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 昨日、打ち上げられたH2Aロケット37号機。もう37号機なんですね。そんなに打ち上げられ、実績が積まれているのか…。搭載された気候変動観測衛星「しきさい(GCOM-C)」と、超低高度衛星技術試験機「つばめ(SLATS)」も、無事に軌道に投入、太陽電池の展開と電力、地上との通信、姿勢制御、全て順調だそうです。よかった。おめでとうございます!!
JAXA:気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)及び超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)のクリティカル運用期間の終了について

 昨日の打ち上げはネット中継で観ていました。再びスクリーンショットを。
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 種子島は快晴。打ち上げを待ちます。そしてイグニッション、リフトオフ!
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 青い空に上昇していくロケット。SRB-A分離もきれいに見えました。いつものCGでロケットの現在地を追尾できるのですが、いつもの打ち上げよりも角度が大きいように見えました。今回、「しきさい」を分離した後、第2段ロケットは「つばめ」を載せたまま慣性飛行。高度を下げます。そしてエンジン再点火し、また慣性飛行。さらにエンジン再々点火。ようやく「つばめ」を分離します。エンジンの再点火は「はやぶさ2」でもやりました。今回はさらに、最初に衛星を分離した軌道よりも低い軌道にもうひとつ投入しなければならない。難易度高いです。
詳しくはこちらをどうぞ。
マイナビニュース:2機の衛星を異なる軌道へ投入せよ! - H-IIAロケットが挑む、未来への挑戦 第1回 H-IIAロケットの「高度化」とは?
マイナビニュース:2機の衛星を異なる軌道へ投入せよ! - H-IIAロケットが挑む、未来への挑戦 第2回 2機の衛星を異なる軌道へ投入する「衛星相乗り機会拡大開発」のすべて

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打ち上げから2時間近く。「つばめ」も無事分離されました!管制室にはいつも通り「平常心」の言葉が。管制室のスタッフさんが握手しています。

三菱電機 from ME:DSPACE コラム:読む宇宙旅行:宇宙すれすれを「低く」飛べ!「つばめ」の挑戦
 「つばめ」は、低軌道でも人工衛星を運用できるのか実験する衛星。詳しくはこちらを。

「しきさい」(GCOM-C)、「つばめ」(SLATS) 名付け親になりました
 「しきさい」と「つばめ」は名付け親になった衛星。がんばって活躍して欲しいです。ご安全に!
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by halca-kaukana057 | 2017-12-24 22:43 | 宇宙・天文
 今年もNHK BSプレミアムで放送されました!(安堵) BBC Proms(プロムス)、最終日のお祭りコンサート「Last Night of the Proms 2017」.NHKでは「ラスト・ナイト・コンサート」と訳してますね。
 9月、生中継を聴いていましたが、映像で観ると違う!日本語訳が付いてありがたい。これは何だろう?とわからなかったことの謎も解けますし、情報も増えます。プロムス ラストナイトについて語らないと、今年のプロムスを聴き終えた気がしない。ということで感想を。

◇プロムス 公式サイト:BBC Proms:Prom 75: Last Night of the Proms 2017
・過去記事:BBC Proms(プロムス)2017 私選リストその4 [9月]


・ロッタ・ヴェンナコスキ:フラウンス (Flounce) (世界初演)
・コダーイ:ブダ城のテ・デウム(ブダヴァリ・テ・デウム)(プロムス初演)
・サー・マルコム・サージェント:強い嵐の日の印象(Impression on a Windy Day) op.9
・シベリウス:フィンランディア (合唱つき) op.26
・ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」 前奏曲、「愛の死」

・ジョン・アダムズ:歌劇「ザ・ガールズ・オブ・ザ・ゴールデン・ウェスト」より「ローラ・モンテスがスパイダーダンスを踊る」(Lola Montez Does the Spider Dance) (ロンドン初演)
・ガーシュウィン:ミュージカル「パードン・マイ・イングリッシュ」より「ローレライ」(The Lorelei)(ホルムズ:編曲)
・クルト・ワイル:ミュージカル「ハッピー・エンド」(Happy End)より 「スラバヤ・ジョニー」(Surabaya Johnny)
         ミュージカル「闇の女」(Lady in the Dark)より「ザ・ザーガ・オブ・ジェニー」(The Saga of Jenny)(ヘルゲ:編曲)

・ヘンリー・ウッド(編曲):イギリスの海の歌による幻想曲
 (小粋なアレトゥーザ / トム・ボウリング / ホーンパイプ / スコットランド民謡:エリスケイの恋歌(キャンベル:編曲) / アイルランド民謡:ダニーボーイ(マクグリン:編曲) / ウェールズ民謡:海辺には(グリン:編曲) / 見よ、勇者は帰る
・トマス・アーン(サージェント:編曲):ルール・ブリタニア
・エルガー:威風堂々第1番 ニ長調 「希望と栄光の国(Land of Hope and Glory)」
・パリー(エルガー:編曲):エルサレム
・アーサー・ブリス 編曲:イギリス国歌
・Auld Lang Syne

/ ニナ・シュテンメ(ソプラノ)
ルーシー・クロウ(ソプラノ)、クリスティン・ライス(メゾソプラノ)、ベン・ジョンソン(テノール)、ジョン・レリエ(バス)
BBCシンガーズ、BBCシンフォニーコーラス
サカリ・オラモ:指揮、BBC交響楽団


 今年も指揮はBBC響首席指揮者のサカリ・オラモ。2年連続3回目。もうラストナイト常連でしょうか。今年もいい感じに盛り上げて、沸かせて、聴かせてくれます。今年の歌手はスウェーデン出身のソプラノ、ニナ・シュテンメ(Nina Stemme スウェーデン語の発音だと「ステンメ」の方が近いらしい。実際、放送の発音を聴いてみても、「ステンメ」って言ってる)。ワーグナー歌いのステンメさん、十八番の「トリスタンとイゾルデ」より「愛の死」を歌います。力強く、響くソプラノ。とても素敵でした。「愛の死」を日本語訳歌詞を読みながら聴いていると、何ともせつない気持ちになります。ドレスも上品で素敵でした。
 第2部では打ってかわって、ガーシュウィンとクルト・ヴァイルのミュージカルナンバーを。3曲とも聴くのは初めて。クルト・ヴァイルの経歴も初めて知りました。とってもお洒落で、大人の恋愛や人生の喜怒哀楽を歌い上げるステンメさん。どの曲もドラマティック。感情をむき出しにして歌う箇所もあります。しかも、ミュージカルナンバーをPAのためのマイクなしで歌うなんてすごい。オペラ歌手がミュージカルナンバーを歌うのもいいなと思いました。オーケストラもノリノリの、いい音を出しています。「スラバヤ・ジョニー」では舞台の照明を落として、ムード満点。弦楽器が演奏しないから、という理由もあったみたいです。

 今年のラストナイトで、キーワードに思えるのが、まずフィンランド独立100年記念。今年のプロムスはロシア革命100年をテーマにしましたが、ロシア革命100年=フィンランド独立100年でもある。ロシア革命のゴタゴタの間に独立してしまったんです。1曲目の世界初演の新作は、フィンランドの女性作曲家・ロッタ・ヴェンナコスキ(Lotta Wennäkoski)の新曲。ヴェンナコスキさんはとても可愛らしい、北欧美人という雰囲気の女性。どんな曲を書くのかなと思ったら、結構尖ってる。弦も鋭く、キリキリとした音色を出します。途中、打楽器に木魚が使われているのに気づきました。しかも、打楽器のブラシで叩いてる。日本人作曲家が木魚を使うのは観たことがありますが、海外の作曲家が木魚を使っているのは初めて見た気がする。元々の使われ方に馴染んでいるので、海外の人が楽器として使うのを見ると、不思議な気持ちになります。
 第1部では、フィンランドの独立の象徴となった、シベリウス「フィンランディア」を「フィンランディア賛歌」の合唱つきで。最初のほうで、アクセントを強く演奏しているなと感じました。戦闘のテーマを経て、「フィンランディア賛歌」。とても美しい合唱です。歌詞も、スオミの夜が明けたと独立を高らかに歌うのが感動的。歌っているのはBBCシンフォニー・コーラス、BBCシンガーズ、イギリスの合唱団ですが、フィンランドの人々がフィンランド語の発音も完璧だとツイッターなどでコメントしていたのを見ました。フィンランド語の発音は難しいです。英語圏の人にとっても難しいと思うのですが、フィンランドの人々が感激するような歌を歌っているのは嬉しくなります。フィンランド人の指揮のオラモさんにとっても、「第2の国歌」「愛国歌」である「フィンランディア賛歌」最後の方、一緒に歌ってましたね。歌の間はずっと合唱団を映していたので、オケや指揮者の様子はなかなか映らなかったのですが、舞台上の巨大モニターが映った時、オラモさん、口をパクパクしてました。歌ってたんだと思います。独立100年の「第2の国歌」歌わずにはいられないよなぁ。いい演奏でした。

 今年のプロムス ラストナイト、もうひとつのキーワードは、初演、再演。1曲目の「Flounce」、2曲目のコダーイ「ブダ城のテ・デウム」、第2部のジョン・アダムズ「ローラ・モンテスがスパイダーダンスを踊る」これらは何らかの「初演」が付いています。驚いたのがコダーイの「ブダ城のテ・デウム」。プロムス初演。クラシックでも、プロムスで演奏したことがない曲があるのか!と驚きました。力強い合唱と、美しいソプラノソロが印象的な曲でした。これがプロムス初演とは…。ヘンリー・ウッドが始め、マルコム・サージェントが指揮し広まったプロムス。サージェントが指揮し初演した曲の解説がありましたが、その多さに驚きました。また、サージェントはもともとは作曲家として、ウッドの目に留まった。それが、「強い嵐の日の印象(Impression on a Windy Day)」この曲も、今年のを含めて6回しか演奏されていません。しかも戦後は今回と1954年だけ。ゴルフ場でインスピレーションを得たと言っていましたが、その説明の後で聴いてみると、確かに広いゴルフ場に吹く嵐を思わせます。ゴルフ場というのがイギリスらしい。
 オラモさんのスピーチにもありましたが、ウッドはクラシック音楽を身近に、とプロムスを始め、新しい曲をどんどんプログラムに組み込んだ。それをサージェントが指揮した。プロムスはクラシック音楽の最前線にあったという意味でいいと思います。勿論、今、現在も。ラストナイトだけでなく、8週間にわたる演奏会で、世界初演、イギリス初演、ロンドン初演、ヨーロッパ初演の作品はたくさんあります。初演だけなく、しばらく演奏されていない作品を再発掘し再演したり、歴史に埋もれて行方不明になっていた作品が見つかり演奏したり(今年のストラヴィンスキー「葬送の歌」のように)。こうやって、繋いで、歴史となっていく。これからも、プロムスはそんな役割を担う音楽祭であり続けると思うのです。
 という小難しい話をしたけど、今はラストナイトを存分に楽しもう!というオラモさんのスピーチはよかったです。今年のスピーチは「指揮者」について。マーラーはバンドマスター…wバスの車掌さんも「コンダクター」なんですね。バーミンガム時代に思いついたジョークだそうですが、ラストナイトという大舞台で披露できてよかったですねw演奏会で、讃えられ偉ぶるのは指揮者。演奏家、楽団員の手柄なのに!というところもよかった。もしかして、フィンランド放送響の楽団員時代に思ったことがあるんでしょうかオラモさん…。

 今年のラストナイトの放送でよかったと思うのは、解説ビデオが多かったこと。プロムス ラストナイトにまつわる謎や「お約束」、裏話。それらが解説されてよかったです。
 まず、生中継するヨーロッパ各地の放送局のアナウンサーたちのインタビュー。日本も昔は生中継していたのに…。登場したのは、北ドイツ放送、ラジオ・フランス、ブルガリア国営放送、ラジオ・フィンランド(と表記されていましたが、私にはYLEのほうが馴染み深い)。「とてもマネできない」「私の国じゃできない」という褒め言葉(?)を言われるラストナイト。ヘッドホンの音量が大きくて外したら、会場の歌声の方がもっと大きかったというのは印象的でした。すごい。
 次に、ロイヤル・アルバート・ホール特別ツアー。「総合文化大ホール」の予定だったんですね…それはちょっと…。あと、天井からぶら下がっている丸いもの、「マッシュルーム」と呼ばれているそうですが、これは地面と天井の間にあるというのが驚きでした。どんだけ大きいんだあのホールは…。一度は行ってみたくなります。
 そしてうれしかったのが、「イギリスの海の歌による幻想曲」の解説。今まで謎な部分もあったので、これはよかった。水兵の歌なんですね。かなしげなチェロソロが心に沁みる「トム・ボウリング」は、その水兵のトムさんが亡くなってしまった曲だったのか…。それはかなしい。でも、その後、「ホーンパイプ」で大騒ぎする。過去の映像を観ていると、過去の方が大はしゃぎしていたように見えます。今の方が大人しい?今年は、民謡メドレーは去年と違います。でも、「エリスケイの恋歌」「海辺には」どちらも恋を歌ったきれいな歌です。「ダニー・ボーイ」は毎年泣かせますね…。各野外会場との中継もよかった。だが、ロイヤル・アルバート・ホールに戻ってきて、今年は「ホーム・スウィート・ホーム」がなかった。オーボエさんの見せ所なのに。去年のオーボエさんとは違いましたが、好きな曲なのでちょっと残念。
 最後の「ルール・ブリタニア」。ステンメさんが、北欧神話のワルキューレの扮装をして歌います。ワーグナーの「指環」は北欧神話がモチーフ、ワーグナー歌いで、スウェーデン出身のステンメさんにはぴったりです。ステンメさんの力強い、高らかな歌が素晴らしかった。勇ましく堂々としていました。
 ちなみに、「ルール・ブリタニア」の歌詞と、北欧神話のワルキューレ…戦い、死後に向かうヴァルハラへ迎え入れる役割をするのがワルキューレだとヴァイキングたちが信じていたわけですが、イングランドはそのヴァイキングに支配されていた(クヌート王はキリスト教でしたが)。気づいてしまった…どうなんだこれ…。まぁ、大昔の話だし…。北欧神話というよりは、ワーグナーの楽劇に出てくるワルキューレだと思えば…。
 指揮者がフィンランドで、ソプラノソロはスウェーデン。北欧な「ルール・ブリタニア」でもありました。今年の会場には、スウェーデン国旗が多く目立ちました。皆さんステンメさんの応援ですね。スウェーデン国旗の横でフィンランド国旗も振られて、北欧隣同士仲良しなシーンもありました。

 語っても語りつくせないラストナイト。その他、気づいたところを。
・テレビ放送の案内役のケィティ・ダーハムさん。毎年お馴染みの方です。話しているダーハムさんの後ろを、リボンやカラーテープが落ちていき、その度に笑ってしまうダーハムさん。最後にはクラッカーの紙テープが髪に…。ラストナイトのノリだから笑って許せます。
・第2部になると、恒例なのが、トランペットさんたちが蝶ネクタイを国旗カラーに変えるのと、指揮台のデコレーション。その指揮台に、今年亡くなった前首席指揮者・イルジー・ビエロフラーヴェクさんのお写真が…!「トム・ボウリング」の際、そのビエロフラーヴェクさんのお写真が映ったのですが、ビエロフラーヴェクさんを追悼しているかのようでした。
・第1部と第2部を見比べて、あれ?と気づいたのが、オラモさんも衣装が違う。第1部は白の刺繍入りのベストとタイ。第2部は黒の蝶ネクタイ。第2部でステンメさんのミュージカルメドレーがありましたが、その雰囲気に、黒の蝶ネクタイがぴったりだと感じました。ちなみに、左胸につけていた勲章は大英帝国勲章 OBE。バーミンガム市交響楽団の音楽監督時代、イギリス音楽への貢献で2009年に授与されました。キラキラ光る勲章がきれいでした。
・第2部、コンマス(イギリスでは「リーダー」)のブライアントさんの椅子に風船がつけてありました。
・そのブライアントさん、「ホーンパイプ」のソロで、「007」のテーマ曲を混ぜて弾いてましたw会場の笑いがwブライアントさん、少しニヤリと笑っているようでしたw
・毎年、気になっているのが、「We ♥ BBC」の垂れ幕。毎年同じ人なんだろうか。
・今年は日の丸も多かった気がします。現地に住んでいる日本人の方なのか、日本から聴きに行っている方なのか。いいなぁ。
・気になった楽団員さん。コールアングレの女性。水色のキラキラしたドレスと、水色のネイル。弦楽器奏者はネイルはできない(ですよね?)。管楽器奏者だからこそのお洒落が、目立って素敵でした。
・BBC響は女性楽団員が多い!トロンボーンと、ファゴットの方が気になりました。あと、コントラバスにも多い。
・オラモさんのスピーチで、今年のプロムスで女性指揮者が7人登場した、とありました。7人。数えてみた。
 ・Jessica Cottis(Prom11,12)
 ・シャン・ジャン(张弦) (Prom21)
 ・Karen Kamensek (Prom41)
 ・Sofi Jeannin (Prom48)
 ・ミルガ・グラジニーテ=ティーラ Mirga Gražinytė-Tyla (Prom50)
 ・ Sian Edwards (Proms at ... Wilton's Music Hall)
 ・カリーナ・カネラキス Karina Canellakis (Prom70)
 以上、7名です。常連のマリン・オールソップさんは今年は出てません。スザンナ・マルッキさんもまた出てほしいなぁ。
・今年は、「トム・ボウリング」のところでBBC radio3のロゴ入りのハンカチはありませんでした。
・今年もフルートの日本人楽団員、向井さんは大活躍です。お隣のフルート首席さんの口ひげが、まさにイギリス紳士という感じでした。
・「威風堂々第1番「希望と栄光の国(Land of Hope and Glory)」」、「エルサレム」、今年も盛り上がります。ブリス編曲のイギリス国歌はかっこよかったのですが、短いですね。イギリス国歌は立って演奏するBBC響です。
・最後の、今年のプロムスのハイライトを流すのはよかった。うまくまとめています。主役はバーミンガム市響のミルガ・グラジニーテ=ティーラさんでしょうか。Prom57に出演した、ジャズピアニストの上原ひろみさん(公式サイトでは「Hiromi」表記)も登場しましたね。このハイライトを観ると、プロムスの音楽の幅の広さを実感します。クラシックだけじゃない。毎年オンデマンドを溜めてしまい、なかなかクラシック以外のジャンルを聴けないのですが、私も幅を広げていけたらと思います。
・Auld Lang Syneは、2015年からオーケストラ伴奏つきです。2015年からです(その2015年のラストナイトを、NHKは放送しなかった…!)「蛍の光」と邦題になっていましたが、ラストナイトで歌う「Auld Lang Syne」は「蛍の光」とは違う。朝の連ドラ「マッサン」でも、「Auld Lang Syne」と「蛍の光」は違う、ってやってたじゃないですか!NHKなのに!去年は「昔なじみ」と訳してました。こっちのほうがしっくり来る。

 とは言いましたが…来年も放送をお願いします!NHKさん!

BBCによるラストナイトまとめがあるので、こちらもどうぞ。
BBC Proms : Last Night of the Proms: Video coverage
BBC Proms : Last Night of the Proms: The biggest moments

 BBC Radio3では、年末年始にプロムスの再放送をします。ラストナイトは大晦日。グリニッジ標準時で年越しの時間。年越しの時間、「Auld Lang Syne」です。他にも聴き逃したPromがあればもう一度!
BBC Proms : Proms winter repeats
BBC radio3 : Proms 2017 Repeats : Prom 75: Last Night of the Proms



 最後に、これを。オラモさんとBBC響が、来年2018年、3月、来日します!
東芝グランドコンサート2018 オフィシャルサイト
 待ってましたよ!プログラムも、オラモさんとBBC響の十八番を持ってきた感じがします。私もチケット取りました。

・去年のラストナイトまとめ:一緒に音楽を楽しもう Proms(プロムス)2016 ラスト・ナイト・コンサート
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by halca-kaukana057 | 2017-12-23 23:26 | 音楽
 シベリウス「クッレルヴォ」第2シリーズは今回が最後。第1シリーズの記事でも触れていたのですが、この演奏会に行きたかった。
都響:第842回 定期演奏会Aシリーズ
 東京都交響楽団の11月8日の演奏会。ハンヌ・リントゥ:指揮で「クッレルヴォ」。フィンランド独立100年記念です。男声合唱はポリテク合唱団。日本のプロオケが「クッレルヴォ」を演奏するなんて何十年ぶり?アンコールには「フィンランディア」の男声合唱つき!行きたかったのですが、都合が合わず行けませんでした。

 でも、オーケストラは違いますが聴けます。12月6日、フィンランド放送交響楽団の独立記念日コンサートで、声楽ソロ、男声合唱は同じで演奏されました。フィンランドYLEのオンデマンド配信で聴けます、観られます。
ハンヌ・リントゥ:指揮、フィンランド放送交響楽団
ニーナ・ケイテル(メゾソプラノ)、トゥオマス・プルシオ(バリトン)
ポリテク合唱団
◇音声のみ(1月6日ごろまで公開):YLE Areena:Radio:Konsertteja : RSO:n itsenäisyyspäivän konsertissa Sibeliuksen Kullervo sekä Wennäkosken ja Lindbergin teosten kantaesitykset
◇映像:YLE Areena:TV:RSO Musiikkitalossa : Itsenäisyyspäivän konsertti
 演奏会前半はフィンランドの現代作曲家、ロッタ・ヴェンナコスキとマグヌス・リンドベルイの作品。後半が「クッレルヴォ」です。最後は「フィンランディア」男声合唱つきもあります。独立100年の「フィンランディア」、感慨深いです。休憩時間には、「クッレルヴォ」の解説があります。フィンランド語で何を言っているのかわからないのが残念ですが、ピアノで「クッレルヴォ」を弾いているのは新鮮でした。「クッレルヴォ」ピアノ版を演奏、録音を出しているピアニストっていないのだろうか。大変だろうけど。
 「クッレルヴォ」演奏後、案内役のアナウンサーさんが都響に触れていました。


 フィンランド放送響は、弦の高音がスカッと軽やかなのが印象的なオーケストラ。今回の「クッレルヴォ」では、重厚な音を出しています。高音はスカッと響かせるのですが、低音部はずっしりと太く重い。フィンランドの100年の節目の演奏会。気合や想いがこもらずにはいられません。管もバリバリ吹いていて、聴いていて気持ちがいいです。

 男声合唱のポリテク合唱団。映像を観て驚いた。随分多い。日本に来たのはもっと少ない人数だったらしいけど…。これがフルメンバーなのでしょうか。やわらかく、ハーモニーが心地いいです。今回のクッレルヴォの妹役、ケイテルさんはメゾソプラノ。ソプラノ音域もきれいで、メゾソプラノならではの低音もしっかりしている。クッレルヴォの妹だと明かす部分は、ソプラノとメゾのバランスがいい。不穏なオケに合います。バリトンのプルシオさんは、やわらかめの、テノール寄りな感じ。「クッレルヴォの嘆き」の部分はその前までのクッレルヴォの様子と打って変わって、ゆっくりと、ずっしりと重いです。「クッレルヴォの嘆き」に入る前、かなり休符を取りました。シベリウスは静寂を大事にしたという話が残っていますが、そんな静寂であり、嘆きへの緊張感が湧き上がる静寂だと思います。
 ケイテルさんもプルシオさんも初めて聴きました。また若い「クッレルヴォ」歌いが増えました。
 合唱と声楽ソロは、映像を観ると、歌詞の字幕が入っています。「Kullervo Kalervon poika」と最初は一緒に口ずさんでしまうのですが、この歌詞字幕を見ながら歌えませんでした。フィンランド語難しい!

 第4楽章、金管が大活躍、バリバリとものすごい勢いで吹いています。これ息大変だろう…音程を当てるのも大変だろう…すごいなと聴いていました。弦も負けてはいない。まさに、狂ったように戦に赴くクッレルヴォです。途中、かなしげな部分があるのを、印象的に聴かせています。

 第5楽章、徐々に感情を込めて盛り上がる男声合唱が心を打ちます。いい演奏です。生で聴きたくなるなぁ…。
 フィンランド放送響には日本人楽団員が4人いますが、映像で観ると活躍しているのがわかります。フィンランド独立100年のお祝い演奏会に、日本人も参加できたのは嬉しいことです。都響での公演と同じく、「フィンランディア」も是非聴いてくださいね。

 「クッレルヴォ」は、救いようのない悲劇で、シベリウスは好きでもずっと敬遠していました。でも、そんな悲劇だからこそ伝えられるものがある。そう思いました。
 出来るだけ、色々な指揮者やオーケストラで聴こうと思ってシリーズにしてきましたが、やはりフィンランドがメインになってしまった(フィンランド指揮者が多過ぎる!w)これからも、色々な演奏を聴いていこうと思います。ということで、第2シリーズはこれまで。


【これまでのの「クレルヴォ」特集まとめ】
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その1
 パーヴォ・ベルグルンド:指揮、ボーンマス響盤
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その2 P.ヤルヴィ盤
 パーヴォ・ヤルヴィ:指揮、ロイヤル・ストックホルム・フィル盤
もうひとつの「クレルヴォ」
 番外編:レーヴィ・マデトヤの交響詩、アウリス・サッリネンのオペラ
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その3 バレエのクレルヴォ?
 ユッカ=ペッカ・サラステ:指揮、フィンランド国立歌劇場管弦楽団、バレエ付き。
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その4 ヴァンスカ盤
 オスモ・ヴァンスカ:指揮、ラハティ交響楽団
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その5 N.ヤルヴィ盤
 ネーメ・ヤルヴィ:指揮、エーテボリ交響楽団
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その6 パヌラ盤
 ヨルマ・パヌラ:指揮、トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その7 ベルグルンド&ヘルシンキフィル盤
 パーヴォ・ベルグルンド:指揮、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団

[フィンランド独立100年記念]続・シベリウス クレルヴォ交響曲を聴こう スロボデニューク&ラハティ響
 ディーマ・スロボデニューク:指揮、ラハティ交響楽団 (2017年 シベリウス音楽祭より)
[フィンランド独立100年記念]続・シベリウス クレルヴォ交響曲を聴こう ロウヴァリ&エーテボリ響
 サンットゥ=マティアス・ロウヴァリ:指揮、エーテボリ交響楽団 (2017年の演奏会より)
[フィンランド独立100年記念]続・シベリウス クレルヴォ交響曲を聴こう サロネン&ロスフィル
 エサ=ペッカ・サロネン:指揮、ロスアンジェルス・フィルハーモニック
[フィンランド独立100年記念]続・シベリウス クレルヴォ交響曲を聴こう オラモ&BBC響
 サカリ・オラモ:指揮、BBC交響楽団(2015年プロムスでのライヴ録音)

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by halca-kaukana057 | 2017-12-20 22:51 | 音楽

切手で絵本の世界

 切手と特印です。
日本郵便:特殊切手「絵本の世界シリーズ 第1集」の発行

 今度は絵本シリーズです。これは惹かれます。以前、「ぐりとぐら」の切手もありました。
「ぐりとぐら」を切手&特印で

 第1集は五味太郎さんの「きんぎょがにげた」。カラフルで可愛らしい絵は切手で映えますね。子どもの頃、読んでもらった、読んだ記憶は無く、学生時代に読み聞かせをしていた時に読みました。五味太郎さんの絵本は、「まどから おくりもの」や「わにさんどきっ はいしゃさんどきっ 」、「さる・るるる」も楽しいです。「ぼくのミックスジュース」の作詞も五味太郎さんですね。

 特印はこちら。
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 切手は、今回の切手のためのオリジナルの絵柄だそうです。大人もですが、お子さんへのお手紙に使ってもいいですね。

 今年の切手、特印はこれまで。年賀状を書かなくては。
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by halca-kaukana057 | 2017-12-20 21:55 | 興味を持ったものいろいろ
 17日打ち上げられたソユーズ宇宙船(53S/MS-07)。金井宣茂宇宙飛行士が搭乗、国際宇宙ステーション(ISS)に向かいました。
JAXA:国際宇宙ステーション第54/55次長期滞在クルー 金井宣茂宇宙飛行士搭乗のソユーズ宇宙船(53S/MS-07)の打上げについて
 打ち上げの生中継を観ていました。画像はNASATV、JAXAの生中継のスクリーンショットです。
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バイコヌール宇宙基地で打ち上げを待つソユーズ。現地は快晴。ソユーズに乗り込む際、ソコル宇宙服の上に白い服を着ていたのであれ?と思ったのですが、コートみたいなものですかね。
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 打ち上げ前の船内。手前でソユーズ名物つっつき棒を持っているのが、ロシアのアントン・シュカプレロフ飛行士。奥に座っているのは、NASAのスコット・ティングル飛行士。金井さんはシュカプレノフ飛行士の右手側に座っていて、このアングルでは見えません。

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 日本時間16時21分、打ち上げ!

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打ち上げ後、コマンダー席の右手側も映りました。金井さん!上昇中の加重力の中、Vサイン。手も振っていました。余裕そうです。よかった。
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つっつき棒大活躍。ここで気になるのが、ソユーズ恒例の重力センサーぬいぐるみ。足のようなものが画像上に写っています。4本?足の特徴から、これは、プードル?
ガジェット通信:JAXA宇宙飛行士・金井さんはかなりのオタク?Twitterの「アニメ名言」に注目
 記事前半は金井さんのツイッターでの発言について。ガンダムからムーミンまで、守備範囲広いです、金井さん。記事の最後のほうにこのぬいぐるみのこのことが書いてあります。シュカプレノフ飛行士のお嬢さんお手製の、愛犬のプードルのぬいぐるみだそうです。プードルだった。長期滞在の間、ワンちゃんには会えないですが、このぬいぐるみを見れば思い出せますね。素敵です。


 今日19日、ISSに到着です。
金井宣茂宇宙飛行士の国際宇宙ステーション長期滞在開始について
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ISSのドッキングポートに近づくソユーズ。地球がきれいです。

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ドッキング成功しました。

19時半過ぎに、ISS入室ということで、生中継を観ていたのですがなかなか出てこない。ハッチが開かない。ようやくハッチが開いて、入室です。
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 既に滞在中のロシアのアレクサンダー・ミシュルキン飛行士が、まずシュカプレノフ飛行士をハグしてお出迎え。その後、ティングル飛行士。その後に金井さんなのですが…一旦地上の様子を映している間に入室してしまい、ISSにカメラが切り替わった時には、もうハグも終わってた…。スクショできなかった…。
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入室後の記者会見。金井さん、手を振ってお元気そうです。よかった。これから、お身体に気をつけて、ご安全に!

 金井さんのミッションのメインとなるのは、お医者さんの経歴を生かした、医学実験。微小重力化での老化のような現象を食い止めるにはどうしたらいいのか。どのようなメカニズムでそうなるのか。何が効果があるのか。魚やマウスを使って実験します。ISSからのツイッターやブログの更新も楽しみです。ツイッターはやめましたが、JAXAの各公式アカウントは見ています。金井さんが滞在中のISSもどんどん目視したいです。冬の間は厳しそうですが、長期滞在は6月まで。チャンスはまだまだあります。
 金井さん、応援しています!

 おまけ。打ち上げの際、筑波の「きぼう」管制室が映ったのですが、その画像を。
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クリスマスシーズンと言うことで、サンタ帽が置かれています。ツリーじゃなくてサンタ帽なのか。ISSではクリスマスや新年はどう過ごすのかな。そちらも楽しみです。

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by halca-kaukana057 | 2017-12-19 22:10 | 宇宙・天文
 フィンランド独立100年の記念日を過ぎましたが、まだ聴いた「クッレルヴォ」があるので続けます。寒波襲来で、「クッレルヴォ」は猛吹雪に合う気がします。



 今回もCDなのですが、ちょっと普通のCDとは違います。
サカリ・オラモ:指揮、BBC交響楽団
ヨハンナ・ルサネン=カルタノ(ソプラノ)、ワルテッリ・トリッカ(バリトン)、
ポリテク合唱団、BBCシンフォニーコーラス(男声合唱)

 2015年のBBCプロムス、ロイヤル・アルバート・ホールでのライヴ録音です。BBC Music Magazine 2017年9月号で付録のCDになりました。一般に販売しているCDではないですが、CDではある。BBC Music Magazine は聴きたいCDが付録の時や、興味のある記事の時買います。読み込めてないですが…。

◇公式サイト:classical-music.com:September 2017
◇HMVならまだ買えるみたいです。:HMV:BBC Music Magazine 2017年 9月号

・その時のプロムス シベリウスプログラムまとめ:Proms2015 シベリウスプログラム&シベリウス音楽祭 まとめ
 2015年はシベリウス生誕150年。その記念の公演。その時、BBC radio3 のオンデマンド配信も聴きました。改めてCDで聴いてみて、その時の印象とはまた違った感想を持ちました。
 ちなみに、前回はアメリカのオーケストラ。今回はイギリスのオーケストラ。イギリスオケはベルグルンド&ボーンマス響以来です。

 最初に聴いた時は、まだ「クッレルヴォ」をそんなに聴いたことがなく、私にとっては目新しいものとして聴きました。「カレワラ」のクッレルヴォの章は、救いがない。でも、クッレルヴォは悲劇の「英雄」。「英雄」なんです。過酷な運命に毅然と力強く立ち向かうクッレルヴォの姿を思い浮かべました。

 というイメージは変わってはないのですが、付け足された感想がいくつか。テンポは速めですが、すごく速いというわけでもない。第3楽章は結構速いなとは感じます。それよりも、演奏時間約71分、流れに勢いよく乗って、クッレルヴォの章、ドラマを紡いでいく印象です。でも、さらさらと流しているわけではなく、語るところは語る。急緩も全部流れに乗っている。例えば第2楽章の「ジャーン!ジャジャジャジャン!」と強いところがありますが、その後休符が数秒。その無音、休符で何を語っているのだろう?強弱もコロコロと変わる。アクセントも随所につける。それらも全部ひとつの、この演奏全体の「流れ」に感じます。自然に思える。それが、ドラマティックに思う所以なのかなと思いました。若干響きがソフトに感じるのはあの大きなホール、録音のせいだろうか?

 第3楽章、ポリテク合唱団とBBCシンフォニーコーラスの合唱は滑らかでアクセントも効いている。役者寄りの合唱かな、と。ヨハンナ・ルサネンさんはもうお馴染みのクッレルヴォの妹役。澄んだソプラノはどの録音でも素敵です。クッレルヴォに自分のことを明かす部分は悲痛。バリトンのワルテッリ・トリッカさんは、フィンランドの若手バリトン。クラシックだけでなく、ポップス歌手とのコラボなど、多方面で活躍しているバリトンさんです(Spotifyでソロアルバムを聴けます。いい感じです)。「クレルヴォの嘆き」の部分が結構速いです。ショックで叫び、悲しみ、自分を責めているような歌い方。伴奏のオケも強い鋭い音を出して、クッレルヴォの叫びを代弁しています。若々しく、たくましいバリトンです。若手のクッレルヴォ歌手がこれからどんどん増えて、育ってきて欲しいなと思いました。



 ちなみに、「クッレルヴォ」から少し離れますが、シベリウス繋がりなので。今シーズンのオラモさんとBBC響はシベリウス・チクルスをやっています。BBC radio3のオンデマンドで現在聴けるものがあるので、リンク貼っておきます。
BBC radio3 : Radio 3 in Concert : Sakari Oramo Sibelius Cycle: Symphony No 6
 4番、6番。その間にスウェーデンの作曲家・ヒルボルイのヴァイオリン協奏曲第2番。12月29日ごろまで配信。
BBC radio3 : Radio 3 in Concert :Sakari Oramo Sibelius Cycle: Symphony No 1
 報道の日 祝賀演奏会のための音楽(イギリス初演)、2つの荘重な旋律 Op.77、1番。「Finland Awakes」と銘打って、フィンランド独立100年記念日の12月6日が演奏会でした。1月6日あたりまで配信。
 残る2番と7番、加えて「ルオンノタール」は1月6日(日本時間7日早朝)。

 それと、オラモさんとBBC響で忘れちゃいけない、BBCプロムス ラストナイトが放送されます!今週日曜深夜です!
NHK : プレミアムシアター
NHK番組表:プレミアムシアター プロムス2017/NHK音楽祭「ドイツ・レクイエム」
 12月18日 午前0時30分から。お忘れなく!


【これまでのの「クレルヴォ」特集まとめ】
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その1
 パーヴォ・ベルグルンド:指揮、ボーンマス響盤
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その2 P.ヤルヴィ盤
 パーヴォ・ヤルヴィ:指揮、ロイヤル・ストックホルム・フィル盤
もうひとつの「クレルヴォ」
 番外編:レーヴィ・マデトヤの交響詩、アウリス・サッリネンのオペラ
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その3 バレエのクレルヴォ?
 ユッカ=ペッカ・サラステ:指揮、フィンランド国立歌劇場管弦楽団、バレエ付き。
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その4 ヴァンスカ盤
 オスモ・ヴァンスカ:指揮、ラハティ交響楽団
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その5 N.ヤルヴィ盤
 ネーメ・ヤルヴィ:指揮、エーテボリ交響楽団
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その6 パヌラ盤
 ヨルマ・パヌラ:指揮、トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その7 ベルグルンド&ヘルシンキフィル盤
 パーヴォ・ベルグルンド:指揮、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団

[フィンランド独立100年記念]続・シベリウス クレルヴォ交響曲を聴こう スロボデニューク&ラハティ響
 ディーマ・スロボデニューク:指揮、ラハティ交響楽団 (2017年 シベリウス音楽祭より)
[フィンランド独立100年記念]続・シベリウス クレルヴォ交響曲を聴こう ロウヴァリ&エーテボリ響
 サンットゥ=マティアス・ロウヴァリ:指揮、エーテボリ交響楽団 (2017年の演奏会より)
[フィンランド独立100年記念]続・シベリウス クレルヴォ交響曲を聴こう サロネン&ロスフィル
 エサ=ペッカ・サロネン:指揮、ロスアンジェルス・フィルハーモニック

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by halca-kaukana057 | 2017-12-13 22:16 | 音楽
 久しぶりに映画を観てきました。宇宙開発ものと聞けば観たくなります。邦題で話題になりましたね…。公開後、私の近隣の地域の映画館では上映がないようだ…とがっかりしていたのですが、今になって上映されました。嬉しいです。

20世紀フォックス:映画「ドリーム」オフィシャルサイト
リンク先に飛ぶと予告編が再生されるので注意。

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 フライヤーとパンフレット。

 1961年。アメリカ、ヴァージニア州のNASAラングレー研究所。「西計算グループ」に所属する計算手の黒人女性たちは、日々計算を仕事としていた。ドロシーはリーダー格だが、1年も管理職が不在な「西計算グループ」を心配し、管理職を希望していたが、上司のミッチェルに管理職を置くことも、ドロシーが管理職になることも却下されてしまう。メアリーは宇宙船のカプセルの試験をする技術部に転属。エンジニアになりたいが、黒人で女性の自分には無理だと思っているところへ、上司からなりたいんだろうと言われ、望みを叶えたいと思い始める。「西計算グループ」で一番の数学の頭脳をもつキャサリンは、マーキュリー計画の宇宙船の軌道計算をする「宇宙特別研究本部」に黒人女性で初めて配属される。白人ばかりの職場はキャサリンに冷たい。「宇宙特別研究本部」のある建物は「西計算グループ」のある建物からはかなり離れており、有色人種用のトイレがない。厳しい環境ではあるが、ドロシー、メアリー、キャサリンをはじめとする黒人女性計算手たちはそれぞれの仕事でマーキュリー計画に貢献しようと奮闘する。ソ連はガガーリンを宇宙に送り、NASAは先を越されてしまうが、マーキュリー計画は進んでいく。キャサリンはその数学の腕で、計画を支えるようになる…。


 邦題は「ドリーム」なんてタイトルになってしまっていますが、原題は「Hidden Figures」隠された姿。マーキュリー計画で、NASAに黒人女性が差別下にありながら仕事をしていたというの話は私も初めて知りました。ドロシー、メアリー、キャサリンも実在した人物。1960年代はまだ黒人、女性への差別が根強く残っていた。NASAは宇宙開発の最先端の組織なので、実力さえあれば人種は関係ないと思っていた…アメリカという国にある人種差別を甘く見ていました。有色人種への差別は未だにあるのだから。

 物語の中には、様々な「隠されたもの」が出てきます。ドロシー、メアリー、キャサリンをはじめとする黒人女性計算手の存在もですが、キャサリンが「宇宙特別研究本部」の白人男性ポールから手渡されるものも「隠されたもの」。3人が抱く様々な想いも、表には出てこず「隠されたもの」。彼女らを取り巻く様々なものが「隠されて」いる。「隠れていて」白人たちはそれを知らない、というものもあります。例えばトイレ。でも、「数字(figures)」は正直。隠れない、隠されない。彼女たちは数学、数式を駆使し、数字で自分たちの存在を示そうとする。数学の知識、腕前に自信を持っている、心から信頼していて、「できます」とはっきりと自己主張する。ここはアメリカだなぁと思いました。

 彼女たちは厳しい環境に置かれながらも、向上心を持ち続けている。エンジニアの夢に向かって歩き始めたメアリー。コンピューター、IBMを導入し、計算手は必要なくなるのでは…と心配するが、コンピューターでのデータ処理をするのは人間じゃないとできない。プログラミングを学び始めるドロシーたち。軌道の数値が日々変化し、計算が追いつかない…そのために必要なことは何か。それを叶えていくキャサリン。彼女たちを応援しながら観ていました。黒板に数式を書いて計算しているキャサリンはとても素敵です。

 自分たちは黒人で、差別されるのが当たり前。差別される存在なのだと自覚しているキャサリンたち。勿論差別を受けるのですが、仕事が出来れば人種など関係ないと思っている人もいる。「宇宙特別研究本部」のハリソン本部長。技術部のメアリーの上司。「マーキュリー・セブン」宇宙飛行士のジョン・グレン。ハリソン本部長は尊敬できるし、グレンはかっこよすぎ。差別していた他の白人職員たちが悪いというわけではない。映画を観ている間は少々ムカつきはしたけど。それが当然だったのだから。メアリーの「前例」の話のように、前例がなかったから。この頃は、「前例」を作っていく時代だったのだ。

 3人はNASAで仕事をしているが、同時に母親、妻でもある。ただの数学のエキスパート、計算手という面だけでなく、職場を離れればひとりの女性という面も描かれていてよかったと思う。黒人差別や、NASAでの仕事だけの映画ではない。彼女たちの生活も、「隠されたもの」だろうか。歴史の表には出てこない物語。
 仕事と家庭の両立という面では、現代の日本にも通じるものがあると思った。雇用形態、お給料、職場環境など。日本には人種差別はないけれど、違う差別がある…。
 アメリカから見たソ連のロケットについての考え方も、今の日本に通じるものがあると思いました。あまり思いたくはないけれど…。

 1960年代アメリカのファッションがとてもオシャレで素敵だなと観ていました。特にメアリー。かっこいい。キャサリンもドロシーも似合うファッションをしている。音楽もアメリカという感じの歌がいくつも使われていて、雰囲気が出ていました。「宇宙特別研究本部」のオフィスの美しいこと。大きな黒板があり、2階のフロアはハリソン本部長の部屋。ガラス張りになっていてかっこいい。

 私はこの映画を、どんな環境でも向上心をもって奮闘する人たちの物語として観ました。日程的にもう一度映画館に行けそうにないので、DVDが出たらまた観たい。その時はもっと細かいところまで観られると思う。

 原作小説も出ています。買いました。DVDが出るまで読みます。

ドリーム NASAを支えた名もなき計算手たち


マーゴット・リー シェタリー:著、山北めぐみ:訳 / ハーパーコリンズ・ ジャパン、ハーパーBOOKS/ 2017



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by halca-kaukana057 | 2017-12-10 22:30 | 宇宙・天文
 今日、12月8日はシベリウスのお誕生日。今年で152年目です。150年から2年経ったんだな。去年は何を書いたっけと過去記事を見てみたら、書いてなかった。去年は忙しくて聴いて記事を書けなかった。聴いてはいた。今年は聴いている。そして書こう。お誕生日おめでとうございます!! Hyvää syntymäpäivää !!

 「クレルヴォ(クッレルヴォ)」を聴こうシリーズを続けます。今日はCD。
エサ=ペッカ・サロネン:指揮、ロスアンジェルス・フィルハーモニック
マリアンネ・ローホルム(Marianne Rörholm)(ソプラノ)、ヨルマ・ヒュンニネン(バリトン)
ヘルシンキ大学合唱団

 1992年の録音です。ジャケットのサロネンが若いです。来年還暦の今も若々しいです。

 テンポは全体的に速め。重厚にクッレルヴォの物語を語るというよりも、次々とクッレルヴォを襲うかのような過酷な運命を鋭く突き刺すように提示していきます。でも、ここぞというところで溜める。ここぞというところで弱音にする。その力加減が絶妙だなと思いました。クッレルヴォの運命を重々しく語ることも出来るし、サスペンスドラマのようにショッキングに語ることもできる。

 第3楽章、ヘルシンキ大学合唱団による男声合唱はソフトな印象です。第5楽章も。合唱は「カレワラ」のクッレルヴォの章を歌詞にして歌っていますが、少し離れた位置からナレーションのような合唱なのかなと思いました。盛り上がる部分は熱っぽく歌っています。朗読するような合唱もあるし、オペラのように役者として演じているような合唱もある。ヒュンニネンによる「クッレルヴォの嘆き」の部分は重々しい。バスかと思うぐらいの低さ、重さです。クッレルヴォが犯してしまった罪を劇的に歌っています。

 ロスアンジェルス・フィル(ロサンゼルス、ロサンジェルス、LA…有名だけれども表記に悩む地名です)の演奏も巧み。これまで、このシリーズではフィンランドと北欧のオーケストラばかり取り上げていたことに気がつきました。アメリカのオーケストラは初めて。サロネンといい関係だったんだなと思えます。ティンパニの響きが印象的です。
 サロネンのシベリウスの録音は少ない(実演は多いです)ので、この録音が残っていてよかったなと思いました。

 ちなみに、シベリウスの誕生日の12月8日は、フィンランドでは「フィンランド音楽の日」とされています。フィンランドYLEのクラシック専門ラジオ YLE Klassinen では一日中フィンランド作曲家の作品を放送しています。初めて聴く曲も多いので楽しいです。何か音楽を聴きたいけど何を聴くか決まっていない方は、是非どうぞ。
YLE Klassinen ←リンクに飛ぶと、再生が始まります。


【これまでのの「クレルヴォ」特集まとめ】
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その1
 パーヴォ・ベルグルンド:指揮、ボーンマス響盤
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その2 P.ヤルヴィ盤
 パーヴォ・ヤルヴィ:指揮、ロイヤル・ストックホルム・フィル盤
もうひとつの「クレルヴォ」
 番外編:レーヴィ・マデトヤの交響詩、アウリス・サッリネンのオペラ
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その3 バレエのクレルヴォ?
 ユッカ=ペッカ・サラステ:指揮、フィンランド国立歌劇場管弦楽団、バレエ付き。
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その4 ヴァンスカ盤
 オスモ・ヴァンスカ:指揮、ラハティ交響楽団
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その5 N.ヤルヴィ盤
 ネーメ・ヤルヴィ:指揮、エーテボリ交響楽団
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その6 パヌラ盤
 ヨルマ・パヌラ:指揮、トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その7 ベルグルンド&ヘルシンキフィル盤
 パーヴォ・ベルグルンド:指揮、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団

[フィンランド独立100年記念]続・シベリウス クレルヴォ交響曲を聴こう スロボデニューク&ラハティ響
 ディーマ・スロボデニューク:指揮、ラハティ交響楽団 (2017年 シベリウス音楽祭より)
[フィンランド独立100年記念]続・シベリウス クレルヴォ交響曲を聴こう ロウヴァリ&エーテボリ響
 サンットゥ=マティアス・ロウヴァリ:指揮、エーテボリ交響楽団 (2017年の演奏会より)

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by halca-kaukana057 | 2017-12-08 22:14 | 音楽
 100年目のフィンランド独立記念日に、ぴったりの本を読みました。こういう本が読みたかった。


物語 フィンランドの歴史 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年
石野 裕子/中央公論新社・中公新書/2017
 フィンランドは帝政ロシアから独立して100年。しかし、その前にも歴史があり、独立後、現代に至るまで苦難も多々あった。人口500万人、ロシアとスウェーデンに挟まれた小さな国。それでも、しっかりとした存在感を示し、特徴ある文化などで世界に注目されてきた。そんなフィンランドはどのように生まれ、どんな道を辿ってきたのか。

 フィンランドの歴史というと、私もよくわかっていなかった。スウェーデンに支配された後、帝政ロシアに支配される。独立しようというナショナリズムが興り、「カレワラ」といったフィンランド固有の文化が注目される。ロシア革命のドサクサにまぎれて独立し、その後白衛隊と赤衛隊で内戦が起きる。ようやく国が統一されたと思ったら、冬戦争に継続戦争。敗戦国となったが、戦後は産業、経済面での復興を遂げ、その中からフィンランドデザインの製品が生まれた。トーヴェ・ヤンソンの「ムーミン」シリーズが人気となり、今では様々な面で世界から注目される国である…ぐらい。ざっくりと。

 この本は、フィンランドの起源から始まります。紀元前、フィンランドに人が住み始め、鉄器時代には定住、貿易も始まっていた。スウェーデンにどのように統治されていたのか。その時代に、戦争も三度あった。その後、知識人も生まれたが、ロシアとスウェーデンが対立。フィンランドはロシアに渡ってしまう。

 独立100年と聞くと、新しい国なんだなと思う。でもそれは、フィンランド共和国となってから。独立前にも、他の国に組み込まれていてもフィンランドはあった。そこで暮らしている人たちがいた。フィンランドは小さいながらたくましい国と言われる。そのルーツは、独立のずっと前から育まれていたのだろう。

 帝政ロシアの支配化での状況、独立までの経緯も詳しく書かれています。そして独立はしても、内戦が起きる。他国と戦うならまだしも、同じフィンランド人同士なのに、戦わなければならない状況というのはどんな状況だろう…胸が痛む。

 この本で初めて知ったのが「大フィンランド」構想。カレリア地方も広くフィンランドに組み込もう、領土を拡大しようという動きだ。これが、継続戦争で目指すものとなる。冬戦争は独立を保つために巻き込まれて戦争することになったが、現在、継続戦争は領土拡大の意図があったことがわかっているそうだ。また、スウェーデン語系フィンランド人やサーミの人々などに対して、フィンランドへの「同化」政策もあった。今でこそ福祉国家と呼ばれるフィンランドでも、そんな歴史があったのだ。だからこそ、今のフィンランドがあるのかもしれない。

 大戦後も、ソ連に翻弄されつつも、したたかに、たくましく冷戦下をしのいでいく。資源がないので産業を興そうと、マリメッコやアルテック、イッタラ、ノキアなどが躍進し始める。「ムーミン」もこの頃生まれた。資源のなさは、教育の充実にも繋がった。100年は短いように思えるが、たくさんのことがあった。

 今も、フィンランドからは新しいものが生まれ続けている。アップルの躍進でノキアは下火になっても、また新しい分野で伸び始めた。IT分野での、ベンチャー企業の躍進もめざましい。柔軟さや多様性も、フィンランドにはある。

 この本は主に政治、経済の面を中心に書かれているが、フィンランドはどの時代でも興味深い国だ。面白いことをやっている。芸術や文化面に関しても、コラムがある。フィンランド語とスウェーデン語。サウナにムーミンにサンタクロース。この本には書ききれなかった魅力もある。どんな切り口から見ても、フィンランドは面白い。そんなフィンランドを支えてきたのは、フィンランドの人々のたくましさとしたたかさなのだろう。「sisu(シス)」と呼ばれる、「フィンランド人魂」なのだろうか。

 フィンランドの歴史(特に政治経済面)について知りたいと思ったら、この本をオススメします。政治経済が苦手でも、新書なのでそんなに分厚い本でもないので、ゆっくりと読んでいけると思います。いい本が出ました。

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by halca-kaukana057 | 2017-12-06 23:17 | 本・読書
 今日、12月6日はフィンランドの独立記念日。独立したのは1917年。今年で100年です。Hyvää itsenäisyyspäivää! 100年目の独立記念日おめでとうございます!!
 この後、日本時間22時(フィンランドは15時)からリントゥ指揮、フィンランド放送交響楽団の独立記念日コンサートがYLEで放送されます。後日オンデマンド配信もあるので、後でゆっくりでもどうぞ。
◇映像:YLE Areena:TV:RSO Musiikkitalossa
Itsenäisyyspäivän konsertti

◇ラジオ:前半:YLE Areena:Radio:Konsertteja Radion sinfoniaorkesterin itsenäisyyspäivän konsertti
後半:YLE Areena:Radio:Konsertteja Radion sinfoniaorkesterin itsenäisyyspäivän konsertti
 前半はロッタ・ヴェンナコスキ、マグヌス・リンドベルイの作品。後半はシベリウス:クッレルヴォです。

 フィンランド各地では、スオミブルーのライトアップがあちこちで行われています。昨日、5日からコーヒーで乾杯したり、6日は祝日でお店はお休み(100年記念でやっているところもあります)前に買い物をしたり…。100年に一度のお祭りです。
 フィンランドの様子は、フィンランドYLEの動画配信でも観られます。
YLE Areena:TV:Suomi Finland 100

 さて、私もフィンランド独立100年をお祝いします。今年に入ってから、こぎん刺しを始めました。津軽地方に伝わる伝統的な刺し子。教えてもらう機会があり、それ以来少しずつですが刺して、小物を作っています。無心で刺している間は楽しいです。
 こぎん刺しの本を見ていたら、フィンランド国旗のような図案があったので、それを刺してみました。
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 コースターです。でも、縦と横の比率が何か変…。違う…。
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 下を折るとちょうどいい…。
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 これじゃあんまりなので、もうひとつ作りました。ひもをつけてオーナメント。ピンクッションにもなります。こちらは縦の横の比率はおかしくないです。
 フィンランド国旗がシンプルなデザインでよかったです…。

 独立100年を記念して、こんな企画も。
Apocalyptica - 'The Symphony Of Extremes' (Official Video)
 フィンランド政府観光局が、フィンランド人のDNAをもとに、音楽をつくろうという企画をスタート。フィンランドは東西の境界線にあり、DNAも多様なのだとか。作曲はApocalyptica(アポカリプティカ)のエイッカ・トッピネン。アポカリプティカによる演奏、そしてこのビデオ。とてもカッコイイです。

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 ケーキを買ってきてお祝いしました。素晴らしい独立記念日になりますように!!

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by halca-kaukana057 | 2017-12-06 22:26 | フィンランド・Suomi/北欧

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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