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文章の書き方/文章のみがき方

 ブログを始めてもう4年。ネット上に文章を書くということが、私にとっては習慣のようになっている。文章を書くこと自体なら、学生時代の論文とかレポートとか作文などもあったし、私的な日記に、仕事の書類など、文章を書かない日はないと言ってもいい。それなのに、文章を書くことは何故こんなに難しいのだろう。作家の小説やエッセイを読んでいると、きれいな文章だなとか、わかりやすくてどんどん読める文章など、いいなと思う文章にいくつも出会う。その後自分で文章を書くと…くどいしわかりにくいし、読みづらい。いいなと思う文章って、何が違うんだろう?そう思って手に取ったのがこの2冊。

文章の書き方
辰濃 和男/岩波書店・岩波新書/1994








文章のみがき方
辰濃 和男/岩波書店・岩波新書/2007






 著者の辰濃さんは朝日新聞の記者で、「天声人語」を書いていらっしゃった方。 新聞記者となれば、文章を書かないと仕事にならない。しかも、最新のニュースを正確に、わかりやすく伝えられる文章を書かねばならない。言わば文章のプロ。でも、文章のプロでも悩むことも多く、締め切りが迫っているのに書けない時はストレッチ体操や太極拳をして、身体を動かしていたのだそう。そうすると、心身スッキリとして、筆が進むのだとか。

 私が気をつけたいと思ったことは、誰かに伝えたいこと、強く思ったことなど、何が書きたいのかをはっきりさせること。あれもこれもと欲張ると、伝えたいことが散漫してしまい、読みにくくなってしまう。一文が長くなってしまうのも、よくやってしまう。大げさな言葉を使いすぎてしまうのも。読んでいて、「ああ、これは直さなきゃ」と思ってばかりいました。

 特に、「文章を書く時に辞書を手元に置く」というのがあったのだが、これは大事だと思う。故小渕元首相が「ボキャ貧」なんて言っていたことがあったけど、自分もまさにそれだなぁ…といつも感じる。辞書を引くのは好きで、昔は暇な時に辞書(国語辞典でも英和辞典でも何でも)をペラペラめくって、面白い言葉を探すのが好きだった。デジタルの辞書はそういう冒険が出来ないからつまらない。そう思っていたのに、辞書を開かないことが増えてしまった。また辞書の探検をしてみよう。

 ただ読みやすくわかりやすい文章を書くだけでなく、日常の小さな発見を大切にすることや、自己と向き合うという心や考え方・視点について書いているのも面白かった。文章を書くということは、自分の心・思考を表現すること。自分と向き合い、磨くことにも繋がる。

 人に見せる・見せないに関係なく、どんどん書いてみようと思う。「書き方」より「みがき方」の方が読みやすいと感じましたが、「書き方」に詳しく書いてあることもあるので、読むなら是非両方とも読むことをオススメします。
by halca-kaukana057 | 2008-09-28 22:42 | 本・読書

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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