人気ブログランキング |

2009年 12月 21日 ( 2 )

 前の野口さん搭乗のソユーズの記事に関連して、教育テレビの話題を。

 今日の「クインテット」。ドラマパートを観て「!!?」となりました。アリアさん、シャープ君、フラットさんがスタジオの窓から「宇宙ステーションが見えた!」と。朝の「クインテット」の約30分前、宇宙ステーションに向かってロケットが打ち上げられた。なんという絶妙なタイミング!!これは打ち上げに合わせたのか?と思わずにはいられませんでした。
 3人が見ていた宇宙ステーションは、円形のSFに出てくるような形。しかも、「見えた」ってはっきりと形がわかるぐらい。…実際にはこんなはっきりは見えませんよ…。星のような、瞬かない明るい光の点が、スーッと空を飛んで行くように見えます。と、突っ込まずにはいられなかった宇宙ファンでもある自分でした。ただ、見えることは見えます。「クインテット」で宇宙を、宇宙ステーションのことを、絶妙なタイミングで取り上げてくれたのが嬉しかった。

 そして宇宙ステーションで演奏したい~と演奏したのが、山下達郎の「アトムの子」。おお、山下達郎ですか。いい歌詞です。
みんなで 力を合わせて
素敵な 未来にしようよ
どんなに 大人になっても
僕等は アトムの子供さ

大人にも、子どもにも、何かを考えさせてくれる歌詞ですね。

 実際、宇宙ステーションで演奏はできるのか。ISSにはキーボードが置いてあって、2005年の野口さんの初飛行(STS-114)では、そのキーボードで野口さんが「世界にひとつだけの花」を演奏していました。他にも、ギターを持参する飛行士もいるんだそう。で、今回、野口さんはある楽器を持参しているらしいのです。野口さんのブログで、ISSでチェロを演奏したいという記事を見たような見なかったような…という話をtwitterでしていたら、こんなツイートが。
どうやらスパッラという古楽器を持っていこうとしているようです>野口さん。 制作者の方にコンタクトをとったとか。
twitter:lizard_isanaさんのつぶやきより

 ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラという古楽器。ヴィオラよりすこし大きめの、肩にあてて演奏する弦楽器です。これを持っていこうとしているらしい。実現したのだろうか。宇宙からの演奏、是非聴いてみたいです。
 ヴィオロンチェロ・スパッラについて詳しくは以下。
HMV:無伴奏チェロ組曲全曲 寺神戸亮(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)
スパッラの写真と、試聴もできます。


 一方、先週の「おかあさんといっしょ」土曜日、ファミリーコンサートで放送されたのが「ボロボロロケット」。ファミコンの収録は少し前だから、偶然かぶったとしか思えないけど、まさか…。確かにソユーズの歴史は古いけど、ボロボロじゃないよ!!と突っ込まずにはいられませんしたw

 教育テレビとロケットの関係、まだまだ続きそうです。いや、ガンガンやってくれ。

関連記事:おかいつとロケットの関係 「ボロボロロケット」
by halca-kaukana057 | 2009-12-21 22:18 | Eテレ・NHK教育テレビ
 日本時間今朝6:52,野口総一宇宙飛行士が搭乗する、ロシアのソユーズ宇宙船(21S)が打ち上げられました。無事軌道にも乗り、ISS(国際宇宙ステーション)へ向かいます。

JAXA:国際宇宙ステーション長期滞在搭乗員野口宇宙飛行士搭乗のソユーズ宇宙船(21S/TMA-17)の打上げについて

JAXA:JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在:野口総一宇宙飛行士

 ネットでロシア宇宙局の中継、NASA TV、JAXA放送、YAC(日本宇宙少年団)放送と、テレビでNHKの中継を観ていました。非常にスムーズな打ち上げで、その後も安定した飛行。さすがはソユーズ。40年間、基本的な構造は変わっていない、しっかりとした技術がロシアの宇宙開発を支えてきたんだと実感します。


NASA TVでの打ち上げ中継の模様。打ち上げの迫力はたまりません。船内映像を見ると、狭そう…と感じてしまいます。しかし、打ち上げ時の振動はスペースシャトルよりも少ないそう。以下、この動画の見どころを。

f0079085_21172543.jpg

1分40秒あたり。奥に座っている野口さんが、手を振ってサムアップ。余裕そうです。加重力・Gはシャトルよりきついそうですが、厳しい訓練を積み重ねた結果なのでしょうね。

f0079085_21194656.jpg

4分あたり。船長のオレッグ・コトフ飛行士が、棒のようなもので操作パネルのスイッチを突っついています。これがソユーズの"突っつき棒"。操作パネルに手が届かないので、棒で突っついているだけなんです。アメリカでも、宇宙船の操作パネルに手が届かなかったことがあり、その後操作パネルの位置を変更しました。一方ロシアは鉛筆…じゃなくて棒を使った。ロシアの宇宙開発は実用的でシンプル。そう簡単に仕様や技術を変更しない。そんな考え方が、この棒にも表れていると感じます。ちゃんと訓練の時も、この棒を使って訓練するんですよw

 ところで、動画を見てあれ?と思うのが、船内にぶら下がっている黒い熊(猫?)のぬいぐるみ。これは、無重力になったかどうかを確かめるためにぶら下げられているのです。無重力になれば、浮く。至ってシンプル…。ガガーリンの初飛行の時からの伝統だそうです。ちょっとお茶目ですw
f0079085_21301139.jpg

9分以降、このぬいぐるみが浮きます。


 ISSへは23日朝にドッキング。その日の早朝、ISSと野口さんの乗るソユーズ宇宙船のランデブーが見られるかも!5時19分ごろ、北海道、東北、関東北部でチャンスあり。私も挑戦してみるつもりです。晴れればいいなぁ…。各地の詳しい情報は、以下JAXAのサイトでチェックしてね。
国際宇宙ステーションを見よう

 野口さんは2005年にアメリカのシャトル、そして今回ロシアのソユーズにも搭乗。両方に搭乗した日本人飛行士は、野口さんが初めて。アメリカとロシア、両国の有人宇宙飛行技術を実際に乗ることで比較し、学び、今後の日本の宇宙開発に役立てることができると思います。勿論、日本も無人探査機の技術では負けてませんが、有人飛行となるとまだまだ手探りの部分もある(それでも、「きぼう」やHTVで徐々に技術を得られてきたと感じます。特にHTVの運用は素晴らしかった)。日本の宇宙開発の更なる一歩を期待しています。

f0079085_21402349.jpg

 Вы можете пойти,Счастливого пути! /行ってらっしゃい、よい旅を!!

*上の写真は食玩「王立科学博物館」より、打ち上げ前のソユーズと、打ち上げ後のソユーズ。お気に入りです。
by halca-kaukana057 | 2009-12-21 21:45 | 宇宙・天文

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)