、忘れていることも多かった。高校の地学の教科書を引っ張り出してきてしまった。講座が始まるのが楽しみです。




【その他関連・参考記事】
宙のまにまに 1
宙のまにまに 3
宙のまにまに 4

【追記と訂正】
 ガリレオの望遠鏡ですが、ケプラー式のレンズと換えたまま使っていたため、当初の月の画像はケプラー式でのものです。ガリレオ式の画像を追加しました。訂正してお詫びいたします。
by halca-kaukana057 | 2008-05-10 23:06 | 宇宙・天文

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31