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夏の宇宙ゼリー ローソンのリュウグウイメージ水ゼリーを食べてみた

 先日、目的地の小惑星「リュウグウ」に到着した、小惑星探査機「はやぶさ2」。
はじめまして、リュウグウ
 この記事でも書いたのですが、ローソンから、「はやぶさ2」のリュウグウ到着を記念した、リュウグウをイメージしたというデザートが発売されました。

ローソン:ローソン研究所:小惑星「リュウグウ」をイメージしたぷるるん水ゼリーがいよいよ登場!
ローソン:バタフライピーティーのぷるるん水ゼリー(レモン)

 というわけで、私もローソンに行って買ってきました。
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 こんな丸いパッケージに入ってます。お値段180円。
 パッケージには、「はやぶさ2」とも、「リュウグウ」とも、「JAXA」とも書いていません。JAXAの了解は得ているのだろうけど、JAXAとコラボというわけではない模様。事前にネットで情報を得ないと、リュウグウをイメージしたデザートとわからない。ただの宇宙っぽいゼリーになってしまう。ローソンさん、宣伝を大々的にお願いします。

 蓋を開けると、ふわりと甘いいい香りが漂ってきました。
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 下手な画像ですみません。もっときれいに見えます。ただ均一に黒いわけじゃない。グラデーションがあって、金粉もきらきらしている。銀河だ。星雲だ。
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パッケージの黒いトレーを外して、白いお皿に乗せると、一気に雰囲気が変わります。薄紫のきれいなゼリーです。バタフライピー(チョウマメ)のお茶は元々は青い色。それに酸(この場合はレモン)を加えると、こんな薄紫に色が変わるんだそうです。

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 スプーンで掬おうとすると、弾力が強くてなかなかスプーンがはいらない。堅い。でも、ぷるぷるしています。スプーンを入れる際、「はやぶさ2」がリュウグウにインパクターを打ってクレーターを作るのをイメージしましたw
 金粉が入っているのが分かりやすくなりました。豪華な雰囲気。
 味は、レモンの爽やかさ(でもすっぱさはない)とさっぱりした甘さで美味しい。バタフライピーティーは飲んだことは無いのですが、こんな味なのかなぁ?これは美味しい。暑い日にキンキンに冷やして食べたい。

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 トレイはこんな宇宙柄です。

 「はやぶさ2」はリュウグウ上空で、本格的な探査に向けて準備中。順調だそうです。これを食べて応援します。いつぐらいまで販売しているんだろうなぁ。タッチダウンの秋にはもう終わってるかなぁ。売ってる間食べます。

【こちらもどうぞ】
Gigazine:金粉が輝く水ゼリーで「はやぶさ2」の目的地を表現したローソンの「バタフライピーティーのぷるるん水ゼリー(レモン)」を食べてみた
sorae:”そこ”に銀河が広がっていた。リュウグウをイメージした水ゼリー

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by halca-kaukana057 | 2018-07-11 22:09 | 宇宙・天文

はじめまして、リュウグウ 「はやぶさ2」リュウグウ到着

 数日前のニュースですが、遅れても書いておくことだ、これは。

 小惑星「リュウグウ」を目指し、飛行を続けていた小惑星探査機「はやぶさ2」。27日、「はやぶさ2」がリュウグウに到着したことが確認されました。
JAXA:小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星Ryugu到着について
 おめでとうございます!!現在、「はやぶさ2」はリュウグウ上空20kmの「ホームポジション」というところにいます。ここが基準点になります。到着のポイントは、この20kmの位置だけでなく、
「はやぶさ2」の化学推進系スラスタの噴射が予定通り行われたこと
「はやぶさ2」が小惑星リュウグウとの距離を維持できていること
「はやぶさ2」の状態が正常であること
 これらも到着したかの判断の基準になるそうです。
 「はやぶさ2」の機体の状態は良好。イオンエンジンも、スラスタも、リアクションホイールも問題なしです。とても順調な往路でした。よかった…。

アストロアーツ:【レポート】小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星リュウグウ到着に関する会見
 津田雄一プロジェクトマネージャーを中心にした、記者会見の模様について読めます。
 リュウグウは、上記のJAXAのプレスリリースにある20kmからの画像を見ると明るい感じですが、実際のリュウグウは、炭素を多く含み暗いのだそうです。カラー画像で撮影したリュウグウの写真はほぼ真っ黒。
 リュウグウの詳しい姿が見えるまでは、リュウグウは丸い天体だと思われていました。しかし、近づいてみると、コマのような四角い形。大きなクレーターがあって、表面は思った以上に岩石でゴツゴツしている。どこにタッチダウンするか悩ましい。これから詳細な探査をして、タッチダウンできるところが見つかればいいなぁ。
 本当に、実際に行ってみないとわからないことはたくさんあるものです。これぞ深宇宙探査の醍醐味。
 タッチダウンは、9月~10月に行われます。8月に、予定地点を最終決定します。


 リュウグウ到着にあわせて、こんな企画も。
ローソン:ローソン研究所:小惑星「リュウグウ」をイメージしたぷるるん水ゼリーがいよいよ登場!
 コンビニのローソンは、「ローソン宇宙プロジェクト」を展開中。漫画「宇宙兄弟」とコラボしたからあげクン(ブラックホール味)や、ISS滞在中の金井宇宙飛行士との交信イベントなどをやってきました。
 今度は、リュウグウをイメージしたスイーツのアイディアを募集していました。その結果、生まれたのが、「バタフライピーティーのぷるるん水ゼリー(レモン)」。ハーブティ「バタフライピーティー」にレモンを入れ、星をイメージした金粉をいれた水ゼリー。薄紫色ですが、黒い器に乗せると金粉が星のよう。
 水ゼリーはこれからの季節にぴったりの涼しげなデザートですね。どんな味がするんだろう。発売は7月10日。楽しみにして待ちます。

 「はやぶさ2」の冒険はこれから。引き続き、ご安全に!!
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by halca-kaukana057 | 2018-06-29 22:14 | 宇宙・天文

金井さん帰還、「はやぶさ2」往路イオンエンジン運転完遂、水星探査機「MMO」愛称決定

 宇宙関係で色々なことがあったのに、体調を崩していてネットのチェックが出来ませんでした。まだ本格的に復帰はできない状態なので、体調をみながらぼちぼちと書いていきます。

 まず、金井宣茂宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在(第54次/第55次長期滞在)を終え、無事に帰還しました。帰還生中継も観られませんでした、はい。
JAXA:金井宣茂宇宙飛行士搭乗のソユーズ宇宙船(53S/MS-07)の帰還について
◇帰還生中継録画はこちら:ファン!ファン!JAXA:金井宣茂宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船(53S/MS-07)帰還ライブ中継 / Live coverage of the Soyuz (53S/MS-07), the spacecraft carrying astronaut Norishige Kanai
 お帰りなさい!お疲れ様でした。「きぼう」での科学実験から、船外活動、ロボットアーム操作までイベントてんこ盛りの約半年でした。もう半年経っちゃったの?という気持ちです。アカウントがなくても見るだけなら出来るので、公式Twitterも見ていました。
 
 帰還の2週間ほど前、ISSのいい可視パスがあったので見ていました。画像も撮ったんですが…
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 あまりいい画像を撮れませんでした。なので、ISSを見たという記事は書かなかったのですが、これが金井さんがいる最後のISSになってしまいました…残念です。
 今後、金井さんはNASAで、順調にいけば、今月中旬には帰国して、JAXAでリハビリを行います。すごいなぁ。以前は帰還後数週間後に帰国なんて考えられなかった。ISSでの思い出話が楽しみですね。今後は、野口総一飛行士、星出彰彦飛行士と続きます。星出さんは日本人2人目のISSコマンダーに。楽しみです。



 次。小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星リュウグウまで後少しのところまで来ました。
JAXA はやぶさ2プロジェクト:イオンエンジン往路完走
マイナビニュース:小惑星探査機「はやぶさ2」、6月27日前後に小惑星リュウグウに到着予定
JAXA はやぶさ2プロジェクト:2600kmの距離から見たリュウグウ
 「はやぶさ2」、往路のイオンエンジンの運転を完遂しました。エンジンは順調です。よかったよかった。本当に順調にここまできました。リュウグウまではあと約2000km.画像を撮影してみましたが、まだ点にしか見えません。でも、地球からは大きな望遠鏡を使っても、もっとぼんやりとした点にしか見えません。もうそこまで来ているんです。この点が、徐々に大きくなって、リュウグウの姿を見せてくれるのを待っています。


 次。以前募集していた、水星探査機「MMO」の愛称募集の結果が出ました。
JAXA:水星磁気圏探査機MMOの愛称決定について
水星探査機「MMO」の名付け親になろう! & 水星にメッセージを送ろう!

 愛称は、「みお」(MIO)です。

 …全く思いつきもしませんでした。外しました。完敗です。

 「みお」は、河川や海で船が航行する水路や航跡のこと。これを、探査機の研究開発の道程や、航海安全、太陽風のプラズマの流れの中を航海する様をイメージしたとのこと。あと、船が航行するときの目印にする標識を、古くから澪標(みおつくし)と呼び、和歌では「身を尽くし」…努力と挑戦を続けるプロジェクトメンバーの思いを表現する、とのことです。

応募総数は、6494件。このうち、「みお」提案者数は、19件。
難関過ぎます。今回当てた方、本当にすごいです。愛称募集、宇宙機名付け親の中でも一番難しかったのではないかと思います。
 でも、いい名前ですね。ただ、「MMO」で「MIO」…ちょっとややこしい感じもします。

 以上、最近の宇宙関係の話題でした。
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by halca-kaukana057 | 2018-06-08 21:53 | 宇宙・天文

行ってらっしゃい、「オシリス・レックス(OSIRIS-REx)」

 昨日書くつもりが書けなかった。NASAの初めての小惑星探査機「オシリス・レックス(OSIRIS-REx)」(英語読みだと、「オサイリス・レックス」「オサイレス・レックス」)が昨日日本時間午前8時5分に打ち上げられました。探査機は打ち上げ約1時間後、分離、予定の軌道に入りました。順調に飛行中です。おめでとうございます!

アストロアーツ:探査機「オシリス・レックス」打ち上げ、小惑星ベンヌからのサンプルリターン目指す
NHK:米初の小惑星探査機打ち上げ 生命の起源に迫れるか

 「オシリス・レックス」は、言わばアメリカ版「はやぶさ」「はやぶさ2」。現在飛行中の「はやぶさ2」の計画が本決定しなかった頃、NASAも小惑星サンプルリターン探査機の計画がある、それに対抗せねば…という話もありました。「はやぶさ2」のよきライバルです。

 「オシリス・レックス」が目指すのは、小惑星「ベンヌ(Bennu)」探査機の名前に合わせて、古代エジプト神話から取られています。ESAの「ロゼッタ/フィラエ」といい、古代エジプトから名前を取る探査機が多いですね。2018年にベンヌに到着、2年間ベンヌを観測し、2020年7月に地表にタッチダウンしてサンプルを採取します。サンプルが地球に届くのは2023年の予定です。

 「オシリス・レックス」の重量は打ち上げ時で2トン。「はやぶさ」「はやぶさ2」は500~600kg。随分と大きいです(日本の探査機が小型なだけ?)。サンプル採取は、アームを伸ばし、その先端についている装置を小惑星の表面に押し付け、窒素ガスで表面物質を吹き飛ばしてサンプルを採取する方式です。60g以上のサンプル採取を目指します。サンプルは、「はやぶさ2」と「オシリス・レックス」で提供し合うことが決まっています。よきライバルですが、パートナーでもあります。

sorae.jp:アメリカ版はやぶさ「オシリス・レックス」打ち上げ ~アメリカが描く「小惑星探査構想」第1弾の出発~
毎日新聞: オシリス・レックス打ち上げ「小惑星野郎」の交流進展と成果に期待−−津田雄一・はや2プロマネがエール
 運用チーム同士の意見交換、交流も深まっている模様。リュウグウとベンヌの比較も興味深いですし、タッチダウン、サンプル採取の方法が違うのも興味深い。「はやぶさ2」と「オシリス・レックス」、無事の航海とミッション完遂を祈ります。
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by halca-kaukana057 | 2016-09-10 23:39 | 宇宙・天文

地球経由で長い旅へ 「はやぶさ2」地球スイングバイ

 12月は宇宙関係の大きなイベントが固まってます。まず、今日は小惑星探査機「はやぶさ2」の地球スイングバイ。打ち上げからちょうど1年。初代「はやぶさ」と同じように、地球に一旦近づいて、その引力と地球が公転する力を受けて速度を上げ、軌道を変更。地球を離れ、目標の小惑星「Ryugu(リュウグウ)」の公転軌道に乗り、小惑星を目指します。

毎日新聞:なるほドリ・ワイド:はやぶさ2、なぜ地球に接近?=回答・永山悦子
 わかりやすい地球スイングバイの解説。イラストもかわいいです。
日経ビジネスONLINE:はやぶさ2の「地球スイングバイ」に血が騒ぐ その意味と、準備を進めてきたわくわく現場(1)
 山根一眞さんによるレポート。「はやぶさ2」プロジェクトチーム、津田雄一プロマネと矢野創先生にお話を聞きながら、地球スイングバイの現場を追います。

JAXA:はやぶさ2プロジェクト:「はやぶさ2」の地球スイングバイ軌道が確定しました

 「はやぶさ2」は今日のお昼頃、日本上空を通過。地球から14万km。地球に最接近したのは、19時8分ごろ。ハワイ諸島上空、約3090km。

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 今日はお昼になった途端風が強くなり、雨も降り始め、荒れたお天気に。雲で空は見えませんが、この空を「はやぶさ2」が飛んでいったのだろうと見送りました。

JAXA:小惑星探査機「はやぶさ2」の地球スイングバイ実施について
 JAXAからの速報です。スイングバイの際、「はやぶさ2」は地球の影の部分に入り、バッテリーでの運転に。アンテナも、NASAの深宇宙ネットワーク局(キャンベラ局)を使っての運用でした。「はやぶさ2」の状態は正常です!よかった。
 目標の軌道に入れたかどうかの確認には1週間かかるそうです。朗報を待ちましょう。

NHK:はやぶさ2の撮影 各地で成功
 「はやぶさ2」はとても暗く、大型の望遠鏡や高感度のカメラでないと撮影、観測できません。悪天候で苦戦した天文台もあるようですが、撮影できた!という画像がTwitterにどんどん流れてきていました。すごいなぁ、撮れるもんなんだなぁ。小さいけれども颯爽と飛んでゆく「はやぶさ2」。頼もしく見えます。

 小惑星「Ryugu」に到着するのは2018年。長い旅の始まりです。どうか、元気で、ご安全に!
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 万年筆ではなむけのメッセージを。行ってらっしゃい!!

 さて、次は7日、金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入再挑戦です。がんばれ「あかつき」!!
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by halca-kaukana057 | 2015-12-03 23:06 | 宇宙・天文

「はやぶさ2」は"竜宮"へ、カプセルは玉手箱

 小惑星探査機「はやぶさ2」の目的地である小惑星「1999 JU3」.これは仮符号で、JAXAは公募で名称案を募集していました。名称のルールが厳しく、既にある名前と重複しないように調べてから応募する必要もあり、いい名前が思い浮かばず、応募を諦めました…(募集していた7,8月、体調が悪くてそれどころじゃなかったのもある)。締め切り後、名称が決まるのは早くて11月ごろと聞いていたのですが、10月始めにもう決まっちゃいました!

JAXA:小惑星探査機「はやぶさ2」の目指す小惑星1999 JU3の名称決定について

「Ryugu」(りゅうぐう:竜宮)


 に決まりました。浦島太郎の昔話の竜宮城ですね。選考理由を見てみると、
 「浦島太郎」の物語で、浦島太郎が玉手箱を持ち帰るということが、「はやぶさ2」が小惑星のサンプルが入ったカプセルを持ち帰ることと重なること。
 小惑星1999 JU3は水を含む岩石があると期待されており、水を想起させる名称案であること

 初代「はやぶさ」の持ち帰ったカプセルを「玉手箱」と表現していたのを見た記憶があります(川口先生だったっけ?)。小惑星のサンプルの入った「玉手箱」。そして、水にちなんだ名前というのがとてもいいです。よく考えたなぁ。

sorae.jp:小惑星探査機「はやぶさ2」の目的地、名称は「Ryugu」に
 「Ryugu」での応募は30件。ですが、「Ryugujo」5件、「Ryuuguu」5件、「Ryuguu」1件、「Ryugujyo」1件、「Ryugujou」1件、「Ryugu-zyo」1件と似た名前も。月周回衛星「かぐや(SELENE)」の愛称募集の時も、「かぐやひめ」の案も結構あったというのを思い出しました。

 「Ryugu」から貰ってきた(…というよりもインパクタ撃ちこんで強引に取ってきた…?)玉手箱の中から、どんな発見があるか。楽しみです。まずは12月の地球スイングバイ、そして無事「Ryugu」に到着して観測を始められますように。

 ちなみに、表記はアルファベット表記だけなんでしょうか。「イトカワ」みたいにカタカナ表記はOKなのかな?
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by halca-kaukana057 | 2015-10-05 23:20 | 宇宙・天文

トミカで「はやぶさ2」

 人工衛星やロケット、宇宙機を精巧に再現したグッズが多く出るようになりました。食玩からガシャポン、プラモデル…。その中で、気になっていたのを入手しました。

タカラトミーモール:トミカプレミアム:はやぶさ2

 小惑星探査機「はやぶさ2」がトミカで登場です。トミカは、車や鉄道の"ミニカー"のイメージがありますが…宇宙機もついに仲間入りしたか。これは嬉しい。

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 箱。トミカを買ったのは生まれて初めてです。子どもの頃買ってもらったこともなかった。ちなみに、売り場には新幹線の「はやぶさ(E5)」もありました。一瞬、一緒に買おうかと思ってしまいましたw

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 「JAXA COSMODE」のロゴが入ってます。JAXAが宇宙の魅力を発信するために、企業とコラボした商品にこのロゴマークが付いています。「宇宙日本食」や、ISSで宇宙飛行士が快適に過ごせるように開発された下着など。
JAXA新事業促進部:宇宙ブランド JAXA COSMODE

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 中を開けると部品が。簡単に組み立てられそうです。

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 イオンエンジン!ミドルゲインアンテナは黄色い突起だけ。
 本体部分は結構ずっしりと、作りも頑丈な触感です。

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 ミネルバ2やインパクタは付いてませんでした…。ネジが…。
 サンプラーホーンは台座に固定する棒の上部になっていて、本体に取り付けるとサンプラーホーンになります。ちょっとわかりにくい。

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 組み立てた!
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 かっこいい!早速机の上に飾りました。

 トミカなら比較的入手しやすいのでいいですね。トミカさん、もっと宇宙機シリーズを出してもいいんですよ?大歓迎です。他にも、食玩で「はやぶさ2」や「はやぶさ」、「イプシロン」などが入ったのが出ているらしいのですが、見つけられていません。
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by halca-kaukana057 | 2015-04-06 20:58 | 宇宙・天文

「はやぶさ2」の地球スイングバイまでのイオンエンジン運転の謎

 順調に飛行中の小惑星探査機「はやぶさ2」から便りが届きました(正確にはJAXAから)。

JAXA:小惑星探査機「はやぶさ2」(Hayabusa2)小惑星1999 JU3に向けた航行段階(巡航フェーズ)へ移行
ファン!ファン!JAXA!:“L+90” 初期機能確認終了。小惑星に向けて、いざ巡航フェーズへ。

 昨年12月3日の打ち上げ後、イオンエンジンやリアクションホイール他姿勢制御系、様々な機器が正常に動くかどうかの確認(初期機能確認)を行っていた「はやぶさ2」。その確認が無事完了し、本格的に小惑星1999 JU3に向けた飛行(巡航フェーズ)が始まりました!おめでとうございます!!

 國中均プロマネからのメッセージが…
全ての関係者の皆さまに感謝申し上げるとともに、運用に携わるメンバー全員、改めて気を引き締めて臨んでまいります。その気持ちを次の言葉に込めたいと思います。
 『武運を信じ、いざ深宇宙動力航行に挑まん。両舷前進強速。進路、地球スイングバイ回廊。』

 プロジェクトマネージャーというより某宇宙戦艦(某でも何でもないw)の艦長じゃないですかw確かに初代「はやぶさ」では、イオンエンジンの運転時間が増えるごとにヤマトのシールを運用室の窓に貼っていたし…wこのコメントを読んで、「ヤマト2199」の挿入歌「銀河航路」を聴きたくなった、聴いた、気がついたら歌ってたのは言うまでもありませんw

 ここで、このプレスリリースに「あれ?」と思う箇所が。
地球スイングバイまでの間に、イオンエンジン2台による運転を期間中2回に分けて合計約600時間(約25日)行い、探査機航行速度の増速(60m/秒)を計画しています。その第1回目として、3月3日からイオンエンジンの連続運転時間を徐々に増やし、3月中に約400時間の運転を行います。なお、第2回目の連続運転は、6月上旬頃に予定しています。

 イオンエンジンは2台でいいんだ。でも、地球スイングバイまでに連続運転するのは合計600時間、約25日?それを2回に分けて。たった2回?それでいいの?あとは慣性航行ということか。ずっとイオンエンジンを運転してなくてもいいの?意外でした。その答えは、「ファン!ファン!JAXA」のほうに書いてありました。
「スイングバイまでの連続運転は2回でいいの?」と拍子抜けに感じるかもしれません。
JAXAの中でもそう思う人、多いです。
でも、いいんです。
H-IIAロケット26号機の打ち上げ・探査機分離がとても正確だったので、「はやぶさ2」にとっては負担の軽い運用計画が立てられています。

 JAXAの人でも疑問に思う人も多いのか。JAXAとは言え、部署や担当している宇宙機が違えば専門外、わからないことも多いだろう。

 H2Aの打ち上げでは、毎回予測値と実測値を発表しています。
 まずこちらが26号機の予測値。
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参考2 :H-ⅡAロケット26号機の打上げに係る飛行安全計画、地上安全計画の25号機との比較概要より※PDFです※

 実際に打ち上げての数値・実測値はこちら。打ち上げ後のプレスリリースです。
JAXA:H-IIAロケット26号機による小惑星探査機「はやぶさ2」(Hayabusa2)の打上げ結果について

 ほぼ同じです。26号機に限らず、その前もH2Aの打ち上げはとても安定しています。この安定した正確さが、「はやぶさ2」の順調な航行に活きている。ロケットは打ち上げて軌道に載せたら終わり、のように思ってきましたが、ロケットの打ち上げの正確さ、精巧さがその後の衛星・探査機の運用にも大きく関係してくるのだなと実感しました。
 特に、26号機は第2段ロケットを一旦エンジン停止して、ロケットと「はやぶさ2」を繋げたまま地球を慣性飛行で1周、その後再点火するという難しい打ち上げでした。これも、ロケットと分離した「はやぶさ2」がすぐに地上と交信できるようにする、「はやぶさ2」の安全のための配慮でした。また、小惑星1999 JU3への軌道の関係で、打ち上げウィンドウはその日たった1秒だけ。そんな難しい打ち上げも見事クリアし、「はやぶさ2」を宇宙に送り届けたH2A26号機にも、あらためて拍手を送りたいです。特に第2段ロケット、本当によくがんばりました!!

 これからの飛行も、順調でありますように。地球スイングバイは今年12月。そこで一旦地球に近づいたら、軌道を変え加速して小惑星1999 JU3に向かいます。12月は7日に金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入再挑戦もあります。どちらも応援しています!

 しかし、早く小惑星1999 JU3の愛称が決まらないものか…呼びにくくて仕方ない…。
 先日記事を書いた「「はやぶさ2」の大挑戦」(山根一眞:著)では、昭和初期に東京天文台(現在の国立天文台)で小惑星を研究していた平山清次(ひらやま・きよつぐ)氏から「キヨツグ」(「ヒラヤマ」は既にある)と命名してはどうだろうか、とある。いい案、いい名前だと思います。
・感想:小惑星探査機「はやぶさ2」の大挑戦
 ↑さらっと書いてしまいましたが、もっと中身のぎゅっと詰まった本です。再読して、ああここについても書けばよかったと思う箇所多数…。
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by halca-kaukana057 | 2015-03-03 22:19 | 宇宙・天文

小惑星探査機「はやぶさ2」の大挑戦

 小惑星探査機「はやぶさ2」は順調に飛行を続けています。その間に「はやぶさ2」本を読もう。


小惑星探査機「はやぶさ2」の大挑戦 太陽系と生命の起源を探る壮大なミッション
山根一眞/講談社・ブルーバックス/2014

 初代「はやぶさ」帰還後に出版された「小惑星探査機 はやぶさの大冒険」の続編でもある「はやぶさ2」本です。「はやぶさの大冒険」では書ききれなかったカプセルの回収、採取された微粒子の分析、それが小惑星「イトカワ」のものだと判明するまで、そして同時進行で進められていた「はやぶさ2」の開発について、プロジェクトチームや関係者にインタビュー取材し「はやぶさ2」の仕組みから研究者・技術者たちの想いにも触れます。
・前作:小惑星探査機 はやぶさの大冒険

 本の半分ぐらいが初代「はやぶさ」について書かれています。後継機の「はやぶさ2」に入る前に、初代のミッションをしっかり振り返っておこうという感じです。初代「はやぶさ」の帰還、大気圏再突入、カプセル回収は予想以上にスムーズに進みました。その裏には、カプセルチーム、軌道計算チームの奮闘がありました。カプセルの話は山田哲哉先生のお話をあちらこちらで読む機会があったのですが、軌道計算チームの話はあまり聞いたことがなかったのでとても興味深かった。「はやぶさ」に影響する様々な引力や力学のイラスト(46ページ)は初耳のものも多く、こんなに複雑だったのか!と驚きました。そういえば、確かに高校の地学でやった内容…地球は楕円で場所によって引力が違うとか、地球内部構造の影響で自転もきれいにまわってるわけではない、等…やりました。地学の基礎的なことが、「はやぶさ」の軌道力学に関係していたのかと気付かされました。何事も大元は基礎基本ですね。

 「はやぶさ2」打ち上げの際、第2段ロケットをつけたまま地球を1周、再点火して加速し「はやぶさ2」を分離する理由もこの本にも書いてありました。打ち上げ前に出版されたのだから、打ち上げ前に読んでおけばよかった。H2Aで打ち上げた「はやぶさ2」ですが、H2Aロケットなら大きいから余裕がある、と私も思っていました。しかし、H2Aは地球をまわる軌道上に載せる衛星を打ち上げるのに適したロケット。惑星間探査機を打ち上げるのにはどんどん加速させることの出来る3段以上の固体ロケット、初代「はやぶさ」を打ち上げたM-Vロケットの方が適していた。しかし、M-Vロケットは廃止。新しく開発したイプシロンロケットでは小さい。これから小惑星やさらにその向こうへ向かう探査機を打ち上げるのに、コスト面でも技術面でも適したロケットがない問題…これは深刻ではあります…。

 どの章でも、山根さんのわかりやすい例えや、聞き上手なインタビュー形式の記述で、プロジェクトチームや関係者の専門的な話もわかりやすく読めます。「はやぶさ2」入門にピッタリです。
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by halca-kaukana057 | 2015-02-26 23:25 | 本・読書

はやぶさ2の真実 どうなる日本の宇宙開発

 昨年12月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」は順調に飛行を続けています。イオンエンジンも4基異常が無いことが確認されました。
 昨年11月12月あたりに怒涛の勢いで「はやぶさ2」関連本が次々と出版されました。ようやく読み始めています。まずはこの本から。「はやぶさ」「はやぶさ2」に人一倍強い思い入れを抱いて取材してきた松浦晋也さんの本。


はやぶさ2の真実 どうなる日本の宇宙探査
松浦晋也/講談社・講談社現代新書/2014

 「はやぶさ」と、「はやぶさ」「はやぶさ2」に繋がるこれまでの日本の宇宙科学衛星・宇宙機での探査を振り返りながら、「はやぶさ2」とはどんな探査機か、初代「はやぶさ」とどこが違うのか、どこが強化されたのか。小惑星「1999 JU3」でどんな機器を使って探査を行うのか。わかりやすく書いています。「はやぶさ2」は初代「はやぶさ」とどう違うの?そもそも初代「はやぶさ」ってどんな探査機だったっけ?という素朴な疑問にもわかりやすく応えてくれる本です。

 でも、この本のメインは、「はやぶさ2」がたどって来た紆余曲折、打ち上げまでの苦難の道のりのこと。「はやぶさ2」ほど、政治や予算、社会や世相に翻弄された宇宙機は無いと思います。予算が打ち切られそうになったこと。予算はついても全く足りないこと。打ち上げるロケットを海外で見つけて来いということも。「1999 JU3」に打ち上げるためのリミットが近づく。それまでに機体を完成させられるのか。読みながら、そう言えばそうだった…と思い出すことばかりでした。

 思えば、私も「はやぶさ2」の予算が打ち切られそうになった時に、文部科学省・宇宙開発委員会宛にメールを出しました。
「はやぶさ」&「はやぶさ2」を応援します![2007年11月8日]
 この時は、「はやぶさ」は帰還の道の途中。「はやぶさ」が切り拓いている小惑星探査をここで止めないように。次に続けて欲しい。そんな想いでメールを出しました。その後、予算は出たものの十分な予算ではなく…。宇宙開発は科学や工学の世界だけのものではない。政治にも経済にも、社会全体に関わってくると痛感しました。

 その後、「はやぶさ」の帰還フィーバーで、「はやぶさ2」に対する見方は随分と変わりました。「はやぶさ2」だけでなく、宇宙開発や宇宙科学、研究に対する見方も随分変わったと感じています。5年前、金星探査機「あかつき」が燃料バルブのトラブルで金星周回軌道投入に失敗した時も、「はやぶさ」のように諦めないでまた挑戦すればいい、という見方に、世の中変わったな…と感じました。「はやぶさ」の満身創痍の冒険と、最後まで諦めなかったプロジェクトチームの情熱と信念、「はやぶさ」本体は大気圏再突入でまばゆい光を放ちながら消えていった…。地球に無事帰還したカプセルには、見事小惑星「イトカワ」の微粒子が入っていた、ミッションを完遂できた、というドラマティックな展開が、人々を惹き付けた。それをJAXAも工夫して伝え、宇宙ファンたちも様々な方法を使って草の根で表現した。「はやぶさ」フィーバーが「はやぶさ2」への追い風になった。

 そして、2014年12月3日、「はやぶさ2」は、海外のロケットでは無く、H2Aロケットで種子島から打ち上げられた。打ち上げ前に機体公開された時、本当に「はやぶさ2」が実現するんだ…ととても感慨深かったのを思い出す。あんな茨の道を歩んできた「はやぶさ2」の機体が完成したことに。そして、天候不良による延期はあったものの、その日1秒しかない打ち上げウィンドウで、オンタイムで打ち上げられ、無事宇宙の旅へ船出した。今、「はやぶさ2」が何の異常も無く飛行していることに安心している。このまま、順調な飛行を続け、「1999 JU3」でもひとつひとつ探査をこなし、無事に2020年カプセルを地球に帰還させて欲しい。トラブルによるドラマティックな展開は初代「はやぶさ」、そして「はやぶさ2」の打ち上げまでの紆余曲折で十分だ。「1999 JU3」の観たことも無い画像や、タッチダウンにはドキドキしたい。興奮しながら見守りたい。

 「はやぶさ2」は順調な飛行を続けて欲しい。でも、忘れてはいけない。「はやぶさ2」が、政治や予算に翻弄され、実現できるかできないかの瀬戸際に何度も何度も立たされていたことを。もし中止になったら、初代「はやぶさ」や、それ以前の宇宙機による積み重ねが途絶えてしまう。今後、日本が小惑星探査、深宇宙探査をやることはなくなってしまうだろう。私たちの生活には何の関係の無いような遠い宇宙の小さな星を探査することが、生命や太陽系の起源を探ることになる。やっぱり関係が無いわけじゃない。そのための手段を、私たちは持っている。絶やさないために、「はやぶさ2」の二の舞を繰り返さないために、記憶に留めておくだけでなく、活かされる記憶として記録されなければならないと思う。この本は、その記録です。

 さて、まだまだある「はやぶさ2」関連本…読みます。
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by halca-kaukana057 | 2015-02-02 23:32 | 本・読書


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