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2019年 01月 05日 ( 1 )

 明日、1月6日は日本全国で部分日食が観られます。食分も深めなので楽しみにしています。皆既月食は何回かあったが、私の住んでいる地域でも条件のいい日食は久しぶりじゃないか?2012年5月21日の日食(金環日食)の時以来かも。随分間が開きました。
 記事をもっと早くに書いておくべきだった…。今からでも遅くないので予習と、日食の観察に関しての注意書きを。

国立天文台:部分日食(2019年1月)
アストロアーツ:【特集】2019年1月6日 部分日食

 今回の日食は、世界どこへ行っても、部分日食しか観られない日食です。皆既や金環になるところがない。部分日食が観られるのは、ロシアの極東地方、東アジア。北に行けば行く程、食は大きくなります。日食が始まる時間、食の最大の時間、日食が終わる時間は観測する地域によって異なります。上記サイトで確認を。基本的に、東の方が始まるのが早く、北の方が食が大きくなります。

 太陽の位置ですが、冬至の2週間後ということで、高度は低いです。しかも午前中早く始まる。大体南東の方角、高度15度から30度に太陽はあります。握りこぶしを作って、地面と水平に腕をピンと伸ばします。この握りこぶしが大体10度。その握りこぶし2つ~3つ分の高さです。思ったよりも低いかもしれません。周りに高いビルや建物が多い場所では観測中に建物に太陽が隠れてしまうことも。できるだけ、低い空も開けた位置で観測するのがおすすめです。
 この際、道路など車や人通りの多い場所は避けましょう。事故の危険性や、通行の妨げになります。
 観測場所の安全を十分に考慮、確認してください。歩きながらの観測は危険です。
 そして、今は真冬。ちょうど寒気が入ってきていて寒いです。晴れていても、長時間外にいる場合は寒いです。防寒対策をしっかりしてください。


 さて、日食観察で最も注意しなければならないこと。太陽を直接見てはいけません、絶対。
 部分日食であっても、太陽の光はとても強いです。数秒でも直視すると、目を傷めます。絶対に直接見ないように。
サングラス、カメラのフィルム、CDも減光の力は弱いです。可視光線はカットできても、紫外線や赤外線などはカットできず、目を痛めます。使ってはいけません。曇りでも危険です。
 観察の場合は、日食メガネ(日食グラス)を使いましょう。
2009年、2012年の日食の際に使った日食メガネを保管していれば、それを使いましょう。とにかく安全第一です。
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 私も保管していたのを出してきました。


 日食メガネがない場合。ピンホール観察をしましょう。紙に小さい穴を開けて、スクリーンとなる白い紙(何でもいいです)から少し離してその穴を通った太陽の光の影がどう写るか。スクリーンに映すと、穴が欠けた太陽の形に映ります。既に小さい穴が開いているクラッカーなどのお菓子も使えます。小さい穴のものなら何でも使えます。詳しくは過去記事に書いています。
・2009年のもの。観察箱を作った:【7.22日食】ピンホール観察箱を作ってみた
・2012年のもの。:【5.21 日食】金環日食・部分日食資料まとめ&ピンホール観察法いろいろ
・2012年の日食にて。色々なものでピンホール観察してみた:【5.21 日食】まさかの曇り…?日食観望顛末記
 ↑記事の後半でピンホール観察法による結果について書いています。

ライフハッカー[日本版]:金環日食に備える!プリングルズの空き缶は「日食観察機」にもピッタリ
 もし家にポテトチップスの筒があれば、それをピンホール観察機にできます。この記事ではプリングルスで作っていますが、チップスターでも大丈夫。ラップなどの芯も使えます。
 今から作るのはちょっと大変なので、小さい穴のもの+白い紙で十分です。

 私の地域は雪の予報。今日の午後から強く降っています。明日も降る予報。日食の間だけでも晴れ間がありますように。
 安全第一で、楽しく日食観察を!
by halca-kaukana057 | 2019-01-05 22:11 | 宇宙・天文

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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