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わかりたい、近づきたい 平均律クラヴィーア曲集

 先の記事「わかって、わからなくなって」では、これまでわかっていたものがわからなくなることについて書いた。今日はその反対。わからなかったものをわかりたい、という話。

バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻(全曲)
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)/deutsche harmonia mundi/BMG JAPAN

 以前…クラシックを聴き始めた頃、J.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集を聴いてみたいと思って、このCDを聴いた。でも、その時はさっぱりわからなかった。チェンバロの音にも慣れていなくて、あまり好きになれなかった。ピアノの独学も始めた頃でもあったので、チェンバロではなくピアノの演奏が聴きたいとも思っていた。

 それからしばらく経った今、またこのCDを聴いてみた。沢山とは言えないけど、色々な音楽を聴いてきたからだろうか。チェンバロの音も快い。チェンバロの音色も、ピアノに負けないぐらい多彩だ。特徴ある音色のせいか、ピアノよりもキラキラしているように聞こえる。第5番二長調のプレリュードはトランペットのファンファーレに聞こえるというが、それも納得。堂々としたトランペットだった(現代のトランペットとは違うだろうけど)。

 そして、平均律や音楽理論のことももっと知りたくなった。調律法と微妙な音の違い…私の耳では聞き取れないけど、その理論は興味深い。ひとつの黒鍵を押しても、音が2種類あると考える。簡単には理解できないけど、わかりたい。近づきたい。そう思って、このCDを聴いている。もちろん、理論とか抜きにしてもこの曲は美しい。美しいと感じるだけでもいい。でも、どうせならその美しさの秘密も探ってみたい。



 音階の科学的なことについては、こんな本がある。
音律と音階の科学―ドレミ…はどのようにして生まれたか
小方 厚/講談社ブルーバックス

 本屋で立ち読みしてみたものの、あまりにも難しそうで読まずにいた。理解できるかわからないけど…今が私にとっての読み時なのかもしれない。うん。




 ちなみに、何故1巻ではなく2巻なのかというと、図書館に2巻しかなかったからです…。1巻も聴きたい。レオンハルトは「インヴェンションとシンフォニア」もチェンバロで録音しているみたいだし。それも聴きたい。

 もうひとつ、余談。あちこちで話題になっているアレを、私も注文してしまいました…。
HMV:ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOX(50CD)
 バロック音楽のCD50枚入りで約5000円。50枚も聴くのか?と思ったけど、聴いてみたい曲も何曲か入っていたので思い切って注文。レオンハルトの「ゴルトベルク変奏曲」も入ってる。届いたらバロック音楽祭りをやろう。楽しみだ…ちょっと怖いけどw
by halca-kaukana057 | 2008-06-10 21:51 | 音楽

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by 遼 (はるか)
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