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 先日、小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」の後継機である「はやぶさ2」の来年度予算が削減されるという一大事が。元々の要求額の半額以下(今年度と同じ30億)の予算になってしまいました。「計画中止」は避けられましたが…2014年~15年度に打ち上げられなければ、軌道の関係で目標の小惑星に向かうことができない。この予算で、間に合うのか。由々しき事態は続いています。
【関連サイト】
毎日新聞:はやぶさ2:ピンチ 予算削減、打ち上げに暗雲
 ↑話の発端はこれでした。

はやぶさプロジェクトサイト
 ↑「はやぶさ後継機に関する予算の状況について」という川口先生による意見が掲載されています。

毎日新聞:12年度予算案:「はやぶさ2」に30億円
日本経済新聞:「はやぶさ2」大幅遅れも 12年度予算案で開発費6割減 14~15年度打ち上げは微妙に
 ↑閣議決定した予算案について。

 という「はやぶさ2」の危機の真っ只中、私はこの本を読んでいました。ずっと前から読もうと思っていたので、今年中に読もうとようやく読み始めた。そしたら、発端の毎日新聞の記事が。タイミングがいいと言うか、何と言うか…。
 前置きが長くなりました…。

「はやぶさ」式思考法 日本を復活させる24の提言
川口淳一郎/飛鳥新社/2011

 以前、映画「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス版)のジュニア版ノベライズ(角川つばさ文庫)で、”これまでの「はやぶさ」本とはちょっと違う「はやぶさ」本”と紹介しましたが、この本も”ちょっと違う「はやぶさ」本”。でも、著者はプロジェクトマネージャーの川口先生。「はやぶさ」の計画スタート・開発・運用のエピソードも語られます。ただ、”ちょっと違う”のは、川口先生ご本人が「はやぶさ」プロジェクトや宇宙科学研究所(ISAS)での研究生活を振り返って、どのようにプロジェクトに関わり、歩んできたか。ISASの”先輩”の先生方に学んだこと、失敗、困難…それらが「はやぶさ」の帰還までをどう支えてきたのかについて語っています。「はやぶさ」の道のりをそのまま振り返るのではなく、プロジェクトマネージャーとして、宇宙開発に関わるいち研究者としての視点から、”何を大事にしてきたのか”という要素ごとに振り返っています。

 川口先生の講演会にこれまで何度か行ったので、そこで聞いたお話も多く、講演会のことを振り返りつつ読みました。”大事にしてきたこと”が24挙げられているのですが、どれも「なるほどなぁ」「これは自分の仕事や日常生活でも活かしたいな」と思う内容ばかりです。

 その中でも興味深かったのが、「加点法」について。「はやぶさ」は、イオンエンジンをメインエンジンとした小惑星サンプルリターンの技術実証のための探査機。新しい試みばかりの探査機。なので、達成できたことの得点を加算していく形をとりました(達成表はこちら・ISAS「はやぶさ」サイトより)。最後、「イトカワのサンプル入手」で500点。現実にはこれを達成してしまったわけですが、川口先生自身は、500点とは書いたけれど「これは点数にならない、点数を付けられるものじゃないと思ってはいました」「500点が「はやぶさ」プロジェクトの「満点」かというと、そんなことはありません」(11ページ)と書いています。また、この達成表には書かれていない内容も。ここで「満点」を川口先生は「天井」と表現しています。「壁」と同じように、制限するものとして。テストでも100点満点が”ベスト”とあらかじめ決めておけば、評価は簡単。でも、同じ100点だった人の答えた内容、考えた過程が全く同じではないことも多い。100点満点という数字では見えてこない、表現できない評価内容もある。確かに、例えば私の場合ピアノ演奏で何がどうなれば100点満点なのか、決められないと感じています。実際やっていることに上限を作らない。どこまでも伸びることは出来る、新しいことは次々と出来るのだから。プラスアルファを大事にする。これは、相手は果てしない宇宙だからこそ出来る発想だなぁ。

 それから、9番目の「スケジュールは必ず遅れる」。確かに…よくある。物事を予定通りに進め、期日を守らなくてはならない…それも、ひとつの制約。自分を焦らせるだけ。なるほどです。

 この本の中で、一貫して川口先生が主張していたのが、新しいものを創造すること、新しいことに挑戦すること。「はやぶさ」は小惑星サンプルリターンという新しいことに、斬新なアイディアで挑戦した。また、「はやぶさ」の弟分とも言える、川口先生も関わったソーラーセイル実証機「IKAROS(イカロス)」も、やはり斬新なアイディアでSFの世界でしか語られなかったソーラーセイルを実現させ、現在も飛行を続けている。以前読んだ広中平祐さんの「生きること学ぶこと」でも、「創造すること」の大切さが語られていました。研究者による、「創造すること」への考え方・想いの言葉はとても力強く、熱がこもっています。これまで続いてきたことを引き継いでいくことも大事。でも、新しいものを創造していかないと、その先を見ることはできない。それを象徴するかのような、「高い塔を建ててみなければ、新たな水平線は見えてこない」…川口先生のこの言葉がとても気に入っています。とても清々しく、目を見開いて歩んでいこう。そんな気持ちになれます。

 元々、この本を読んだのは「はやぶさ」本だから、しかもプロマネ川口先生による本だからという理由もあったのですが、自分自身、今新しいことに挑戦しようと考えていて、その背中を押してくれるような本を読みたかったという理由もありました。読んで背中を押された、と言うよりは、よし!と道の無い地へ一歩を踏み出す気持ちでいます。新しいことは、やってみなくちゃわからない。だから、やってみよう。

 「はやぶさ2」についても書かれています。この本を読むと、「はやぶさ2」を実現したい、技術実証ではない、本格的な小惑星理学探査・サンプルリターンへの挑戦を観たいと思います。

 ちなみに、川口先生の生い立ちや、お父様のこと、小学6年生の時の作文も掲載されています。この作文が…凄いです…はい。


【過去関連記事】
はやぶさ/HAYABUSA (角川つばさ文庫 ジュニア向けノベライズ版)
↑20世紀フォックス版映画のジュニア版ノベライズ。これまでの「はやぶさ」本とは”ちょっと違う”「はやぶさ」本です。
生きること学ぶこと
 数学者・広中平祐さんによる自伝的エッセイ。研究者による自己の研究についての言葉をもっと聞きたい、本をもっと読んでみたいです。

はやぶさ、そうまでして君は 生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話
小惑星探査機はやぶさ 「玉手箱」は開かれた
↑これまでの川口先生による「はやぶさ」本。
by halca-kaukana057 | 2011-12-29 23:54 | 本・読書
 1年前の今日は、小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルに入っていた微粒子が、小惑星イトカワ由来のものだと発表された日でした。「はやぶさ」はイトカワのサンプルを回収できていた、ミッションフルコンプリートした…その喜ばしい報せに、歓喜、感激、感涙の一日でした。

・1年前の今日の記事:祝・500点満点達成! 「はやぶさ」カプセルの微粒子はイトカワ由来
・2010年11月16日の私のtwitterログ:Twilog:遼(@halcakaukana)/2010年11月16日

 と言うわけで、今日は「はやぶさ」関連の本を。しかし、これまでの本とは、ちょっと趣向が違います。

はやぶさ/HAYABUSA
鷹見 一幸:著/かしわ:絵/角川書店(角川グループパブリッシング)・角川つばさ文庫/2011

 10月に公開され、私も観に行った映画「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス版)。そのノベライズが角川文庫から出ているのですが、もう一つ、角川のジュニア向け新書「角川つばさ文庫」から、ジュニア向けノベライズが出ています。映画のノベライズが出ることは多いですが、通常版とジュニア向け版が同時に出ることは珍しい。なので、ジュニア向け版を買って読んでみました。

 小学2年生の隼人は、鹿児島から神奈川に転校して来た。しかし隼人は、鹿児島弁で話すことを変だとクラスの子たちから思われていて、友達が出来ずにいた。ある日、クラスの男子たちがロケットの話で盛り上がっていた。背が高くサッカーが得意なケンジが、学校の近くにロケットの研究所があって本物のロケットを見たと騒いでいる。その話を聞いて、隼人は鹿児島で見たロケットの打ち上げを懐かしく思い出していた。その隼人にいきなり話題が振られ、隼人は本物のロケットの打ち上げを見たことがあると言う。皆に嘘だと言われ涙を流す隼人。そんな隼人に、ケンジはその研究所に行って聞いてみようと言い出す。放課後、その研究所…宇宙科学研究所・相模原キャンパスに向かった2人。展示室で相談員をしている水沢恵に話しかける。隼人が見たというロケットは、内之浦から打ち上げられたM-Vロケット5号機。搭載されていたのは、MUSES-C・小惑星探査機「はやぶさ」。”恵お姉さん”から「はやぶさ」のことを教えてもらった隼人は、「はやぶさ」や宇宙に興味を持ち、研究所に通うようになった…。


 映画本編の話とは、ちょっと違う物語です。映画のスピンオフと言えばいいかな。映画の物語も語られますが、このジュニア向け版での主人公は隼人。小学生としての、いち「はやぶさ」ファンとしての視点をメインにして物語は語られます。映画本編の主人公・恵は展示室の相談員(主に)として、隼人たちに「はやぶさ」や宇宙のことを教え、また隼人から学校や勉強、人間関係のことなどの相談を受ける立場になっています。隼人から見れば”お姉さん”なので、映画よりしっかりしている気がしていますw勿論、映画に登場した運用チームの先生方も登場します。が、隼人との接点がそんなに無いので、恵の視点から語られます。

 これまでの「はやぶさ」関連本は、当然だけれども「はやぶさ」そのものについて書かれているものばかりだった。私も出る度に読んだ。立場が違えば見方が変わる。書かれていることも、当然起こったことはどれも同じ。でも、立場が変われば視点が異なり、表現が異なる。その違いや、どんな読み手を想定して書かれてあるか、著者の性格・傾向の違いもあって、出る度に読んでしまう(まだ読んでいないもの、読む予定のないものもありますが…)。映画だって、「はやぶさ」そのものがいつどうなるか、何が起こるかは知っている。それなのに、誰が主人公で視点のメインはどこなのか、演じる俳優さん、コンセプト、雰囲気、監督の伝えたいこと…それらの違いがあるので、この20世紀フォックス版だけでなく、来年公開の東映版、松竹版も観たいと思っている。要するに私は、ただの宇宙ファン、「はやぶさ」ファンなんだろうと言われれば認めざるを得ない、その通りなのですが、ひとつの探査機から、たくさんの書籍や映像作品などが生まれたことが、嬉しいですし驚いてもいます。

 しかし、このジュニア向けノベライズは、これまでの「はやぶさ」本とはちょっと違う。「はやぶさ」そのもののことは、確かに書かれています。所々に”恵お姉さん”が「はやぶさ」や宇宙のことを解説するミニコラムがあり、また物語本文にも小学生にもわかりやすいように解説風の文章があります。でも、メインは隼人と「はやぶさ」の関わり。隼人が「はやぶさ」から学んだこと、「はやぶさ」に教えてもらったこと。映画では、恵は様々な実在するスタッフの寄せ集めのような存在。完全なフィクションではない。だが、このジュニア向けノベライズの隼人は完全なフィクション。そして、”宇宙研・運用チームの中の人”ではない。外から、小学生としての、いち「はやぶさ」ファンとしての視点で、「はやぶさ」の旅路を見つめ、見守っている。こんな物語も、私は読んでみたかった。SF小説で、現実のプロジェクト、もしくは現実のプロジェクトのモデルと、それに関わる人・見守る人の物語がよくありますが(例えば、野尻抱介「ロケットガール」シリーズの「魔法使いとランデヴー」。これは「はやぶさ」がモデル)、現実の「はやぶさ」でもそんな物語が出ないかなぁと思っていたのです。現実の出来事にフィクションをつける必要はない…と言われるかもしれません。が、ひとつの探査機(宇宙機・人工衛星)と人間の関わりを、”中の人”だけでなく、直接関わっていない人からの視点で語ったらどうなるだろう。それを読んでみたかったのです。特に「はやぶさ」は、そのドラマティックな旅路、何が起こっても諦めない運用チームの根性と驚きの技術に励まされた、元気をもらったという声が多い。その声の中のあったかもしれないひとつを、物語・小説にしたら、どうなるだろうか。ひとつの探査機・人工衛星・宇宙機が、誰かの生き方・人生に影響を与える。その人にとって、その宇宙機は人生のヒトコマに刻まれるかけがえの無い、大きな存在になる。この物語では「はやぶさ」だけど、他の宇宙機(人工衛星・探査機・宇宙プロジェクト)でも、現実に隼人と同じような体験をしている人がいるだろう。ならば、宇宙・宇宙開発・宇宙プロジェクトは決して遠くにあるものではない。”遠い”存在ではない。

 子どもを主人公にすれば、主人公の子と「はやぶさ」が同時に成長してゆく。その子にとって、「はやぶさ」は一緒に成長し、歩んできた友達のような存在になる。その子が、この物語では隼人です。

 隼人はケンジや恵お姉さんと一緒に「はやぶさ」を見守り続け、成長してゆく。一方で、学校では隼人を標的にいじめも起こる。このいじめが何とも古風な(?)小学生男子(実際はどうなんだろう?)によるもので、微妙だなとも思うのですが、隼人が「はやぶさ」を思って賢く、強くなってゆく様に、子どもって凄いなと思います。

 映画本編には出てこない・出てきて欲しかったのに割愛されてしまったこともこのジュニア向けノベライズには書かれていて、嬉しかったです。このノベライズだけを読んでも、映画本編が全部語られているわけではないので、ネタバレにはならないと思います…多分。所々はネタバレしますw映画を観てから、もうひとつの「はやぶさ/HAYABUSA」の物語を楽しみたい方におすすめします。ジュニア向けですが、大人も楽しめます。「はやぶさ」や宇宙、探査機運用の素朴な疑問についての答えもわかりやすく書かれています。親子でなら、全力でおすすめします!

 と言うことで、映画の公開は終わってしまったので、ブルーレイ・DVD待ちです。また観たい。今度は家で、元ネタを確認しつつゆっくりじっくり観たい。買う予定ではいます。いつ出るかな。2月11日の東映版「はやぶさ 遥かなる帰還」の公開とどっちが早いかな。

【過去関連記事】
・映画「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス版)私の感想:映画「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス版)を観てきた

・「はやぶさ」をモデルにしたSF小説:ロケットガール4 魔法使いとランデヴー

【関連サイト】
角川つばさ文庫:はやぶさ/HAYABUSA
 ↑角川つばさ文庫の特設サイト。
by halca-kaukana057 | 2011-11-16 23:30 | 本・読書
 10月1日から公開が始まった映画「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス・監督:堤幸彦、主演:竹内結子、西田敏行)を観てきました。

映画「はやぶさ/HAYABUSA」公式サイト
 ↑ジャンプすると予告動画が自動再生されるので、音にご注意ください

映画「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス版)を観てきた_f0079085_21381041.jpg

 パンフレットとチラシ。ISAS・相模原キャンパスに行った時に買った日本固体ロケットの歴史マグカップ&宇宙機手ぬぐいと一緒に。

 まだ公開中なので、あまりネタバレしないように書きます。

 私の観ての感想は、「はやぶさ」という探査機と、探査機とともに年月を生きた人々の物語、といえばいいかなぁ。探査機そのものにも、人間ドラマの面にも、作品に感情移入しつつ、自分の”その時”も振り返りながら観ました。「はやぶさ」が開発されていた頃、「星の王子様に会いに行きませんかキャンペーン」(ターゲットマーカーに、私と私の家族を含めた88万人の名前が刻まれ、今も小惑星イトカワの上にあります)に応募した時のこと、打ち上げの頃…そして帰還のあの日…と、自分自身と「はやぶさ」の関わりと、私自身「はやぶさ」が開発・運用されていた年月の中でどう生きてきたか、自分自身の変化を思いました。

 「はやぶさ」が開発され、打ち上げ、運用、帰還までの長い年月の中で、作品の中の登場人物たちはそれぞれの人生のヒトコマを生き続ける。嬉しいことも、悲しいこともある。いいことも、悪いこともある。どうしようもない現実を突きつけられることもある。過去を振り返ることもある。挑戦もする、変化もする。成長もする。まっすぐには進めずに、壁にぶち当たったり立ち止まることもある。
 それでも、進む。「はやぶさ」とともに。

 観ていて、スケールの大きな世界初の偉業の宇宙探査プロジェクトの全ての物語とも感じたのですが、それ以上に、探査機「はやぶさ」のため、夢や目標(「はやぶさ」での目標・個々人の目標)のために悩みもがきながら今を生きる人たちの懸命な姿の方が脳裏に焼き付いています。探査機も、けなげで懸命です。

 人工衛星・探査機の開発や運用は、応援はしているし身近に感じることもあるけど、やっぱり私にとっては雲の上のような存在と感じてしまいます。でも、誰か人がいて、「はやぶさ」という探査機も存在したのだなぁと感じました。この「人」というのは、勿論運用チームやプロジェクトに関わった全ての人々のことですが、応援しているファンも含みます。探査機「はやぶさ」は、人工衛星・探査機・宇宙開発・宇宙科学プロジェクトが科学者・技術者だけのものではないと教えてくれた探査機だったと、再認識しました。

 面白かったです。
 私は、宇宙ファン・「はやぶさ」ファンじゃない人に、寧ろオススメしたいです。
 専門用語もバンバン出てきますが、人間ドラマに重点を置いて観ることも出来るので、そんなに気にしなくてもいいかと思います。勿論、探査機「はやぶさ」プロジェクトそのものの物語としても楽しめます。本で読んだり、講演会で聞いたささやかなエピソードがあちらこちらにちりばめられていて、「これは!!w」とニヤニヤしてしまいましたwあらゆる意味で、再現率の高さに驚きました。

 あと、twitterの宇宙ファンの間で話題になっていたのですが、「エンドロールは左側に注目」と。注目しました。これは…!!感激しました。堤監督、ブラボー!!と言いたいです!
 このエンドロールを観て、ひとりでも多くの人が宇宙科学プロジェクトのこれまでとこれからに興味を持って欲しいな、と思いました。全ては、繋がってきたんだ、と。

 映画は、ISAS・宇宙科学研究所相模原キャンパスで撮影されました。8月に行ったのですが、行ったところが何度も出てきて嬉しくなりました。映画を観て興味を持った方でお近くの方は、是非足を運んでみてくださいね。遠くの方も、機会があれば是非どうぞ!
・私の行ってみたレポ:緑の中に、宇宙科学の最前線  JAXA・宇宙科学研究所 相模原キャンパスに行ってきた

 あと、この20世紀フォックス版の原案となった「はやぶさ君の冒険日誌」。以前も書きましたが、ネットでダウンロードも出来ますし、書籍化もされてます。

はやぶさ君の冒険日誌

小野瀬 直美 / 毎日新聞社


 私の行った映画館では、売ってませんでした。売ればいいのに…。はやぶさ君下敷きとかはありました。
 「はやぶさ君の冒険日誌」は、JAXA公式「はやぶさ」帰還特設サイトでダウンロードできます。また、映画の中でも出てきたエピソードの元が「関係者からのメッセージ」にあるので、読み返しています。
はやぶさ、地球へ! 帰還カウントダウン
はやぶさ、地球へ! 帰還カウントダウン:関係者からのメッセージ

 JAXA公式の「はやぶさ物語 祈り」、プラネタリウムで上映され、その後映画館でも上映された「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」と、これまでも探査機「はやぶさ」をテーマにした映像作品がありました。どちらも大好きな作品です。特に「祈り」は音楽も含めて、私がますます探査機「はやぶさ」に興味を持つきっかけとなった作品です。そしてこの20世紀フォックスによる「はやぶさ/HAYABUSA」。人間ドラマとしての切り口もいいなと思いました。

 しかし…、まだ終わらんよ!来年2月11日には、東映版「はやぶさ 遥かなる帰還」(監督:瀧本智行、主演:渡辺謙)、来年3月10日には、松竹版「おかえり、はやぶさ」(監督:本木克英、主演:藤原竜也、杏、三浦友和)と2作品も。なんだこりゃぁ…!
映画「はやぶさ 遥かなる帰還」公式サイト
「おかえり、はやぶさ」オフィシャルサイト←予告が自動再生されます。
 ちなみに、上映前の予告で、東映版の予告が流れて驚きましたw渡辺謙さんがプロマネ役なのですが…ビックリしました。この20世紀フォックス版のプロマネ役・佐野史郎さんがあまりにも似過ぎでしたが、渡辺謙さんも本気の模様です…。
映画「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス版)を観てきた_f0079085_2247576.jpg

 東映版のチラシもあったので、もらってきました。表はいつもの渡辺謙さんですが…。

 これ以上書くと、ネタバレするのでこの辺にしておきます。DVD・ブルーレイが出たら、もう一度ゆっくりじっくり観たいです。今回とは違うことを感じる、思うかもしれない。

 最後に、JAXAによる、堤監督へのインタビューを紹介します。
JAXA:インタビュー:堤幸彦 「はやぶさ」を成功へと導いた 真実の人間ドラマを見てほしい
 カメラチームのリーダー・坂上さん(高嶋政宏さん)を助演にしたのがよかったなぁと感じました。
 あと、「JAXA's」40号に、的川泰宣先生と、的川先生がモデルの役を演じる西田敏行さんの対談が載っています。こちらもどうぞ。
JAXA:機関紙 JAXA's
 PDFで読めます。JAXA事業所、科学館などで配布もしていますし、配送サービスもやってます。パンフレットで宣伝があってニヤリとしましたw

 ネタバレしないように…と思って書いたのに、どうしてこんなに長くなったんだろう…?
by halca-kaukana057 | 2011-10-10 23:12 | 宇宙・天文
 旅行記の続きです。1日目、吉祥寺に行った後に行く予定だったのですが、体調が思わしくなくなってきたので3日目に変更した場所…有楽町・国際フォーラムのフォーラムアートショップ内にある「はやぶさi」です。一言で言うと、小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」に関するミニミュージアム。「はやぶさ」熱、冷めやらず。

 ちなみに、この日も雨でした。…雨に降られてばっかりなんだが、私。

はやぶさi HAYABUSA INFORMATION CENTER
 10月10日までの期間限定です。

 さて、まずは外観。
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 おお!「はやぶさ」が!
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 サイトでも確認できるのですが、JAXAだけでなく、「はやぶさ」に関わった企業もスポンサーになっています。よく見ると大正製薬の名前が…これは…w

 何故に「はやぶさ」で大正製薬か、って?答えはこちら。
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 「はやぶさ」が小惑星イトカワへのタッチダウンを行った2005年11月。運用室では「はやぶさ」の現在の様子、運用チームの様子を伝えるブログの更新も行われていました。その当時のブログの画像に、「リポビタンD」が写っている。しかも、それが日を追うごとに増えている。さらに、リポDのカートンの箱が、意外な形で使われている…!ブログはまだ残っているので、是非本家をご覧ください。
2005/11/20 02:45 JST: ブログ配信中 | Blog delivery
2005/11/25 22:28 JST: Blog booth at 22:20
2005/11/26 01:05 JST: Blog update scenary at 1:00 AM | 午前1時のブログ更新風景
2005/11/26 03:35 JST: Blog booth at 3:30 | 3:30現在のブログ端末周辺
 これに気づいた宇宙ファンは、以後「リポビタンD」を”「はやぶさ」公式飲料”と呼ぶようになりました。更に、このブログのことを知った大正製薬の方が、運用チームにリポDを差し入れしたのだとかw現在も、「はやぶさ」関連で何かがあると、リポDで乾杯する…宇宙ファンが多数(私はリポDが苦手なのでやったことがありません…ごめんなさい!!)。

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 その、箱の意外な使い方…も再現されてましたwww
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 さらに、はやぶさシールを貼った限定バージョンもありました。このあたりをニヤニヤしながら(怪しいw)熱心に読んで撮影していたら、スタッフのお兄さんからこの限定バージョンをいただきました。ありがとうございます!机の上に飾ってます。
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マイコミジャーナル:リポビタンDはやぶさ限定バージョン、8月3日より「はやぶさi」にて配布

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 10月1日公開の映画「はやぶさ」(20世紀フォックス版)のPRもありました。実際に撮影で使われたパス。西田敏行さんが、的川泰宣先生がモデルの役、佐野史郎さんが川口淳一郎先生がモデルのプロマネ役。佐野さんがハマりすぎですwwwそっくりとしか言いようが無いw映画、観に行きます。
映画『はやぶさ/HAYABUSA』公式サイト 10.1 ROADSHOW
 この他にも、渡辺謙さん主演の東宝版、藤原竜也さん主演の松竹版もあります。「はやぶさ」映画ラッシュが、来ます!

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 カプセルのレプリカ。撮影も可ですし、実際に触ってみる、持ってみることも出来ます。しかし、この時持ち上げられることに気がつかず、触らず仕舞い…orz

 さらに、奥には「はやぶさ」に関する展示が。「はやぶさ」のミッションについての解説などがありました。狭いですが、濃いです。
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 カプセル回収隊・運用チームの寄せ書き。こういうの、大好きです。

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 運用チームの主要メンバーからのメッセージ。

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 「はやぶさ」の次は、「はやぶさ2」。「はやぶさ2」運用チームの寄せ書きです。「異音円陣(イオンエンジン)」という名前が秀逸ですw7月末のISAS相模原キャンパス一般公開で展示され、話題になっていたものです。おお!行けなかったので、ここで見られてよかった!

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 おや、これは…。広報も応援してますよ!!

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 「はやぶさ」&「はやぶさ2」へのメッセージを書けるコーナーもあります。私も一言書いてきました。

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 さらに、現在国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の古川聡宇宙飛行士のコーナーも。
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 古川さん(のパネル)と、「はやぶさ」を背景に記念撮影も出来るよ!しかも、横に少し写ってますが、ブルースーツも用意してあるよ!!これで宇宙飛行士気分!

 ということで、東京駅の近くで、「はやぶさ」のミッションを振り返り、「はやぶさ2」へエールを送る、なかなか充実した展示をしていました。お近くに行かれた際は是非どうぞ。

 恒例のお土産コーナー。宇宙グッズの販売もしています。
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 「はやぶさ」の旅路をJAXAが公式で絵本にした、「はやぶさ君の冒険日誌」が書籍化されました!ネットでダウンロードも出来ますが、本になるのは嬉しいことです。

はやぶさ君の冒険日誌

小野瀬 直美 / 毎日新聞社


 あと、宇宙日本食に魚缶シリーズが仲間入り。鰯のトマト煮などもありましたが、人気らしい鯖の味噌煮を。まだ食べてません。食べたらまた書きます。

 またしても画像が多めになってしまいました…。さて、雨の中、最後の目的地へ向かいます。思えば、この雨に降られたのが、帰宅後熱を出した原因だったのだと思う…。
by halca-kaukana057 | 2011-09-05 22:23 | 宇宙・天文
 今日から、先日の旅行のことを書きます。所用で出かけたつもりが、個人的な観光の方がメインになってしまった。しかも、個人的趣味全開ですw

 まずは出発。交通機関は新幹線。ならば、今年3月にデビューしたばかりの新型E5系「はやぶさ」に乗りたい!あのピカピカの鮮やかなエメラルドグリーンの「はやぶさ」に!しかし、「はやぶさ」がデビューした1週間後、東日本大震災により、運休。その後運行再開しますが、本数を減らし、徐行運転の区間も。7月になって徐行運転区間は短く(一ノ関~福島)なりましたが、上りの「はやぶさ」は朝1本。それでも、あのM9.0の大地震でも大きな事故や損傷は無く、来月には通常ダイヤに戻せる状態になっている、新幹線の技術と運用体制には驚くばかりです。

 「はやぶさ」が朝1本のみなので、それに乗り、その日は一日観光に当てることにしました。

 当日朝。
新幹線「はやぶさ」より、東北の復興を祈る_f0079085_20565790.jpg

 ホームにエメラルドグリーンの「はやぶさ」が入ってきました。目が覚めるような鮮やかなエメラルドグリーンです。

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 10両目グランクラスの入り口横に、復興を願ったロゴが。

新幹線「はやぶさ」より、東北の復興を祈る_f0079085_20593272.jpg

 普通車の座席です。グランクラスは…無理でした。普通車でも、車内も座席も落ち着いた色調、且つシンプルでゆったりと出来ました。走行中も、揺れも抑えられているなと感じました。

♪新幹線でゴー・ゴゴ~ ゴー・ゴー!遠くの町へゴー・ゴゴ~ ゴー・ゴ~
 (by「新幹線でゴー!ゴ・ゴー!」/「おかあさんといっしょ」今年度6月の歌より)
↑やっぱり脳内でこの歌が流れましたw「はやぶさ」も出てくるしw

 一ノ関から徐行運転に。でも、そんなにゆっくりというわけでもないな、と感じました。宮城に入り、仙台に到着。あの震災の時、仙台駅前のビルの窓ガラスが割れていた映像を思い出しました。修復されているようでした。私の住む地域は、ある程度揺れ(寧ろ、震度そのものは首都圏のほうが強かった)、地震の翌日の午後まで停電になった程度の被害。岩手・宮城・福島と通過してゆく車窓から、このあたりはあの日どの程度揺れたのだろう、被害は無かっただろうか、住んでいる方々は今は落ち着いて暮らせているのだろうか…と思いながら景色を見ていました。

新幹線「はやぶさ」より、東北の復興を祈る_f0079085_21145512.jpg

 白石蔵王駅のあたり。雲が印象的だったので、思わず撮影。東北は本当に緑の多い地方だと感じます。山々、森、広がる水田…。一見派手ですが、「はやぶさ」のエメラルドグリーンの車体の色は、この緑溢れる東北の自然に合っているのかもしれないな、と感じました。緑の山々・平地を疾走する、鮮やかな緑の線。今私が乗っているこの車両を空から撮影したら、そんな映像が撮れるのかなと想像。

 福島を越えると、一気に加速。300km/hを出している模様。徐行運転の後なので、余計に速く感じます。

 東北地方を走っている間は、とにかく震災のことが頭から離れませんでした。震災でデビュー1週間で運休に巻き込まれましたが、復旧段階にある「はやぶさ」から、東北の復興を願い、祈るばかりでした。

 無事に東京駅に到着。さて、次の目的地に向かいます。

【新幹線「はやぶさ」関連記事】
宇宙と新幹線、2つの「はやぶさ」 「宇宙(そら)のはやぶさ×地上(りく)のはやぶさ」講演会に行ってきた
 3月5日、新幹線「はやぶさ」デビューの日、名前が同じということで、小惑星探査機「はやぶさ」とのコラボイベントに行って来ました。そのレポです。
 ただ「はやぶさ」と書くと、新幹線なのか探査機なのかわからなくなりますw
by halca-kaukana057 | 2011-08-22 21:45 | 旅・お出かけ

はやぶさで、はやぶさ

はやぶさで、はやぶさ_f0079085_22211547.jpg

はやぶさで、はやぶさ_f0079085_22211588.jpg

今日から用事があって上京、ついでに観光もしてます。

朝、新幹線はやぶさに乗り、その後、JAXA宇宙科学研究所相模原キャンパスへ行って、小惑星探査機はやぶさの実物大模型などを見てきました。
はい、ダブルはやぶさ。これがやりたかっただけ…ではないですが、やりたかったんですw

どしゃ降りの雨でしたが、猛暑にならずよかったです。

用事も楽しみな用事なので、たっぷり楽しんできます。帰ったらゆっくりと旅行の思い出を書きます。コメントのお返事は帰ってからになります。ご了承ください。

旅行のことはツイッターで投稿してますので、よろしければご覧ください。
では、ひとまず報告でした。
by halca-kaukana057 | 2011-08-19 22:21 | 旅・お出かけ
 小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」帰還1周年で読んでいた本です。多種多様な「はやぶさ」本が出版されていますが、この本は児童書・小学生中学年以上向けです。大人もじっくり読めると思います。


飛べ!「はやぶさ」 小惑星探査機60億キロ奇跡の大冒険 (科学ノンフィクション)
松浦 晋也/学研/2011

 「恐るべき旅路」「スペースシャトルの落日」などの宇宙開発関連ノンフィクションでお馴染みの松浦晋也さんによる「はやぶさ」本です。松浦さんは「はやぶさ」についてはとても熱心に取材されており、その内容は松浦さんのブログにも記録されています。2005年のタッチダウン時には、公式発表よりも松浦さんのブログの方が速い、とアクセスが殺到したそう。また、後継機である「はやぶさ2」の実現へ向けても、熱心に取材、実現へ向けて声を届けようとブログで呼びかけてもいました(私も参加しました)。熱心に「はやぶさ」を取材、見守り続けてきた松浦さんが、どう「はやぶさ」について書くのか。しかも児童書で。読む前から気になっていました。

 この本の帯に、「小中学生のための宇宙工学入門!」「長い長い”はじめてのおつかい”の全記録」、帯の裏には「宇宙と探査機のひみつがよくわかる」とあります。「はやぶさ」に関する本(単行本、ムック、新書、児童書などなど)はもう何冊出ているのか数え切れませんが、それぞれ、様々な切り口から「はやぶさ」とその旅路について描いています。この松浦さんの「はやぶさ」本は、帯にある通り、「宇宙工学」「宇宙と探査機のひみつ」を中心に描いています。

 私が子どもの時よりも、宇宙や天文学、宇宙開発に関する本は一気に増え、内容も大分変わりました。つまり、それだけ、宇宙の研究・探査が進んだということ。宇宙に対する表現方法も、変わってきた、多様化してきたとも言える。もし、今自分がこの本の対象年齢の子どもで、この本を読んでいたら、太陽系の広さと、その謎、そしてそれに挑もうとしている「はやぶさ」の巧みさに驚いたと思う。「はやぶさ」が、なぜ小惑星イトカワへ”おつかい”に行くことになったのか。イトカワには何があって、”おつかい”をして何を持ち帰ってきて欲しいのか。”おつかい”に行くために、何が必要なのか。そもそも、イトカワはどこにある、どのくらい遠い星なのか。そんな疑問に、ひとつひとつ丁寧に答えてくれるように書かれています。また、登場するのは「はやぶさ」だけではありません。NASAの探査機も出てきます。巧く比較してあります。

 この「イトカワはどこにある、どのくらい遠い星なのか」。これを、この本では読んでいる子どもたちが実感できるように、図を描くことから始めます。太陽系の縮図。これが、読み進めていく途中で何度も出てきます。自分の手で図を描いて、その大きさを実感しながら、「はやぶさ」の旅路を辿る。これまでにないやり方だなぁ!と唸りました。これまで頭の中や、あちらこちらで目にした地球とイトカワ、「はやぶさ」の位置関係と軌道の図を思い浮かべて理解してきたつもりでした。しかし、これで自分はその距離、「はやぶさ」の軌道・姿勢制御で求められる精度をどれだけ理解していたのだろうか、と思わされました。軌道・姿勢制御の精度についても、詳しく書いてあります!何度も図を見ているから…と思っていても、図を実際に描いて自分で確認すること、その規模を把握することの大切さを実感しました。

 詳細に、かつ丁寧に「はやぶさ」の旅路と、「はやぶさ」が何をしたのかを辿り…最後の179ページ以降、胸が熱くなるばかりでした。先日の「はやぶさ」帰還1周年でも書いたとおり、帰還がまた新しいスタートライン。その道を今、さらに先へ進んでいる。

 残念なことに、私にはまだ子どもはなく、この本を読んで欲しい子に手渡すことができない。でも、そのうち親の立場になって、子どもがこの本を読む年頃になったら、私が見続けた・見守り続けた「はやぶさ」の7年の旅を語りつつ、一緒に読もうと思う。その頃、今は「はやぶさ」で宇宙を夢見た子どもたちが大学生や社会人になり、宇宙や科学の道に進んでいるだろう。直接、ストレートに進んでいなくても、心のどこかで「はやぶさ」のことを覚えていて、それが何かのきっかけになっているかもしれない。彼らが、今「はやぶさ」が切り拓いた太陽系・宇宙探査を、さらに先に切り拓き、さらに高みを目指していることを願いたい。その姿を見ることになる、次の世代である私の子どもは、どんな道を切り拓こう、高みを目指そうとするだろうか。”高い塔”を建てようとしているだろうか。気が早いですが(いつになるだろう…)、楽しみでもあります。

【過去関連記事】
ゴールから、新しいスタートからの1年間 探査機「はやぶさ」地球帰還1周年
 ↑この記事の中で出てきた、本の帯画像もあります。

恐るべき旅路 火星探査機「のぞみ」のたどった12年
[増補]スペースシャトルの落日
昭和のロケット屋さん ロケットまつり@ロフトプラスワン
宇宙へのパスポート3
 松浦さんの著書など。
by halca-kaukana057 | 2011-06-17 22:47 | 本・読書
 1年前の今日、何があったのか、忘れることはできません。小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」の地球帰還。大冒険のフィナーレが近づく緊張感。本当に帰ってくるのだという高揚感。そして「はやぶさ」本体が大気圏で燃え尽きてしまうことへのかなしさ。カプセルは無事大気圏に突入できるのか、パラシュートは開くのか、カプセルは回収できるのかなどの不安。様々な想いが交錯していました。

【1年前の記事】
[6.13はやぶさ帰還]おかえりまで、あと少し
[6.13はやぶさ帰還]カプセル分離、成功! そして帰途へ…
[6.13はやぶさ帰還]おかえりなさい、はやぶさ!
[6.13はやぶさ帰還]カプセル無事回収!
*その他、「はやぶさ」関連記事は、「はやぶさ」タグからどうぞ。

 昨年の今日の夜は、ネットで「はやぶさ」の最新情報を待っていました。カプセル分離成功、交信完了、地球の影(夜)の部分に入り、太陽電池パネルでの電源が確保できなくなったため運用終了、そして22時51分、大気圏再突入。ネットで中継を観ていて、本当に還って来たんだ、ありがとう、お疲れ様!という気持ちでいっぱいでした。泣くに違いないと思っていたのに、不思議と涙は出なかった。興奮の方が強かった。その後、早々とカプセルを発見。さらにカプセル分離後に地球を撮影した画像が公開され…。本当に怒涛の、感激と祈りの一日でした。

 それからこの1年の間に、沢山の大きな動きがありました。私の感覚では、「ようやく、まだ1年」です。カプセルの中に何か微粒子が入っていた。その解析によって、入っていた微粒子が小惑星イトカワのものだと判明。また、宇宙科学・宇宙探査の歴史が大きく塗り替えられた。その同じ時間を生きて、喜びを分かち合っていることに感激しました。「はやぶさ」関係の講演会にも何度か行きましたし、帰還したカプセル展示にも行って来ました。イトカワから持ち帰った微粒子の解析は、現在も続いています。大震災の影響で解析がストップしている研究機関があるのが、かなしいです。

 そして、現在後継機である「はやぶさ2」の開発が進んでいます。
JAXA:小惑星探査機 はやぶさ2
JAXA:はやぶさ2の状況について
 ↑詳しいミッション内容があります。リンク先のPDFをどうぞ。

 「はやぶさ」は工学実験機。イオンエンジンやサンプルリターンの試験をした宇宙機として位置づけられています。今度の「はやぶさ2」は工学分野の内容もありますが、理学分野、つまり「小惑星探査」と「サンプルリターン」の項目により重きが置かれています。2014年打ち上げ予定。開発が順調に進むことを、祈るばかりです。

 「はやぶさ」から、沢山のことがもたらされ、沢山のものをもらいました。科学的な面でも、ドラマ的な面でも。1年経っても、それが続いていることに驚いています。打ち上げ前、「星の王子さまに会いに行きませんか」キャンペーン、つまり、「はやぶさ」のターゲットマーカに名前を載せて一緒にイトカワへ向かい、イトカワにタッチダウン(名前が)する企画に、これは面白いと思って家族の名前をまとめて応募しました。打ち上げ後も、「はやぶさ」の旅路を見てきましたが、まさかここまで事が大きくなるとは。

 「はやぶさ」の帰還は、ゴールであり、新しいスタートラインでもある。そのスタートラインを出て1年。次の1年には、どこまで進んでいるのだろうか。太陽系・地球誕生の謎、歴史を探る旅は、まだまだ始まったばかりです。そのはじまりとなった「はやぶさ」に改めて感謝の言葉を贈りたいと思います。
 ありがとう、「はやぶさ」。

 そんな今日、朗報が届きました。
NHKニュース:はやぶさ ギネス世界記録認定
産経新聞:探査機はやぶさギネス認定 小惑星から物質回収
 「世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った探査機」として、ギネス世界記録に認定されました。おめでとうございます!感慨深いです。

 そういえば、先日現在全国の映画館で上映中(もう終わってしまったところもあるようで…残念)の「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」帰還バージョンのBDが届きました。昨年観た元のバージョンでも感じましたが…「奥行きのある映像」に驚くばかりです。帰還のシーンと「宙よ」の歌だけでなく、あちらこちらで感慨深いシーンがあり、胸が熱くなります。映画館で観たはずなのに、何度観ても同じシーンで胸が熱くなり、涙が。
 ちなみに、この「帰還バージョン」には、一部プラネタリウムで上映されている「ショート版」も収録されています。「ショート版」は通常のものを30分程度にして、「はやぶさ」のミッションを追うことに焦点を当てています。ショート版も観てみたかったので、収録されて嬉しい限りです。

 あと、現在読んでいる本がこれ。

飛べ!「はやぶさ」 小惑星探査機60億キロ奇跡の大冒険 (科学ノンフィクション)

松浦晋也 / 学習研究社


 「恐るべき旅路」「スペースシャトルの落日」などの著者である科学ジャーナリスト、松浦晋也さんによる「はやぶさ」本。しかも、小学生中学年~高学年向けの、児童書なんです。子どもたちが宇宙や「はやぶさ」を身近に感じつつもそのミッションの困難さがわかる解説に、巧いなぁ!と唸りつつ読んでいます。
ゴールから、新しいスタートからの1年間 探査機「はやぶさ」地球帰還1周年_f0079085_22313584.jpg


 最後に、有楽町国際フォーラムに、「はやぶさi」という「はやぶさ」に関する展示などを行う情報センターが期間限定でオープンしました
はやぶさi
 サイトには川口先生・的川先生・古川宇宙飛行士のインタビュー動画や、メッセージ投稿も。

 「はやぶさ」大気圏再突入の時間、22時51分まで、あと少し。そして、2年目が始まります。
by halca-kaukana057 | 2011-06-13 22:36 | 宇宙・天文
 現在全国(上映されていない県もありますが…本当の意味での”全国ロードショー”をしてよ!)の映画館で上映されている「はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH」(以下略して「HBTTE」).元々プラネタリウムで上映されてきた作品ですが、この度晴れて映画館でも上映されることになりました。身近に上映しているプラネタリウムがない地域に住む身としては、とても嬉しいことです。有り難いです。大スクリーンでHBTTEを観れるチャンス。観てきました。

角川映画:はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH
↑上映館もこちらでチェックできます。

ワーナー・マイカル・シネマズ:はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH
↑ページを開いてしばらくすると、予告動画が再生されるので、音量にご注意ください。

「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」劇場上映を観てきた_f0079085_213213.jpg

 ちらし。
「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」劇場上映を観てきた_f0079085_2132841.jpg

 映画館の入り口ロビーには、このような「はやぶさ」の旅路を紹介する大きなポスターが貼られていました。ロビーには他にもポスターが何枚も。他の映画作品より多かった。映画館側も総力を挙げてイチオシしてます!

「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」劇場上映を観てきた_f0079085_213303.jpg

 こんな手作り「はやぶさ」模型もありました。誰が作ったんだろう?映画館のスタッフさんたちかな?手作り感がいい味出してます。

「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」劇場上映を観てきた_f0079085_2133369.jpg

 上映館は主にワーナーマイカルシネマズですが、ワーナーマイカルだと先着3万名様にオリジナル記念カードのプレゼントがあります。公開初日から数日でなくなっているだろうと思ったのに、貰えました。これは…喜んでいいのか、どうなのか…。

「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」劇場上映を観てきた_f0079085_2133417.jpg

 裏は「はやぶさ」の地球ラストショット画像です。ちなみに、後ろにあるのはパンフレット。買っちゃいました。


 さて、ここからが本題。上映されているのは、昨年の「はやぶさ」帰還後に元のバージョンにシーンを追加した”帰還バージョン”。プラネタリウムでも、この”帰還バージョン”が上映されています。プラネタリウムだと全天周、映画館だと平面。元のバージョンをブルーレイで、そして”帰還バージョン”は映画館で観たため、観ていないプラネタリウム版と比較することが出来ません。平面版だけの感想です。

 …いやぁ、冒頭から圧倒されました。大スクリーンにちりばめられた星々。その向こうの闇。そこに、青い地球が見えてくる。その地球の迫力にまず圧倒されました。そして始まる「はやぶさ」の長い旅路。ブルーレイで観た時も感じたのですが、解説がうまい。「はやぶさ」とはどんな小惑星探査機なのか、「はやぶさ」の仕組み、スウィングバイとは何か、何故小惑星イトカワに向かうのか、イトカワの大きさ、構造…。上映時間は約1時間。この短い間に、これらを観てわかるように解説し、そして「はやぶさ」の旅路を追う。このバランスがうまいなぁと、映画館でも心の中で唸っていました。

 「はやぶさ」は打ち上げられた後、地球の公転軌道のそばを飛び、約1年後(7年前の今日、2004年5月19日)に再び地球に追いついて、「はやぶさ」の軌道の向きと速度を変えるための「スウィングバイ」を行いました。このスウィングバイをする時、地球が見えてきたところのナレーションがとても好きです。私も、「はやぶさ」と一緒に大きな宇宙を見て来たのだなぁ。でも、この小さく見える地球で、生きているのだなぁ、と。

 そして小惑星イトカワへ。以前HBTTEサントラの記事で書きましたが、この作品は音楽もお気に入りです。映画館だと音楽もとても響きが良く、迫力満点で聴けます。イトカワに着いた後の音楽は好きなものが多いので、音楽も楽しみました。

 その後のイトカワへのタッチダウン、不時着、再挑戦と離着陸成功、燃料漏れのため姿勢制御できず行方不明に…。このあたりはドラマに惹き込まれます。「はやぶさ」の科学・技術的な部分と、数々の困難を乗り越え続けるドラマ的な部分。HBTTEはこのバランスも取れていて、やっぱりうまいなぁと唸ってしまうのでした。

 さて…、初見となる、”帰還バージョン”で書き換えられ、付け加えられた部分。どんなシーンになるのかは全く知らずに観ました。帰還の6月13日夜以降にネットやテレビ、新聞で観たものが鮮やかに蘇ってきました。このシーンで流れる「宙よ」の歌がまた、じわりじわりとシーンを、感情を盛り上げてくれる。やっぱり目に涙をためてしまいました。詳しいシーンの内容は伏せます。実際に観てください!

 身近なところでの上映が無いのが悲しいのですが、プラネタリウム版も観てみたくなりました。

 上映は14日から始まり、2週間の予定なので、27日ごろまで。映画館によっては、異なることがあると思うのでご確認ください。「はやぶさ」に関してよく知らない…方も大丈夫。上述の通り、科学・技術的な面の解説はうまいです。この映画をきっかけに、「はやぶさ」、更には宇宙工学・宇宙科学に興味を持つ人が増えたらいいなと思います。心からオススメします。お近くに上映館がありましたら、是非どうぞ!!ちなみに、ワーナーマイカルだと500円、ワンコインです!(ワーナーマイカルの回し者ではありませんw)

【関連リンク】
シネマトゥデイ:「はやぶさ」への熱い思い…ドキュメンタリー製作の監督が吐露「自分の身を焼きながらカプセルを地球に落とす姿に感動」
 ↑試写会での上坂浩光監督トークショーの模様を。
マイコミジャーナル:あの「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」がついに劇場に - 14日より全国公開
 ↑大塚実さんによる試写会・トークショーレポ。映画を観たら、エンドクレジットにもご注目ください。

【過去関連記事】
翼を広げた「IKAROS」と、まさかの公式アニメ &HBTTE BD版を観た
 帰還直前に届いたブルーレイ(帰還前の元のバージョン)を観た感想を少し。BDで観た細かいところまで精巧な描写は、映画でもはっきりと観られました。

音楽で辿る「はやぶさ」の旅路 「HAYABUSA -Back to the Earth-」オリジナルサウンドトラック
 HBTTEサントラ感想。音楽が気に入ったら、こちらも是非どうぞ!
by halca-kaukana057 | 2011-05-19 22:02 | 宇宙・天文
 今日5月9日は小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」が内之浦から打ち上げられた日です。2003年、8年前のことでした。おめでとうございます!

 8年前を振り返ろうと、当時の日記帳を引っ張り出してきました。新しい職場で仕事に打ち込む毎日でした。慣れない環境で、試行錯誤し悩み、大好きな宇宙の話題も追えないほど忙しい時期でした。日記にも仕事で悩んでいること、その一方で手ごたえややりがいを感じたことも書かれていたのですが、最後にMUSES-C「はやぶさ」打ち上げ成功のことが書かれていました。当時のISAS・宇宙科学研究所(今の統合したJAXAの形ではない)は、打ち上げが成功するまでは探査機の愛称を発表せず、コードネームで呼んでいました。なので、私もずっとMUSES-Cと呼んでいました。打ち上げの前に、探査機に名前を載せて一緒に小惑星へ行こうというキャンペーンをやっており、自分と家族の名前を申し込んでおきました。このブログで何回も取り上げたとおり、今その名前の刻まれたプレートが貼ってあるターゲットマーカーは、小惑星イトカワの上にあります。そのことももちろん覚えていて、日記には打ち上げ成功を喜ぶ言葉と共に、「私と家族の名前、小惑星へ行ってらっしゃい!」と書かれていました。
 それから、MUSES-C「はやぶさ」の旅路は始まりました。この時、こんな困難に満ちた旅路になろうとは予想もしていませんでしたし、出来ませんでした。

 打ち上げ8周年に寄せて、川口淳一郎プロマネのコラムが、ISASのサイトにアップされています。
ISAS・宇宙科学研究所:「はやぶさ」打上げ8周年にあたり

 ちょうど1年前の今頃は、地球帰還へ向けて軌道制御(TCM)を行っていました。その時の裏話が。イオンエンジンが起動しなかったことがあったそうです。「はやぶさ」のイオンエンジンといえば、帰還の前年、4基あるエンジンが全て故障し、大ピンチに陥りました。しかし、動いている部品を組み合わせるという裏技で再起動成功。この時は本当にハラハラドキドキ、祈るばかりの日々でした。再起動できたとはいえ、不安は残る。その不安が残ったままのTCMだったのです。それでも、地球帰還を目指してありとあらゆる方法を試してみる。「はやぶさ」のプロジェクト・技術そのものにも興味がつきませんが、それを運用している人々の想いがあってこそ宇宙機は宇宙を飛んでいる。それを「はやぶさ」の旅路で実感しました。

 最後の部分も、川口先生の「はやぶさ」への今の想いが伝わってきます。

 そして、6月13日の帰還。もうすぐ1年です。早かったような、短かった、まだ1年しか経っていない、不思議な感覚です。あの日のことは忘れることが出来ない、出来る筈がありません。今もはっきりと覚えています。

*****

 さて、「はやぶさ」をテーマにした映画が、現在何本も製作中です。今名乗りを挙げているのが、東映、松竹、20世紀フォックス。角川映画はプラネタリウムで上映している「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」(帰還バージョン)を劇場上映します。
角川映画:はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH
 もうすぐ、5月14日から公開です。

 20世紀フォックスは堤幸彦監督、竹内結子さん、西田敏行さん主演で。
シネマトゥデイ:竹内結子主演で『はやぶさ』20世紀フォックスが映画化!JAXAの上司役に西田敏行!奇跡の帰還に「今の日本の夢や希望となれたら…」

 東映は瀧本智行監督、渡辺謙さん主演。渡辺さんは川口先生がモデルのプロマネ役を演じます。おお。
シネマトゥデイ:渡辺謙主演で映画『はやぶさ』が始動!プロジェクト・マネージャー役に!映画のプロジェクト・マネージャーも兼任!
毎日新聞:渡辺謙:映画「はやぶさ」主演!企画段階で快諾
 毎日新聞の記事によると、渡辺さんは川口先生とお酒を飲みながら話したそう。…すごいコンビです。

 松竹はなんと3Dの予定。どの作品も詳細はまだ未定・未発表の部分が多いですが、今後楽しみです。
by halca-kaukana057 | 2011-05-09 22:55 | 宇宙・天文

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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