2008年 10月 19日
終われない、先に進めない
現在練習中のブルグミュラー25「帰途(再会)」の練習が未だに行き詰っている。前回の練習記録から2週間、何も進歩していない。指定テンポで演奏しても自滅するから、メトロノームで指定テンポよりも遅く練習する。だが、そのうちメトロノームを無視して走ってしまう。メトロノームをつけず、録音しようとすると指定テンポに。速度を上げても弾けないことはわかっているのに、なぜ上げてしまうのだろう。演奏している時、とても焦っている。少しリタルダントしたほうがいいと思うところはあるのに、速度を落とせない。
例えばここ、12小節目と15~16小節目。
それから、前奏と第1主題、第1主題と第2主題、第1主題とコーダの部分など、主題が変わる繋ぎの部分で焦ったりこけたりしていることが多い。間を空けるわけにも行かないのに。
この曲を完成させるために、やるべきことは何か、どう練習していったらいいのか具体的に見えてこない。練習していて苦しい。とにかく焦ってしまって、自分の演奏を冷静に、客観的に聴くことが出来ない。以前、「せきれい」を練習していた時にも同じような苦しさを感じていた。技術的に行き詰っていて、それを解決するために必要なことが見えてこない。「せきれい」はその後、再チャレンジして仕上げた。自分にとっていい課題になった曲だった。
「せきれい」の時のように、一旦終わらせて次の曲に進むことも考えた。しかし、次の曲は「つばめ」。すばやい手の交差が求められる曲だ。…状況は「帰途」と大して変わらないと思う。その次は「貴婦人の乗馬」。「ブルグミュラー25の練習曲」最後の曲だ。この曲はブルグのまとめにやろうと決めているので、まだ手は付けたくない。「帰途」だって、和音の響きとその響きをつなげてメロディーとして歌うという課題は、今後求められるであろう技術であるはず。しかもこのテンポで、幅広い強弱で。まだ続けるつもりだが、ここからどう進んでいったらいいだろう。
先に進めないなら、後に戻ろうか。ブルグミュラーのおさらいを兼ねて。
おさらいをするならと、ブルグミュラー25のCDをもう一枚買った。
◇ピアノ・レッスン グルリット初歩者のための小練習曲集/ブルクミュラー25の練習曲
クラウス・ヘルヴィッヒ/伊奈和子/ ビクターエンタテインメント
HMVでは試聴できます→HMVのページへ
エッシェンバッハのよりも音が良く、聴きやすい。タイトル訳もちょっと変わっていて、17曲目の「おしゃべりさん」が、「小鳥のおしゃべり」になっていたのはなるほどと思った。
「せきれい」の行き詰っていた頃の記事
・まだまだ続くブルグミュラー25カップ…
(2006.9.23)
・速く、軽く、美しく…「せきれい」
(2006.11.5)
・「せきれい」の誓い
(2007.3.20)
・せきれいの月面三段跳び
(2007.3.27)
*****
【追記081020】
練習が滞っていることに、ナーバスになり過ぎてしまった。テンポを落としての練習を続行。それと、テンポにとらわれて別の大事なことを忘れてしまっていると感じる。テンポを落として、軽いスタッカートを出せるように弾いてみる。
♪帰途 テンポを落として練習録音ピアノ録音置き場ブログへ
このぐらいの速さだと、手や指、手首の動きに注目しながら練習できる。しかし、第2主題から第1主題に戻る25小節目以降、テンポが見事に上がってしまっています。練習はここからだ。それと、その25小節目の一番最初の音は「sf」でドン!大きくしメリハリを出す。ここが上手くいかない。一番最初の音ではなく、それ以降の音が大きくなってしまっている。ペダルの使い方にあるのだろう。ここも要研究、要練習。
例えばここ、12小節目と15~16小節目。
それから、前奏と第1主題、第1主題と第2主題、第1主題とコーダの部分など、主題が変わる繋ぎの部分で焦ったりこけたりしていることが多い。間を空けるわけにも行かないのに。
この曲を完成させるために、やるべきことは何か、どう練習していったらいいのか具体的に見えてこない。練習していて苦しい。とにかく焦ってしまって、自分の演奏を冷静に、客観的に聴くことが出来ない。以前、「せきれい」を練習していた時にも同じような苦しさを感じていた。技術的に行き詰っていて、それを解決するために必要なことが見えてこない。「せきれい」はその後、再チャレンジして仕上げた。自分にとっていい課題になった曲だった。
「せきれい」の時のように、一旦終わらせて次の曲に進むことも考えた。しかし、次の曲は「つばめ」。すばやい手の交差が求められる曲だ。…状況は「帰途」と大して変わらないと思う。その次は「貴婦人の乗馬」。「ブルグミュラー25の練習曲」最後の曲だ。この曲はブルグのまとめにやろうと決めているので、まだ手は付けたくない。「帰途」だって、和音の響きとその響きをつなげてメロディーとして歌うという課題は、今後求められるであろう技術であるはず。しかもこのテンポで、幅広い強弱で。まだ続けるつもりだが、ここからどう進んでいったらいいだろう。
先に進めないなら、後に戻ろうか。ブルグミュラーのおさらいを兼ねて。
おさらいをするならと、ブルグミュラー25のCDをもう一枚買った。
◇ピアノ・レッスン グルリット初歩者のための小練習曲集/ブルクミュラー25の練習曲
クラウス・ヘルヴィッヒ/伊奈和子/ ビクターエンタテインメント
HMVでは試聴できます→HMVのページへ
エッシェンバッハのよりも音が良く、聴きやすい。タイトル訳もちょっと変わっていて、17曲目の「おしゃべりさん」が、「小鳥のおしゃべり」になっていたのはなるほどと思った。
「せきれい」の行き詰っていた頃の記事
・まだまだ続くブルグミュラー25カップ…
(2006.9.23)
・速く、軽く、美しく…「せきれい」
(2006.11.5)
・「せきれい」の誓い
(2007.3.20)
・せきれいの月面三段跳び
(2007.3.27)
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【追記081020】
練習が滞っていることに、ナーバスになり過ぎてしまった。テンポを落としての練習を続行。それと、テンポにとらわれて別の大事なことを忘れてしまっていると感じる。テンポを落として、軽いスタッカートを出せるように弾いてみる。
♪帰途 テンポを落として練習録音ピアノ録音置き場ブログへ
このぐらいの速さだと、手や指、手首の動きに注目しながら練習できる。しかし、第2主題から第1主題に戻る25小節目以降、テンポが見事に上がってしまっています。練習はここからだ。それと、その25小節目の一番最初の音は「sf」でドン!大きくしメリハリを出す。ここが上手くいかない。一番最初の音ではなく、それ以降の音が大きくなってしまっている。ペダルの使い方にあるのだろう。ここも要研究、要練習。
by halca-kaukana057
| 2008-10-19 22:27
| 奏でること・うたうこと