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フィンランドデザインと氷の関係

 以前「北欧に学ぶ、冬を"楽しむ"方法」の記事で、北欧デザインと冬の暮らし方について書いた。高緯度の厳しい冬と共に生き、楽しもうとする姿勢が見える北欧のデザインと、そのデザインプロダクトを使ったライフスタイル。そんな考え方が伺えるデザインプロダクトをまた見つけました。

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 これが何かと言いますと、フィンランドデザインの巨匠・アルヴァ・アアルトがデザインした花瓶アアルトベースと同じ形の製氷皿。そう、アアルトベースと同じ形の氷が出来るんです。なんということだ。
iittala(イッタラ):Aalto アイスキューブモールド
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iittalaのロゴ入りです。この青い色がいい。

 2006年、アアルトベース70周年を記念して作られたのだそうです。アアルトベースの形を氷にまでしてしまうなんて、氷に親しむフィンランド人ならではの発想?以前の記事でも取り上げたタピオ・ヴィルカラのgaissaも氷をモチーフとしていた。深読み&勝手な妄想のし過ぎ?

 何はともあれ、氷を作ってみよう。
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 アアルトベースの形がいっぱい。増殖器と呼ぶべきか。
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氷だけ拡大。
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アルヴァ・アアルトの妻であるアイノ・アアルトのグラスに入れてみた。
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夫婦コラボ?

 今度はgaissaに入れてみる。
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入れたのはお酒ではありません。某ぶどう味の炭酸飲料です。

 これまで飲み物に入れる氷に関しては、あまり考えたことが無かった。しかし、デザインプロダクトは飾っておくだけでは意味が無い。使ってこそのデザインプロダクト。イッタラのグラスは、飲み物を入れた時のガラスの透明度がさらに映えると感じるのだが、氷を入れるとまた変わる。違う表情を見せる。グラスは勿論、中の飲み物も氷も全てデザイン・表現の一部。使った時に初めて、ひとつのデザイン・表現として完成されるのかもしれない。だとすると、氷だってデザインしたい。そんなことを、この氷を見て感じました。

 氷だけでなく、ゼリーやシャーベットを作っても楽しそう。ゼリーの場合、この製氷皿がゴム製で曲がりやすいので、ゼリー液をこぼさないように注意が必要。固めのほうがよさそう。あと、羊羹を作ってしまった人もいるらしい。アアルトベース型の羊羹…。和洋折衷ならぬ、和芬折衷?

 フィンランド・北欧デザインにはこんな面白いものもあったのか。まだまだ奥が深い。
by halca-kaukana057 | 2008-08-21 23:04 | フィンランド・Suomi/北欧

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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