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2010年 05月 16日 ( 2 )

 今日の宵は、とても素晴らしい時間でした。まず、細い月と金星が大接近。数日前から楽しみにしていました。日没後、まだ空が明るいうちから見られました。

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夕暮れの空に、月と金星。7時過ぎの撮影です。この後、月と金星はどんどん接近していきました。この撮影の後、外に出て見ていたのですが、空を見上げる私のそばを自転車で通りかかった男子中学生が、私の視線のほうを見て「おっ!」と声をあげていました。一緒に見たわけではないですが…一瞬でも宙を見ることを共有できて、嬉しかったですw

 外に出たのには理由があります。国際宇宙ステーション(ISS)と、昨日打ち上げられたスペースシャトル・アトランティス(STS-132)の並走が見られるから。しかもかなりいい条件で。空の開けた場所で、金星と月を見ながら待つ。
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 先にISSが来ました!月&金星のすぐそばを通ってる!まず、この光景に歓喜。そして、しばらくして、ISSを追うようにアトランティスが見え始めました。
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 明るいほうがISSです。ISSとシャトルの並走を見られたのは、星出彰彦宇宙飛行士が搭乗したSTS-124以来2度目。今回は撮影にも成功しました。嬉しいです。撮影する方角においてシャッターを切ったら、カメラはあとは放置しておけばOK.なので、撮影中は追いかけっこをするようなISSをアトランティスをじっと見つめていました。心の中では大興奮です。そして、撮影した画像を見て、自分でも驚きました。本当に撮れた!ISSとシャトルの並走が見られたこと、撮影できたことに、今も興奮が冷めません。

 twitterでも、金星&月、ISS&シャトルで盛り上がりました。この時、私は一人で宙を見ていましたが、多くの方々と宙を見上げ、感動を共有できたことがとても嬉しいです。星空案内人(まだ準だけど)になって、やりたかったことが叶いました。これからも、宇宙の魅力を誰かと伝え合えたらなと思います。

 アトランティスは、今夜23時過ぎにISSにドッキングします。そして、金星へ向かう「あかつき」&「イカロス」を載せ、18日早朝、H2Aロケット17号機が種子島宇宙センターから打ち上げられます。こちらもよろしくね!


 最後に、ISS&アトランティス画像の、星・星座解説です。おとめ座は写っていない星もあるのでアバウトです。大好きなからす座が写ったことが嬉しいですw
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by halca-kaukana057 | 2010-05-16 22:29 | 宇宙・天文
 昨日未明、STS-132,スペースシャトル・アトランティス号が打ち上げられました。
sorae.jp:退役のアトランティス、打ち上げ成功
毎日新聞:スペースシャトル:アトランティス打ち上げ成功 最終飛行

JAXA 宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター:ULF4(STS-132)

 今年退役するスペースシャトル。アトランティスにとって、今回が最後のフライトです。有終の美を飾って欲しいものです。
 昨夜、19時20分頃にISS,20時頃にアトランティスを目視出来ました。ISSの時刻・方角は調べていたのでよかったのですが、アトランティスは情報なし。ISSやシャトルの現在位置を表示してくれる「Google Sat Track」で現在地を調べて、日本上空に近づいたらとりあえず西の空を見てみる…というぶっつけ本番でした。空を見たらすぐに、動く光の点が。ISS間に合ってよかったです。今日もISSとアトランティスが目視出来ます。ISSは19時45分ごろ。

 ちなみに、ISSは撮影出来ました。アトランティスは慌てて、カメラが間に合いませんでした。
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 まだ空が明るかったので、15秒程度の露出時間(シャッターを開きっぱなしにしている時間)だと、明るすぎて真っ白になってしまう。そこで、5秒程度の露出時間で撮影する夜景モードを使用。成功しました。長時間の露出が可能な、B(バルブ)もしくは、T(タイム)機能のないカメラでも、カメラの特性や癖をつかめば撮影できるとわかりました。

 前にも書きましたが、今回のクルーには、ISS第16・17期長期滞在クルーのギャレット・リーズマン飛行士が搭乗。乗ってきたSTS-123・エンデバー号がISSから離れる時、「俺も帰る~」と言わんばかりに帰ろうとして、ウィットソン司令官に捕まえられ、STS-124で取り付けた「きぼう」船内実験室で、ハッチオープン後大はしゃぎしていた、「マツイ55」Tシャツを着ていた、あのお茶目さん宇宙飛行士です。あの時以来ファンになりましたw今回も色々と楽しいことをしてくれるのではないかと、楽しみにしています。船長は、星出さん搭乗のSTS-124でパイロットだったケネス・ハム船長。コマンダーに昇格しました。同じくSTS-124で飛行したカレン・ナイバーグ飛行士もクルーだったのですが、健康上の理由で控えの飛行士と交代したのだそうです。あらら…心配です。早く元気になってほしいです。

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 前置きが長くなりましたが、ここからが本題。先日NHK総合で放送された「爆問学問×JAXA」観ました。バラエティ一色になってしまうのかなと思いましたが、予想以上に面白かったです。大田光さんがひたすら「宇宙戦艦ヤマト」ネタをしゃべり続け、アニメヤマトの映像やら、名セリフが次々と飛び出すwテレビ電話で若田光一飛行士と話した時も、ギャグ満載。管制室でHTVをISSのロボットアームで把持して、結合させるシュミレーションでは、フライトディレクターを無茶振りさせられる羽目にwそれでも、片言の英語で何とか話し、最後は山中浩二HTVフライトディレクターがかっこよく仕切って、無事把持・結合完了。各部署から「GO/NO GO」コールをするシーンは本当にかっこいいです。

 その後は管制室で、スタッフの本音ぶっちゃけトーク。結局は自分が宇宙に行きたい。その想いが、宇宙利用を引っ張っていっている。シリアス・真面目な話もあり、ギャグもあり、面白い番組でした。宇宙開発に関わる人々の、本音や「今だから言える」的内容のお話をどんどん聞きたいと思っています。宇宙開発も、人が宇宙機を作って運用している。何をしたいのか、これから宇宙開発がどうあって欲しいのか、その人の思う「宇宙開発」「宇宙」とは何なのかなど、その言葉から、宇宙の魅力や課題点、宇宙開発が何をもたらすのか等、一般の私たちに考える機会となると思うのです。特に、宇宙飛行士という目立つ存在にいる若田さんだけでなく、筑波内を案内した長谷川義幸JAXA執行役(以前は「きぼう」運用プログラムマネージャー)や、山中フライトディレクタはじめHTV運用・管制チームのスタッフも。本音と同時に、「裏方」が具体的にどんな仕事をしているのか、爆笑問題の2人に(半ば強引にw)体験させて伝えるのは良かったなと思います。笑いながら宇宙利用の仕事・現状・スタッフの本音に迫れる番組でした。

 ただ、筑波のみの取材だったので、内容は当然筑波のみ。「はやぶさ」や来週打ち上げられる「あかつき」などの宇宙科学研究所(ISAS)の話題はなし。相模原ISAS編を今度はやって欲しいなぁと切実に思いました。「はやぶさ」や「あかつき」、「あかり」や「ひので」などの運用チームのぶっちゃけ本音トークが聞きたいです。

 今夜23:00〜23:30、NHK総合テレビで放送される「あなたが主役 50ボイス」で種子島宇宙センターが取り上げられます。打ち上げの迫るH2Aロケット17号機の準備をしているスタッフに、インタビューする内容です。搭載される「あかつき」「IKAROS」や、さらに「はやぶさ」の話題も。こちらでも本音が聞きたいところ。チェックです。
by halca-kaukana057 | 2010-05-16 10:52 | 宇宙・天文

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)