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音の粒を揃えること

 前回のピアノ練習記事「ソナチネはごまかせない」から約3週間。未だにクレメンティのソナチネ7番op36-1第1楽章から抜け出せずにいる。音のひとつひとつが雑で、粒が揃わない。スケールが荒っぽく、流れるような音が出ない。少し速度をあげると、すぐにつまづいたり、よろけたり…。散々です。本当に難しいよソナチネ、古典派…。適当なところで終わらせようかと一度考えたこともありましたが、ここでテキトーに終わらせたら、後で後悔すると思う。あとあとモーツァルトのK545や、ベートーヴェンのソナチネなどではもっと力を試されると思う。ここはソナチネ、古典派の入り口なんだから、徹底的にやってみよう。今はそんな気持ちでいます。もうやるだけやってやる。



 一方、「プレ・インヴェンション」はテレマンシリーズの最後、リゴドンを仕上げ。この曲も音が雑に、荒っぽくならないように丁寧に演奏することが求められる曲。こちらも苦労しました。
テレマン リゴドン ピアノ録音置き場ブログに飛びます。
 たった25秒の曲なのに…集中力の高さが求められていると感じました。粒が揃っていないところがありますが、あの波のような16分音符の連続をこの速度で弾くのは、私にとってきつい。一旦ここで切り上げます。



 もうひとつ、ブルグミュラー25のおさらい。第6曲「進歩」。これも、両手の音と粒を揃えて弾くのが難しかった。でも、後半部分の左右の追いかけっこが楽しい。
進歩 同じくピアノ録音置き場ブログに飛びます。

 以前の記事「新しい気持ちで…のはずが」で、2小節目にはクレッシェンドが付いているのに、6小節目には付いていないことが何を意味しているのだろうと疑問に思っていた。多分、2小節目はその後3小節目を盛り上げるために、2小節目でクレッシェンドしておく。一方、6小節目は次の7小節目ではなく、8小節目をより強く盛り上げるために抑え目に弾く…のではないだろうか、と読んだ。
 以前の記事では、子どもたちが兵隊さんごっこをして遊んでいるような曲…と書いたのだが、後半部分を聴いていると、この追いかけっことその音の響きを純粋に楽しむ、それだけでもいいと感じるようになった。
 ブルグおさらい、次は「清い流れ」。…来ましたよ、難曲が。でも、この曲は本当に美しい曲だと思う。美しく演奏できるように頑張ろう。
by halca-kaukana057 | 2009-08-09 21:03 | 奏でること・うたうこと
 ブルグミュラー25をコンプリートしましたが、ピアノの道は終わりません。ソナチネアルバム1に進みました。しかし、この頃練習が思うように進みません。…ただ単に別なことに夢中になって、練習がおろそかになっていただけです。白状します。…ニコニコ動画などで笑えるアニメMADを観まくってましたorz こういうものは一度ハマると、なかなか抜け出せなくなります。中毒症状…。いかん、そろそろ気を入れ替えて、ピアノにも向かうことにしよう。時々観て大笑いしてストレス発散するぐらいなら、いいんですけどね…。

【ソナチネアルバム1】
◆クレメンティ op.36-1 第1楽章
 「ソナチネ7番」として「クインテット」でも演奏されているあの曲です。「クインテット」で聴いて、とても楽しそうな曲だなぁと思っていました。「クインテット」での演奏の終盤、アキラさんがソロで演奏する部分の音色と、その楽しそうな感じが強く印象に残っている。楽譜を見ても結構簡単そう?

…そう簡単にはいきませんでした。

 この曲、まずソナタ形式になっている。ソナチネ=小さなソナタなのだし。短い曲の中に、第1主題-第2主題-展開部-再現部と提示されていく。ソナタ形式に関して、これまで漠然とした知識しかなかったのだが、これからは演奏する立場からこの形式も意識する必要があるようだ。ブルグミュラー=ロマン派の作品とはまた違う弾き方になるのだな。まずはこれを意識して、読み込もう。
 もうひとつ、簡単なんだけれども、音域が結構広い。左手も簡単なようであっちこっち移動する。その移動に慣れるまで大変だった。そしてスケール。よくスケールが出てくる。「貴婦人の乗馬」と繋がっているみたい…。時代も形式も全然違うのに。

 演奏していて、ブルグミュラーの方が楽しかったかなぁ…と既に懐古の気持ちが出てきてしまっています。他の曲を見てみると、とても難しそうに見える。ソナチネ…大丈夫かなぁ。心配にもなってきました。まだソナチネの魅力に気づけるほど弾き込んでいないのもある。先を悲観しすぎず、今取り組んでいる作品に集中して、気長に付き合ってみよう。人間関係でも相手のことはすぐにはわからない。音楽作品も同じはず。


【プレ・インベンション】
◆15:リゴドン/テレマン
 「プレ・インベンション」も進みます。またまたテレマンで、「リゴドン」。ターンのような16分音符が何度もあるのですが、ここに苦戦。しかも、アレグレット。これは大変。なかなか指が動きません。バロックも簡単そうに見えて、いざ弾いてみると指が動かないという曲が多い。これもそんな曲です。とにかく、弾いて弾いて慣れるしかない。この16分音符を軽やかに弾ける様になるのはいつだろう…。


【ブルグミュラー25】
 コンプリートしましたが、おさらい続行。やっぱりブルグは楽しいなぁ。なかなか離れなれません。

◆6:進歩
 これまたスケールの練習曲。でも、スケールだけでなく後半の不思議な両手での追いかけっこも面白い。

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2小節目と6小節目に注目。2小節目にはクレッシェンドが付いているのに、6小節目には付いていない。何故?この違いが何を意味しているのだろう?まだ模索中。

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9小節目から16小節目までの後半部分。両手で追いかけっこ。アクセントの付け方がポイント。その後、13小節目からはスタッカートとスラーでどう音を繋いでいくか。楽譜を良く見ないと変なところでスタッカートをつけてしまう。右手に集中しがちだけど、左手も歌って。16小節目は鐘の音みたい。
 この曲をCDで聴いたり、弾いてみて小さな兵隊さんの行進をイメージした。兵隊さんごっこをしている子どもたち。全音の楽譜では「進歩」と訳されていたのに対して、音友の楽譜は「前進」。そこからもイメージした。ちなみに、原題「Progres(プログレス)」と聞くと、ロシアの無人宇宙船「プログレス」を連想します。関係ないです、すみません…。

 そのうち、「18の練習曲」にも挑戦したいです。まずは楽譜とCDを手に入れよう。

 あと、今度こそ「エリーゼのために」もおさらい中。滑ってばかりで、なかなか優しいしっとりとした音が出ません。完成するのはいつのことやら。

 とにかく今は気長に新しい曲に取り組み、その魅力に気づくことを優先。いいスタートを切ったとは言えないけれど、マイペースで。
by halca-kaukana057 | 2009-06-27 18:08 | 奏でること・うたうこと
 まずは現在のピアノ練習状況から。

【プレ・インベンション】
◇13:テレマン/ジグ
 軽快さ、明るさを意識して、弾きこんでみた。
テレマン:ジグ 第2回録音 ピアノ録音置き場ブログへ
 テヌートもこんな感じかなぁ。テレマンのこの明るさが楽しい。これを完成版とします。さて、次はどうしよう。次もテレマンやろうかな。まだテレマンの作品は何作品かあるし。

【ブルグミュラー25】
◇24:つばめ
 こっちはまだまだ苦戦中。だんだん思い描く演奏に近づいている!と思ったら、またボロボロになり、わからなくなる。この繰り返し。ミスタッチする箇所も時によってバラバラ。響きも安定しない。録音しようとしても、録音できない。
 …一体自分は何のためにこんな練習を続けているんだ?何が楽しくて、ピアノを弾いているんだ?録音だって、ブログにアップするためにピアノ練習しているのではないのに…と悶々と考え込んでいる。そしてこんな時は焦ってしまう。駄目な時はあるもんだ(駄目な時の方が多いけれども)。こんな時はどうしようもない。深刻に考えすぎずに、進歩がないと感じても努力を続けて、積み重ねていくしかない。疲れたら、苦しくなったら練習を切り上げて、好きな曲を聴くのもよし。Take it easy!

 ピアノを弾いている理由だって、簡単に一言では説明できない。音楽が好きだから。音楽に触れていたいから。音楽を、演奏することを通して、「何か」に触れたいから。「何か」とは…作曲家の感じたことや表現したかったこと、伝えたかったことでもあるし、美しさ、その作品を通して感じられる喜怒哀楽…。まだまだありそうだ。一度分かったことが崩れて分からなくなり、考えを再構築することはよくあること。また新しいスタートだと思って、自分に問いかけなおしていこう。

◇5:無邪気
 こっちはまさに無邪気に練習中。まだまだスケールがきれいに揃わないけれど、楽しい曲だよなぁ。あと、フィニッシュのファ・ラ/ド・ファの和音が決まらない。鍵盤上でさまよってしまう。一瞬の判断が苦手です。

◇25:貴婦人の乗馬
 「つばめ」がまだ終わらないけど、ちょっと譜読みしてみた。ああこの音だ、と確認しながら右手だけを弾いてみた。いよいよブルグの長い旅も最後のステージへ。ようやくここまで来たんだ。のろのろペースで足掛け約4年。感慨深いなぁ。
by halca-kaukana057 | 2009-03-13 21:34 | 奏でること・うたうこと

バタバタ野暮ったい

 家の中のゴタゴタが落ち着いてきたので、ピアノ練習過程を録音してみました。プラス現状。

【ブルグミュラー25】
◇24:つばめ
 まずはこれが現状。
つばめ 第2回録音
 どうだろう…。内声である右手部分がうるさくバタバタしているなぁ。左手が右手を飛び越えるメロディー部分を邪魔しているような。まだまだです。個人的に、17小節目から短調になる部分がとても好きです。
 難所は以前[「つばめ」を読み解いてみる]の記事でも書いた23小節目。22小節目でソプラノをのびのびとクレッシェンドさせた後、ディミヌエンドになるのだがディミヌエンドせずにそのまま流れを続けてしまう。メリハリをつけて。
 あと、その記事で23小節目からの曲の情景がイメージできないと書いたのだが、ここはつばめが飛び交う様を遠くから眺めているような感じがする。曲全体にかけて、1羽のつばめをずっと追っているわけではないはずだ。周りの景色や、他のつばめもいるはずだ。もっとイメージを膨らませて。


◇5:無邪気
 スケール難しい…。以前弾いた時、こんなに苦戦したかなぁ?指が動かなくて困っています。
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 苦戦しているのが14小節目。スタッカートがベタベタになって、非常に野暮ったい。13小節目のスケールも決まらない。ボロボロの箇所です。13小節目のスケールを美しく決めようと反復練習していますが、その後も大事。気を抜かない。


【プレ・インベンション】
◇13:ジグ/テレマン
 こちらもまずは録音。
ジグ/テレマン 第1回録音 ピアノ録音置き場ブログへ
 こちらもバタバタしてしまう…。拍をもっと意識しないと。
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 この曲の前半部分なのですが、上に棒線が付いている音符がある。これはテヌートの印。実際弾いていて、焦って充分に音を延ばしていないと自己反省。落ち着いた音にならず、浮ついている。あと、冒頭の「シド」のような16分音符も、重く弾いてしまう。もっと軽くてもいいなと思った。テレマンの軽やかな木管の音にはまだ遠い。短い曲だけど、難しいなぁ。これがバロックの難しさだ。
by halca-kaukana057 | 2009-02-26 21:11 | 奏でること・うたうこと
 「プレ・インベンション」でテレマンの作品を練習しているせいか、テレマンの作品が気になる。前の記事で、テレマンの「トリオ・ソナタ」の話を書いて、トリオ・ソナタを聴いている。

テレマン:トリオ・ソナタ集
フランス・ブリュッヘン・他/ソニーレコード

 テレマンの作品を聴いていると、木管って本当にいいなと思う。ブロックフルーテ(ドイツ語でリコーダーのこと)、バロック期のフルートであるフラウト・トラヴェルソやオーボエ。それら木管楽器の温かく朗らかな音色が心地いい。私も朗らかな、穏やかな気持ちになる。

 テレマンは、バロック後期に生き、J.S.バッハやヘンデルと同世代。当時はバッハよりも人気があったのだそうだ。貴族の集まりや家庭で流れる音楽として、日常に近いところにあったのがテレマンの作品たちだったそうだ。そんな場に、木管の音色は合う。肩の力を抜いて、のんびりと聴ける。小鳥のさえずりや、そよ風にそよぐ木々の枝葉の音を聴くような自然さ。トリオ・ソナタという小さな編成であるのが、また身近に感じられていい。

 ということで、私も気軽に、気楽にテレマンを聴いています。心からリラックス出来ます。木管の音色の魅力にも、ますます虜になりました。記事も肩の力を抜いて書いた(つもり)。時には息抜きも必要。
by halca-kaukana057 | 2009-02-11 22:13 | 音楽
 ピアノの練習はしていますが、なかなか完成に近づきません。自分がどんな演奏をしたいのか、「つばめ」を少し読み解いて、イメージを膨らませてみます。

 ト長調の、快活でのびのびとした曲。つばめの活き活きした姿がイメージできる。
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 この曲は、左手が右手を飛び越える手の交差の練習曲。でも、メロディーのソプラノ、伴奏の内声、バスに分かれると思う。ソプラノ部分は16分音符で軽く、内声はやさしくおとなしく滑るように。バスはしっかりと深く、存在感を出して響かせる。
 この曲で表現されている「つばめ」は、どんなつばめなんだろうか。1羽?2羽?沢山?私は1羽+周りに何羽かいると感じた。水辺や空をサッと滑るように飛ぶつばめ。2小節目、クレッシェンドは上に向かう。つばめが空高く飛ぶように。4小節目のソプラノ3音目レは落ち着かせて。飛ぶ速度が少し落ちたように。でも5小節目からまたスピードを上げて飛ぶ。
 7小節目はdolce.木にとまったのだろうか。ソプラノのスラーをやさしく。

 9~15小節目は同じように。ただ、16小節目から変化が。
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 17小節目。ト長調から、平行調のホ短調に。でも、ドとミにもシャープが付いているので、ホ短調とは色合いが少し変わる。天気が悪くなってきたのだろうか。この場面ではつばめは1羽。不安さを感じさせる。また、この部分のバスはどれもシだが、響き・強弱は全て異なると思う。18・20小節目のソプラノ「♯ファーソー♯ファ」は、ソを強調して、消え入るように。
 21小節目からは大きな変化の流れ。22小節目にかけてのびのびとクレッシェンド!不安は消え去り、ト長調に戻る。

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 23小節目から、また流れが変わる。この23小節目の内声に苦戦してます。24小節目からのバスにも。このバスは何を意味しているのだろう?このあたりがまだ読み込めていない。のびのびと飛ぶつばめではなく、他のつばめと戯れて飛ぶつばめだろうか。
 最後はふわりと、飛び去る。

 こんなイメージを持っているのですが、演奏に出せない。出したい音があるのに、出せないこのもどかしさ。練習あるのみ。テンポは無理にあげない。気にしない。「帰途」の二の舞にならないように。


 ブルグミュラーはもう1曲、おさらいで第4曲「無邪気」も練習してます。スケールをなめらかに演奏することは、「つばめ」に通じるところがあると思う。好きな曲です。のびのびと演奏したい。


【プレ・インベンション】
 13曲目、テレマンの「ジグ」。指使いで混乱中。この曲もト長調。やっぱりテレマンは木管楽器をイメージします。フルートがメロディーで、左手部分はファゴットやチェンバロ。テレマンの時代に流行した"トリオ・ソナタ"風かもしれない。トリオ・ソナタは、2つの旋律楽器と1つの通奏低音で編成されているが、テレマンの作品には旋律楽器+チェンバロ+通奏低音という編成もあったという。
Wikipedia:トリオ・ソナタ
 この「ジグ」は2声だけど、聞こえない声部もあると想像して弾いてみたら面白いかも。編曲する力量は、私にはないけど。


 想像するだけ想像したら、形にしてみよう。指よ、動け…!
by halca-kaukana057 | 2009-02-09 23:06 | 奏でること・うたうこと

点と線の「つばめ」

 寒くなってきました。暖まっていない部屋でのピアノの練習が辛い季節がやってきました。

【ブルグミュラー25】
◆24:つばめ
 20日までは絶対にテンポを上げずに、ゆっくりと譜読みすると決めているので続行中。ゆっくり弾いてはいるが、曲の流れをつかんで弾くことは出来ていない。音と音のつながり、メロディーが線ではなく点の状態。なので、弾いていてもよくわかっていない。バラバラのジグソーパズル状態。これはイカン。もっと曲の流れを意識しよう。

 ところで、音友版のブルグ楽譜の解説を読むと、この曲の構成について書いてあった。この曲は、低音の八分音符がバス、右手で弾く部分は和音の伴奏、高音がソプラノのメロディーだと。同じ左手ですばやく弾くバスとソプラノでは、音符の長さが異なっている。左手でバスとソプラノのメロディーの両方を弾かなければならない。しかも、そのバスとソプラノは、音の長さや響きが同じではない。これは大変だ。

◆1:すなおな心
 弾いていて、いい曲だなぁと感じます。こういう曲をしばらく弾いていなかった。もっときれいに弾けたらと、心から思う。
 p(ピアノ)のレガートをさらさらと出せるかがポイントだと思う。しかも、ただのpじゃない。dolce(ドルチェ:甘く、柔らかく)のp.ついフォルテが出てしまう。難しいなぁ。

◆2:アラベスク
 「すなおな心」と見開きになっているので、この曲もおさらいしようと思って練習していたらハマってしまった。楽しい!
 勢いで録音してしまった。後悔はしていない。
アラベスク 今日の録音
 すばやい動きに指がついていけてない。なのにこの速さ。出直してきます。リンク先には以前の録音もあります。以前から見れば、良くなった?


【プレ・インヴェンション】
◆14:アレグロ/テレマン
 前回書いたとおり、右手は木管(フルート)の音色を意識して練習。左手が強くなってしまう…。
テレマン/アレグロピアノ録音置き場ブログへ。第3回録音です。

 どうだろう?フルートらしくなったかな?この曲はここで終わりにします。さて、次はどの曲に進もうか。
by halca-kaukana057 | 2008-11-11 22:19 | 奏でること・うたうこと
 ずっと苦戦していたブルグミュラー「帰途(再会)」。前回のスローテンポ練習を経て、何とか形になってきました。しかし、指定テンポだと相変わらず雑で滅茶苦茶な演奏になってしまう。また同じようなことを悩みそうになった時、音楽の友社版の楽譜(春畑セロリ:解説)の「先生のためのまえがき」に、指導ポイントとしてこんなことが書いてあった。
曲としての理想的なテンポは?
その生徒にとっての理想的なテンポは?

 指定テンポにこだわる(ここでは「こだわる」という言葉の元々の意味…ネガティブな意味で)必要は、必ずしもない。その演奏者にとって理想的なテンポがある。このことにようやく気が付いた。今自分がこの曲を演奏する時、自分に出来る技術・表現でこの曲の魅力(軽快さ、中間部の低音)を引き出せるテンポで丁寧に演奏できれば、何が何でも指定テンポに合わせなければいけない訳でもないかもしれない(勿論、人によって考え方は違うだろうが)。

 ブルグミュラーの25曲の練習曲は、曲想も調性もテンポもバラエティに富んでいる。人それぞれ得意なタイプの曲・苦手なタイプの曲というのがあるだろう。苦手なタイプの曲や、技術的に難しい曲に出会った時、どうするか。練習して、苦手を克服できれば一番。でも、もしなかなかうまく克服できなかったら。ピアノ演奏・練習はそこで終わりじゃない。そのうち似たようなタイプの曲を演奏することになるかもしれない。徐々に苦手を克服していければいい。その苦手を克服する途中で、どうその曲を演奏するか。適当に弾いてしまえる場合もあると思うけど、その人に合ったテンポでもその曲の魅力を引き出せる弾き方があると思う。「帰途」を練習していて、そんなことを考えた。

 一応完成版録音です。まだまだ納得がいかない部分もありますが、今の私の現状ということで。「貴婦人の乗馬」まで終わってしまい別の曲集を弾いていても、いつかまたリベンジし直したい。ああ、「せきれい」を思い出すなぁ。苦労度としては、「せきれい」より上な気がする。

帰途(再会)完成版録音ピアノ録音置き場ブログへ。完成版の2つです。

 次はさらに苦労することが確実である24曲目「つばめ」。譜読みを始めてみているのだが、全く弾ける気がしない。手の交差をこの曲で練習しよう。あと、「帰途」の練習で思ったことがもうひとつ。いくら苦戦したからとは言え、長く時間をかけ過ぎではないか。半年近くかかっている。ダラダラと練習を続けていても、なかなか向上しない。練習する時、大まかな見通しを立てて練習する方が、いいのかもしれない。やってみよう。「つばめ」譜読みは来月20日まで。この間、テンポは絶対に上げないこと>自分。ゆっくりでも、丁寧に。

 あと、ブルグミュラーおさらいとして、1曲目「素直な心」も練習中。最初に練習した時は曲想がつかめずよくわからないまま弾いてしまった。ひねくれ人間だからか…。今は優しく朗らかな、素直な曲だと感じる。好きな曲です。後半部分の和音に、うまい具合に半音が効いている。さすがブルグミュラー。



【プレ・インベンション】
◆14:アレグロ(テレマン)
 ブルグミュラーばっかりやっていて、こっちはおろそかに。この曲はどう弾いたらいいのだろうと、曲想がつかめずにいた。テレマンって、どんな作品を書いたんだろう?と言うことで、あのバロック音楽CD50枚ドイツ・ハルモニア・ムンディ箱から45枚目のテレマン作品集を聴いてみる。

Telemann:Concertos For Winds
/Camerata Koln M.schneider(Fl)Etc
(試聴できます)

 DHM50BOXとは別に、このCDも。
Telemann:Trio Sonatas For Flute
/Bruggen, B.kuijken, Leonhardt, Etc

 聴いてみて、テレマンってリコーダーやフルート、オーボエといった木管楽器を用いるのが得意だったのかな?と思う。ならば、メロディー部分は木管楽器をイメージして。左手パートはチェンバロを。

テレマン:アレグロピアノ録音置き場ブログへ。第1・2回録音です。

 うーん、木管の歌には聞こえない…。まだまだ。
by halca-kaukana057 | 2008-10-31 22:15 | 奏でること・うたうこと

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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