カテゴリ:フィンランド・Suomi/北欧( 99 )

 昨日の記事:Hyvää itsenäisyyspäivää!
フィンランド独立記念日に、フィンランド国営放送・YLEのラジオ YLE Klassinenでフィンランドの作曲家の音楽特集をしていたのですが、その時、フィンランド国歌(Maame)と同じ歌詞なのに、定められているフィンランド国歌とは違うメロディーの歌が流れた、という話をしました。あれは何だったんだろう…調べました。

 まず、演奏者から当たってみる。昨日のYLE Klassinenの番組表。
YLE Areena:YLE Klassinen:Päiväklassinen
Isänmaallisia lauluja. (Polyteknikkojen Kuoro/Tapani Länsiö ja Kaartin Soittokunta/Elias Seppälä).
 この曲集です。「フィンランド愛国歌」(ポリテク合唱団、タパニ・ランシオ、 Kaartin Soittokunta,エリアス・セッパラ)。これはCDなのか?探してみました。

 案外、簡単に出てきました。
◇ポリテク合唱団の公式サイト:Polyteknikkojen Kuoro : Suomelle – isänmaallisia lauluja
Discogs : Polyteknikkojen Kuoro, Tapani Länsiö, Kaartin Soittokunta*, Elias Seppälä ‎– Suomelle - Isänmaallisia Lauluja
 CDの詳細について英語で書いてあります。ポリテク合唱団の自主レーベルのようです。
Spotify : Suomelle - Isänmaallisia Lauluja / Polyteknikkojen Kuoro
 Spotifyにあります。アカウントがあれば無料で聴くことができます。フィンランドの愛国歌を集めたCDです。シベリウスの「アテネ人の歌(Ateenalaisten Laulu)」op.31-3、「祖国に(Isänmaalle)」JS98a、「フィンランド狙撃兵行進曲(Jääkärimarssi)」op.91a、「フィンランディア賛歌」、オスカル・メリカントやトイヴォ・クーラの作品もあります。
 このCDの3曲目。「Maamme(我らの地)」という曲です。タイトルは、フィンランド国歌と同じ。作曲は、ユーハン・ルードヴィーグ・ルーネベリ(Johan Ludvig Runeberg)、フィンランド国歌の作詞者です。定められているフィンランド国歌の作曲者はフレデリック・パーシウス(Frederik Pacius)。

YouTubeにもありました。
Maamme (Runebergin sävelmällä)
 CDと同じ、ポリテク合唱団の歌です。パーシウスの方は高らかに、堂々とした感じがありますが、ルーネベリの曲はやさしい感じがする。パーシウス作曲のフィンランド国歌も好きですが、ルーネベリ作曲のもいい歌です。

 フィンランドで、ルーネベリ作曲の方はどう扱われているのだろうか。フィンランド第二の国歌と言われるのはシベリウスの「フィンランディア(讃歌)」。検索しても、圧倒的にパーシウスの方が出てきます。フィンランド語で検索できれば、もっと出てくるのかもしれない。

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by halca-kaukana057 | 2018-12-07 22:04 | フィンランド・Suomi/北欧

Hyvää itsenäisyyspäivää!

 今日は何の日。フィンランド独立記念日です。
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Hyvää itsenäisyyspäivää! 独立記念日おめでとうございます!!

 いつも聴いているフィンランド国営放送・YLEのクラシック専門ラジオ・YLE Klassinenはフィンランドの作曲家特集。指揮、オーケストラ、演奏家もフィンランド人ばかり。さすが…。フィンランド国歌も流れます。そのフィンランド国歌の、メロディー違いのものも流れていました。歌詞は同じなのに、メロディーは国歌と定められているものと違う。なんだったんだあれは…後で調べよう。
YLE:YLE Klassinen
 明後日、12月8日はシベリウスの誕生日で、フィンランドは「音楽の日」。やっぱりフィンランドの作曲家特集をします。

 聴いていて、気に入った曲。オスカル・メリカントの「ロマンス」op.12。ラジオではハープ版が流れていました。
Merikanto - Romanze, Op. 12 (Romanssi)
 こちらはピアノ版。冒頭のメロディーが「赤とんぼ」に似ているという…。フィンランド作曲家のピアノ曲と言えば舘野泉さんですが、そういえばCD持っていなかったっけ…持ってました。
夏至の夜にメリカント
 この記事で取り上げたCDに入ってました。改めて聴いて、いい曲です。

 フィンランドは今年で独立101年。昨年100年で、新たな100年へ。

物語 フィンランドの歴史 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年
マッティは今日も憂鬱 フィンランド人の不思議
マッティ、旅に出る。 やっぱり今日も憂鬱 FINNISH NIGHTMARES 2
フィンランドの幸せメソッド SISU(シス)

 比較的最近書いた、フィンランド関連本記事。どれも、フィンランドの歴史や文化、ライフスタイル、国民性を感じられます。
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by halca-kaukana057 | 2018-12-06 21:38 | フィンランド・Suomi/北欧

冬になったらLohikeitto

 急に寒くなり、雪も降りました。いよいよ本格的な冬の到来です。冬になると食べたくなるんだ、これが。
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 フィンランドのサーモンスープ「Lohikeitto(ロヒケイット)」です。ちょうどスーパーで生鮭が売っていたのでつくりました。
・自己流レシピはこちら:フィンランドのサーモンスープ「Lohikeitto」を作ってみた
 今回の分量はこれとは少し違います。もう材料さえ揃えば目分量にしてしまっていますw
・グラタンにもアレンジしました:フィンランドのサーモンスープ、アレンジしてみた

 このロヒケイットを作って食べると、冬だなぁと感じます。外は寒いけど、あたたかい家の中で、あたたかいロヒケイットを食べる。心もあたたまります。野菜も沢山摂れます。冬は色々な鍋を作って食べるのも好きですが、ロヒケイットも美味しい。この冬もたくさん作ろう。

 他にもフィンランドの料理を作ってみたいのですが、なかなか習得できず。うーん。
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by halca-kaukana057 | 2018-11-24 20:58 | フィンランド・Suomi/北欧
 前の記事でフィンランドの「SISU(シス)」について書いた際、デンマークの「Hygge(ヒュッゲ)」にも言及しました。というのは、「Hygge」に関する本も読んでいたのです。
・前の記事:フィンランドの幸せメソッド SISU(シス)

日本とデンマークの150年切手&特印
 「Hygge(ヒュッゲ)」という言葉を初めて知ったのはこの記事を書いた時。日本・デンマーク国交樹立150年記念切手のテーマが「Hygge(ヒュッゲ)」でした。

HYGGE ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方
マイク・ヴァイキング:著、ニコライ・バーグマン:解説、アーヴィン香苗:訳/三笠書房/2017

 巷には「ヒュッゲ」に関する本が次々と出ていますが、その火付け役になったのが多分この本じゃないでしょうか。本屋で「Hygge」のタイトルのついた本で、この本を一番最初に見た記憶があります。
 「Hygge(ヒュッゲ)」とは、「人との温かいつながりをつくる方法」「心の安らぎ」「不安がないこと」「心地よい一体感」…この本でも日本語に定義、言い換えるのが難しいようです。何か存在する「もの」ではなく、「その場の空気や経験」が「ヒュッゲ」に近いのだそう。

 「Hygge」の言葉が生まれたと推測されるのは1800年頃。当時、デンマークとひとつの国だったノルウェー語の「Hug(フーグ:抱きしめる)」から派生した言葉と考えられています。デンマーク語もいくらでも単語を付け足して複合語を作ることのできる言語。「ヒュッゲな~」というように、「Hygge」から派生した言葉が沢山あるそうだ。

 「ヒュッゲ」な幸せを感じるために必要なことは、シンプルさ、公平・平等や調和、一体感、平和や安らぎ、「今」「ここ」など。そんな「ヒュッゲ」をつくるために、デンマークの人たちがしていることを紹介しています。料理やファッション、インテリア、身近にあるもの、季節ごとの過ごし方、シンプル、お手軽でお財布にもやさしく「ヒュッゲ」を感じられる方法。北欧の人たちが特に大切にしているクリスマスと夏の過ごし方。この本の著者のヴァイキングさんはコペンハーゲンにあるリサーチ会社のCEO。ヴァイキングさんの会社がデンマークの人々に、「ヒュッゲ」について調査した結果も多く載っています。著者の主観だけじゃない。

 前の記事のフィンランドの「SISU」に共通するものが多いなと感じました。シンプルさ、自分でつくること、ウェルビーイング(心身の充足感)に気を配ること、持続可能性、「今」「ここ」に集中する「マインドフルネス」を大事にしていること。毎日少しずつ感じる幸せ。デンマークとフィンランドは民族的にも言語でも異なる国。でも、共通するものがあるのは、北欧諸国が大事にしているものが似ているのかもしれないと感じました。

 この本では、デンマークの人たちが「ヒュッゲ」を感じるためにしていることが紹介されます。でも、私はこれはあくまで一例だと思いました。これを日本で全く同じように実践しようとしても無理。デンマークでこれができるのは、こういう伝統・文化・ライフスタイルがあるから。例えば北欧デザインの家具を日本で揃えようとしたら大変なことになるが、デンマークなら身近にある。それがデンマークの文化であり歴史だから。それらを揃えたからといって「ヒュッゲ」を感じられるとは限らない。先述したとおり、何か存在する「もの」ではなく、「その場の空気や経験」が「ヒュッゲ」だから。

 興味深い一節がありました。
 デンマーク人にとってはヒュッゲがすべて。場所も値段も品質も、この際、関係ありません。
 私の住むコペンハーゲンはカフェが多く、マンションの向かいにも1軒あります。そこのコーヒーはじつにひどくて、魚くさい味がするうえに1杯5ユーロ(約650円)もします。それでも、私はこのカフェの常連です。なぜなら、囲いのない暖炉があって、ヒュッゲな場所だからです。(25ページ)
 さらに、こんな言葉も。
 ヒュッゲボクサー(Hyggebukser)
人前ではけっしてはけないズボンのこと。ただ、はき心地は最高なので、こっそり愛用することも。
 1日中ひとりきりで過ごす時間がどうしても必要だったから、ヒュッゲボクサーをはいて家にこもり、すっぴんで朝から晩までひたすらシリーズものの映画を見ていたわ(38ページ)
日本で言ったら、着古した愛用のジャージかスウェットを着て、という感じでしょうか。「ヒュッゲ」は誰かと一緒に過ごす、人と人の繋がりからうまれるものと解釈されているようですが、1人でもヒュッゲを感じられればそれでいいみたいです。

 というように、立派な、高価なものに囲まれてなくてもいい。自分で、これが心地いい、「ヒュッゲ」なんだと思えばそれでいいのだと思います。日本なら、畳やカーペット、ソファの上でごろごろして、日本茶を飲んでてもいい。和食を食べてもいい。
 「Chapter14 ヒュッゲと幸福」を読むと、幸せ、「ヒュッゲ」を感じる条件が大体わかってきます。シンプルであること。「今」「ここ」で前向きであること。
 現実を直視すると、私たちの生活はバラ色の天国というわけではありません。しかしヒュッゲとは、むずかしい状況の中でも、今持っているものを上手に活かすことであり、日々の生活にしっかりと根を下ろすことなのです。(281ページ)
 困難があっても、毎日の生活を大事にして前向きに暮らしたい。フィンランドは「SISU」でしなやかに強く立ち向かっていきますが、デンマークは「ヒュッゲ」でやわらかいあたたかさを誰かと一緒に心に保つ。やり方は少々違いますが、北欧の2国のライフスタイルには共通するものがあるようです。

 これから寒い冬になります。私の住む地域は深い雪に閉ざされます。そんな冬の楽しみは、自分なりにいくつか持っているのですが、「Hygge」と「SISU」、フィンランドとデンマークのやり方も参考にしたいと思っています。フィンランドは天候に関係なく外に出て行く、デンマークはあたたかい家の中で心地よいと感じるものに囲まれて引きこもる…この対比が面白い。

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by halca-kaukana057 | 2018-11-06 22:37 | フィンランド・Suomi/北欧
 この本が出版されると知って、絶対読もうと思いました。
 このブログでも、フィンランドの話になるとよく出てくるフィンランドの言葉「Sisu(シス)」についての本です。でも、「シス」が「幸せメソッド」?北欧の幸せになる考え方といえば、デンマークの「ヒュッゲ(Hygge)」が有名。「シス」はちょっと違うんじゃないの?と思いながら読み始めました。


フィンランドの幸せメソッド SISU(シス)
カトヤ・パンツァル:著、柳澤はるか:訳 / 方丈社 / 2018

 原題は、「Finding Sisu: In Search of Courage, Strength and Happiness the Finnish Way」
 著者のパンツァルさんは、両親はフィンランド人、フィンランド生まれだが、両親がカナダに移住し育ちはカナダ。カナダでは、マスコミの仕事をしていたが、20代の時にうつ病と診断される。元々健康には無頓着、生活習慣も食生活も乱れ気味で、運動や自然に触れることはほとんどしなかった。ダイエットをしようとすると「話題の○○ダイエット法」「セレブに人気の美容法」などを探した。アメリカのテレビドラマや映画のような、モノに囲まれ、キラキラした生活を望む一方で、
「どんなに痩せても、どんなにきれいになっても、どんなにお金持ちになっても、永遠に満足できないのではないか―――。」(19ページ)
そんな不安を抱えていた。
 そんなパンツァルさんは、フィンランドでの仕事を見つけ、ルーツであるフィンランドで暮らすことになる。そこで出会ったのが、「SISU」という言葉、考え方。さらに、雪の降る冬の初めに、ヘルシンキでバスローブを羽織った青年たちが海に向かって走り、その海で泳ごうをするのを見る。寒い冬の海で泳ぐなんて信じられないと思ったパンツァルさん。しかし、「SISU」とフィンランドの人々が日常楽しんでいる様々な行動に関係があると思い始める。パンツァルさんはこの本で、「SISU」について様々な人、友人や各方面の専門家に話を聞いて、「SISU」とは何か探ります。

 「SISU(シス)」とは、逆境から立ち直る力「レジリエンス」や困難に直面してもくじけない「強い心」を意味する。「大和魂」のように「フィンランド魂」と日本では説明されている。フィンランドの歴史は、「SISU」の連続だった。帝政ロシアからの独立運動、小国のフィンランドが大国ソ連と戦うことになってしまった冬戦争、第二次世界大戦で敗戦後の暗い時代と復興。現代では、福祉大国、教育大国と呼ばれる。それも、戦後の復興期、資源が少ない国であるフィンランドにとって最大の資源は「人」であるという考えに基づいてのことだった。ここにも「SISU」が感じられる。そんな国の歴史や制度といった大きいところだけでなく、先述した冬の海や湖でも泳ぐ「アイススイミング」やサウナ、森の中を歩くこと、食事や運動、まずは何でも自分でやってみること、シンプルとミニマリズムなどフィンランドの日常生活の中にある「SISU」を見つけ、「SISU」について考えています。

 「SISU」は我慢強さとも考えられますが、日本での「我慢強さ」…どんなに困難でも気合や根性を持ってじっと我慢する、また、それを人にも強要する(「がんばれ」「我慢しなさい」などの言葉のような)ものとは違うのだそうだ。例えば、フルマラソンを完走するためにトレーニングを積んで、完走するのも「SISU」だし、健康のために毎日歩く時間を10分でも増やすのも「SISU」。壊れたものを自分で修理しようとやってみるのも「SISU」。程度は関係なく些細なことでいい。自分でこれをやろうと思ってやり遂げることが「SISU」。困ったら人に助けを求めてもいい。不安を人と共有するのも「レジリエンス(立ち直る力)」であり「SISU」。今の状況がもし不幸だとしたら、勇気を持って手放すのも「SISU」。自分で決めること、逆境でもやりとげること、心身の状態や健康、ウェルビーイング(心身の充足感)に気を配ること、シンプルであることが「SISU」なのだそう。特に、ウェルビーイングに気を配ること、シンプルさ、持続可能であることはどの項目においても共通していると思います。

 食生活と運動、健康については、よく食べてよく運動するという考え方がシンプル、潔くていいなと思った。フィンランドにもジムはありますが、それ以前にフィンランドの人々はとにかく歩く、または自転車に乗るらしい。ここがポイントなのだが、どんなに悪天候でも。アイススイミングだって冬の海や湖で泳ぐ。自然の厳しいフィンランドだからこそ、悪天候は存在しないのだそうだ。雨や雪が降っているなら、服装をそれに合わせたものにすればいい、と。フィンランドほどではないが雪の多い寒い地域に住んでいる私にとって、冬になると雪が多いし寒いからあまり外は歩きたくないと思っている。下手すると街中でもホワイトアウトに遭うし、除雪が行き届いていない道は歩きにくいし…と不満ばかりである。一方フィンランドでは、冬でも道路の整備が行き届いているという点があるが、子どもの頃からどんなに寒くても外へ出るのだそうだ。冬は日照時間が短く暗いところから、リフレクター(反射板)も生まれた。厳しい環境でも、くじけないし工夫をして適応していると思う。

 「SISU」は育てられるものである。また、精神的なものだけでなく、肉体的なものでもある。心身が繋がっているという考え方だろう。読書も困難や逆境を乗り越え解決するための力になるので、「SISU」につながり、「SISU」を育てるものなのだそうだ。
 
 「できない」と思わず、「できる」と信じて踏み出してみる。できたらもう一歩進んでみる。
 今までの北欧の幸せになる方法は、シンプルな衣食住環境やライフスタイルを整える、ゆったりと暮らす(何年か前に流行った「スローライフ」のような)、かつ、おしゃれである、だったと思う。この本でもそれらはある(おしゃれは除く。おしゃれ、というよりは、ウェルビーイング、快適さ、実用面を重視している。北欧のものは、日本から見ると「おしゃれ」に見える)。プラス、「SISU」。この本に書いてあることは、日本でできることもあるし、難しいこともある。冬の海で泳ぐのはちょっと…。森へ行くのが難しいなら、緑に触れられる近くの公園でもいい。自分にとって、乗り越えて気持ちよくなりたいものが「SISU」なのだ。

 この本を読んで、今まで運動を増やしたいとか、心身のストレスを減らしたいとか、住環境を心地よいものにしたいなどと思ってきました。休みの日に公園でウォーキングをしたり、スナック菓子を減らしたりしています。アイススイミングはできないけど、お風呂に入ったら、冷たいシャワーを浴びるのもやってみています。最初は冷たいのだが、徐々に気持ちよくなる。パンツァルさんやフィンランドのアイススイミング愛好家の気持ちってこれか?と思ってみたり。今はまだいいが、これから冬になって、真冬でもやれるか。冷たいシャワーの後は、湯船に入ってあたたまります。今度温泉に行ったら、サウナにも入りたいな。今、日本でもフィンランド式のサウナが増えてきています。フィンランド式のサウナ愛好家も増えているんだとか。

 ウェルビーイングに気を配り、「今」に目を向けるのは「マインドフルネス」の考え方にも繋がっているなと感じました。「SISU」もマインドフルネスかもしれない。

 この本はパンツァルさんの体験を元に書かれていますが、会った各方面の専門家の話や参考文献も多い。「SISU」をただの「幸せメソッド」としてではなく、学術的な面からもアプローチした自分をよい状態にしてくれるものと考えているのがいいです。

 パンツァルさんのインタビューがありました:ハフポスト:フィンランドにも「根性論」があった。世界一幸せな国で「頑張る」ことの意味とは


 これも、「SISU」?:クーリエ・ジャポン:フィンランド発の新たなるマインドフルネス「パンツ一丁で飲酒」が幸せを呼ぶ


【関連過去記事】
物語 フィンランドの歴史 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年
 フィンランドの「SISU」な歴史を読みたいならこれ。

マッティは今日も憂鬱 フィンランド人の不思議
マッティ、旅に出る。 やっぱり今日も憂鬱 FINNISH NIGHTMARES 2
 内気でシャイ、無口な典型的なフィンランド人・マッティにとっての憂鬱な出来事、「フィンランド人あるある」を描いたコミック。どんなに憂鬱なことが続いても、くじけないマッティにも「SISU」がある…?訳者は同じ柳澤さん。

 そういえば、この本では「ムーミン」の物語や作者のトーベ・ヤンソンの暮らしにも「SISU」が感じられるとあります。フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」にも「SISU」なところがあるなぁ。「SISU」は1500年前からあるそうです。あと、フィンランドが舞台のアニメ「牧場の少女カトリ」のカトリも、「SISU」を持っているなぁ。働いているお屋敷でどんなことがあってもめげないし、学校に行けないので独学で「カレワラ」を読めるようになるし。
 シベリウスが「『シス』とは、不可能を可能に変える力をくれる、強心剤のようなもの」と言っていたそうなのですが、初めて聞きました。シベリウスの「SISU」…作曲家人生は「SISU」の連続だし、健康と仕事のために静かなヤルヴェンパーの「アイノラ」に引っ越したのも、悪い環境を断ち切る「SISU」だなぁ。
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by halca-kaukana057 | 2018-11-03 23:27 | フィンランド・Suomi/北欧
 夏至も過ぎ、明日までフィンランドでは夏至祭(Juhannus ユハンヌス)です。短い夏を謳歌すべく、サウナで一汗かいたら湖に飛び込んで、湖のほとりではかがり火を燃やしたり、ソーセージ(Makkara マッカラ)でバーベキューをして、夜遅くまで楽しんでいるんだろうなぁ。

 そんな、フィンランドの気分になれるモノがある…?と、1ヶ月前ほど前から、探しているものがあります。

エステー:初夏の季節限定企画 Visit Finland (フィンランド政府観光局)監修の「北欧」デザインと香り! 「消臭力」4アイテムを新発売

 「北欧」、「フィンランド」を謳う製品は多いです。北欧の森の香り、とか、フィンランドの白夜、とか、いろんなモノにそんなキャッチフレーズがついています。そういうのを見ると、やっぱり釣られますw ですが、これはちょっと違う。フィンランド政府観光局が監修している、フィンランド政府観光局お墨付きの、フィンランドの香りの芳香剤。釣られます。これは手に入れなければ。そう思っています。

 が、ドラックストアやスーパーなどを探しても全然見つからない。普通の消臭力はあるけど、「フィンランド」消臭力はどこに行ってもない。やはり田舎…。

 探して、探して、ようやく見つけました。
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 トイレの消臭力、フィンランドベリーの香り。これしかありませんでした。フィンランドリーフも欲しかった!
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 ちゃんと、「フィンランド政府観光局 監修」とあります。パッケージのデザインも北欧風。

 あけると、ふわっと甘酸っぱい香り。やさしい、爽やかな甘さです。甘過ぎないです。ベリーのいい香りです。

 フィンランドリーフの香りも欲しいなぁ…。お取り寄せしようかなぁ…。
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by halca-kaukana057 | 2018-06-23 21:07 | フィンランド・Suomi/北欧
 今、話題になっているムーミン…。今回は切手の話なのでその話には触れないでおこうと思います。思うところは色々あるのですが…。ムーミンの切手が発行されたタイミングでこんな話題になるなんて…。

 先日郵頼した、「ムーミン」切手の押印機特印が届きました。
ムーミン切手再び +特印(手押し印)

日本郵便:グリーティング切手「ムーミン」の発行

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 ムーミンとスナフキンが木の上にいて…おしゃべりしているのでしょうか。スナフキンの旅の話を聞いているのでしょうか。ムーミンの手が、スナフキンを励ましているようにも見えます。孤高の旅人、スナフキンも、ムーミン谷に帰れば家族同然の仲間がいます。素敵な特印です。

 この画像だと、切手のエンボス加工がよくわかります。凸凹しています。今回のムーミン切手はいいデザインです。

 あと、82円切手をよく見たら、スズランのイラストが。62円は花(桜?)です。スズランはフィンランドの国花。桜は日本を象徴する花。フィンランドと日本の友好を込めたのでしょうか?日本郵便のサイトに記載がないので、真意はよくわかりません。
 ムーミンはムーミン谷が舞台の物語ですが、生まれたのはフィンランド。でも、ムーミン谷がフィンランドかどうかはわからない、ファンタジーですから。この点は強調しておきます(例の話題、結局話題にしてる…)。


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by halca-kaukana057 | 2018-01-17 22:01 | フィンランド・Suomi/北欧
 前回、「ムーミン」の切手が出たのは2015年。「ムーミン」シリーズ出版から70年の年でした。今年、再び「ムーミン」の切手が発行されました。今年は特にメモリアルイヤーではありません。去年、フィンランド独立100年だったことぐらい…?来年は日本・フィンランド国交樹立100年です。

グリーティング切手「ムーミン」の発行

 今回のムーミン切手は、62円(前回2015年は52円だった…)はムーミンたちが誰かのために何かをしているところ、82円がお手紙とムーミンたち。どちらも可愛いですが、切手シートをよく見てください。でこぼこになっている、エンボス加工されています。ツルツルではなくこの独特のでこぼこが、素朴な感じを表現していると思います。「星座シリーズ」(今度は「天体シリーズ」)のキラキラホログラム(隠し文字入り)も凄かったが、今回も凝っています。

 特印を貰って来ました。
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 手押し印は、リトル・ミィからお手紙を貰っているムーミン。ミィの表情がいかにもミィ。可愛い。切手のイラストは、82円の方がお気に入り。

 今回は押印機印も郵頼しました。届くのが楽しみです。届いたらまた書きます。
【追記】押印機印届きました:ムーミン切手再び +特印 (押印機印)

【2015年のムーミン切手】
ムーミンの魅力を切手で+特印(手押し印)
続・ムーミンの魅力を切手で+特印(押印機)
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by halca-kaukana057 | 2018-01-10 21:16 | フィンランド・Suomi/北欧
 今日、12月6日はフィンランドの独立記念日。独立したのは1917年。今年で100年です。Hyvää itsenäisyyspäivää! 100年目の独立記念日おめでとうございます!!
 この後、日本時間22時(フィンランドは15時)からリントゥ指揮、フィンランド放送交響楽団の独立記念日コンサートがYLEで放送されます。後日オンデマンド配信もあるので、後でゆっくりでもどうぞ。
◇映像:YLE Areena:TV:RSO Musiikkitalossa
Itsenäisyyspäivän konsertti

◇ラジオ:前半:YLE Areena:Radio:Konsertteja Radion sinfoniaorkesterin itsenäisyyspäivän konsertti
後半:YLE Areena:Radio:Konsertteja Radion sinfoniaorkesterin itsenäisyyspäivän konsertti
 前半はロッタ・ヴェンナコスキ、マグヌス・リンドベルイの作品。後半はシベリウス:クッレルヴォです。

 フィンランド各地では、スオミブルーのライトアップがあちこちで行われています。昨日、5日からコーヒーで乾杯したり、6日は祝日でお店はお休み(100年記念でやっているところもあります)前に買い物をしたり…。100年に一度のお祭りです。
 フィンランドの様子は、フィンランドYLEの動画配信でも観られます。
YLE Areena:TV:Suomi Finland 100

 さて、私もフィンランド独立100年をお祝いします。今年に入ってから、こぎん刺しを始めました。津軽地方に伝わる伝統的な刺し子。教えてもらう機会があり、それ以来少しずつですが刺して、小物を作っています。無心で刺している間は楽しいです。
 こぎん刺しの本を見ていたら、フィンランド国旗のような図案があったので、それを刺してみました。
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 コースターです。でも、縦と横の比率が何か変…。違う…。
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 下を折るとちょうどいい…。
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 これじゃあんまりなので、もうひとつ作りました。ひもをつけてオーナメント。ピンクッションにもなります。こちらは縦の横の比率はおかしくないです。
 フィンランド国旗がシンプルなデザインでよかったです…。

 独立100年を記念して、こんな企画も。
Apocalyptica - 'The Symphony Of Extremes' (Official Video)
 フィンランド政府観光局が、フィンランド人のDNAをもとに、音楽をつくろうという企画をスタート。フィンランドは東西の境界線にあり、DNAも多様なのだとか。作曲はApocalyptica(アポカリプティカ)のエイッカ・トッピネン。アポカリプティカによる演奏、そしてこのビデオ。とてもカッコイイです。

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 ケーキを買ってきてお祝いしました。素晴らしい独立記念日になりますように!!

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by halca-kaukana057 | 2017-12-06 22:26 | フィンランド・Suomi/北欧
 寒くなってきて、あたたかい食べ物が食べたい季節になりました。寒い日に食べたくなるのが、フィンランドのサーモンスープ「ロヒケイット(Lohikeitto)」。今年も手軽に食べられるインスタントのスープが登場しました。

永谷園:「冷え知らず」さんの生姜サーモンクリームスープ フィンランド風
 生姜で身体をあたためるシリーズにフィンランドのサーモンスープ味が登場です。
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 作ってみました。お湯を注ぐだけ。
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これまでのインスタント・サーモンスープと比べると、クルトンが入っていません。ジャガイモやニンジンも入っていません。小松菜、そして生姜がたくさん入っています。
 食べる前に、鮭を探したのですが、小さい…。ほとんど粒です。
 食べてみた。生姜を先に食べてしまうと、生姜が強過ぎてあとはミルクの味しかしません。ショウガを後回しにしても、ディル入ってるのこれ?と思うほどディルの風味が薄い。ディルよりも生姜の存在感が強いです。
 生姜が好きな人にはおすすめします。まぁ、「フィンランド」なのでね…多分…。味は美味しいです。

 サーモンスープではなく、フィンランドと一言も書かれていないのですが、こちらのほうがサーモンスープの味に近いと思います。
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Q・B・B:ワインに合うベビーチーズ サーモン&ハーブ入り
 4個入りのベビーチーズ。サーモンとハーブなど(バジル、オレガノ、ローレル、タイム、ローズマリー、オニオン、ガーリック)が入っています。ディルは入ってなかった。でも、タマネギや様々なハーブとサーモンは、サーモンスープを思わせます。ワインがなくても美味しいです。

 またサーモンスープ(ロヒケイット)は作って食べます。
【これまで出たインスタント・サーモンスープ】
「フィンランドサーモンスープ」を食べてみた
2011年、エースコックより
ムーミン・フィンランドサーモンミルクスープを食べてみた
2014年、日清食品より
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by halca-kaukana057 | 2016-10-15 21:52 | フィンランド・Suomi/北欧

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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