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2011年 11月 07日 ( 2 )

久々のピアノ練習

 今日は久しぶりに本格的にピアノの練習をしました。これまでは10分程度、ちょっとさらうだけ。ちょっと”弾いて”おしまい。今日はようやくまとまった時間が取れたので、鍵盤と楽譜にじっくりと向かいました。

 メインで練習したのはシューマン「春の歌」op.68-15.徐々に”たどたどしい歌”から、”滑らかな伸びやかな歌”に変わってきた、かな…。指遣いを直し、難しい・弾き難いと感じている箇所を反復練習。あと、ペダルも。この作品はペダル無しで演奏するのはきつい。ペダルを有効活用して、春を謳歌する喜びをのびのびと”歌いたい”。ペ
ダルの踏み具合、踏みかえるタイミングを微調整しないと、きれいな歌にならない。更に、13小節目~16小節目まで弱音ペダル、左のペダルも使うと指示がある。弱音ペダルを使うのは初めて。両足でペダルも勿論初めて。弱音ペダルは踏みっぱなしでいいけれども、16小節目で離す時、右足まで離してしまう…。難しいよ!

 表現は、どうしようか。情感たっぷりにするか、のびのびとはしているけれどもささやかな控えめな喜びにするか。強弱記号はフォルテからピアニッシモまで広いので、情感たっぷりめ、かなぁ。

 完成はまだまだだけど、音のひとつひとつを優しく、丁寧にぶつぶつ切らないで、ふんわりとした感触で演奏したい。

 クーラウのソナチネ4番、クレメンティのソナチネ7番も練習。ソナチネをどう練習していっていいか、見通しが未だに立てられません。ブルクミュラー25と同じ感覚では練習できないことに、未だに戸惑っています。これは乗り越えるべき壁。この壁を乗り越えれば、またピアノ・音楽の世界の視野が広がる。辛抱して練習しよう。

 最後に、昨日のツイートから。
ピアノと自分、楽曲・楽譜と自分、一対一のガチンコ練習。聴く人はいない。でも、もうひとりの自分がどこかで聴いている、と思って鍵盤に向かう。
posted at 2011.11.6 21:10:21

 時々、またひとりでピアノを弾くこと(あえて「独学」という言葉は使わない、言わない)に、迷いや焦り、不安を感じます。ソナチネがなかなか進まず、停滞しているのをどうにかしたい、誰か第三者の指導を得たい。自分ひとりでこれから様々な作品に取り組むのに、自信が無い。ただ単に、一緒にピアノを弾く仲間が欲しい(ひとりはさみしい)。そんな気持ちがあるからだと思います。機会があれば、レッスンを受けたい。でも、今自分の置かれている状況があまりにも不安定で、レッスンどころか、ピアノどころでもない…。
 落ち着いてピアノに、鍵盤に、楽譜に向き合える環境が欲しいです…。

 あと、練習の途中ひと休みで、NHK-FMのクラシック音楽番組を聴いていました。ピアノ曲は無かったですが、私の演奏とは異なる、心惹かれる演奏ばかり。音楽家・演奏家は、演奏する時どんな気持ちで演奏しているんだろう?楽しい?緊張する?無心?私は、不安ばかり。聴く時は音楽を楽しめるのに、自分で演奏するとなると不安で、心細くて仕方ない。楽しいと思える時もあるけど、ほとんどは自己満足でしかない演奏。
 そんな面でも、ピアノから離れていても、音楽そのものからは離れたくないなと感じました。音楽を聴くことそのものが楽しくて、心揺さぶられてばかりで、やめられない。作曲家のこと、作品のことを考えながら演奏を聴くことがこれまで多かったのですが、これからは音楽家・演奏家のことも考えてみよう。
by halca-kaukana057 | 2011-11-07 21:54 | 奏でること・うたうこと

[コミック版]天地明察 1

 9月に出た宇宙天文関連マンガ3作品の最後です。あの「天地明察」(冲方 丁)が漫画になりました。「アフタヌーン」で連載されていることは知っていたので、単行本化を待っていました。(「アフタヌーン」は「宙のまにまに」も連載していたし、宇宙好きだなぁ。よきかな。)

・原作小説感想:天地明察


天地明察 1
原作:冲方 丁/漫画:槇 えびし/講談社・アフタヌーンKC/2011

 あらすじは原作の記事をどうぞ。ほぼ原作通りです。1巻は春海が礒村塾へ行き、関孝和の稿本を手にするまでを描いています。話の順番が異なっているところもありますが、物語の大筋・根幹は原作そのままなのでそんなに気になりません。

 個人的な話なのですが、小説のコミック化に、少し前にいい思いをしなかったことがありました。好きな小説のコミカライズだったのですが、”萌え”要素が強すぎて挫折しました。原作は”萌え”のような要素もあるのですが、それ以上に物語の根幹が魅力的で好きな作品。それが、”萌え”がメインのようになってしまっている描かれ方に、私は感じてしまいました。人気のある小説は、どんどんコミカライズやアニメ化されている。コミカライズとなれば、”萌え”要素も入る。でも、どこまで入れていいのか…。そんなこともあって、この漫画になった「天地明察」もどんな描かれ方をされているか、読むまで不安でした。原作は天文学・数学・暦が物語の根幹。しかも江戸時代が舞台の時代小説。

 読んでみて、不安は無用でした。絵はシンプルで、過剰な萌えも無し。春海は束髪をしていないのですが、原作小説を読んだ時に束髪をしていないけれども刀を持ち歩き(でもうまく扱えない)城に碁打ちとして仕えていた。そんな春海の姿を想像できずにいたのです。刀を持ち歩くなら、髷を結ったお侍さんしか出てこない。でも、春海は髷は結っていない。道策のような公家の髪型でもない。碁打ち衆には僧侶が多いと原作にあったが、春海はお坊さんでもない。それが、この漫画でこんな姿だったのかな、とようやく想像できました。ちょっと現代的な髪型かもと思いますが、まぁ細かいことは気にしない。

 春海のお城での碁打ちとして揺れ動く心と、算術や天文学へ情熱をかける様の対比。普段は刀をうまく扱えず歩くのにも苦労している、頼りない感じの春海だが、算術と天文学の話になると活き活きする。そして、関の算額絵馬に衝撃を受ける様。漫画だからこそ描ける春海の姿に惹かれました。そんな春海に、囲碁に集中して勝負しろと迫る道策も迫力満点。

 この小説は結構長い。しかも物語のメインとなる改暦に至るまで春海は様々な人に出会い、学び、研鑽してゆく。その過程をじっくり描いて欲しいなと思います。2巻も楽しみです。

 算額絵馬で出て来たあの問題を実際に解いてみたコーナーもあって、面白かったです。でも、縦書きで数学の問題を解く過程を書くのは、読みにくいですねw
by halca-kaukana057 | 2011-11-07 21:09 | 本・読書

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)