みなみさんのリクエストで、ペツォールト(J.S.バッハの作と言われていたが、実際はペツォールトのもの)の「メヌエット ト長調 BWV,Anh114」を録音しました。「クインテット」では4拍子に編曲された「ラヴァーズコンチェルト」として演奏されています。
ピアノ名曲120選 初級編
/音楽之友社
楽譜は音楽の友社「ピアノ名曲120選初級編」のものを使いました。また、オマケでキーボードを使ってハープシコード風、オルガン風のバージョンも録音。
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ペツォールト (伝 J.S.バッハ):メヌエット ト長調 BWV Anh.II/114
弾いてみて感じたのは、バロック音楽をどう弾いていいのか分からないこと。私はこれまでロマン派編重でやってきたわけだが、バロック音楽は曲想がはっきりしておらず、楽譜の装飾符の指示も楽譜によって大きく異なる。演奏者によっても異なる。だから、その曲が何を表しているのか分からず、どう弾いたらいいのかも分からない。この録音も、これでいいのかと思っている。もっとスタッカートを効かせた方がいいのかとか。今回はレガート気味に弾いてみた。旋律の流れを重視したかったから。バロックを弾くには、独学じゃ無理なんだろうと思っている。対位法を勉強するしかないのか・・・?(大学時代にとった楽典の授業では、さすがに対位法はやらなかった。音楽専門ではなかったので)
あと、この曲はト短調のメヌエットと対になっており、楽譜の解説によるとト長調を弾いた後続けてト短調を弾き、また続けてト長調に戻ると書いてあった。ト短調はもう少し練習することにして、今度はその解説どおりに弾いてみようと思います。
ペツォールトに関する解説は
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