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 「はやぶさ」「かぐや」と宇宙機ネタを続けるブログです。日本の宇宙開発になくてはならない人を挙げるとしたら、私は真っ先にJAXA宇宙科学研究本部(旧ISAS・宇宙科学研究所)の的川泰宣先生の名前を出します。その的川先生が日本惑星協会のメールマガジン「TPS/Jメール」で連載しているコラムをまとめたのがこの本。「TPS/Jメール」はいつも購読させていただいております。

轟きは夢をのせて―喜・怒・哀・楽の宇宙日記
的川 泰宣/共立出版/2005


 1999年に始まった的川先生の「YMコラム」。メルマガでは、「的川泰宣」ではなく、肩書きを捨てて「YM」として執筆している。長年宇宙開発・宇宙科学に携わってきた権威として語るのではなく、いち宇宙工学者としての視点で語られている。しかも、堅苦しい科学的な話ではなく、現場の科学者・技術者たちの生の声をリアルに伝えるもの。宇宙への熱い魂が伝わってくる。読んでいて、さすがだなぁ…と実感する。

 的川先生が特に力を入れているのが、日本の宇宙開発の広報活動と"宇宙教育"。宇宙開発の"今・現在"を国民に知ってもらう・理解してもらうためにメディアにも積極的に登場。宇宙開発に興味が無い人でも、きっと一度は的川先生をテレビで観たことがあるはず。海外の宇宙関係者や、種子島・内之浦の宇宙センターがある鹿児島付近の漁業関係者との交渉・協力関係も大切にする。さらに、火星探査機「のぞみ」、小惑星探査機「はやぶさ」、そして月探査機「かぐや」に人々の名前・メッセージを載せる企画も的川先生から始まったもの。「宇宙教育」とは、ただ宇宙のことを子どもたちに教えるのではなく、宇宙という視点から自然や生命を見て、科学する心を養うこと。日本各地で行われる宇宙教育イベントを主導し、子どもたちや教育現場の大人たちに宇宙・科学の面白さを伝え続けている。人があっての宇宙開発。主導する科学者・技術者だけでなく、応援する人の存在だって必要。的川先生がいなかったら、こんなに宇宙と人が結びついていなかったんじゃないかと思う。
(宇宙教育についてさらに詳しくは、JAXA宇宙教育センター:宇宙教育センターについてをご覧ください。センター長である的川先生が方針について説明されています)

 宇宙開発の現場の様子だけでなく、的川先生自身の思い出話も読みどころ。若い頃からヘビースモーカーだった的川先生が、40歳の時に禁煙を決意。その40歳の誕生日、40本のタバコを一気に吸って禁煙開始記念にした(驚きの画像あり。しかも、その後ろに「はやぶさ」プロジェクトマネージャーである、若き日の川口淳一郎先生が写っていたりする。恐るべし…)だとか、糖尿病予防を目的としたダイエット記録だとか。本当にパワフル。人間的な意味でも、的川先生は物凄い人です。

 現在もメルマガの連載は続いていますが、この本に収録されているのは2004年まで。1999年から2004年というと、宇宙開発では大きなニュースが続けて起こった時期でもある。H2Aシリーズの打ち上げ開始、「のぞみ」の行方、ロシアの宇宙ステーション・ミールの廃棄、スペースシャトル「コロンビア」事故、JAXA発足、「はやぶさ」打ち上げ…。激動の宇宙開発の記録として読んでも面白い。事実だけを追うんじゃなくて、その事実から何を学ぶか。特に「のぞみ」失敗に関する部分が胸に迫ってくるようだった。

 的川先生と言えば、「マトちゃん」の存在も。的川先生をキャラクター化したもので、ロケット打ち上げライブ動画に時々登場もします。さらに仕事場には「マトちゃん」等身大パネルが置いてあるらしい(それは是非見たい)
 ↓これがマトちゃん。かわいい。
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 ちなみに、この画像は以下の動画から。
ニコニコ動画:国産全段固体ロケット M-V 赤外線天文衛星「あかり」 打ち上げ
エキサイトブログではサムネイル画像が表示できないのが悔しい。



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 宇宙といえば、「かぐや」からの地球の画像がすごすぎます。
JAXAプレスリリース:月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ(HDTV)による「地球の出」撮影の成功について

 待ってましたよこの画像!月のかぐやからの、元気な便りが届いて本当に嬉しいです。さて、明日夜8時からはNHKでかぐや特番。4:3のブラウン管のテレビなのが残念ですが、今から楽しみで仕方ない。あー、宇宙大好きだ!ワクワクが止まらん!
by halca-kaukana057 | 2007-11-13 23:21 | 本・読書

狂え!タランテラ

 ピアノ練習記録。この間の脱力のこととか、ピアノについて感じたこととかを考えていたら、だんだんノッてきた。練習が楽しい!

【ブルグミュラー25:タランテラ】
 だいたい仕上げ段階。左手でまごついていた所もスムーズに弾ける様になってきた。この間録音したので、どうぞ。
♪タランテラ 第1回録音:ピアノ録音置き場ブログ「タランテラ」のページでどうぞ。第1回録音です。

 この演奏を聴いて感じること。まだまだ"優等生"的演奏に感じます。この時はまだ危なっかしい演奏だったので、表現よりも確実に曲を弾くことを目的としていたので仕方ないが、これじゃ狂ってない。もっと狂って、苦しみを出してみたい。発狂した演奏…デタラメとは違う、狂気。…難しそう、でも、面白そう!挑戦意欲が湧いてきた。
 この曲を演奏している時、本当に楽しいです。ノリノリです。


【シベリウス:即興曲op.5-6】
 録音まだです。演奏しているときは本当に気持ちがいいのに、録音機材をセットすると緊張して弾けない…のは言い訳です。録音を意識すると、気負いすぎてダメなのかも知れない。肩の力の抜けた、素顔のシベリウスを表現したい訳だし…。リラックスして演奏して、気が向いた時に録音すればいいのかも知れない。…そんないい加減な。いや、この位でいいのかも。
 この曲も演奏が楽しい。特に後半の短調部分。音を遠くに届けるように響かせる気持ちよさ。ああ、広いホールで演奏したい!
by halca-kaukana057 | 2007-11-12 22:22 | 奏でること・うたうこと
 今週の感想を。「電脳コイル」の展開がショックすぎて大変なのですが…。

【おかあさんといっしょ】
 11月の歌は「ムックリンチョ」。12月もこの歌です。朝、起きて朝ごはんを食べて、出かけるまでを「~リンチョ♪」で統一。お兄さん&お姉さん、超ノリノリです。メキシカンなゆうぞうお兄さんが、ランプの精のように見える。ランプの精ではなく、"おはようの精"?
 なんと言ってもしょうこお姉さんが可愛い。制服姿で、髪に寝癖がちょっとついている。しょうこお姉さんの可愛さ炸裂。よしお兄さんは背広姿のサラリーマン。「やるきまんまんマンとウーマン」でも、メガネにスーツのサラリーマンの格好をしていたなぁ。このサラリーマン姿のよしお兄さんが大好きだ。まゆお姉さんはお母さん役。大人しそうに見えるんだけど、ダンスはやっぱりまゆお姉さんでした。
 こんなノリノリで元気が良い歌はおかいつに似合う。「ありがとうお母さん」のような曲も好きだけど、朝に聞くなら元気な曲がいい。この曲を聴いて出かけると、楽しくなりそう。


【クインテット】
 先週の再放送だけど、先週書き忘れたことを。
 アリアさんの「楽器の話」新作はピアノ。88色の音の絵の具。出来る色は白と黒。…すごいよ。「楽器の話」のクオリティの高さには毎回脱帽。「ピタゴラ装置DVDブック」のように、DVD付き絵本にして、まとめて出版切望。バックで流れる曲も、また素敵なんだよなぁ…。「楽器の話」は以前まとめをしましたが、新作が増えてきたのでそのうちまとめ第2弾をやるつもり。


【電脳コイル】
第23話「かなえられた願い」
 暗号炉とイマーゴを直結させて、暗号を使えるようになったヤサコ。デンスケを助けるため、コイルス社の空間を探してサッチー2.0から逃げ惑う。そんな中、イサコに猫目から連絡が入る。デンスケを救い、皆が幸せになる方法を見つけたと。猫目はその場所に、イサコ一人で来るように要求する。イサコはヤサコと、その場所を目指すが…。

 イサコのあまりにも辛い展開に、観ている私も辛くなってしまった。猫目の提案どおりの場所に向かうイサコ。「一人で来い」との要求に従い、イサコはデンスケを取り上げヤサコをエレベーターの中に閉じ込める。ヤサコは電話でイサコに話しかけるのだが、その時のイサコの台詞に直撃された。
「友達になれたかどうかよくわからない。こんなに近くまで来てくれたのはお前が始めてだ」
「手で触れられるものだけを信じるんだ」

イサコがヤサコを友達として認めた…のか?そして、ヤサコを危険な目に遭わせたくないという想い。不器用だけど、優しいイサコ。そして、コイルス社の空間で起こった出来事。デンスケ…!、イサコ…!?そんなぁ…。
 イサコは兄・信彦と一緒にずっと暮らしたいと、ミチコさんに願った。その願いを叶える為にはどんなことだってやってきた。キラバグを手に入れるために、誰かの電脳ペットも簡単に犠牲にするような。でも、イサコの心の変化、成長がここではっきりと描かれる。1~3話とはまったく違うイサコの行動。そんなイサコと対照的な猫目。成長する子供と、そのままの大人。その違いを見るようで、大人の私は考え込んでしまった。…そういえば、猫目って歳いくつ?玉子さんより年上?高校生には見えない(玉子さんも高校生には…いや何でもない)。

 次回「メガネを捨てる子供たち」。子どもたちが電脳メガネから離れるらしい。次回予告にイサコが出てこない…。デンスケはデジカメのディスプレイに。最終回までには戻ってくるよね。きっとヤサコが助けてくれるよね。イサコ…、デンスケ…死ぬな!

 最後に、NHKのコイル公式によりますと、12月1日の最終回の後、12月8日から再放送が始まるそうです。さすがはNHK。見逃した人も途中から観た人もこれで大丈夫!私ももう一回観ちゃいますよ。しかし、25話「金沢はざま交差点」、26話最終回「ヤサコとイサコ」と、意味深なタイトル。うう…楽しみ!
by halca-kaukana057 | 2007-11-11 22:26 | Eテレ・NHK教育テレビ
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(画像はフィンランドの新聞Helsingin Sanomat紙から)

 ご存知の通り、フィンランドで痛ましい事件が起きてしまいました。

asahi.com:高校で生徒発砲、校長含む8人死亡 フィンランド
asahi.com:発砲した生徒死亡、ネットで予告? フィンランド


 まさかフィンランドでこんな事件が起こるとは思わなかった。寝耳に水の事件。来月には90回目の独立記念日を迎えるというのに、一気に暗くなってしまった。上記朝日新聞の報道によると、フィンランドでは15歳以上で射撃グラブへの加盟などの理由があれば、銃を持つ許可が得られるとの事。フィンランドの一般市民の銃所有率は世界第3位の高さ。しかし、フィンランド出身の政治家・ツルネン・マルティ氏によると、それは狩猟用としてのもので、アメリカのような"銃社会"とは別物。銃による事件も少ないのだそうです。
日刊ツルネン:フィンランド 18才男子生徒が銃乱射

 フィンランドというと、平和な国というイメージが強い。冬戦争・継続戦争の歴史もあるけれども、それは祖国を守るためのもの。さらに、教育・福祉では世界トップクラスの事実もある。だからこそ教育現場でこのような事件が起こってしまったことに、大きな衝撃を覚える。(男子生徒がいじめられていたという情報も。ますます驚きだ。)

 国家に対して、固定観念を持つのは危険なのかもしれない。例えば、日本といえばサムライ、京都、マンガ、治安がいい…というようにイメージを持つことが出来る。でも、それは表面の一部。フィンランドも森と湖、ムーミン、シベリウス、ロイツマ、教育レベルが高い、IT大国、スローライフ…とイメージを挙げることは出来る。それも、フィンランドの一部でしかない。行ってみないとわからないこと、住んでみないとわからないことが沢山ある。まだ私は見たことのないフィンランドを日本から想像するだけしか出来ず、出来るだけ多様な情報を得ようとしている。それでも、わからないことばかりだ。わからないことばかりなのに、一部の情報だけで勝手にイメージを作り上げる傲慢さと危険性。今回の事件で、私はそれを思い知った。


 それでも、私にとってフィンランドは憧れの国だ。物騒な事件が起こっても、それもフィンランドの一部。これまでの憧れを覆すことは出来ない。いいところも悪いところもひっくるめて、それがフィンランド。だから、これからもフィンランドのことを見つめ、ブログでフィンランドの面白いところを書き続けて生きたいと思う。

 最後となりましたが、この事件で犠牲となった方々のご冥福をお祈りいたします。
by halca-kaukana057 | 2007-11-09 22:28 | フィンランド・Suomi/北欧
 昨日公開された月探査機「かぐや」が撮影した月のハイビジョン画像に、非常に興奮しております。アポロ計画でも撮影することが出来なかった、月の北極の鮮明な画像。クレーターの様子がはっきりと写っています。画像は以下JAXAのサイトでご覧ください。その前に公開された地球の画像も素晴らしかった。かぐやGJ!!
JAXAプレスリリース:月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ(HDTV)による世界初の月面撮影の成功について

 地球の画像はこっち↓
JAXAプレスリリース:月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ(HDTV)動画撮影成功について


*****

 さて、月では「かぐや」が本格的な観測前のウォーミングアップを行っていますが、その月のむこうでは、小惑星探査機「はやぶさ」が地球を目指しゆっくりと帰還中です。小惑星「イトカワ」へ向かう途中で何度もトラブルに見舞われましたが、めげることなく「イトカワ」へ。「イトカワ」を詳しく探査し、小惑星に着陸。小惑星に着陸後、小惑星から飛び立った人類初の探査機となりました。また、「はやぶさ」が「イトカワ」に投下したターゲットマーカーには88万人の署名が刻印されたプレートが載せられており、今も「イトカワ」に残っています(私も応募しました)。当初は燃料も足りず帰還できないかも知れなかったはやぶさ。しかし、新しく開発されたイオンエンジンを効率よく使い、帰還への希望が見えてきました。2010年帰還予定の「はやぶさ」。「イトカワ」の小惑星のかけらが採取できているかどうかにも期待がかかります。無事の帰還を願ってやみません。

 その「はやぶさ」の後継機、「はやぶさ2」の計画が持ち上がっています。「イトカワ」とは別の小惑星を目指し、同じように小惑星を調べ、かけらを採取する。しかし、その「はやぶさ2」を実現できない問題が。当初は5億円の予算の予定が、来年度は無しの可能性も。さらに新型ロケット開発のゴタゴタに巻き込まれて、乗せるロケットがないという話も(H2Aがあるじゃないか…。または「はやぶさ」を打ち上げたM-Vだって…。だから無くして欲しくなかったのに)。「はやぶさ」で様々な日本の技術力(イオンエンジンやサンプルリターンの技術)が発揮され、また解明されるかもしれない小惑星と太陽系の謎。「はやぶさ2」につなげれば、更にその技術の確立も、科学的な謎の解明もできる。それなのに計画断念は無念すぎます。

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 ということで、現在「はやぶさ2」の実現に向けて、関係各省庁のトップにお願いのメールを送るキャンペーンを行っています。私もそれに参加させていただきました。お役所の偉い人にメールを出すことに、恥ずかしさや難しさを感じてこれまでこっそり心の中だけで応援してきたのですが、何もしないで後悔するよりなら何か行動を起こしたほうがいい。「はやぶさ2」が実現すれば、自分もその力になれたことが嬉しい。締め切りは10月と噂されてきたのですが、11月でも間に合うとの情報を得て、勇気を出して文部科学省・宇宙開発委員会にメールしました。文面を考えるのに苦労しました…。

 宇宙開発も、人々の想いで作られている。その人々というのは、宇宙開発に関わる一部の人だけでなく、宇宙好きな一般の人々も含まれる。「はやぶさ2」の実現が民意であるならば、私もそういう願いを持っていると言葉にするべきなんじゃないか。そう考えてメールを出しました。

 もし、メールを出そうか迷っている方。一緒に応援しましょう!

 「はやぶさ」って何?何がそんなにスゴイの?と思っている方。以下の資料集をご覧ください。

【*「はやぶさ」についてよくわかる資料集*】
○ここを見ればよくわかるサイト・動画集
JAXA 宇宙科学研究本部(ISAS):小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)
 JAXAの「はやぶさ」公式サイト。基本はここ。
JAXA小惑星探査機「はやぶさ」物語
 「はやぶさ」特設サイト。川口淳一郎プロジェクトマネージャー他はやぶさチームメンバーのインタビュー動画もあります。チームの熱い想いがビシバシと伝わってくる。
「はやぶさ君の冒険日誌」
 そのJAXAによる、「はやぶさ」絵本風物語。これまでの「はやぶさ」の活躍を、絵本にまとめました。文章も「はやぶさ君」の語りになっているので読みやすい。親子でどうぞ。
「はやぶさ、帰って来い…」
 「はやぶさ」フラッシュで最も有名で、最も泣ける作品。さだまさし「案山子」の歌と、けなげな「はやぶさネコ」に心を打たれます。この作品見るたびウルウルしてる…。
 *元々ニコニコ動画にアップされていたものは削除されてしまったのですが、当初のFlashの内容に2007年中の「はやぶさ」運用、さらにより詳しい解説を追加した改訂版(ニコニコ動画)がアップされました。「その後」と「おまけ」が非常に分かりやすく、なおかつ笑える。歌も初音ミクに替え歌版を歌わせています。ますます感動大作に。
・「小惑星探査機はやぶさ2を実現させよう勝手にキャンペーン」
ニコニコ動画版YouTube版。「はやぶさ」の素晴らしさが短い時間でよくわかるいい動画。BGMがワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」なのもツボ。

 まずはこの5つをどうぞ。以下「はやぶさ2」関連のものも。


はやぶさまとめwiki
はやぶさ情報を網羅するまとめサイト。お願いキャンペーンのサイトもここにあります。最新情報はブログはやぶさまとめニュースにも。
松浦晋也のL/D:はやぶさ2に向けて、最後のお願い
 「恐るべき旅路」の著者で宇宙開発ジャーナリストの松浦晋也氏のブログ。松浦氏は積極的に「はやぶさ2」実現へのお願いメールについて呼びかけています。メールを送ったブロガーのTBを呼びかけているので、TBを送っています。

 さらにこんなものも。
・【MAD】「はやぶさ」ファンにしてあげる【替え歌】
ニコニコ動画版YouTube版。ボーカロイド2・初音ミクのオリジナルソング「みくみくにしてあげる」のはやぶさ替え歌版です。ミクをもっている方、是非歌わせてあげてください。
 と思ったら、歌わせてくれた職人さんが。
・【初音ミク】はやぶさファンにしてあげる(原曲:みry♪)をうたう
 ニコニコ動画版YouTube版。ミクもはやぶさを応援?

・はやぶさ プラネテスのOP風
 YouTube版ニコニコ動画版。アニメ版「プラネテス」のOP風に「はやぶさ」とISASの歴史をまとめたもの。あのOPは大好きなのですが、よくここまで合わせたもんだ…。GJ!
(最初に貼っていた動画が消されてしまったので、再投稿版を貼っておきます)
 ちなみに、元の「プラネテス」OPはこれ
・探査機「はやぶさ」宇宙の旅
 YouTube版ニコニコ動画版。アニメ「エマ」のサントラに載せてお届けします。この曲、いいなぁ。

 その他ニコニコ動画では「はやぶさ」動画が増え続けています。探査機「はやぶさ」タグでまとめてどうぞ。

はやぶさまとめニュース:はやぶさを応援していた女の子の話・続編
 はやぶさまとめwiki管理人さんのブログから。「はやぶさ」に夢中な女の子のお話。なんともいい話。



 以上、長くなりましたが、当ブログでは「はやぶさ」「はやぶさ2」を応援しています!…もちろん「かぐや」も。


【追記】
 ホームズ彗星、観れていません…。雲の関係で。残念だったなぁ。ということで、web拍手のお返事でした。宇宙関係記事ということで、ここに書かせていただきました。

 一部URLが間違っていたところがありました。申し訳ありません。訂正しました。ついでに参考リンクを追加しました。

 080305
 動画が消えてしまったものもあったので、URLを直しました。
by halca-kaukana057 | 2007-11-08 22:49 | 宇宙・天文
 NHKで放送中のアニメ「電脳コイル」。そのコミックバージョンが「ちゃお」8月号に付録として掲載されたのですが、書き下ろし続編を含めた単行本が出ました。待ってました!以前の「ちゃお」の記事は以下↓
イサコ・ヤサコの素顔の奥 今週の電脳コイル

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電脳コイル
久世 みずき(原作:磯光雄・徳間書店・電脳コイル製作委員会)/小学館・ちゃおコミックス/2007

 アニメとはちょっと違う電脳コイル。何と言ってもアニメのキャラクターデザインとは違う、少女マンガ絵のコイルキャラが可愛い。各キャラクターの個性はそのままに、可愛らしさをプラス。そしてストーリーもちゃお購読層の小学生の女の子向けにしつつも、コイルの世界の雰囲気、さらにコイルファンの大きなお友達が喜びそうなネタも忘れない。素晴らしいです。

 アニメはメガネの過去と秘密、あっちの世界とミチコさんの謎、そしてイサコの秘密とヤサコの4423の記憶を中心に語られていますが、マンガはヤサコとイサコの友情がメイン。前の学校での"過去"を引きずり、積極的に友達を作りたいが不安があるヤサコと、人間関係なんてどうでもいい、願いをかなえるために独りで生きようとするイサコ。この2人の試行錯誤の心の交流が身に染みる。子供も大人も、誰かと心を通わせたい、心を許せる友達が欲しいと思っている。心を通わせたいけど、本当の気持ちを言うのが怖い。意見が食い違いケンカやすれ違いもある。それは2026年の未来、ネットがさらに進化した電脳社会でも同じ。同じであって欲しいと思う。

 また、"大人・親"の存在。アニメを見ていると、ヤサコたちが小学生であることを時々忘れてしまう…。コミック版ではこの"大人・親"の存在を強く意識させられる。特に書き下ろしの第2話。子供のメガネに感染するイリーガルを追って、"電脳大黒市"にやってきたヤサコ・イサコたち。そこには大人はおらず、子供だけの世界。大人になってしまった私は、大人に対する"子供としての自分"の意識を忘れかけている。これは子供、特にコイルキャラと同じ年代の小学校高学年の子たちが読んだら、身近な現実として感じられるのだろう。

 この第2話はアニメファンならきっと喜ぶであろうネタが満載。フミエとダイチの絡みとか、アニメ以上にナイスバディでハラケンLOVEな玉子さんとか、カレーに飽きてメロンパンを食べたがるイサコとか。イサコがメロンパンを食べていたシーンって、1回しかなかった気がするのだが、いつの間に「イサコの好物=メロンパン」になってしまったのだろうか…。カレーを作るためにエプロン姿のヤサコ・フミエ・イサコも可愛かった。これは少女マンガ絵の漫画だからこそ。

 池田綾子さんのOPEDシングル「プリズム/空の欠片」の3曲目にコイルイメージソングとして「旅人」という曲が収録されていたのですが、この漫画版を読むとこの「旅人」を思い浮かべる。爽やかなイメージがぴったり。1話も2話も、ラストがとても爽やか。イサコはいい子だなとつくづく感じます。

 この間の土曜日は総集編だったアニメ。土曜日、23話が待ち遠しいー。

 それから、小説版も3巻まで出てます。またアニメ・漫画とは違う世界で楽しいです。こんな愛と憎しみに満ちた小学生って…ありですか。
電脳コイル 1
宮村 優子・磯光雄徳間書店・TOKUMA NOVELS Edge








電脳コイル 2
宮村 優子・磯 光雄/徳間書店・TOKUMA NOVELS Edge










電脳コイル 3
宮村 優子・磯光雄/徳間書店・TOKUMA NOVELS Edge
by halca-kaukana057 | 2007-11-05 21:50 | 本・読書

春になったら苺を摘みに

 いつの間にか梨木香歩フェア開催中です。今回は梨木さんの初めてのエッセイを。

春になったら苺を摘みに
梨木 香歩/新潮社・新潮文庫/2006



 以前梨木作品のいいところは、「不思議なものを自然に、さらりと、ずっとそこにあったように書くところ」と書いた。不思議なものを大げさに取り上げず、そこに前からあって、私たちはその存在に今気付いただけのようにさらりと書く。それは梨木さん自身が、不思議なものに対して特別な見方をせず、理解できるもの・受け入れられるものとしてとらえているからなのかもしれない。このエッセイを読んで、そんな梨木さんの思考の内側に触れた気がした。

 梨木さんは学生時代をイギリスで過ごし、ウェスト夫人の家に下宿していた。ウェスト夫人の家には世界各国から様々な境遇の人が下宿しにやってくる(この下宿が「村田エフェンディ滞土録」のディクソン夫人の下宿に良く似ている)。例えその人が迷惑なことをしてウェスト夫人自身もその人の態度に参っていたとしても、ウェスト夫人はそれを受け入れる。
理解はできないが受け入れる。ということを、観念上だけのものにしない(230ページ)
ウェスト夫人の生き様を真似しようとしても、なかなか実行はできないだろう。だから、「観念上だけのものにしない」強さと優しさが際立つ。

 この世界には想像を超えるもの、理解できないもの、頭に来るもの、近づきたくないもの…そういう自分とは別の世界に置いておきたいものが数多く存在する。そういうものから受けるダメージは大きいので、なるべくなら近づきたくない。ただ、そこには受けたほうがいいダメージも存在する。例えば自分が避け続けている問題の根幹とか、厳しいけれども甘えを気付かせてくれる言葉とか。戦争や宗教上の対立、差別の問題もそれに含まれる。私たちはそれにどう向き合っていったらいいのだろうか。対話を重ねても理解できず、武力衝突に繋がることも多い。そんな「理解できない」時は衝突するしかないのか。理解できなくとも、同じ立場に立ったことはなくとも、味方に出来なくても敵にしないでそっと隣にいることは出来るはず。そっと隣にいて、ちょっと言葉を交わし、お茶でも飲んで同じ時を過ごす。会話が弾まなくてもそれでいい。対立しないで側にいることが出来たのだから。それがウェスト夫人の立ち位置だろう。

 このエッセイを読んでいると、色々な人に出会いたくなる。旅に出たくなる。観光地を回る観光旅行ではなく、人と彼らが暮らす国・町に出会う旅を。
by halca-kaukana057 | 2007-11-04 22:12 | 本・読書
 今週はクインテット感想だけ。

 最近のフラットさんが寒すぎる。フラットさんに対する風当たりはいつも強く冷たいのだが、フラットさん自身がそれを招いているような…そんな気持ちになる回が。火曜放送の「月」「お月さんと坊や」。フラットさんが"つき"にまつわるダジャレを連発している。知己がある駄洒落ではなく、オヤジギャク。朝の爽やかな空気が、一気に凍りついたような…。以前も「証城寺の狸囃子」で寒いダジャレを連発していたフラットさん。寒いと言うよりは、枯れた淋しさを感じます。枯葉を一気に吹き飛ばす北風のような・・・。ああ、フラットさん…。

 そう言えば、どちらも月にまつわる歌の回だった。月はフラットさんの何かを目覚めさせるのか。

 月曜の「ジッパ・ディ・ドゥ・ダー」の冒頭で、「風の少女エミリー」の主題歌「風の少女」が演奏されていた。エミリーの音楽を担当しているのはアキラさん。初回放送が2月だったため、全く気がつかなかった。どうせならエミリー放送中に放送すれば、宣伝にもなったのに…。

 再び登場「クイズ・ナニモネヤー」。再びシャープ君が司会、回答者がフラットさん。やっぱり今回も「サイナラ・アンサー」で、何もありません。あのシャープ君の眼と表情、何か憑いてる。ただの人形の表情じゃないよ!

 ひさびさにクインテット絵。
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サイドバーに付けたweb拍手のお礼として描きました。いつも読んでくださってありがとうございます。web拍手のイラストは、文字がちょっと違います。


 最後に今日のorz
ペンタブレットが壊れました…。
そんな酷使していないのに、1年しか使っていないのに、久々に使おうとしたら壊れていることが発覚。…あーあ。ソフトがおかしくなっている場合もあるらしいので、もう少し試行錯誤してみます。しばらくは色鉛筆イラストが続きます。もう色鉛筆だけで(以下略)

 それと、今日の「教育フェア2007」
司会者たちのテンションが高すぎてついて行けなかった…。クインテットの紹介は無しですかそうですか…。
by halca-kaukana057 | 2007-11-03 22:09 | Eテレ・NHK教育テレビ

本屋の森のあかり 1

 「IS」目当てに「Kiss」を立ち読みしたら、この作品も気になって読んでしまった。面白かったので1巻を読んでみた。

本屋の森のあかり 1
磯谷 友紀/講談社・講談社コミックスキス/2007

 書店員の高野あかりは、愛知の小さな支店から東京の本店へ異動することになった。住み慣れた故郷を離れ、都会の巨大な本店へ。そこには本をこよなく愛する副店長・寺山をはじめ、あかりの同期で結果重視の加納、POPが得意な先輩・栞がいた。大きな書店の仕組みになかなか馴染めなず、加納にバカにされてばかりいるあかり。しかし、あかりはそこで本を通じて、さまざまな人に出会うのだが…。


 本好きが高じて、将来は図書館司書か書店員になりたいと思ったことがある。せめてバイトでも…と思ったが、その夢は叶わずにいる。そんな昔のことを考えながら読んでいると、やっぱり本屋はいいな、と思う。あかりはのんびりマイペースで妄想癖が激しい26歳。このあかりが私に良く似ていると感じる。そして共感する。大きな本屋に行けば「広い!すごい!」と見とれ、本に囲まれていれば幸せ。お人よしなところがあって、社会人として未熟者なところも。都会の厳しさにため息をつきながらも、本と人に囲まれて働くあかり。彼女のけなげさ、みずみずしさがすーっと心に入ってきた。

 本店の副店長・寺山は"超"読書家。一日中本を読みまくり、店のことも知り尽くしている。寺山の優しく穏やかな人間性に、あかりは夢中になる。にしかし、彼の世界は"本の世界"で完結していた。自分と、本しか存在しない世界。本は人間に通じてはいるが、生身の人間はいない。寺山に対して、そうあかりが主張するシーン(第4話:Book4)がたまらなく好きだ。
本の中に人間のことが書いてあっても
そこに人はいないんですよ
もっとこっちがわの人のことも見てくださいっ(148ページ)
作者の磯谷先生によると、この寺山の名前は寺山修二から取ったそうだが、修二の「書を捨てよ、町へ出よう」の言葉を思い出した。書は様々なことを教えてくれるし、素晴らしい楽しみとなる。しかし、生身の人間との関わりや、実際の体験は書の中にはない…。補うものにはなるが、経験そのものにはならない。人間の活動があるからこそ、本はそれを反映する。あかりの言動にハッとさせられた。

 各回にひとつの文学作品が設定されていて、その作品と共にエピソードが進むのも、本好きにとって嬉しいところ。また、書店員の苦労が読めるのもいい。仕入れ、仕分け、販売計画、陳列、POP書き、客のニーズに応えられる接客…。ただ好きなだけでやっていけるのか。今後のあかりがどう成長してゆくのか、楽しみです。あかりだけじゃなく、同期の加納も気になるところ。仕事はしっかりこなし、売り上げを伸ばす工夫も怠らない。しかし、態度がでかく、ドジってばかりのあかりをバカにする。そんな加納もあかりと出会って変わりつつある。加納の成長も楽しみです。

 磯谷先生にとって初めての単行本。作者の成長も楽しみです。ちなみに、寺山のファーストネームの由来に吹きました。…気が合うかも知れません。
by halca-kaukana057 | 2007-11-02 22:13 | 本・読書

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)