以前から気になっていた本があったのですが、なかなか見つけられず。しかし、先日本屋に平積みされていたので、即購入。それがこの3冊。
暮らしのヒント集
暮しの手帖編集部/暮しの手帖社/2009
暮らしのヒント集 2
松浦弥太郎・暮しの手帖編集部/暮しの手帖社/2010
暮しの手帖2010年7月号別冊 暮らしのヒント集 2010年 07月号 [雑誌]
暮しの手帖社
雑誌「暮しの手帖」に、「暮らしのヒント集」というコーナーがある。衣食住や生活そのもの、仕事のこと、子育てのこと…つまり「暮らすこと」「生きること」について、ちょっとしたアドバイスやヒントがまとめられている。どれも短い文章で、サッと読めるし、全部読まなくても自分の気に入ったものだけを読むことも出来る。その「暮らしのヒント集」をまとめたのがこの本です。
私は、仕事術とか生活術とか、いわゆる「ライフハック」という類のものが苦手だ。もっと豊かになりたければこうしろ、もっと稼ぎたければこうしろ、何歳までに何をやれ…などと言われても、自分の現在の生活・仕事・生き方に当てはまらないものが多い。生き方は多様なのに、成功するにはこの方法しかないと言われているようで、その類の本は一切読まなくなった。
ところが、「暮しの手帖」を読むようになって、「暮らしのヒント集」は、それらとは違うなと感じている。私の生活、仕事、生き方、生きる上で大切にしたいことなどに合致しているからかもしれない。また、文章が短いので、様々な解釈が出来ることも、私に合っているのかもしれない。単行本「暮らしのヒント集」では、編集長であり、この「暮らしのヒント」を考え執筆している松浦弥太郎さんによる解説もあります。松浦さんがどんな想いでどう暮したいか、そのヒントを考えた経緯も伺えます。2巻まえがきには、ヒントを考え執筆する過程や想いも。
読んでいて、心の中がすーっとするヒントばかりです。中には、今の自分の生活・生き方・考え方を省みたくなるものも。それも、いい刺激であり、スパイスです。3冊目の別冊は、様々な年齢の、よりよく暮らしを彩ろうとしている方々によるヒント集。松浦さんのヒント集とは違う味わいがあります。
最後に、私が今一番ピンと来たヒントを引用します。2巻、268番目のヒントです。
松浦編集長のように、自分オリジナルのヒントを作るのもいいかもしれない。
ちょっとヒント集を見てみたい方は、twitterに非公式botがあるので、こちらをどうぞ。気に入ったら単行本も読んでみてね。
◇twitter:暮らしのヒント集bot
◇暮しの手帖社:雑誌「暮しの手帖」
暮らしのヒント集
暮しの手帖編集部/暮しの手帖社/2009
暮らしのヒント集 2
松浦弥太郎・暮しの手帖編集部/暮しの手帖社/2010
暮しの手帖2010年7月号別冊 暮らしのヒント集 2010年 07月号 [雑誌]
暮しの手帖社
雑誌「暮しの手帖」に、「暮らしのヒント集」というコーナーがある。衣食住や生活そのもの、仕事のこと、子育てのこと…つまり「暮らすこと」「生きること」について、ちょっとしたアドバイスやヒントがまとめられている。どれも短い文章で、サッと読めるし、全部読まなくても自分の気に入ったものだけを読むことも出来る。その「暮らしのヒント集」をまとめたのがこの本です。
私は、仕事術とか生活術とか、いわゆる「ライフハック」という類のものが苦手だ。もっと豊かになりたければこうしろ、もっと稼ぎたければこうしろ、何歳までに何をやれ…などと言われても、自分の現在の生活・仕事・生き方に当てはまらないものが多い。生き方は多様なのに、成功するにはこの方法しかないと言われているようで、その類の本は一切読まなくなった。
ところが、「暮しの手帖」を読むようになって、「暮らしのヒント集」は、それらとは違うなと感じている。私の生活、仕事、生き方、生きる上で大切にしたいことなどに合致しているからかもしれない。また、文章が短いので、様々な解釈が出来ることも、私に合っているのかもしれない。単行本「暮らしのヒント集」では、編集長であり、この「暮らしのヒント」を考え執筆している松浦弥太郎さんによる解説もあります。松浦さんがどんな想いでどう暮したいか、そのヒントを考えた経緯も伺えます。2巻まえがきには、ヒントを考え執筆する過程や想いも。
「美しい暮らしとは、楽しい暮らしです。どんな時代であっても、苦しさや辛さからは逃げられません。しかし必ず希望はあります。その希望を持って、楽しく仕事をしたり、暮らすためにはどうしたらよいか? それは、暮しの手帖がこれからもずっとみなさまと一緒に考え、分かち合っていきたいことです。」ここに激しく同意。
(2巻まえがき7~8ページより)
読んでいて、心の中がすーっとするヒントばかりです。中には、今の自分の生活・生き方・考え方を省みたくなるものも。それも、いい刺激であり、スパイスです。3冊目の別冊は、様々な年齢の、よりよく暮らしを彩ろうとしている方々によるヒント集。松浦さんのヒント集とは違う味わいがあります。
最後に、私が今一番ピンと来たヒントを引用します。2巻、268番目のヒントです。
苦しみとは、自分の思うままにならないことです。思うままにならないことは噛み締めましょう。それはあなたを強く育ててくれる糧になります。
(118ページ)
松浦編集長のように、自分オリジナルのヒントを作るのもいいかもしれない。
ちょっとヒント集を見てみたい方は、twitterに非公式botがあるので、こちらをどうぞ。気に入ったら単行本も読んでみてね。
◇twitter:暮らしのヒント集bot
◇暮しの手帖社:雑誌「暮しの手帖」
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by halca-kaukana057
| 2010-09-22 22:04
| 本・読書