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 午後、携帯を見たらこの報せが…

JAXA:H-IIAロケット26号機による小惑星探査機「はやぶさ2」(Hayabusa2)の打上げ延期について

 数日前から、30日は天気が悪いんじゃないか、と宇宙ファンの間では心配されていたのですが、やはりお天気がよくなりませんでした…。残念ですが、安全第一。

 今回の延期の理由は、「氷結層を含む雲」が、打ち上げ予定時刻に射点上空に規定以上の量があることが予測されるため。「氷結層を含む雲」。詳しくは上記JAXAのサイトの図をご覧ください。引用します。
f0079085_2226352.jpg

(C)JAXA

 雲があって、その雲の中の気温が0~マイナス20度になると、水蒸気が凍って微小な氷晶とあられができます。この0~マイナス20度の雲の領域を氷結層と言います。氷晶は上昇気流でロケットが飛ぶ高空に移動、プラスの電気を帯電します。一方あられは雲の下のほうへ向かい、マイナスの電気を帯電します。ロケットは雷を誘発しやすく、雷が発生、ロケットに当たると、ロケットの電子機器はダメージを受け、壊れてしまうとロケットもろとも壊れてしまいます。中の探査機の無事も確保できません。

 2010年5月に打ち上げられた金星探査機「あかつき」、ソーラーセイル実証機「IKAROS(イカロス)」を搭載したH2Aロケット17号機も、この氷結層のおかげで打ち上げ6分前に延期になりました。今回は早めに判断したようです。

 この雲さえいなくなれば、打ち上げられる。以前、H2Aロケット(準天頂衛星「みちびき」搭載の18号機)打ち上げ密着ドキュメントをNHKBSプレミアムで放送していたのを観たのですが、JAXAにも気象予報士さんがいて、打ち上げ前、念入りに気象状況をチェックし、管制室に報告していました。今も、種子島にいるJAXAの気象予報士さんは観測データを分析して、打ち上げ関係者の方々と一緒に次の打ち上げ日時を考えていると思います。がんばって欲しいです!

 ロケットには「はやぶさ2」と相乗り探査機(いつもは「相乗り衛星」ですが、今回は一緒に地球周回軌道を離れるので「相乗り探査機」です!超小型の探査機、凄い!!)もしっかり収められ、ロケットも準備万端。あとは日時が決まればまたカウントダウンが始まります。お天気が良くなる、氷結層がいなくなることを願うばかりです。

 ちなみに、Twitterの宇宙クラスタの間では、氷結層にちなんで、「氷結」を飲んで「打倒氷結層!」なんてやってますw明日氷結買ってきます!
 ちなみに、「氷結」他、コーヒー缶などに使われているダイヤカットの缶。これは宇宙技術のスピンオフ。ロケットの強度を増すために考えられた構造です。強度を増すために、潰した構造の方が強度が増す…面白い。この研究をしたのが、「ミウラ折り」で有名な三浦公亮先生。地図をワンタッチで開閉できる「ミウラ折り」。これは、人工衛星の太陽電池パネルを、打ち上げの時は折りたたんでロケットのフェアリングに収納、ロケットから分離、軌道に載ったら、一発でスムーズに開閉できる。折り紙から生まれた宇宙技術です。
JAXA:宇宙輸送ミッション本部:ロケットのキホン:ロケット技術のスピンオフ
at home こだわりアカデミー:教授対談シリーズ:潰れて強度が増す「ミウラ折り」の不思議 三浦公亮氏

 三浦公亮先生といえば、電波天文衛星「はるか」のアンテナの開発も忘れてはいけません。「はやぶさ2」が打ち上がる予定だった11月30日は、「はるか」が運用停止した日。2005年、「はやぶさ」がイトカワにタッチダウンして盛り上がっていた頃でした。
ISAS 宇宙科学研究所:電波天文衛星「はるか」(MUSES-B)
 この「はるか」プロマネの平林先生のメッセージは何度読んでも泣けます…。「氷結」と一緒にVSOPブランデーも飲もうかな(地上の電波望遠鏡と宇宙に打ち上げた電波天文衛星を組み合わせて、より解像度の高い観測を目指すプロジェクト「スペースVLBI」の略が「VSOP」。「ヴィソップ」と読みますが、酒好きな天文学者の先生たちが酒の席で決めちゃったという話…w)

 話が大きくずれましたが、新しい打ち上げ日時の発表を待ちます。
by halca-kaukana057 | 2014-11-28 22:51 | 宇宙・天文
 小惑星探査機「はやぶさ2」打ち上げまで、あと約1週間となりました。早いですね…。まだ先だと思っていたのに。

 「はやぶさ2」では、広報がいつも(他の人工衛星・探査機・宇宙機)とちょっと違います。
JAXA:ファン!ファン!JAXA:はやぶさ2特設サイト
 ↑普段であれば、このように、JAXA公式が特設サイトを作って情報発信しています。
Twitter: 小惑星探査機「はやぶさ2」(@haya2_jaxa)
 ↑ツイッターもやってます。

 この他に、産業界と連携した「はやぶさ2」応援キャンペーンを行うことに。その取りまとめをしているのが電通。
RBB Today:電通、「はやぶさ2」プロジェクトをプロモーション

 そして出来たのがこのサイト。
はやぶさ2応援キャンペーン
 Twitter,FBもやってます。オフィシャルサポーターも募集していて、今のところ某大人気アニメの映画作品のみ。打ち上げが迫っているのに、これだけですか…?
 この応援体制にはちょっと不安な面を私は感じています。打ち上げだけじゃない、目標天体の小惑星「1999 JU3」に到着し、探査、タッチダウン、サンプル採取し、そのカプセルを地球に帰還させる…6年にわたる長い旅です。それを、ずっと応援し、広報し続けていく使命を、この応援キャンペーンは完遂してくれるのでしょうか。産業界・企業との連携は初めての試みなので、まだかみ合わないところもあるのかもしれません。「はやぶさ2」が目標天体に到着する頃には、広報体制も息が合っていることを願うばかりです。

 この応援キャンペーンサイトで、現在募集中なのが、「みんなでつくるカウントダウン」。2020年帰還ということで、2020秒前から打ち上げをカウントダウン。そのカウントダウンに使う画像を募集しています。好きな数を選んだら、画像を投稿。「はやぶさ2」のイラストや工作、天文写真、家族の写真などが投稿されています。という訳で、私も参加しました。
・私のは:これ
 ↑ちょっと頭をひねってみましたw
 募集は、26日まで。まだ後ろのほうの番号は空きが多くあります。打ち上げ直前だと、皆生中継の方に注目してしまう可能性が高いので、後ろのほうが多くの人に見てもらいやすいかも。
 参加・投稿には、Twitter,FaceBook,Google+ のいずれかのアカウントが必要です。認証の際に使います。
 持っていない、という人は門前払いのような…。ここがイマイチ。
 twitterのアカウントを適当に作って、このキャンペーンに参加するためだけに使う→ついでに「はやぶさ2」やJAXAなどの宇宙関係のアカウントもフォローしておく、ツイートは気がむいたら。その程度の使い方でも大丈夫ですよ。

 明後日24日(月・祝)は、「はやぶさ2」打ち上げ記念として、夜8時から、NHKBSプレミアムで、20世紀FOX「はやぶさ/HAYABUSA」が放送されます。「はやぶさ」を題材にした映画は3本も製作されましたが、その中で「完コピ」を目指し、プロジェクトチームと「はやぶさ」の旅路を細やかに描いた作品。大好きな映画です。ブルーレイBOXは持っていますが、観ます。
ニコニコ生放送:いまさら聞けない”はやぶさ” 今なら聞ける”はやぶさ2” /映画「はやぶさ」テレビ実況も
 ↑こんなイベントもあります。的川先生、寺薗先生も出演されます。

 さて、この「はやぶさ2」打ち上げに合わせてか、「はやぶさ2」宇宙関係の本が出版ラッシュです。悲鳴挙げてます。追いつけません!!ということで、まとめます。

月刊 星ナビ 2014年 12月号 [雑誌]

KADOKAWA/アスキー・メディアワークス


 天文雑誌「星ナビ」。「はやぶさ2」特集、さらに、プラネタリウム映画「HAYABUSA2 Return to the Universe」も。

小惑星探査機「はやぶさ2」の大挑戦 太陽系と生命の起源を探る壮大なミッション (ブルーバックス)

山根 一眞 / 講談社



はやぶさ2の真実 どうなる日本の宇宙探査 (講談社現代新書)

松浦 晋也 / 講談社



完全図解 人工衛星のしくみ事典 ~「はやぶさ2」「ひまわり」「だいち」etc..の仕事がわかる! ~ (ロケットコレクション)

大塚 実 / マイナビ


 ↑こちらはムック本。

現代萌衛星図鑑 第2集

しきしまふげん / 三才ブックス


 ↑表紙だけで判断してはいけません。ただの擬人化本ではありません。「はやぶさ2」だけじゃなく、「HTV」(初号機)、「だいち」、「あかつき」など、搭載機器やミッション内容を詳しくわかりやすく解説。イラストは擬人化だけじなく、精巧な宇宙機そのもののイラストもありますよ。

小惑星探査機「はやぶさ2」の挑戦 ~生みの苦しみ乗り越え、ついに旅立つ

松浦 晋也 / 日経BP社


 ↑松浦晋也さん、2冊も出版とはさすがです。

「はやぶさ」-2つのミッションを追って: “HAYABUSA”ミッション9年間のドキュメント

上坂 浩光 / 誠文堂新光社


 ↑プラネタリウム映画「HAYABUSA」シリーズの上坂監督による本。「HAYABUSA2」はまだ観られてません…(上映できるプラネタリウムが近郊にない!)「HAYABUSA」みたいに映画館で上映とか、DVD/BD販売してくださらないかなぁ…。

 チェックしていないものもありそうです。まだ更に出るかもしれません。悲鳴…(または、嬉しい悲鳴?)
by halca-kaukana057 | 2014-11-22 21:23 | 宇宙・天文
 今月末、30日、小惑星探査機「はやぶさ2」がいよいよ打ち上げられます。そして今日、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の彗星探査機「ロゼッタ」が着陸機「フィラエ」を、探査する彗星「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」の核に降下、着陸させます。

 小惑星と彗星。「太陽系小天体」と呼ばれるこの2種類の天体。そこに探査に行く理由は何か。科学者、天文学者たちは何を求めているのか。それについて書いている本を。

星のかけらを採りにいく 宇宙塵と小惑星探査
矢野 創/岩波書店・岩波ジュニア新書/2012

 著者は初代「はやぶさ」の運用・タッチダウンして小惑星イトカワのサンプルを回収する「サンプラー」の開発にも関わった矢野創先生。今度の「はやぶさ2」にも勿論関わっています。「はやぶさ」「はやぶさ2」のことだけでなく、矢野先生のご専門である「宇宙塵」の研究について書いたのがこの本。岩波ジュニア新書なので、中学生ぐらいから読めると思います。


 「宇宙塵」は、星のかけら。地球には、毎日数え切れないほどの「宇宙塵」が降り注いでいる。目に見える大きさなら、流星となって確認され、さらに大きければ火球、そして隕石となって地上に落ちてくる。目に見えない大きさのものの方が圧倒的に多い。宇宙塵を研究する研究者にとって、流星群は彗星が通り道に残していった宇宙塵を分析できる絶好の機会。カメラなどで観測し、母天体である彗星のことを調べることが出来る。また、人工衛星にも宇宙塵は降り注いでいる。宇宙で人工衛星を回収するミッションがあれば、その人工衛星についている宇宙塵を回収することにもつながる。宇宙塵の研究者たちは、こんな見方・視点で天体を観ているのだな、と興味深く感じます。流星群があれば、私は1時間に何個、どの方角から…ということを気にしますが、宇宙塵から母天体の彗星を調べることが出来る。少しの痕跡から犯人を割り出す探偵や刑事のよう。

 1995年にH2ロケットで打ち上げられ、無重量空間で実験を行い、96年スペースシャトルで回収する人工衛星「SFU(宇宙実験・観測フリーフライヤ)」はその絶好の対象。この「SFU」は、若田光一宇宙飛行士が初飛行(STS-72)で、ロボットアームで回収する、ということでも話題になりました。巧みなロボットアーム操作で定評のある若田さんですが、そのデビュー機が「SFU」だったんです。ところが、回収の際、「SFU」の太陽電池パネルが閉じないというトラブル発生。矢野先生他宇宙塵の研究者たちは、広くて凹凸のない太陽電池パネルには沢山の宇宙塵がついているはず…と期待していたのですが、閉じないなら切り捨てて、本体だけ回収、ということになりました。当時、若田さんのロボットアームによる「SFU」回収はニュースを観ていたのですが、その裏でこんなことがあったのだな…と20年近く前にあったことを思い出しながら読んでいました。
 現在は、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の暴露部(宇宙空間にむき出しになっている実験施設)に、宇宙塵を採集する危機を取り付けて宇宙塵を集める「たんぽぽ計画」も進んでいます。また、今も宇宙空間を飛行中の、世界初のソーラーセイル実証機「IKAROS(イカロス)」にも宇宙塵計測器が積まれています。

 そして、「はやぶさ」や「はやぶさ2」は小惑星に、「ロゼッタ」は彗星に星のかけらを調べに行きますが、その目的は。太陽系の天体がどんな物質でできているか、太陽系がどうやってできたのか、そして、生命のもととなる物質が他の天体にあるのか。それらを調べるため。
「宇宙の始まりから私たち一人ひとりの人生に至るまでの、連続したストーリー」
「私たちが住む宇宙の誕生から現在の構造を持つに至った歴史物語」
(108ページ)
と、21世紀の宇宙科学全てに共通した目標だと、書かれています。これにより、人類の宇宙観も変わってゆくだろう、と。「はやぶさ」で、小惑星を探査し、小惑星のかけらを持ち帰るというサンプルリターンを成し遂げたことで、宇宙科学研究についての見方も変化したと思っています。ただ、トラブルに次ぐトラブルをプロジェクトチームの知恵と工夫とチームワーク、諦めない気持ちで乗り越え、大気圏再突入というドラマティックなラスト、そして見事カプセルにはイトカワの微粒子も入っていた、という美談で語られることも少なくない。そんなドラマティックな展開になってでも、プロジェクトチームは何を成し遂げたかったのか。まだ誰も成し遂げたことのなかった小惑星サンプルリターンができる、ということを実証したかった。これで、「はやぶさ2」だけでなく、次々と後継の探査機が生まれ、太陽系のあちこちを目指すようになる。NASAも小惑星探査機の開発、打ち上げに向けてプロジェクトを進めています。そんな次世代の探査について語られている第7章がとても熱くて、この勢いを受けて「はやぶさ2」も旅立ってゆくのだな、と感じました。

 印象的だったのが、1992年ごろ、矢野先生がまだ大学院生の頃、「ロゼッタ」に搭載する機器について検討する会議で、研究者たちの意見が割れ、口論になってしまった時の話。ドイツの研究者が一喝。
「いいかげんにしろ。どうせ探査機が現地について議論に決着がつく頃、この会場で生き残っているのは大学院生くらいなのだから」
そして矢野先生はこの時
「宇宙探査は林業や建設業のように世代を超えた仕事だ。ロゼッタは、今の大御所たちから自分の世代が受け取るバトンなんだ」
と思ったそうです。(69ページ)
 「ロゼッタ」は2004年に打ち上げられ、10年かけてチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到着しました。「ロゼッタ」からは、既にたくさんの観測画像が届いています。今、バトンを受け取った研究者達が静かに見守っていると思います。さぁ、着陸機「フィラエ」はどんな彗星核の姿を見せてくれるのか。楽しみですし、応援しています。
◇JAXAによる解説:ファン!ファン!JAXA:彗星探査機「ロゼッタ」、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到着!

 そして、「はやぶさ2」も、6年がかりの長い旅。サンプルリターンの強みは、回収したサンプルが地球に届けられる頃、分析するための機器が進歩しているということ。「はやぶさ2」も、「はやぶさ」からバトンを受け取り、そして次の世代にバトンを繋ぐため、旅立ちの時を待っています。

 各章末のコラムでは、矢野先生がどのように科学、宇宙を志すようになったのか、生い立ちが語られています。冒険好きだったんですね。大学進学の際も、その時置かれている状況と、これから進みたい方向を見通したしっかりとした進路選択で凄いなと思いました。私なら仕方ない、と諦めそうだ…。

*12日21日現在、「ロゼッタ」は無事「フィラエ」を分離し、「フィラエ」はチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に向けて降下中。着陸したかどうかが判明するのは、13日夜中1時。朝、吉報が待っていますように。
by halca-kaukana057 | 2014-11-12 21:12 | 本・読書
 もう10月も末です。冬の訪れと年の瀬が近づいてきていることをひしひしと感じ始めています…。

 でも、来月は宇宙関係で楽しみなことが続きます。ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の彗星探査機「ロゼッタ」が、目標天体のチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星を探査中ですが、11月12日には着陸機「フィラエ」を彗星の核に下ろします。成功なるか…ドキドキワクワクです。

 そして、我らが小惑星探査機「はやぶさ2」が11月30日に打ち上げられます。いよいよです。「はやぶさ2」の機体は、現在種子島宇宙センターに着き、打ち上げの時を待っています。
毎日新聞:はやぶさ2:機体を公開…小惑星探査、来月30日打ち上げ
NHK:「はやぶさ2」を打ち上げ前に公開

 打ち上げるH2Aロケット26号機も準備中。そのH2A26号機は、いつものH2Aとはちょっと違います。
毎日新聞:はやぶさ2:搭載のH2A、燃料タンクに知恵 三菱重工
日本経済新聞:三菱重工業、はやぶさ2搭載のH2Aを公開

 ロケットは打ち上げられて、積んでいた燃料を使い切ったら第1段を切り離し、同じように第2段を切り離し、所定の軌道に載せ衛星・探査機がロケットから分離されて打ち上げ成功。この間は大体20分程度。しかし、「はやぶさ2」を搭載するH2A26号機は、第2段エンジンと「はやぶさ2」がくっついたまま、地球を1周。そして1時間47分15秒後に切り離し。これまで最も長いです。
 ロケットが太陽光を浴びる時間が長くなるため、第2段は太陽光を反射しやすい白色に塗装。燃料である液体水素が太陽光で蒸発しないように工夫しています。また、太陽熱を浴びている時間も長いため、断熱材を多層にコーティング。太陽熱が片面だけに当たらないように、機体を回転させる工夫も。
 ということで、まだ1ヶ月ありますが、打ち上げの際には第2段に注目を。いつもはオレンジの機体が、白いはずです。

 しかし、何故地球を1周してから分離するんだろう?軌道にダイレクトに投入できないわけではないはず。初代「はやぶさ」では、ロケットはM-V、固体燃料ロケットと、H2Aとは大きく違いましたが、ダイレクトに投入していたはず。H2Aで打ち上げた惑星探査機…金星探査機「あかつき」もだったし、月周回衛星「かぐや」もだった。目標天体の小惑星「1999 JU3」との軌道の関係?「はやぶさ2」本体への負担を減らすため?打ち上げ後のオペレーションの関係?臼田などのアンテナで交信出来る位置に来るまで待つ=地球を1周する、という意味?うーん。何故だろう?打ち上げの時、JAXA公式などで解説してくれるとありがたいなぁ。

ファン!ファン!JAXA:はやぶさ2特設サイト
 応援メッセージの募集も始まっています。ツイッターの方は、ハッシュタグ「#HAYABUSA2」をツイートにつけてくださいね。ペーパークラフトも公開中。「はやぶさ2」を"作ってみた(描いてみた)"も募集中。ペーパークラフトから、模型、工作、絵・イラスト、手芸、お料理…そんな応援作品も大募集中。こちらも「#HAYABUSA2」ハッシュタグで投稿してくださいね。
 ツイッターやってないよ、という方も、”つくってみた”投稿ページが出来るようなので、あと1ヶ月、言葉で、つくって「はやぶさ2」を応援しましょう!

 ちなみに、「はやぶさ2」打ち上げ前に、初代「はやぶさ」の旅路を映画で振り返ろう、とこの番組。
NHK:BSオンライン:映画 カレンダー
 11月24日(月)午後8:00~10:21 BSプレミアム・プレミアムシネマ 「はやぶさ/HAYABUSA」
(20世紀FOX、監督:堤幸彦、出演:竹内結子、西田敏行、髙嶋政宏、佐野史郎、山本耕史、鶴見辰吾、筧利夫 ほか)
 BD-BOX持ってますが、これは観ます。しかし、「はやぶさ」を描いた映画は他にも、東映「はやぶさ 遥かなる帰還」(主演:渡辺謙)、松竹「おかえり、はやぶさ」(主演:藤原竜也、杏)、そして元はプラネタリウム番組だった「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」も。全部放送してもいいんですよ、寧ろ大歓迎ですよ!

 最後に、「はやぶさ2」や「ロゼッタ」に関係する本を読んだので、後日感想書きます。
by halca-kaukana057 | 2014-10-28 21:18 | 宇宙・天文
 10月になりました。6日は十三夜、8日は皆既月食。こちらも楽しみですが、この秋はロケット打ち上げも楽しみです。


 まず、天気予報でお馴染み「ひまわり」シリーズ最新機「ひまわり8号」。
JAXA:H-IIAロケット25号機の打上げについて
ファン!ファン!JAXA!:ひまわり8号/H-IIA25号機 打ち上げ応援サイト

sorae.jp:H-IIAロケット25号機の打ち上げは10月7日に 気象衛星「ひまわり8号」を搭載
産経ニュース:最新鋭気象衛星「ひまわり」8号、10月7日に打ち上げ 解像度2倍、カラー画像も

 現在運用されているのは「ひまわり7号」。6号も予備として運用されています。7号の寿命は来年の予定。今度打ち上げる8号では、大幅にグレードアップしました。観測画像の解像度も7号の4倍、これまでは白黒だった画像がカラーに。観測頻度も増え、台風や積乱雲もいち早く、詳しく観測できるようになります。
 打ち上げは7日14時16分~18時16分
 台風の進路が心配です。気象衛星の打ち上げに、台風が影響するかもしれないとは…。


 次は、お待ちかねのあの探査機!!
JAXA:H-IIAロケット26号機による小惑星探査機「はやぶさ2」(Hayabusa2)の打上げについて
ファン!ファン!JAXA!:はやぶさ2特設サイト

NHK:「はやぶさ」後継機 11月打ち上げへ
sorae.jp:H-IIAロケット26号機、11月30日打ち上げ 「はやぶさ2」を搭載
ITmediaニュース:「はやぶさ2」11月30日に打ち上げへ

 ついに、ついに小惑星探査機「はやぶさ2」打ち上げです!!思ったよりも早く来ました。今年夏に機体が完成しお披露目。現在、既に種子島入りしています。
マイナビニュース:小惑星探査機「はやぶさ2」の機体が完成 - JAXAが機体を公開(写真104枚)
 ↑その機体公開の様子。怒涛の画像104枚!!

 思えば、長い道程でした。初代「はやぶさ(MUSES-C)」がトラブルに見舞われつつも地球への帰路の間、後継機は予算削減などで開発の危機に。私も何かしようと、文部科学省・宇宙開発委員会にメールしました。
・その時の過去記事:「はやぶさ」&「はやぶさ2」を応援します!(2007.11.8)
 その後、無事に予算もつき、初代「はやぶさ」も帰還。小惑星イトカワのサンプルリターンにも成功。現在も、イトカワの微粒子は世界中の研究者によって分析、研究されています。
 この苦労を思うと、機体が出来上がり、打ち上げが決まったことが感慨深くて仕方ありません。初代「はやぶさ」は技術試験機、小惑星探査のために必要な技術の試験のための予行演習です。試験機でサンプルリターンまで成し遂げてしまったわけですが、それでも「はやぶさ2」が本番です。イトカワとは異なるタイプの小惑星へ、「はやぶさ」よりも長い旅になります。小惑星「1999JU3」も詳しく探査し、ローバーは2機、勿論サンプルリターンもやります。「はやぶさ2」が、太陽系の起源の謎にさらに迫る。再び始まる大冒険に、ワクワクが止まりません。

 初代「はやぶさ」は試練続きのドラマティックな旅路で注目されましたが、「はやぶさ2」にはドラマティックな展開はいりません。淡々とミッションをこなして、順調な運用を願うばかりです。ちなみに、「はやぶさ2」本体は大気圏再突入はしません。カプセルを地球に投下した後、再び宇宙の旅に出ます。初代「はやぶさ」も当初はその予定でしたが、トラブルで軌道変更のための燃料が無くなってしまったため、大気圏再突入になってしまいました。

 「はやぶさ2」の打ち上げは11月30日(日)13時24分48秒。日曜日の午後、旅立ちを見守りたいと思います。

 「ひまわり8号」、「はやぶさ2」、素晴らしい打ち上げ、無事の旅立ちを願うとともに、応援しています!打ち上げるH2Aロケットも、もう25・26号機。予定時刻通り、打ち上げシークエンスも軌道も予定通りの安定した打ち上げを続けています。今度の打ち上げも、どうぞ安定した、順調な打ち上げになりますように!
by halca-kaukana057 | 2014-10-01 22:31 | 宇宙・天文
 6月13日は、忘れられない日です。小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還した日です。
Twilog:遼(@halcakaukana):2010年6月13日

f0079085_21225737.jpg

 万年筆はkakuno M,インクはお友達からいただいたセーラーご当地インク「杜の四季インク 仙台七夕の夜」を使いました。「はやぶさ」の絵が酷いorz

 イトカワからのサンプルだけじゃないたくさんのことを届けてくれた「はやぶさ」への感謝と、「はやぶさ2」の無事の打ち上げ・旅立ちと応援を込めて。
 ちなみに、イトカワのサンプルは、上野の国立科学博物館で常設展示されています。観に行きたい。
by halca-kaukana057 | 2014-06-13 22:05 | 宇宙・天文
 今日が締め切りの、小惑星探査機「はやぶさ2」に名前・メッセージを載せられるキャンペーン。
・過去記事:【大切なお知らせ】「はやぶさ2」メッセージキャンペーン、締め切り迫る!

JAXA:月・惑星探査プログラムグループ(JSPEC):星の王子さまに会いにいきませんか ミリオンキャンペーン2


 締め切りが延長されました!

 新しい締め切りは、8月9日 午後5時 です。

 送りそびれた方、送ろうか迷っていたうちに今日になってしまった方。大丈夫です。間に合います。ゆっくりと(でも、後回しにして締め切りをお忘れの無いように!)考えて、是非ともご応募ください。
 上記webサイトからすぐに応募できます。応募コースをもう一度確認。

○小惑星に投下するターゲットマーカー(タッチダウンする時の目印)
  :名前を載せることが出来ます。一度に5人まで一緒に応募できるので、家族や恋人、友達の名前も一緒に送れます。(これから生まれる、故人でも可能です。ペットなど動物でも可能です。)
   学校や職場など、5人以上の場合は、ダウンロードしたリストフォーマットに記入して、郵送します。

○小惑星のサンプルを入れて地球に帰還するカプセル
名前とメッセージを載せることができます。
  名前のみでも可能です。メッセージは、日本語なら30字以内。
 :5人以上の場合は、ターゲットマーカーと同じく。
 :寄せ書きやイラストも募集しています。所定の用紙をダウンロードして、記入、郵送します。

*応募した後に表示される「登録ID番号」は、大切に保管しておいてください。もし無くした場合は、事務局に連絡するといいそうです。


 締め切りの前日に思いついたのですが、メッセージに、短歌や俳句、川柳を載せるのもいいと思います。全角なら30文字以内までなので、30文字に収まるようにすればOKです。(こんな時、漢字のある日本語は便利です)
 メッセージは小惑星のサンプルを収めたカプセルと共に、地球に帰還します。2020年の予定。7年ぐらい後、何をしているかな…。そんな未来への思いを込めて、一首、一句ひねるのも面白いと思います。
 勿論普通のメッセージでも歓迎ですし、名前だけでも歓迎です。

 以上、お知らせでした。

 ちなみに、今月26日(金)・27日(土)の2日間、相模原市にあるJAXA・宇宙科学研究所(ISAS)にて、相模原キャンパス特別公開が開催されます。普段でも相模原キャンパスは展示室を見学できますが、この毎年恒例の特別公開では普段入れないところや普段公開してないものを展示。各プロジェクトの研究者の先生方・学生さんが、プロジェクトの解説や質問に答えてくれます。特別公開でしかもらえないパンフレットも。
 「はやぶさ2」も、8月22日に打ち上げ予定のイプシロンロケットも、他の科学衛星、将来のプロジェクトも、様々な展示や講演などのイベントもあります。お近くの方、行ってみたい方は是非どうぞ!
JAXA:ISAS:相模原キャンパス特別公開2013

 ちなみに、私はまだ特別公開には行ったことがありません。予定が合わず、そして真夏・猛暑の関東に行くのは…体力が持ちそうになく…。行く時は、熱中症対策万全でお願いします。

・以前、通常の見学に行った時のレポ:緑の中に、宇宙科学の最前線  JAXA・宇宙科学研究所 相模原キャンパスに行ってきた
by halca-kaukana057 | 2013-07-16 22:39 | 宇宙・天文
 「星の王子さま」に関する記事を書いていて、これを思い出しました。

JAXA:月・惑星探査プログラムグループ(JSPEC):星の王子さまに会いにいきませんか ミリオンキャンペーン2


 小惑星探査機「はやぶさ2」に、名前やメッセージ、寄せ書きやイラストを載せて、一緒に小惑星への宇宙旅行をしよう、「はやぶさ2」が無事にミッションを完遂できるように応援・見守ろう、というキャンペーン。

 締め切りは7月16日(火)
 来週の火曜日です。1週間切っています!まだ応募してない、という方。webからすぐに応募できるので、今すぐやりましょう。明日で…と後回しにすると、すぐ16日になっちゃいますよ!
 気になっているんだけど、どうやって応募すればいいの?応募したらどうなるの?と応募をためらっている方。応募方法は簡単。自分の名前が宇宙を飛び、小惑星に残り、「はやぶさ2」を応援し続ける…滅多にない機会です。せっかくなので応募してみましょう!

 ということで、応募方法を再確認。上記キャンペーンサイトにも詳しく書いてあります。

【募集内容・応募方法】
○小惑星に投下するターゲットマーカー(タッチダウンする時の目印)
  :名前を載せることが出来ます。一度に5人まで一緒に応募できるので、家族や恋人、友達の名前も一緒に送れます。(これから生まれる、故人でも可能です。ペットなど動物でも可能です。)
   学校や職場など、5人以上の場合は、ダウンロードしたリストフォーマットに記入して、郵送します。

○小惑星のサンプルを入れて地球に帰還するカプセル
名前とメッセージを載せることができます。
  名前のみでも可能です。メッセージは、日本語なら30字以内。
 :5人以上の場合は、ターゲットマーカーと同じく。
 :寄せ書きやイラストも募集しています。所定の用紙をダウンロードして、記入、郵送します。

*応募した後に表示される「登録ID番号」は、大切に保管しておいてください。もし無くした場合は、事務局に連絡するといいそうです。

 郵送の場合は、7月16日必着です。

 ということで、お早めに!!
by halca-kaukana057 | 2013-07-11 22:38 | 宇宙・天文
 6月13日です。この日は忘れることの出来ない日です。小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)が、7年の旅路を終え、小惑星イトカワの微粒子を収めたカプセルを投下、地球に帰還した日。3年も経ちました。でも、あの日のことははっきりと覚えています。
 朝、「本当に今日帰ってくるんだよね…?」と半分信じられない気持ちでいたこと。夜になり、運用の状況が次々と送られてくる間の緊張感。そして22:51、帰還。生中継のまばゆい光に、本当に帰ってきたことを喜んだこと。ビーコンの音、すぐにカプセルが見つかった…またしても次々と入ってくる情報に歓喜。そして、地球のラストショットに涙が…。

【3年前・帰還当日の記事】
[6.13はやぶさ帰還]おかえりまで、あと少し
[6.13はやぶさ帰還]カプセル分離、成功! そして帰途へ…
[6.13はやぶさ帰還]おかえりなさい、はやぶさ!
[6.13はやぶさ帰還]カプセル無事回収!

・帰還1周年:ゴールから、新しいスタートからの1年間 探査機「はやぶさ」地球帰還1周年

・帰還2周年(の1週間後。正確には): 更に先の「水平線」へ向かって 「はやぶさ2」他探査機に思うこと


 読み返して、「はやぶさ」が成し遂げたこと、「はやぶさ」が見せてくれた未知の宇宙に、今も胸が高鳴ります。今も、持ち帰ったサンプルは解析中で、後々研究結果が発表され、太陽系誕生のおぼろげな姿がはっきりと見えてくるかと思います。

 一方で、「はやぶさ」は過去のもの。次の「はやぶさ2」が動き出している。打ち上げはいよいよ来年です。
 でも、「はやぶさ」があるから、「はやぶさ2」も、今も金星への旅を続けている金星探査機「あかつき」(PLANET-C)やソーラーセイル実証機「イカロス」たちもある。「はやぶさ」から繋げてゆくものが沢山ある。繋げてゆくもの…世界初も、よかったことも、トラブルも、「こんなこともあろうかと」な緊急対処も全て。私は、宇宙開発・宇宙科学は駅伝みたいなものだと以前から思っています。繋げてゆくことが大事なんだ、と。

 ということで、「はやぶさ2」です。
NHKニュース:「はやぶさ2」の開発 順調に進む
 以前、JAXAへの寄附で「はやぶさ2」あての分で、サンプラーホーンの動きを確認するカメラをつけることになった、との報せがありました。
JAXA: 寄附金:募集特定寄附金使用実績の公表について
 そのカメラが完成したそうです。このカメラで、サンプラーホーンの動きを確認して、タッチダウン、サンプル回収の助けになればと思います。

 さて、何度もお知らせしていますが、「はやぶさ2」に名前・メッセージ・寄せ書き・イラストを載せるキャンペーンはまだまだ募集中です!
JAXA:月・惑星探査プログラムグループ(JSPEC):星の王子さまに会いにいきませんか ミリオンキャンペーン2



【募集内容・応募方法】
・小惑星に投下するターゲットマーカー(タッチダウンする時の目印)
  :名前を載せることが出来ます。一度に5人まで一緒に応募できるので、家族や恋人、友達の名前も一緒に送れます。(これから生まれる、故人でも可能です)
   学校や職場など、5人以上の場合は、ダウンロードしたリストフォーマットに記入して、郵送します。

・小惑星のサンプルを入れて地球に帰還するカプセル
名前とメッセージを載せることができます。名前のみでも可能です。メッセージは、日本語なら30字以内。
 :5人以上の場合は、ターゲットマーカーと同じく。
 :寄せ書きやイラストも募集しています。所定の用紙をダウンロードして、記入、郵送します。

*応募した後に表示される「登録ID番号」は、大切に保管しておいてください。

 締め切りは7月16日。名前だけなら、今すぐリンク先で登録できます。家族や友人、大切な人を誘って、皆で一緒に「はやぶさ2」と宇宙の旅をしながら応援しましょう!登録したら、他の人にも教えてね。
 寄せ書きなら家族や仲間と一緒に載せられます。イラストも大募集。絵心がない…大丈夫です。「はやぶさ2」を応援する気持ちがあれば大丈夫。家族で一緒に描くのも楽しいかと思います。


 ということで、「はやぶさ」の残してくれたものを守りつつ、「はやぶさ2」を応援しましょう!もっと広い、もっと先の宇宙を見に行こう。

 「はやぶさ2」公式twitterアカウントも始動しました!
Twitter:小惑星探査機「はやぶさ2」 ( @haya2_jaxa )
by halca-kaukana057 | 2013-06-13 22:51 | 宇宙・天文
 5月9日、今日は何の日?小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)が打ち上げられた日。しかも打ち上げられたのは2003年、今年で10年です!
 久々に「はやぶさ」公式twitterの”IES兄さん”がツイートしてくれました。
 
 お久しぶりです、IES兄です。 10年前の今日はMUSES-C「はやぶさ」の打ち上がった日でしたね(つまりJAXAになって10年経ったということでもあります)。「お誕生日おめでとう」のメッセージ、本当にありがとうございました。あ、来週末はあかイカ坊の記念日ですね。(IES兄)
 posted at 13:53:34

 内之浦から旅立った彼は小惑星に独り降り立ち、長い旅の果てにカプセルを地球に届けました。『工学試験機』で得られた多くの知見を活かし『はやぶさ型探査機・初号機』とも言える「はやぶさ2」の開発が今日も進められています。私も無塵服に身を包んでクリーンルームに向かう日々です。(IES兄)
 posted at 13:55:17

 講演などで時々「はやぶさは孤独だったの?」と聞かれることがありますが、そんなことはありません。臼田局や内之浦局を介して運用チームと繋がっていましたし、往路は小型ローバーMINERVAと一緒でした。そして小惑星に降り立つ際には、88万人の仲間が彼と僕らを導きました。(IES兄)
 posted at 13:57:22

 暗い小惑星表面の灯台となる「ターゲットマーカー」。はやぶさより一足先に降り立ったこの目印には『星の王子さまに会いに行きませんか』と銘打たれたキャンペーンに寄せられた88万人の署名が刻まれ、今もイトカワに佇んでいるでしょう www.isas.jaxa.jp/j/japan_s_hist… (IES兄)
 posted at 13:58:31

 「はやぶさ2」でも小惑星着陸のためにターゲットマーカーを使います(もちろん皆さんの名前入りです!)イトカワよりも暗い表面、安全なタッチダウン、人工クレーター形成・・・と、今から緊張してしまうようなミッションですが、皆さんの名前に導かれてクリアして行きたいと思います!(IES兄)
 posted at 14:00:56

 「はやぶさ知ったの帰還後だから載せられなかったよ」という方、今度は一緒に飛びましょう!応募フォームはこちら hayabusa2.org/form/ です。 今回は再突入カプセルにも名前や寄せ書きが刻めます!小惑星に見に行くのは大変ですがカプセルならば7年後に見られますヨ(兄
 posted at 14:03:31

 ※記入例

pic.twitter.com/ro38v7DJut
 posted at 14:05:06


 ※登録完了すると、こんな確認画面が出ます。
pic.twitter.com/SmuRctYjJq
 posted at 14:09:32

 再突入カプセルへのお名前はメモリチップに書かれるので、イラスト・寄せ書きなども搭載可能になりました!(詳細は下記リンクの【募集Ⅱ】より) www.jspec.jaxa.jp/hottopics/2013 太陽周回のタイムカプセルですね。頑張って帰したいと思います。(IES兄)
 posted at 14:17:58

 スパロボの寺田プロデューサーが杉浦社長から言われた「20年続ければ文化になる。親子で楽しめるようになる。そういう大きな流をつくるために20年続けなさい」という言葉が浮かびました。「はやぶさ」から10年。世代を超えて宇宙科学が皆さんの心を震せられるよう、頭と身体を動かす日々です(兄
 posted at 14:30:17


 「はやぶさ2」のメッセージキャンペーンのお知らせもしています。

 10年前、打ち上げの日は仕事が忙しくてニュースもろくに観ていられなかったのですが、M-Vロケットが無事打ち上げられ、小惑星探査機に「はやぶさ」という名前がついた(当時ISASの衛星は、打ち上げ後に愛称を発表していました。打ち上げ前はコードネーム「MUSES-C」で呼びます)とは聞いて、この探査機に自分や家族の名前も載せたんだ、小惑星へ行ってらっしゃい!と思っていました。
(ちなみに、この時小惑星に「イトカワ」という名前も付いていませんでした)

 しかし、その後「はやぶさ」の旅路があれほど大変なものになるとは予想もしていませんでしたし、深宇宙探査がどれだけ大変な、過酷な、でも挑戦に満ちたものだと自覚もしていませんでした。様々な事態が起こる度に、こんなに大変なことだったんだ…と思い知りました。

 私自身も、この10年で色々と変わりました。そんな10年間を振り返る今日です。

 上記ツイートの
「20年続ければ文化になる。親子で楽しめるようになる。そういう大きな流をつくるために20年続けなさい」
この言葉に頷きます。どんなことがあっても乗り超えて行く運用チームと「はやぶさ」への共感でもあったのですが、「はやぶさ」の旅路や成果は宇宙科学・研究・宇宙開発への見方を大きく変え、多くの人々の注目を集めました。もう既に「文化」になっていると思います。
 でも、まだまだこれから。「はやぶさ」は試験機。次の「はやぶさ2」が本番。「はやぶさ2」が地球に帰還するのは2020年ごろの予定。「はやぶさ」打ち上げから20年。これまでの10年を振り返り、これからの10年を見つめる。「はやぶさ2」が楽しみです。

 ということで、メッセージキャンペーンは絶賛受付中です!7月16日締め切りです。
星の王子さまに会いにいきませんかミリオンキャンペーン2
by halca-kaukana057 | 2013-05-09 22:56 | 宇宙・天文

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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