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2012年 06月 08日 ( 1 )

シューマン生誕202年

 今日6月8日は、ロベルト・シューマン先生のお誕生日。今年で202回目です。おめでとうございます!
 そういえば、昨年、どうしていたのかなと昨年の記事、ならびにtwitterを見たら…シューマンじゃなくて宇宙…古川聡宇宙飛行士搭乗のソユーズ打ち上げの日だったよ!あまり聴けてなかったよ!宇宙もシューマンも好きな私に、どちらかを選べなんて酷です…。なので、今年は、お祝い記事書きます。

 まず聴いたのがこれ。

グリーグ&シューマン:ピアノ協奏曲

レイフ・オヴェ・アンスネス/マリス・ヤンソンス指揮/ベルリン・フィル /EMIミュージック・ジャパン


 アンスネスがピアノ、指揮はヤンソンスのピアノ協奏曲。アンスネスと同郷(ノルウェー)であるグリーグのピアノ協奏曲とのカップリング。シューマンのピアノ協奏曲は、第2楽章から第3楽章への流れが特に好きです。第2楽章の穏やかな部分のピアノの美しさは、さすがアンスネス。その第2楽章からノンストップで第3楽章へ。一気に華やかになる。音楽の広がり・スケールの大きさも一気に広がる。オーケストラとピアノの掛け合いも楽しく、でも複雑。


 次はこれ。

シューマン:詩人の恋

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)/イエルク・デムス(ピアノ)/ ユニバーサル ミュージック クラシック


 先日逝去されたフィッシャー=ディースカウの歌うシューマンの歌曲から、「詩人の恋」op.48を。ハインリヒ・ハイネのロマンティックな詩の美しさ、恋心、恋の喜び・切なさ・苦しみ・かなしみを、ピアノ伴奏がさらに引き立てる。第1曲「うるわしい、妙なる5月に」で恋心を抱き、第7曲「ぼくは恨みはしない」で恋は破れ、第16曲「むかしの、いまわしい歌草を」で恋を忘れようと締めくくる。この「むかしの~」の最後、歌が終わってピアノだけの部分、光が消えてゆくようなところで「ああ…」と思う。恋に揺れる”詩人”の心と、ディースカウの豊かな、色彩に溢れた歌声に魅了されます。

 CDではないのですが、今年のシューマン誕生日にはこれも。

音楽と音楽家 (岩波文庫 青 502-1)

シューマン /吉田秀和:訳/岩波書店


 ディースカウの後を追うように亡くなられた吉田秀和さん。吉田さんによって訳されたシューマンの著作「音楽と音楽家」。”音楽評論”という分野の先駆者となったシューマン、日本で”音楽評論”を切り拓いた吉田さん。聴いて語る楽しみが、この本に詰まっていると感じます。

吉田秀和作曲家論集〈4〉シューマン

吉田 秀和 / 音楽之友社


 吉田さんが語るシューマン。まだ読んでいないので読みたい本。

 吉田さんが亡くなる前、図書館でこの本を見つけて、ちょっと読みました。

言葉のフーガ自由に、精緻に

吉田 秀和 / 四明書院


 とても分厚い本なのですが、その冒頭が、シューマンについてだった。私には難しいなと感じる内容だったのだが、文章が、シューマンの音楽に寄せる思いがあたたかくて、吉田さんは凄いなぁと想いながら読んでいました。最後まで読むのはかなり時間がかかりそうだが、読みたい本。

 シューマンは、音楽作品を聴くもよし、書いた文章を読むもよし。シューマンの作品にもっと触れたい。
by halca-kaukana057 | 2012-06-08 23:20 | 音楽

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


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