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カテゴリ:興味を持ったものいろいろ( 127 )

 昨年、好きになったイギリスのドラマ「刑事モース」(原題:Endeavour)の第3シリーズ(字幕版)が、GYAO!で配信されていました。3月10日からだったようですが、全く気づかず…最終日の今日、駆け込みで観ましたw今日が休みでよかった…。

GYAO! : 刑事モース ~オックスフォード事件簿~ シーズン3

 第3シリーズはNHKBSプレミアムで、一度観たので記憶にはありますが、この第3シリーズが「モース」初見。しかもCase10は第2シリーズ最終話・Case9の最後があの終わり方…。一体何があったんだと思いながら観ていたので、よくわからない箇所も多数。なので、第2シリーズまで観た後でもう一度第3シリーズを観直したいと思っていました。よかった、ギリギリだけど観られて。
 字幕版とNHK放送版では、副題の訳が違います。セリフの訳も違いました。簡単に感想を。

・Case10:光と影の奇想曲 / 表と裏のバラッド(Ride)
 ブレナム・ヴェイル事件はこれ以上捜査ができないと"封印"されることに。しかし、このブレナム・ヴェイル事件は第3シリーズのあちらこちらで尾を引くことに。サーズデイが復帰した一方で、モースは警察から離れひっそりと暮らしていた。そして資産家や富豪たちと親しくなる。しかし、モースの身の回りで殺人事件が起きる。さらに、モースを親しく思っていた富豪のビクスビーも殺され、モースが第一発見者になってしまう…。
 前の感想でも書いたが、モースはやっぱり警察なんだと思う。警察を辞めると言っていても、資産家のパーティーでの人間観察をしている様は刑事の頃と変わらない。事件が起こった移動遊園地でも、捜査をしているストレンジと偶然会った時、遺留品を見つけてしまったりも。ビクスビーが殺された後、警察に復帰するモース。その捜査をしている姿が生き生きしている。収監されている間、カウリー署の人たちはモースを助けようと尽力していた。あまり空気を読まないモースを煙たがってきたカウリー署の人たちですが、モースのがんばりが通じたのかな。一方、収監されている間のことをサーズデイに話したモースの表情がなんとも言えなかった。本当に辛かっただろう。
 モースの恋人だったモニカさんが出てきた時は辛くなりました。モースが戻ればよりは戻せるはず。でも、モニカさんは知っている。モースは独りになりたいのだと…。
 移動遊園地のマジシャンに聞き込みをしていたサーズデイとモース。まさかここでのあることが、伏線というか大きな鍵になっていたとは…。あのシーンを観た時、これ!と思ってしまった。
 全てを観て、副題の和訳はどちらもいいなぁと思う。NHK版「光と影の奇想曲」はきれい。

・Case11:遠き理想郷 (Arcadia)
 これはNHK版も字幕版も副題の訳は同じ。
 流行中の胃腸炎で女性が死亡した事件、画家の青年の部屋が爆破した事件、スーパーの遺物混入事件と脅迫、アフリカのローデシアでのボランティア活動、理想郷を作ろうという若者たちの共同体、これらが絡み合い、どんどん重なり合っていく。モースがあちらこちらで大活躍します。異物混入に気づき、サーズデイがサンドイッチを食べようとするところを寸前で止めたのはドキドキした。異物混入の離乳食を食べようとした赤ちゃんのシーンも。
 この回から、トルーラブ巡査が登場。本当に有能です。頭がよく、気が効いて、仕事が丁寧で、無駄がない。おまけに美人。トルーラブさんの方が出世するんじゃないかと思ってしまうほど。ブライト警視正、見惚れてましたねw
 モースの過去も語られます。若くして死んだ母親とのある思い出。当時は嫌だったかもしれないけれど、大人になったモースにとっては忘れられない思い出になっている。
 ジェイクスにも転機が。幸せになってほしいけど、寂しくなります。Case9で、ジェイクスの過去が明らかになって、モースともいい仲で仕事できそうだと思ったのに…。ジェイクスのこれからのことを知って、ジェイクスに無理をさせたくないとがんばるモースがいい。ジェイクスも、まだ上司なんだとモースを思いやる。モースがジェイクスに贈ったプレゼントは、以前は意味がわからなかったけど、2回目に観て、とりあえず意味がわかったかも。
 様々な形の「理想郷」の出てくる回。どこにも、問題はあるんだなと感じます。

・Case12:禁断の森 / 森の怪物 (Prey)
 ジェイクスがいなくなったカウリー署の巡査部長はストレンジに。貴族のお屋敷で子守をしていたデンマーク人女性が失踪する。サーズデイは過去の女性が襲われた事件を思い出し、似ていると感じる。その女性が消えたと思われる森の近くで、他にも失踪、死亡事件が起こる。犯人は一体何者なのか…。
 だんだんと事件の真相がわかってくるにつれて、人の力ではどうしようもない恐ろしいものの姿が明らかになってくる。ここが怖かった。しかし、それは仕組まれたものでもある。人間の心の方が怖いとも感じます。
 ブライト警視正がやっぱりかっこいい回。そのブライト警視正を信頼しているカウリー署の面々も。
 過去の女性が襲われた事件に関して、過剰に反応、容疑者を力ずくで自白させようとしたサーズデイ。「ブレナム・ヴェイルからおかしい」サーズデイ。娘のジョアンにも関係することだからか。この流れは次のCase13に続きます。

・Case13:愛のコーダ / 愛の終止符 (Coda)
 大物ギャングが死んで、後継者争いが始まると警戒するカウリー署。会社の社長が銀行から給与のためのお金をおろした後、強盗に殺される。サーズデイとストレンジは力ずくで悪党たちがたくらんでいることを吐かせようとする。それに同意できないモース。モースは大学時代の教授と再会。妻が浮気をしているので調べてほしいと頼まれる。
 ギャングが出てきて、荒々しくなるカウリー署。でも、モースは納得できない。ギャングの件からは離れて、恩師の妻の浮気問題の調査をすることに。派手なギャングに目がいってしまうそうになりますが、些細なことが大事なことなんですよね。
 以前の感想で、預金以上に引き落としをするモースが銀行から呼び出された際、その金は酒か、コンサートかに使ったのか…と書いたがそうではなかった。モース夫人、つまり、モースの義理の母親に振り込み。ギャンブルのお金は、死んだ父が競馬をやっていた関係だろう。実の父が死んで、モースと義理の母親家族とは無理に付き合わなくていいはず。それなのに、義理の母親家族の生活を支えている…。モースはそんなに給料は高くないはずなのに。モースが真面目だ…。
 あと、検視に黒のボウタイのフォーマルでやってきたモース。コンサート帰りではなく、これからコンサートに行くところだったんですね。どちらにしろ、検視の場に似合わないwでもモースだから似合ってしまうのがなんともw
 ジョアンの働く銀行に強盗が。そこにモースも居合わせる。人質になってしまった2人。前にも書きましたが、そんな中でも、強盗殺人事件の鍵となるノートの暗号を解いているモースが本当にモースらしい。黙ってしょぼくれているより、何かしている方がまし…さすがとしか言いようがない。でも、この事件が後で大変なことに…。銀行強盗の件で話し合うブライト警視正とサーズデイのやりとりの意味がようやくわかりました。Case9,10を観ていないとわからない。そして第3シリーズ全体でサーズデイを悩ませてきた撃たれた後遺症。本当にサーズデイ強い…。
 銀行強盗という派手な事件が起こったが、やっぱり些細なことのほうが大事なことになっている。強盗殺人の結末には腹が立ちました。その犯人が言っていた言葉が、モースに深く突き刺さる…。
 そして、ジョアンが…。これからどうなってしまうのだろう…。

 全編通して、いくつもの事件が絡まって、ひとつの方向へ向かう様は観ていて本当に面白い。それぞれの人物も深い。そして、どんどん深まるモースの孤独。「ウッドストック行最終バス」を読んだ後で観て、将来のモースに繋がるものを感じました。

 シーズン4のNHKでの放送はいつですか…。
by halca-kaukana057 | 2019-03-31 23:00 | 興味を持ったものいろいろ

積み○○

 「積読(積ん読)」という言葉がある。私をいつも悩ませることだ。本を買って、読んでいない本がどんどん積まれていく。家にまだ読んでいない本があるのに、興味のある新しい本があれば買い、本屋で偶然目にして面白そうと思った本は買い、どんどん本が増えていく。図書館に行って本を借りてきて、家にある本は後回しになる…。無限ループだ。積読はどんどんやったほうがいいという話もあるし、本との出会いは一期一会、次買おうと思ってもなくなっているかもしれないから買ったほうがいいという話もある。それならどんどん積読してしまおう…部屋に本がどんどん増えていく。

 本だけではない。CDやDVDもあるし、ピアノを弾いていた頃は弾く予定もないのに楽譜も買っていた(現在、声楽では行動圏内の本屋や楽譜店に声楽の楽譜は数えるほどしか置いていない。声楽とピアノを比べて、何故こんなにも差があるんだ…と思ってしまう。レッスンで取り組む曲は今使っている楽譜から選んでいるので、他の楽譜を買おうということはあまりない)。私は経験が無いが、世の中にはゲーム(積みゲー)、プラモデル(積みプラ)などもあるらしい。皆、悩むことは同じなんだな…と思う。

 今、私が困っている?「積み」ものがある。毛糸だ。昨年からかぎ針編みを始めた。最初はアクリル毛糸で細編み、長編みを練習して、練習がてらコースターを作り、アクリルたわしを作り、スヌードやネックウォーマーにも挑戦した。ガタガタなところはあるが、自分で編むものを使うのは嬉しい。編みぐるみも何個か作った。編みぐるみは立体になるところが難しいが、出来上がると可愛い。編む練習にもなる。

 最初は100均のアクリル毛糸を買い、かぎ針も1本しか持っていなかった。しかし、100均には色々な毛糸がある。段染めがきれいな毛糸、手触りがいいもこもこの毛糸、色もたくさんで、作るものは決まっていないけれど可愛いからと買ってしまう。100均の毛糸は追加で仕入れることがない可能性もあるので、見つけたら買っておいた方がいいと読んだことがある。また、手芸店の本格的な毛糸も素敵だ。実際に編んだものも飾ってあって、こんな風に編めたらいいなと思い…まだ初心者だからと手が出せない。けど、特売で気に入った毛糸があれば買ってみる。毛糸の太さにあわせて、かぎ針も増えた。

 こうして、どんどん毛糸が増えている。編みぐるみを作るとなると、色々な毛糸が必要になる。ダイソーのアクリル毛糸は色も豊富なので編みぐるみにもちょうどいいし、アクリルたわしにも適している。ダイソーの毛糸と言えば、「あむころ」も可愛い。ジャンボかぎ針を使ってみるのにちょうどいい。セリア、キャンドゥも可愛い毛糸が多い。セリアはウールが入っている毛糸の種類が豊富。色は落ち着いた感じの色が多くて、これまた惹かれる。

 糸だけでなく、編み図もネットで無料公開されているものがたくさんある。それをダウンロードして…積んでいる…。

 季節は春になろうとしている。秋冬毛糸から春夏毛糸になる。毛糸の種類も入れかえシーズン。編みぐるみに使うアクリル毛糸もスペースが小さくなってしまって困ってしまった。一方で、春夏のコットンやリネンの毛糸も素敵だ。これまで、初心者でも扱いやすい並太~極太を使ってきたので、コットンやリネンの細い毛糸を編む自信がない。でも、こんなものを編めたらいいなぁ、と色々と考えている。コットンの毛糸も入手して、また「積み毛糸」が増えてしまった…。

 コットン毛糸の編む練習をしている。やはり細かいので大変。でも、やわらかい毛糸と違って、糸がハッキリしているところは編みやすいかも…と感じています。

 コットン毛糸でも段染めが好きです。セリアのこの2つが気に入りました。実際に編んでみた見本も。
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 「海のきらきら」。青や紫の爽やかな色合いの糸です。かぎ針は2~4号。

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 「NEW フラワーガーデン」生成りの糸に、カラフルな糸が混ざっています。かぎ針は2~3号(でも私は4号で編みました)

 少しずつ練習して、編みたいものが編めたらいいなと思う。編み物の何が楽しいかって、無心になれるところ。一本の糸から様々なものや模様を作ることが出来る。最初は無理だと思ったが、やってみたら意外と出来た。楽しい。

 その一方で、こぎん刺しも刺している途中。
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 こちらも、こぎん糸と布(コングレス)の組み合わせで表情が様々に変わる。図案もたくさん。こぎん糸も積み始めている…かもしれない…。
by halca-kaukana057 | 2019-03-18 23:09 | 興味を持ったものいろいろ
 現在GYAO!で配信中のアニメ「日常」。毎回笑って、ほのぼのして、楽しく観ています。
GYAO!:アニメ:日常:日常の第一話
※リンク先に飛ぶと動画が再生されるので注意! 日曜、火曜、木曜に更新されます。

・過去記事:アニメ「日常」再び

 これまで、何度もなのは普通の女の子でありたいと意識してきました。日常の十三話で、阪本さんになのは学校に行きたいのではないかと言われたはかせ。なのも学校には行きたい、けど…。大雨、嵐の夜のなのとはかせの会話がよかった。そして、はかせがなのが学校に行けるようにしてくれた。
 日常の十四話は、いよいよなのが学校へ。冒頭の制服にときめくなのが可愛い。その流れで、2期OPへ。走って学校へ行くなの。ゆっこやみお、まいと仲良くしているなの。きらきらしています。とても好きです。
 しかし、なのには悩みが…。ロボットであること、背中にネジがあること。ロボットであることをバレないように取り繕うとするも、うろたえて落ち込んでしまう…。そんななのに話しかけてくるみおたち。14話のゆっことみおのケンカは名エピソードだと思う。勿論思い切り笑えますwアルゼンチンペソw
 日常の十五話でも、なのに話しかけるゆっこたち。まいが強いというか、怖いというか…。
 なのとはかせと阪本さんは相変らず。15話ではかせと言い合いをするなのが、結構好戦的wなのの新たな一面か…?別のシーンではなのが昭和ギャグ…w

 2期からは新キャラも登場。ヒマな囲碁サッカー部にやって来た桜井。その桜井は…。十五話の高崎先生の動揺がw安中さんはいつも何かに巻き込まれている気がする…。以前の回で明らかになりましたが、囲碁サッカー部部長の大工は、実はすごい御曹司なのだな…。
 なのが学校に来たということで、理科の中村先生も登場。なのが高性能ロボットだと疑い、それを証明しようと、なのに罠を仕掛けようとするが…笑える。マッドサイエンティストな中村先生がいい。

 サントラがないのでわからないのですが、切迫したシーンで流れるあの曲。私の実生活で、何かが起こった時、あの曲が脳内で流れます…。

 2期になって、EDも変わりました。毎回違う合唱曲に。この2期EDは、Eテレ版では観られなかったので嬉しい。14話の「翼をください」は歌もよかったし、伴奏アレンジもよかった。15話からはキャラクター達が歌っている。15話のなの、はかせ、阪本さんの歌は、阪本さんの声が強過ぎて、一瞬「誰の声?」と思ってしまった…。

 まだまだ続く「日常」、毎回観るのが楽しみです。
by halca-kaukana057 | 2019-03-17 22:41 | 興味を持ったものいろいろ

アニメ「日常」再び

 数年前に放送されたアニメ「日常」(原作:あらゐけいいち)。Eテレでも放送されたおかげで、このアニメを知ることができました。現在、GYAO!で配信中です。
GYAO!:アニメ:日常:日常の第一話
 ※リンク先に飛ぶと動画が再生されるので注意! 日曜、火曜、木曜に更新されます。

 数年ぶりに観ました。面白かった!シュールなギャグ、ほのぼのした日常のヒトコマ。思いきり笑えて、ほっと和む。やっぱりこのアニメは大好きです。ゆっこもみおもまいも相変らず。色々なモノが降ってくる話、みおのノートを巡っての騒動、腕相撲、気弱な桜井先生…と、どれも笑える。笹原先輩とみさとのやりとりは、Eテレ版ではカットされたはず(多分。カットされてないところもあるかも)。OPではみさとの銃撃が観られるけど本編ではなかなか出てこない。実際の銃撃が観られてよかった。東雲研究所のなのとはかせも可愛い。マイペースなはかせ、頑張り屋さんでけなげななの。阪本さんが東雲研究所に来た話、阪本さんは何故人の言葉を話せるのか、初めて観たのでそうだったのか!と(Eテレ版で放送されたかどうかわからない。その時はまだ観ていなかったかもしれない)。Eテレ版はカットしたり、順番が違っていたりしたので、オリジナルのアニメを観られるのは楽しみです。でもEテレ版も、ブルーレイ/DVDの特典映像が放送されたりもしていました。

 "日常"は"非日常"の連続。日常の中に、非日常が隠れている。そんな視点を広げてくれる作品だと思いますし、単純に笑える。主題歌もエンディングもいいし、野見祐二さんの音楽もいい。何故サントラが発売されていないんだ…(ブルーレイBOXの特典だった。)普通に発売してほしい…。

 今後も楽しみです。原作も読んでみたくなってきた。ノベライズ(小説とジュニア文庫版の2種類)もあるらしいので読んでみたい。アニメを観たら、熱が再燃しました。

【過去記事】
まさかの、驚き新クリップ 今週のEテレ・教育テレビ
新月歌、そのほかいろいろ 最近の教育テレビ
 この頃はEテレのこども番組の感想をほぼ毎週書いていたんだなぁ。その中に、Eテレ版「日常」の感想もあります。
奇跡の連続という日常
 この記事は「日常」単独感想。

”日常”と”非日常”の息抜き
 アニメは全く関係ない(この頃はまだアニメ「日常」のことを知らない)けど、こんなタイトルの記事を書いていました。
by halca-kaukana057 | 2019-02-16 21:40 | 興味を持ったものいろいろ
 今年最初の特印・風家印は、この切手から。
日本郵便:グリーティング切手 リサとガスパール

 アン・グットマン:文、ゲオルク・ハレンスレーベン:絵、の絵本「リサとガスパール(Les Catastrophes de Gaspard et Lisa)」シリーズ。今年で誕生20周年。これを記念して、切手になりました。
 同じ作者コンビの作品としては、「ペネロペ(うっかりペネロペ)」シリーズはアニメが大好きなのですが、リサガスも可愛い。とはいえ…原作絵本そのものはそんなに読んでいません…。パリが舞台だったり、日本にもやって来たり。切手の絵柄は絵本から使用しています。

 特印はこれ。
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 可愛い。特印も消印ですが、消印というのを忘れてしまう可愛さです。ハト印と共演してるのがまたいい。
by halca-kaukana057 | 2019-01-16 21:16 | 興味を持ったものいろいろ
 GYAO!で配信中(今日までです!)のドラマ「刑事モース ~オックスフォード事件簿~」の第2シリーズを観終わりました。
・前の記事:「刑事モース」 第2シリーズ配信中

GYAO!:海外ドラマ:刑事モース~オックスフォード事件簿~ シーズン2

 Case6の感想は前回の記事で書きました。Case6で起こった様々な出来事が第2シリーズで通されていて、その流れを観るのも面白かった。ミスイギリスのポスターの変化に注目。
・Case7:「亡霊の夜想曲(Nocturne)」
 博物館での殺人事件と、100年前に起こった未解決の殺人事件、その屋敷は寄宿学校になり学校でささやかれる幽霊騒ぎ、この3つが重なっていきます。100年前の未解決事件に、サーズデイに好きだろうこういうの、と言われてしまうモース。その通り、私もワクワクします。タイトルに「夜想曲(Nocturne)」とありますが、鍵となるのが、ショパンのノクターン第1番。夏休みの寄宿学校に残っている女子学生たちとモースの交流も観ていて面白い。モース、女の子にモテモテですw幽霊が出る、というシーンは本当に幽霊なのか、何なのか、ゾクゾクしました。2つ目の事件の後、デブリン医師がモースに「犯人を捕まえてくれ」と言ったシーンがよかった。一方、女子学生の誰かからも「助けて」とモースにメッセージが。その言葉通り、助けたモースはかっこよかった。女子学生も賢い子で、文学や歴史の話をすればモースと気が合いそうな気がする。
 100年前の事件も悲しい事件だった。イギリスの歴史を実感します。紋章の話が面白かった。意味がわかるととても面白い。モース家の紋章についての話のシーンがありましたが、実際の紋章はどんなのだろう?
 Case6でモースを支えるようになった同じアパートの女性・モニカさん。いい感じだったのに…穴埋めできるといいな。ストレンジめ…(ストレンジが悪いのかこれは?w
 ラスト、またしても証拠品が…。Case6との共通点も。一体誰なんだ…。

・Case8:「黒の絞殺魔(Sway)」
 人妻がストッキングで首を絞められて殺される事件が相次ぐ。ストッキングはいつも同じもの。ストッキングを調べ、デパートに出入りするモース。デパートの人間関係が入り組んでいます。ゲイの男性がいい味だしてました。在庫管理係の男性、吃音のようですが、純粋で勇敢。それなのに…。ただ、マネキンに囲まれた部屋は怖い。
 Case8では、サーズデイの過去が明かされます。戦時中、イタリアに出兵していた頃の話。ラストが悲しい。戦争の傷は何十年も経ってから出てくることもある、という話にしんみりしました。一方で、サーズデイと奥さんは銀婚式。奥さんの肝の据わった性格が何度も観られて、かっこいい。サーズデイは強いですが、妻も強い。
 モースはモニカさんと仲直り。そしていい関係に。デパートで偶然会い、夫婦と間違われたシーンはよかった。
 Case7では、州警察とサーズデイやモースたち市警の確執も描かれましたが、今回は市警内の確執も。性格のせいで、人を敵に回しやすいモース。やっぱり煙たがられる。
 事件現場に残されていたあるものを見て、それが何なのかわかったモース、さすがです。確かに、私も見たことあります。
 今回は犯人はかなり酷い奴です。

・Case9:Case9「腐った林檎(Neverland)」
 冒頭、教会の聖歌隊で歌うモースが出てきます。歌っているのは、パーセル「Evening Service」ト短調 Z.231の「Nunc Dimittis」。
 このCase9は、あの第3シリーズのCase10に繋がる回。Case10でモースが何故こんなことになってしまったのか、明かされます。Case10を先に観てしまっていたため、Case10が謎だらけ。Case9を観たかったんです。
 観たものの…かなり後味悪い。ロンドンの大物記者、刑務所から脱走した囚人が殺される。また、父親に虐待され、家出を繰り返す少年が行方不明になる。この事件の背景にある、ある場所。事件やそのある場所を調べるうち、議員、警察内部の汚職をたどることになるモースとサーズデイ。Case8で出てきた市警内の確執の人物も関係している。Case7で対立した州警察の人も出てきます。「腐ったリンゴ」は誰だ…。
 ここでまさかのジェイクスの過去が明らかに。ジェイクスの子ども時代、そんなことが…。そんなジェイクスが警察を志した理由ってなんなのだろう。第3シリーズでは、これまでモースを煙たがっていたジェイクスの態度が一変するわけですが、そのきっかけがこれだったのか。そして第3シリーズでのジェイクスの行動を、改めて寂しく、でも幸せになって欲しいと思う。
 殺された囚人に関係する人たちの過去が重過ぎる。ロザリオと新聞広告の暗号になるほどと思い、それを解けたモースはやっぱりさすが。
 Case10に繋がった。こういうことだったのか。モースもサーズデイも辛過ぎる。モースとサーズデイが事件に巻き込まれる前、サーズデイの警察であることへの意識がよかった。それに対する、モースが読んだ詩。アルフレッド・エドワード・ハウスマンの詩です。「主任警部モース」で出てくるらしい。
 証拠品の盗難は、結局誰だったのだろう?Case6の犯人に繋がるものを持つ人物のはずですが、Case9の犯人もそれだったの?
 モースはモニカさんと幸せな時を過ごしていた。そのモニカさんからの贈り物が、悲しい出来事に繋がってしまった。第3シリーズではまた仕事中毒なモースに戻るわけですが、それはそのモニカさんとの日々を消そうとしていたのかもしれない。

 GYAO!でこのまま、第3シリーズも配信してくれると嬉しいのですが…。BSプレミアムでの放送は録画していなかったのでもう一度観たい。あと、BSプレミアムでは吹き替え(+文字放送)でしたが、GYAO!は字幕。実際の音声を聴きながら、字幕版でも観たいです。
by halca-kaukana057 | 2018-11-24 21:58 | 興味を持ったものいろいろ
 青森県立美術館にて開催中の、「新海誠」展に行ってきました。このブログでは、「言の葉の庭」の映画と小説を取り上げています。その他にも、「ほしのこえ」、「秒速5センチメートル」、「君の名は。」はテレビ放送されているのを観ました。「君の名は。」は小説も読みました(小説を先に読んだ)。どの作品も、アニメーション映像の美しさに惹かれています。原画や絵コンテ、実際の映像から、新海作品に迫る展覧会です。

青森県立美術館:新海誠展 「ほしのこえ」 から 「君の名は。 」まで が開催されます。
新海誠展:「ほしのこえ」から「君の名は。」まで

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青森県立美術館のいつもの建物に、どーんと「君の名は。」をはじめとした新海作品が。

 今回の特別展はボリュームがあります。じっくり観て回ると2時間はかかります。そのくらい、ひとつひとつの作品を丁寧に展示、解説してありました。神木隆之介さんによる、音声ガイドもあります。それを聴きながら周りました。

 「ほしのこえ」は、新海監督がひとりで、デジタルアニメーションで制作した、いわばインディーズ作品。20分程度の作品ですが、少年少女の恋あり、宇宙SFあり、新海作品特有の切なさあり…とたっぷりな作品と観ていました。2002年に公開され、当時使われていた携帯電話のメールがコミュニケーションツールになっていたのも、今観ると懐かしい。新海監督がアニメ界に与えた衝撃がどれほどであったか、実感できました。当時新海監督が使っていたPCやペンタブレットなどの置かれた机も展示されていました。当時はブラウン管ディスプレイだったんだよなぁ。

 第2作「雲のむこう、約束の場所」は、舞台が青森でもあります。映画は少し観ただけなので、ちゃんと全部観たい。長編作品になり、制作メンバーも増えた。舞台を青森の津軽半島にしたのは、実際に訪れた新海監督が、生まれ故郷に似ていたから、なんだそう。まだちゃんと観ていないので物語がよくわからないところがあります。ただ、映像は本当にきれい。廃駅と水溜りや、雪や空や雲が。

 第3作「秒速5センチメートル」、好きな作品です。これまで宇宙やSF要素を物語に入れてきたが、自分の手の届く範囲の物語にしたいと舞台は現代日本に。SF要素もなくなります(種子島のロケットは出てきますが)。美しい映像に描かれる男女のすれ違い。映像だけでなく、すれ違い、微妙な心理描写も切ないけど美しいと思える。新海作品のそういうところが好きだなと思います。

 第4作「星を追う子ども」で方向転換。新海監督がつくりたいものと、観客が観たいものを考えた結果、観客が観たいものを優先。しかし、かねてからの新海作品ファンには不評…悩むところとなりました。「星を追う子ども」は観ていない。確かに、これも新海監督の作品なの?と思ってしまった。映像の美しさとかはそのままなんだけど…。試行錯誤し、悩んで、続く作品がうまれます。

 第5作「言の葉の庭」。やっぱり一番好きなのがこれ。新海監督がつくりたいものと、観客が観たいものについてもう一度考え直し、その答えがこれだったそう。日本庭園、雨の情景などの美しい景色に、すれ違う男女。「言の葉の庭」は小説でも読んで、物語をよく知っているから展示も面白いと思えるのかもしれません。でも、不器用な主人公とヒロインや、雨の描写には本当に惹かれる。雨だけで沢山の表情があり、表現がある。神木さんが「この作品で雨の日が好きになった方もいらっしゃるかもしれません」と音声ガイドにありましたが、その通りです。雨が憂鬱だなと感じると、「言の葉の庭」を思い出すと好きになれそうです。展示には、タカオが作った(であろう)靴の実物もありました。これかぁ!

 そして第6作「君の名は。」。新海監督がつくりたいものと、観客が観たいものがうまく一致してこうなったのだと思います。わかりやすいけれども謎のある物語。コミカルなシーンもありつつ、男女の切ないすれ違いと、会いたいというお互いの気持ちをいいタイミングで出している。美しい映像。残酷なところはあるけれども、それをも美しいと思ってしまう…。天文好きとしては、彗星について思うところは色々あるのですが、観はじめるとついつい観てしまう。ラストは、観客(新海作品に馴染みのない人も)が観たいものをうまくいれたな、と。「秒速5センチメートル」のようには終わらないのが、変化だなと思いました。

 そんな美しい映像を作るために、絵コンテやビデオコンテ(ビデオコンテの存在は初めて知りました)をじっくりとつくっている。背景も何重にも重ねている。「君の名は。」を制作した新海監督のPC環境の机も展示されていました。「ほしのこえ」と比較すると、時代は、技術は変わったなと思います。「ほしのこえ」では携帯電話だったのが、「君の名は。」ではスマートフォン。何かを表現し、それを商業作品として世に送り出す苦労も感じられました。

 展示の終わりに、これまでの作品を繋げたショートムービーがあります。その映像とメッセージには見惚れました。

 こんなものもありました。これは撮影OKです。
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 アレです。

 展覧会に行って帰ってきた後、これまで観た新海作品を観直したいし、また映画を観ていないものは観たい、小説をまだ読んでいないものは読みたいと思いました。

【「言の葉の庭」関連記事】
小説 言の葉の庭
[アニメ映画]言の葉の庭
 展示を見て思ったのですが、ユキノの部屋にて、2人はマリメッコのマグカップを使っています。が、ガラスのコップは…イッタラの「アイノ・アアルト」ではないでしょうか…?形が似ている…気がする…?

by halca-kaukana057 | 2018-11-21 22:56 | 興味を持ったものいろいろ
 NHKBSプレミアムでの第3シリーズを観たのがきっかけでハマったドラマ「刑事モース ~オックスフォード事件簿~」。第1シリーズはGYAO!で配信されたのを観たのですが、第2シリーズは?近場のレンタル店ではDVDレンタルがない。どうやって観る?と思っていたのですが、第2シリーズもGYAO!で配信されていました。よかった!またモースが観られる。

GYAO!:海外ドラマ:刑事モース~オックスフォード事件簿~ シーズン2
 第2シリーズは全4話。Case6「消えた手帳(Trove)」、Case7「亡霊の夜想曲(Nocturne)」、Case8「黒の絞殺魔(Sway)」、Case9「腐った林檎(Neverland)」。11月24日(土)までの配信です。
 まずCase6を観ました。前回負傷し、怪我の療養のため別の警察署で働いていたモースがカウリー署に戻ってくるところから始まります。同時期に起こった3つの事件の捜査をするモース。これまで通り仕事熱心で、地道に聞き込みをし、鋭い観察眼もひらめきも健在なのですが、どこか雰囲気が違う。負傷のショックか。サーズデイが「目に光がない」と。サーズデイのサンドイッチネタにも食いついてこない…なんてこった…。元々明るい性格ではないですが、更に心の奥に暗さが深まっていくモース。そんなモースを支えるある人が登場。おや?あと、捜査の途中でモースの得意分野のシーンでは、やっぱりこういうところは変わってないなと安心しました。ラスト、犯人がモースに言った言葉とラストシーンが気になりました。現場にあったはずなのに消えた手帳。これが、第2シリーズの鍵?まさかあのCase9に繋がるのか?とにかくCase9が観られるのが楽しみ、だけど怖い。先にCase10を観てしまっているので、Case9が本当に気になります。

 サーズデイはモースの体調を心配して、休め、酒を減らせと世話を焼いてくれる。仕事ではいい上司、仕事を離れたら父親のよう。愛妻家のサーズデイですが、家庭を大事にしていると感じられるシーンがあってよかった。エプロン、前から見たかったな。

 カウリー署の人々の、モースに対する態度が少し変わってきた感じはあります。ブライト警視正やジェイクスにはまだ煙たがられている、手の焼ける新米という感じはあるのですが、負傷での心身へのショックを気遣っているかのよう。ストレンジの行動にちょっと「?」でした。裏があるような?犯人逮捕の鍵となったヒントはストレンジのある行動にあった。そのストレンジへのモースの言葉がよかった。

 WOWOWで無料放送していたCase14も観ました。Case13で昇進試験を受けていましたが、その結果に「はぁ!?」と言わずにはいられなかった…。WOWOWでは第5シリーズも放送…。NHKさんもお願いしますよ…。

 「主任警部モース」シリーズ原作の第1作「ウッドストック行最終バス」も読みました。面白かった。感想はまた後日。

【過去記事】
「刑事モース」が面白い!
「刑事モース」とプロムス

by halca-kaukana057 | 2018-11-14 23:25 | 興味を持ったものいろいろ
 NHK BSプレミアムで放送された「刑事モース オックスフォード事件簿」(原題:ENDEAVOUR)、完全にハマりました…。
・前の記事:「刑事モース」が面白い!

 第3シリーズ最終回の第13話(Case13)、面白かったです。「愛のコーダ」(Coda)。何と言ってもサーズデイ警部補がかっこいい。ギャング相手でも尻込みせず、肝が座っている。ギャングを力で抑え込むシーンも。それが、モースとやり方や意見が異なり、一時的に不協和音になってしまったのが、このドラマの根底に流れる哀愁や暗さを感じさせていい。体調不良の原因(Case9で出てくるのですが、Case9を観ていないためどういう状況なのか詳しくは知らない)を自ら解決してしまったのは何と言っていいかすごい。一方のモース。ギャングとはいえ、力で抑え込む、力で白状させる方法には納得できない。サーズデイとは別に、一般人のフリをしてさりげなく怪しい人物に近づき聞き込みをする。検視の部屋に、コンサート帰りなのか黒のボウタイのフォーマルでやって来たのは、本当モースらしいwモースの金銭感覚についても新しい情報が。一体何に金をつぎ込んでいるんだ…コンサートやレコード、酒か…?山場のシーン、まさかこんな展開になるとは。サーズデイの娘のジョアンも父譲りなのか強いです。どんな状況でも周りをよく見て、事件の手がかりになるものをさりげなく見つけるのもモースらしいです。
 それぞれの登場人物もよかった。トゥルーラブ巡査の私服を見れたのは嬉しい。ストレンジがモースより出世が早かった理由も感じられました。ブライト警視正、今回もいい役どころです。物語の山場のシーンで、デブリン医師が取ろうとしたした行動も、デブリン医師らしいなと感じました。
 第4シリーズが早く観たくなる終わり方。サーズデイ家は寂しくなるなぁ…。モースにとって、家族みたいな家だったのに…。

 一方、GYAO!で配信中の第1シリーズ。全部観ました。面白かった。Case5、これも寂しく切なくなるお話。「家族の肖像(Home)」のタイトルの通り、様々な家族が描かれます。サーズデイ家、サーズデイの過去も明らかに。Case13でもそうですが、ジョアンは危険な男や場所に惹かれるのでしょうか…。モースも、実家に戻ります。とはいえ両親は離婚、幼いエンデバーを引き取った母は亡き人。父は再婚したので、モースの実家とは言えないかも。父との確執はあるけれども…実の父である。Case5でもギャングが出てくるのですが、ギャングの家族についての部分も興味深い。

 今回の記事の本題。このCase5で、興味深いシーンがありました。ストーリーそのもののネタバレにはならない範囲で書きます。Case5で、「プロムスに行った」というせりふが出てきます。「プロムス」、勿論、7月から9月までロンドンで開催される音楽祭「BBC プロムス(Proms)」のことです。ここでテンションが上がった私。「「ハフナー」とマーラーの4番」が演目だったそうなのですが、後で、9月3日とわかります。何年の話だ?
Wikipedia:刑事モース〜オックスフォード事件簿〜
 Wikipediaによりますと、Case5は1966年1月。前の年のプロムスなので、1965年9月3日の公演。調べました。

BBC Proms:Prom 42
 ありました!プロムスの公演記録は、全て公式サイトにあります。どんな昔のものも検索できます。
・モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K385「ハフナー」
・ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」(Schelomo) (チェロ:ジャクリーヌ・デュ・プレ)
・オネゲル:パシフィック231
・マーラー:交響曲第4番 ト長調 (ソプラノ:ヘザー・ハーパー)
 /ノーマン・デル・マー:指揮、ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
 チェロがデュ・プレ!正式なデビューが1961年だったので、その数年後。プロムスの常連になったころです。多発性硬化症と診断されたのが1971年。人気を集めていた頃だったのか。オネゲル「パシフィック231」が入っているのも面白い。指揮のノーマン・デル・マーはプロムス常連の指揮者。ラストナイトも指揮しています。この頃は、マルコム・サージェントがプロムスの多くの公演を指揮していた。この年のラストナイトもサージェントです。
 これはモースは聴きに行きたかっただろう。モースはプロムスの全公演を記憶していそうだ。毎年その年のプロムスの全公演日程が発表されればチェックするだろうし、この頃はBBCのラジオで放送されていたのだろうか。モースの部屋にはレコードプレーヤーはありますが、ラジオは見たことがない。でも、ラジオ放送があれば聴いていそうだな。

 ドラマはフィクションですが、現実とリンクさせてある。適当にしない。ちょっと感激しました。イギリスのドラマですから、気になる人は調べているだろう。そこまで考えて練った脚本なんだと感じました。Case5の他の部分も練ってあるなぁと感じました。

 さて…第1シリーズも観終わって、第3シリーズの放送も終わって、「モースロス」になりそうだ…。第2シリーズを観たいが、第1シリーズ配信終了後(11月9日まで)、GYAO!でやってくれるのだろうか。やってくれたらいいなぁ。もし配信されないとなると、どこで観られるか…。探してみよう。
 ちなみに、WOWOWでは第4シリーズを放送予定。Case14は無料放送らしい。イギリス本国では、第5シリーズまで放送。現在第6シリーズを制作中とのこと。NHKだとまだまだイギリスには追いつけませんが、頼りはNHKだなぁ。

 ちなみに…。フィンランドでも、「ENDEAVOUR」放送されています。フィンランド語版タイトルは「Nuori Morse」。英語で言えば「Young Morse」です。若いモース、そのままです。
YLE TV1:Nuori Morse – suosikkisarjan viides kausi
 フィンランド国営放送(YLE)で放送中。現在第5シリーズだそうです。日本より進んでる!いいないいなー…。

by halca-kaukana057 | 2018-10-27 22:43 | 興味を持ったものいろいろ
 たまたまBSプレミアムを観ていたら、面白い海外ドラマに出会いましたよ。
NHK:刑事モース ~オックスフォード事件簿~

 コリン・デクスター原作の「主任警部モース」(原題:Inspector Morse)シリーズ。そのモースの新米刑事時代を描いたのが「刑事モース」(原題:Endeavour)。1960年代のオックスフォード。真面目で仕事熱心な若い刑事巡査・エンデバー・モース。鋭い観察眼と推理力を持っているが、まだまだ未熟。死体や血が苦手で見ると気分が悪くなる。短気で、突っ走るところもあり、上司たちからは煙たがられていた。警察を辞めようと辞表を書いて持ち歩いてもいた。そんなモースの才能を見込んだ警部補のサーズデイはモースをアシスタントにする。オックスフォードの町で起こる様々な事件に、モース、サーズデイたちは立ち向かう。

 現在、BSプレミアムでは第3シリーズを放送中…でもあと1話。第10話(Case10)から観たので、それまでの話がわからずさっぱり…。しかもCase10はモースの立場や環境、雰囲気がこれまでと全然違う回。前の9話(Case9)で何があったんだ?わからない状態。それでも、映像の美しさや、物語の面白さに惹かれました。ネタバレになるのであまり書けませんが、ある事件で警察を離れていたモース。しかし、そんなモースの周囲で事件が起こってしまう。もう警察は辞めたと思っていても、天性とも言える観察力、ひらめきで事件の核心に近づいていく。それに加え、聞き込みや遺留品などの捜査も地道に行う。モースには刑事の仕事が合っているんだなと思いながら観ていました。

 物語を彩るのが、音楽。モースはクラシック音楽が好き。特にオペラが好きで、歌うこともある(「主任警部モース」では、ワーグナーが特に好きなんだとか。「刑事モース」ではワーグナーはあまり出てこない模様)。モースの聴いているレコードや、登場人物の演奏が場面を盛り上げる。事件に音楽が関係することも。ドラマの始まりが、クラシック音楽とともに始まり、事件の断片のような映像が散りばめられる。何かが音楽とともに始まる予感。これが美しい。ドラマの舞台となるお屋敷の数々も美しいです。
 その一方で、1960年代…第二次世界大戦の傷跡も残っている。戦場で戦ったこともあるサーズデイの過去が重い。

 これは最初から観たい、と思っていたら、第1シリーズの5話がGYAO!で配信中です。
GYAO!:刑事モース~オックスフォード事件簿~ シーズン1
 11月9日まで。無料です。第1話(Case1)は、実際はパイロット版だった。第2話(Case2)が、実質の1話です。第3話まで観ましたが、面白い!ますますハマりました。Case1の事件の経緯、ラストには切なくなります。特に面白い!と思ったのはCase3.オペラが事件の鍵となります。オペラ好きなモースの知識がフル回転。警視正のブライトには「オペラ君」と呼ばれてしまうほど…。事件の合間に、立ち寄るサーズデイの家。サーズデイ家の奥さんや子どもたちはモースを家族のように迎えてくれるところにもじんわり。モースの家族、生い立ちには影がある模様…第3シリーズでも明かされている途中です。その影、孤独にも向き合ってくれるサーズデイがいい「親父」です。ラストのサーズデイの言葉がよかった…。

 サーズデイをはじめ、カウリー署の刑事、警官たちも味のある人ばかり。ただ、第3シリーズから観てしまった、その後第1シリーズを観るとモースとの関係が全く違う。最初は煙たがられ、出しゃばらずに事務仕事をしろを言われていたモース。それが第3シリーズでは全然違う。そこまでの変化の過程を、第2シリーズで観たいです。
 サーズデイは先述したとおり「親父」。突っ走りがちなモースをたしなめ、警察の仕事の大事なことを教え、モースを信頼している。署の上司たちに冷たく扱われるモースを助ける。上司であり、父親的な存在。また、愛妻家で、妻がランチに作ってくれるサンドイッチを楽しみにしている。いつも「中身は何かな~」と言うと、モースに中身を当てられ、不機嫌になってしまう…。Case1のラスト、モースをファーストネームで呼ぶシーンがよかった。
 巡査部長のジェイクスも、モースを煙たがっている一人。しかし、第3シリーズのCase11を先に観てしまったので、そこに至るまでを観たい…。巡査のストレンジは、モースを応援してくれる人のひとり。頼りになります。警視正のブライトは英国の警察の偉い人、というイメージ。こちらも第3シリーズのCase12が…。本当かっこいい。警察医のデブリン医師、とてもいいキャラしています。「刑事モース」になくてはならない存在です。

 まずはGYAO!で第1シリーズを観ます。その後もGYAOで配信してくれるかなぁ。NHKでも再放送しないかなぁ。DVDがないかなと思ったのですが、行動範囲のレンタル店に置いてない!なんてこった!
 あと、「主任警部モース」シリーズの原作を読みます。

ウッドストック行最終バス (ハヤカワ・ミステリ文庫)

コリン・デクスター/早川書房


 これが第1作。原作では、モースはファーストネームの「エンデバー」をなかなか明かさないそう(ドラマでも)。「エンデバー」と聞くと、まずスペースシャトルを連想しますが、由来は勿論、ジェームズ・クック船長の船の名前。
・関連記事:手のひらの中のEndeavour

 「主任警部モース」は、イギリスでは「シャーロック・ホームズ」と同じぐらい、いや、ホームズ以上に人気のあるミステリーシリーズとのこと。「ホームズ」の次は「モース」か?
(勿論、「ホームズ」は今も大好きですよ)

インターネットTVガイド:【英国ドラマ通信】Vol.5 ショーン・エヴァンスの魅力から読み解く「刑事モース~オックスフォード事件簿~」三つのキーワード
 若いモース役のショーン・エヴァンスさん、かっこいいです。エヴァンスさんご自身と、モースのキャラクターには通じるところがある模様。

【追記・訂正】
 現在BSプレミアムで放送されているのは、「第3シリーズ」です。第4シリーズってどこから出てきた。訂正します。
by halca-kaukana057 | 2018-10-23 23:08 | 興味を持ったものいろいろ

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


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