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カテゴリ:宇宙・天文( 581 )

 いよいよこの日がやってきました。

JAXA 宇宙科学研究所:小惑星探査機「はやぶさ 2」の小惑星 Ryugu 出発について
JAXA:小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星Ryugu出発について

JAXA はやぶさ2プロジェクト:〝さよならリュウグウ〟キャンペーンのお知らせ
 ↑19日まで、リュウグウや「はやぶさ2」へ向けてのメッセージを募集中。

アストロアーツ:「はやぶさ2」がリュウグウを出発、地球帰還へ
NHK:「はやぶさ2」小惑星を出発 地球への帰還目指す

はじめまして、リュウグウ 「はやぶさ2」リュウグウ到着
 昨年6月、「はやぶさ2」は小惑星「リュウグウ」に到着。それから観測、ターゲットマーカー投下、タッチダウン、インパクタを投下し人工クレーターを開けてもう一度タッチダウン、ローバー投下と様々なミッションをこなしてきました。
 リュウグウは当初は丸いなだらかな地形と考えられてきましたが、到着したら予想と違った。コマのような形で、表面は岩だらけでゴツゴツしている。平らなところが見当たらない。一体どこにタッチダウンすればいいんだ…?と考え込んだのはついこの間だったように感じます。これは、実際に行って観測してみないとわからないこと。他の天体まで行って探査・観測する醍醐味であり、意義です。

 その後、プロジェクトチームは念入りに観測、タッチダウンできそうな地点を探し、「はやぶさ2」の制御の精度も高めていきました。そして1回目のタッチダウン。タッチダウンの際、小型モニタカメラ(CAM-H)で撮影した画像をつなげた動画に、とても興奮しました。次はインパクタでクレーターを作って、そこにタッチダウンを目指すも、やはりリュウグウの地形に悩まされます。無事にクレーターを作れたら、また念入りに安全にタッチダウンできる箇所を探して、2度目のタッチダウン。この2度目のタッチダウンは、実際に行うかどうか議論を重ねた上で決行されました。カプセル内には既にサンプルはあるのに、無理にタッチダウンをして機体が壊れてしまったら帰還できない。心配もしましたが、無事に成功しました。
 はやぶさ2には3つの小型ローバーがあります。全て、リュウグウの表面に着陸し、それぞれの観測を行いました。

 予定されていたミッションは全てクリアしました。しかも運用はとても安定していてスムーズに。毎回、すごいなぁと思うばかりでした。

 初代「はやぶさ」では、小惑星「イトカワ」での滞在期間はそれほど長くありませんでした(行方不明の期間もありました…)。なので、リュウグウに到着した頃は1年半もリュウグウに滞在するの?長くない?と思ったものです。でも、やることはたくさんありました。リュウグウの地形が予想と異なり、観測に時間をかけることができた。その観測のデータが、タッチダウンなどの成功に繋がったのだと思います。

 後は無事に帰るだけです。今日、10時過ぎ、「はやぶさ2」は姿勢制御スラスタを噴射し、リュウグウから離れました。18日まで、リュウグウから遠ざかりながら、「お別れ観測」を行います。遠ざかるリュウグウの姿を撮影します。
 20日から、1年5ヶ月運転しないでいたイオンエンジンを試験運転し、12月3日以降、イオンエンジンを本格的に運転して地球帰還軌道へ入ります。
 地球帰還は来年12月頃の予定。1年間、無事にイオンエンジンが運転され続け、帰途が安全であることを祈るばかりです。

毎日新聞:はやぶさ2、リュウグウから「なにもかも皆懐かしい地球」へ JAXA国中氏が談話
 現在はISAS所長の國中先生が「はやぶさ2」帰還にあたりメッセージを発表しました。國中先生と言えば、初代「はやぶさ」では「こんなこともあろうかと」なイオンエンジンの仕掛けに驚かされましたが…今回のメッセージでも「ヤマト」全面推しです。
 一番冒頭にリンクしたJAXA公式のプレスリリースにもプロジェクトチームの先生方のコメントがありますが、どのコメントも濃い1年5ヶ月を感じさせるものでいいなと感じました。

 ありがとうリュウグウ。ドキドキワクワクの連続でした。私の名前も記されたターゲットマーカーはリュウグウがある限りリュウグウに残ります。いつかまた会えるかな?さよならリュウグウ。そして「はやぶさ2」、無事の帰還を待っています。どうぞご安全に!

 あ、シュークリームを買ってくるのを忘れた(1回目のタッチダウンの記事参照)。明日あたり買ってこよう。
受け継いだものと新しい試み しつこく徹底的に 祝! 「はやぶさ2」リュウグウにタッチダウン成功!

by halca-kaukana057 | 2019-11-13 21:57 | 宇宙・天文
 国際宇宙ステーション(ISS)で食べられる「宇宙日本食」も種類がどんどん増えています。ヤマザキのようかんや、森永の「ベイク」のように一般に発売されているものが宇宙日本食になったケースも少なくありません。宇宙日本食の認定を受けたもののひとつに、亀田の柿の種があります。その亀田の柿の種の、宇宙日本食認証記念の限定味が出たので食べてみました。

sorae:JAXA認証の宇宙日本食「柿の種」記念商品。『亀田の柿の種 ギャラクシーミックス』限定発売
亀田の柿の種:宇宙への道

デイリーポータルZ:ハイチュウと柿の種はJAXA認証済みの宇宙食である

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その名も「ギャラクシーミックス」。燃える隕石をイメージしたホットチリ味の柿の種、ブラックホールをイメージした黒こしょう味の豆。宇宙ってそんなイメージか…。

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パッケージ裏には、柿の種が宇宙日本食に認証されたことと、その記念企画について書かれています。

 食べてみた。私は辛いものはあまり得意ではないのです。でも食べられました。確かに辛いけどおいしい。ホットチリ味の柿の種は刺激が強い。黒こしょうの豆は、こしょうの味は好きなので気に入りました。

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小袋には宇宙、宇宙飛行、ISSにまつわる豆知識コラムがあります。全部で10種類あるらしい。

 第2弾ではスペシャルパッケージでの柿の種を発売するらしい。

 それよりも、宇宙日本食として認証された、宇宙日本食と同じフィルムパウチ包装の柿の種の発売を検討してくださいませんか亀田さん。科学館など限られた場所でいいですから。


【過去関連記事】
宇宙日本食羊羹を食べてみた
地上で食べる宇宙食まつり 宇宙日本食羊羹続編
地上で食べる宇宙食まつり スペースカレー編
 スペースカレー、また食べたいな。
by halca-kaukana057 | 2019-10-05 21:53 | 宇宙・天文
 昨日深夜、H2Bロケット8号機が打ち上げに成功しました。

JAXA:宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機(HTV8)の打上げ結果について

朝日新聞:H2Bロケット打ち上げ成功 「こうのとり」をISSへ
  ↑毎度おなじみ朝日新聞のロケット打ち上げ空撮動画もあります。ただ、夜のため、ロケットの炎しか見えません…。
NHK:「こうのとり」8号機 打ち上げ成功

 ロケットの打ち上げは夜中なので観られないだろうと思っていたら、偶然その日はなかなか眠れなかった。ちょうど打ち上げ時間になったので生中継を観ていました。いつもより心配して観ていたと思います。でも、そんな不安を吹き飛ばすきれいな打ち上げでした。お天気もよくよかった。
 
 周知の通り、この8号機の打ち上げは11日に行われる予定でした。しかし、打ち上げ数時間前、射点に移動したロケットの発射台から火災が発生。打ち上げは中止になりました。発射台で火災なんて初めて、一体何があったんだ!?ロケットの機体と「こうのとり(HTV)」は無事なのか?とても心配でした。

 その後、原因を調査、解明しました。
マイナビニュース:H-IIBロケットの発射台火災はなぜ起きたのか? - MHIが調査結果を公表
日本経済新聞:三菱重、ロケット火災は断熱材発火が原因と発表

 火災が何故、どのようにして起こったのか。まとめると、

・メインエンジンの噴射ガスを煙道方向へ逃がす役割をする、ロケットの下部にあたる位置に設けられている発射台の「開口部」という空洞から火災が発生。
・開口部の壁面には断熱材が貼られている。これが燃えた。
・H2Bロケットのメインエンジン「LE-7A」は、液体酸素でエンジンを予冷している。エンジンは2基あるが、そのうちの1基から排出された液体酸素が、この開口部の壁面に吹きかかっていた。
・H2Bロケットは、LE-7Aを2基並べて装着しているため、各エンジンの排出口と開口部壁面までの距離が20cmと非常に近い。なので液体酸素が開口部の壁面に吹きかかりやすい。LE-7A1基のH2Aロケットでは問題になっていなかった。
・予冷に使った液体酸素はエンジンのノズルの脇にある排出口から外へ放出されるが、この日はほぼ無風で開口部にたまっていた。
・断熱材は耐熱材によって覆われているものの、耐熱材は低温に弱く、冷たい酸素によって時々割れることがあるという。今回も、耐熱材が低温で割れた結果、中の断熱材が外に露出した。
・液体酸素が空気に触れ、液体と気体が混ざった状態で発射台の耐熱材に吹きかかり続けることで静電気が発生した。この静電気が発火源となった。しかもほぼ無風だったため、静電気はより強くなった。
・その静電気が、耐熱材が低温で割れて外に露出した断熱材に触れ、発火した。
・対策として、断熱材にアルミシートを施行する。

 というのが、火災が起こった流れです。H2Bロケット特有の問題、気象の条件が複雑に組み合わさり、火災につながった。この複雑な要因を短い期間で突き止め、次の打ち上げでは問題なく成功させたのはすごいと思います。改めて、ロケットは大きくても繊細な技術でできているのだと実感しました。H2Bも今回で8号機。初号機から成功し続け、安定していることに安心していましたが、その場になってみないとわからないことがあるのだなと思いました。今回の対応の件で、H2Bはさらに信頼性を上げたのではないかと思っています。

 「こうのとり」8号機は28日夜にISSに到着予定です。把持、結合、ハッチオープンまでご安全に!
by halca-kaukana057 | 2019-09-26 21:59 | 宇宙・天文
 今年もこの季節がやってきました。ペルセウス座流星群。

アストロアーツ:【特集】ペルセウス座流星群 2019年

 今年の極大は13日。しかし、お天気がよくなかった。しかも、今年は月明かりがあり条件が悪い。諦めて寝ていました。

 今日未明、夜中に目が覚めた。もしかしてと外を見たら、晴れている。快晴。満月直前の月も大分西に傾いて、東の空なら大丈夫そう。極大は過ぎてしまったが、やっぱり今年もペルセ群が観たい。ということで、月明かり等が目に入らないようにして、東の空を中心に、午前2時半頃~3時半過ぎまで観測することにしました。

 東の空には、おうし座が大きく見えました。「すばる」プレアデス星団もはっきりと見えました。徐々にオリオン座、ふたご座も上ってきています。本当に快晴で空も澄んでいて、観測には申し分ない夜空でした。これで月明かりがなかったら、もっとたくさんの星が見えただろうに…。
 極大を過ぎたため、なかなか流れないなと観ていたら、オリオン座で火球クラスの明るい流星が。とても明るかったです。その後はぽつぽつ小さいのが流れていました。多分どれもペルセ群の流星だったと思う。もうひとつ明るい流星も観られました。
 約1時間で5個程度。流れ星の観測も楽しかったですが、徐々に上ってくるオリオン座やふたご座を観るのが楽しかった。地球は自転しているのだなと実感しました。3時半を過ぎると、東の空がぼんやりと明るくなってきた。昼間のためにもう一眠りしようとここで切り上げ。流星観測はどこで切り上げるかに迷います。あと1個流れたら…を繰り返すw

 今年はふたご座流星群も月明かりで条件が悪いらしい…。ペルセ群よりも、ふたご群の方が見やすいのだが…。
by halca-kaukana057 | 2019-08-15 21:34 | 宇宙・天文

真夏の夕涼みのISS

 夏真っ盛りです。当地も昼間は暑いですが、朝夕は涼しい風が心地よく感じます。そんな夕涼みのISSです。
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 まだ空が明るい時間だったので、30秒の撮影だと長かった。ISSは、うしかい座のアルクトゥールスの下を通過。アルクトゥールスから上へ、ネクタイのような形に星が並んでいるのがうしかい座。うしかい座は春の星座ですが、この時間にはまだ見えています。この後、南の空に明るく輝く月、木星、土星のそばを通り過ぎて行きました。


 今の季節になると、気になるのがペルセウス座流星群。お天気がよくなさそうなのと、月明かりで条件が悪いので、あまり期待できなさそう。台風が3つも…被害が何もないことを祈ります。

 明日、8月7日は伝統的七夕です。
国立天文台:ほしぞら情報:スター・ウィーク、伝統的七夕(2019年8月)
アストロアーツ:【特集】七夕/伝統的七夕

 今年は仙台の七夕祭りに代表される月遅れの七夕と同じ日にちになりました。7月の七夕と違って、夜の早い時間に織姫(こと座ベガ)と彦星(わし座アルタイル)が見えます。月が沈んで暗くなれば、空の暗いところでは天の川も見えるかもしれません。


by halca-kaukana057 | 2019-08-06 21:31 | 宇宙・天文

天文台の古切手

 先日、アンティークもののイベントでこれを見つけました。
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 東京天文台…国立天文台の前身です。その創立75周年の記念切手。天文台の切手だ、と惹かれてそのまま買いました。

 1953年10月に発行されたものだそうです。図案は、国立天文台三鷹キャンパスにある、「第一赤道儀室」。
国立天文台:第一赤道儀室
ドーム内にあるのは口径20cmの望遠鏡。黒点のスケッチ観察のために使われました。もう10何年も前に、三鷹キャンパスに見学に行ったことがあるのですが、その時にこの建物を見た記憶があります。また行きたいなぁ。

 図案は、天文台側は電波望遠鏡を候補に挙げたらしいのですが、当時の一般市民にはわかりにくいというので却下。さらに、星座も描いてほしいという要望もあり、北斗七星、カシオペア座、北極星が描かれています。

 現在のカラフルでかわいい切手もいいですが、このモノクロでシンプルな古い切手も味があって素敵です。古い切手はハードルが高いように思っていたのですが、チャンスがあればまた探してみようと思います。
by halca-kaukana057 | 2019-08-04 22:25 | 宇宙・天文

ISSと夏の小さな星座たち

 今度の20日はアポロ11号の月面着陸から50年。記念の特集が様々なメディアで組まれています。明日が満月で部分月食があります(九州・沖縄、中国地方と四国の一部で満月が欠けたまま沈みます。それより東の地域では見られません)。今夜は満月直前の大きな月がきれいに見えています。1969年7月20日の月齢を調べてみたら、5.5、ほぼ半月。月を見て、その月に初めて人類が降り立つのを、地上の人々はどんな気持ちで見ていたのだろう。まだ生まれていなかった私は、当時の記録を見たり聞いたり読んだり、想像するしかありません。でも、今、「はやぶさ2」が小惑星リュウグウにタッチダウンするのをワクワク、緊張しながら応援しているのを思うと、同じような気持ちだったのかな、と思います。

 今、人類は国際宇宙ステーションで長期滞在し、微小重力下で様々な実験をしています。そのISSを久々に見られました。ほぼ満月の光にも負けず、明るく輝いて飛んでいきました。

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 久々に解説を入れてみました。というのは、見どころがあちこちにあるから。
 ISSの軌跡のすぐ上、細長いY字の星の並びが横になっています。これが「や座」。矢座です。矢を放つ「いて座」は南の空、天の川の中にありますが、矢座は夏の大三角の中にあります。
 ISSの下に小さなひし形の星座があります。これが「いるか座」。特に好きな星座のひとつです。とても可愛らしい星座です。夏の小さな星座が2つも撮影できて嬉しい。
 わし座の一等星、彦星・アルタイルに、はくちょう座のくちばしの二重星・アルビレオも写っています。ああ望遠鏡を向けたい。アルビレオの2つの星の青とオレンジの色の対比を観たい。ISSの軌跡の辺りにはこぎつね座があるのですが、暗くて星の並びがよくわかりません…。

 南の空には木星が明るく輝いています。月がとても明るいですが、そのすぐそばにぽつんと星が。土星です。今年の夏もこの2惑星が見頃です。こっちも望遠鏡を向けたい(土星は月明かりが邪魔でうまく見られなさそう)。
by halca-kaukana057 | 2019-07-16 21:58 | 宇宙・天文
 今日もこのニュースで持ちきりです。

JAXA:小惑星探査機「はやぶさ2」第2回目タッチダウン成功について

NHK:はやぶさ2 着陸成功 世界初のミッションで
NHK:はやぶさ2 研究総主幹「大成功と言っていい」
はやぶさ2 着陸に成功 「この喜び皆さんと」

毎日新聞:「100点満点の1000点」 はやぶさ2成功で関係者喜びの会見
 津田先生はじめ、プロジェクトチームの皆さんの笑顔が本当に晴れやかでいい。おめでとうございます!!着陸運用の前に、「はやぶさ2にリュウグウをもう一度触らせてあげたい」という津田先生の言葉が印象的でした。もう一度触れたよ!


アストロアーツ:「はやぶさ2」2回目のタッチダウンに向け降下中
 今回のタッチダウンは、4月にインパクタをぶつけて作ったクレーターの縁のあたりにタッチダウンし、1度目と同じようにサンプルを採取します。1度目のタッチダウンの際舞い上がった小石や塵が、光学カメラについてしまった。カメラをきれいに拭くワイパーやブラシはありません。これは考えてなかった…。カメラの性能が低下してしまったため、前回よりも低い高度で水平移動しターゲットマーカーを探します。
 2回目のタッチダウンを行うか。プロジェクトチームもかなり悩み、議論を重ねたそう。「はやぶさ2」は既に1回目のタッチダウンでサンプルを手に入れている。リュウグウはゴツゴツの岩だらけで、機体を損傷する危険性がある。機体を損傷したら帰還できなくなるかもしれない。なら、安全な方をとって2度目のタッチダウンは行わなくてもいいのではないか…。私も心配しました。が、プロジェクトチームは2度目のタッチダウンを行うと決めました。ならば、私は応援するしかありません。

 昨日の午前10時過ぎから降下開始。タッチダウンは今日の午前10時過ぎ。生中継は見られなかったので、そろそろかな…と時計を見ながら心の中で応援していました。11時前に携帯をチェックできる時間があったのでチェックしてみたら、タッチダウン成功、と。管制室の拍手によかった、よかった…本当におめでとうございます!


NHK:はやぶさ2 着陸の画像を公開 JAXA
 タッチダウンの際、小型モニタカメラ(CAM-H)で撮影した画像が届きました。もう届いたのか!まだホームポジションに戻ってないのに。早いよ!!
 タッチダウン4秒前、タッチダウンの瞬間、タッチダウン4秒後の3枚。今回も迫力のある画像です。タッチダウン前の画像を見ると、やはりここもゴツゴツしています。タッチダウン後、小石が舞い上がる…1回目のタッチダウンのものと比べると、粒が小さめで白っぽい印象。人工クレーターの内部の岩石だからなのか、リュウグウの位置によって岩石のタイプが違うのか。帰還後に1回目と2回目のサンプルを比較するのが楽しみになります。

 今回、ちょっと思ったのが、せっかくインパクタでクレーターを作ったのに、何故クレーターの中に降りないのか?縁にもインパクタをぶつけた際に吹き飛んで積もった内部の岩石があるので、縁の部分にタッチダウンする…のは理解できるのですが、クレーターの中ならもっと深いところのサンプルが採れるのでは?
 この答えは、今日の管制室生中継にありました。
小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星リュウグウへの第2回タッチダウン運用(19/7/11)ライブ配信

 1時間13分ごろです。ツイッターで寄せられた質問に答えているのですが、その質問の中に同じ質問がありました。答えは、危ないから。リュウグウは岩がゴロゴロ、ゴツゴツした地形。クレーターの深いところに降りると、「はやぶさ2」の太陽電池パネルがぶつかってしまうおそれがある。光学カメラも完全ではない状態、何が起こるかわからない。安全な道を通りつつも、でも挑戦はする。初代だけでなく、1度目のタッチダウンからも変更、進化させたところもあります。安定しているのに、冒険をしている。不思議な感じです。

 「はやぶさ2」の大きなミッションはクリアしました。あとは小型ローバーの分離などをして、11月ごろリュウグウの軌道を離れ帰途につきます。帰還するまでがミッション。今後もご安全に!

 あ、シュークリーム買ってくるの忘れた。明日買って食べよう。(1度目のタッチダウン記事参照)

 おまけ。フィンランド語で「はやぶさ2」の記事を読んでみよう。
Helsingin Sanomat : Hayabusa 2 -avaruusluotain laskeutui onnistuneesti asteroidin pinnalle
 フィンランドの最大手紙、ヘルシンギン・サノマット紙の記事です。


【はやぶさ2 過去記事】
受け継いだものと新しい試み しつこく徹底的に 祝! 「はやぶさ2」リュウグウにタッチダウン成功!
タッチダウン、舞い上がる「はやぶさ2」
リュウグウにクレーターを作れ 「はやぶさ2」の新たな挑戦
by halca-kaukana057 | 2019-07-11 22:59 | 宇宙・天文

ISSと春の星座

 数日前に撮ったISSの画像を何枚か。

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 ISSの軌跡の右側(北)に北斗七星が。ISSも長い時間撮影できました。とても明るかったのではっきり写っています。

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 ISSの画像としては失敗です。見切れてる。ISSはうまく撮影できなかったですが、画像の真ん中、Cを裏返した星の並びがわかるでしょうか。かんむり座です。小さな星座ですが、星の並びはわかりやすいです。好きな星座のひとつです。
 ギリシア神話では、クレタ島の女王アリアドネが結婚の際に贈られた冠とされています。アラビアでは、欠けた皿に見えていたそうです。シベリウアではホッキョクグマの足。ドイツでは花輪。アボリジニはブーメラン…世界各地で色んな形に見られていた星座です。
 昨年のNHKラジオ第1、「夏休みこども科学電話相談」で、「からあげ座を作りたい」という質問?がありました。答えたのはコスモプラネタリウム渋谷の永田美絵先生。星を自由につないで、自分だけの好きな星座を作ってもいいんだよという答えで、からあげ座を作るなら、このかんむり座の形が似ているのではないかな、と。かんむり座を見て、そのからあげ座のことを思い出しました。
 画像の右上の明るいオレンジ色の星は、うしかい座のアルクトゥールス。春の星空の一等星のひとつです。

 梅雨入りする前に、たくさん星見したいです。
by halca-kaukana057 | 2019-06-05 22:07 | 宇宙・天文
 夏至が近づくと、ISS・国際宇宙ステーションの可視パスの機会が増えてきます。先日から見頃だったのですが、なかなかタイミングやお天気が合わず。今日、ようやく合いました。

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 ISSが天頂方向へ昇りながら(画像の下から上へ進んでいます)、影に入り見えなくなったところを撮影できました。このすーっと消えゆくISSの軌跡が撮影できるととても嬉しいです。ISSの左側(南)には、北斗七星のひしゃくの部分も写っています。
 この前も見えていて、撮影もしていたのですが、カメラの角度が合ってなかった…失敗写真でお蔵入り。
 ISSが見えている途中、ISSの近くでパッと明るい発光がありました。ISSとは別のもの。何だったんだろう…。何かの人工衛星のフレアか(でも、フレアの前の軌跡は見えていなかった)、流星か、飛行機か何かか、はたまた…。

 今日のISSは西の空に見えていたのですが、同じ西側の空には、しし座が見えていました。春の星座の代表のしし座。もう西の空に傾く季節になってしまいました。もうすぐ6月。星空は夏の星座に切り替わろうとしています。


 宇宙関連の話題がいくつかあります。まず、NASAが火星ローバーに名前を載せようというキャンペーンをやっています。
sorae:あなたの名前が火星へ!NASAが火星探査車「マーズ2020」に乗せる名前を世界中から募集
 NASAが来年打ち上げる予定の火星探査ローバー「マーズ2020」.このローバーには無人ヘリコプターも搭載されます。このローバーに搭載される小さな小さなシリコンチップに、送られた名前を刻みます。
 記入出来るのは、ファーストネーム、姓(Last Name)(アルファベットのみ)、国、郵便番号、メールアドレス。メールアドレスを登録すると、他の名前を登録したミッションを確認できるようになるらしいです。
 名前を登録すると、搭乗券の画像をダウンロードできます。
 この手の名前応募に今まで一体いくつ応募したのか…覚えてませんw


 現在進行形の小惑星探査機「はやぶさ2」も、今日、先月作った人工クレーターへのタッチダウンに向けて、降下し、目印となる2個目のターゲットマーカーを投下、成功しました。この辺りは正式なプレスリリースが出てからもう一度。このターゲットマーカーにも私の名前が載せてあります。全てのターゲットマーカーに名前は載せてあるそうで、これで2個目です。
by halca-kaukana057 | 2019-05-30 22:42 | 宇宙・天文

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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