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音から情景を描け

 先日のコンサートのことを思い出しながら、ピアノの練習をしています。あんな音、どうやったら出せるんだろう…。長い長い道のりだ。

 先日、こんな本を買いました。
あなたも弾ける!ピアノ曲ガイド―青島広志のアナリーゼ付き!
青島 広志/学習研究社/2008
 テレビでもお馴染み、作曲家の青島広志先生によるピアノ曲解説本。しかも、ブルグミュラーやシューマン「ユーゲントアルバム」、「アンナ・マクダレーナのためのクラヴィーア小品集」、ソナチネなど初級レベルの曲限定。これは私にとって嬉しい内容の本。 この本を読んでいたら、もっとじっくり曲を読み込みたくなった。そしてそれによって、演奏にも変化が生まれていけばいいなぁ…と感じている。いい本です。


【ブルグミュラー25】
◇22:バルカロール(舟歌)
 歌う練習中。しかし、途中何度も止まってしまう。指使いを間違えて後に続かなくなってしまうことがほとんど。上の青島先生の本を参考に、この曲を読み込んでみる。ポイントは情景を描くこと。
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冒頭部分と主題のメロディーは、静と動の対比になっていると思う。それを繋ぐのが9小節目から12小節目まで。ゆっくりと動き出す船と波をイメージして。

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20小節目の♭ラの指を間違えて、後に続かなくなることが多い。さらに19小節目。主題の流れが変化する重要な部分なのに、左手伴奏が頻繁に迷子になる。落ち着いて。

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23小節と24小節はメロディーが一緒。船の船頭さんたちが呼び合ってる声かな?24小節目は23小説のやまびこのようにしてみよう。


【*追記080526】
 「23小節と24小説はメロディーが一緒」…一緒ではありません。24小節目は「ドシラドソファ」です。また間違えましたごめんなさい。
 この少しの違いは何なのだろう?この曲を読み解くヒントが隠されているのだろうか?
(追記ここまで)


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28・29小節目、スタッカートとスフォルツァンド。船・波の動きが変化している。複数の船がすれ違って、ちゃぷちゃぷ音を立てながらしぶきが上がっていると読んだ。30・31小節目でお互いの船が遠ざかり、32小節目で元の動きに。

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40小節目からまた同じメロディーの繰り返し。でも呼び合う声じゃない。何かが迫ってきているような…波止場?船の動きが止まり、波も穏やかに。
でもここ、船が視界から遠ざかり、だんだん見えなくなっていくようにも感じる。どっちだろう?裏づけはないだろうか。

 まさにこの曲は、音楽の4次元での動きを表現する練習にぴったりだと思った。


【グリーグ:アリエッタ】
 いい状態になってきたのだが、横のメロディーの流れと、縦の音の重なりのバランスが取れてない。特にこの部分。
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7小節目の丸で囲んだ部分。右手の指が辛い。今は鍵盤を押すだけで精一杯。じきに指が開くようになって欲しい。ならないと困る。

 メロディーを浮き立たせ、歌えるようになるまではまだまだ。引き続きひたすら反復練習。短い曲は反復練習しやすい。


 この間から、短調の曲が弾きたいと強く思うようになった。「バルカロール」も「アリエッタ」も穏やかで好きなのだが、短調要素が足りない。そこで、この2曲を追加。

【クリーガー:メヌエット】
 「プレ・インベンション」から。子どもの頃ピアノを習っていた時に弾いたことがある。この悲しいメロディーが気に入っていた。懐かしくなったので、また演奏することにした。「プレ・インベンション」もあまり使っていなかったので、ブルグと併用しよう。
 ロマン派の曲ばかり弾いていると、バロックの旋律をとても弾きにくいと感じる。右手・左手ともにスラーを大事に。


【ベートーヴェン:エリーゼのために】
 短調の曲を弾きたいと思った時に、バロックかベートーヴェンかシューマンから選ぼうと思っていた。先日のコンサートで聴いた「エリーゼのために」が印象に残っていて、もう一度演奏したくなった。以前ベーゼンドルファーで弾いて玉砕して以来、あまり熱心に取り組んでなかった。これで何度目の挑戦になるんだろう…今度こそ。
by halca-kaukana057 | 2008-05-16 20:58 | 奏でること・うたうこと

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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