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疲れた心に「素直な心」

 ブルグミュラー25の現在練習中の「つばめ」も少しずつ形になってきましたが、まだ音が点の状態でバラバラになっています。この曲はしばらくかかりそうです。いや、確実にしばらくかかります。地道に練習するのみです。

 そんな今、1曲目「素直な心」にハマっています。あらためて弾いてみて、この曲が大好きになった。さらさらと流れる優しいメロディー、シンプルだけれども所々凝っている和音。弾いていると、穏やかな気持ちになる。仕事から帰ってきた後や、疲れた気持ちでいる時に弾くと、「ああ、いい曲だなぁ」と心から思う。特に最近、ブルグ以外の作品を練習しようという気が起こらない。プレ・インヴェンションも、次に何に取り組むかまだ決めていない。ピアノだけでなく、他の事に関してもやる気が充分にある状態ではないのだが、この曲だけは弾きたいと思う。

素直な心

 もっと優しい、柔らかい音を出したい。前半の息の長いスラーも繋げていない部分が。もう少し続けるかも。


 しかし、ブルグ以外にやりたい作品が決まらない。思えば、「樅の木」に挫折した後、迷走が始まったように感じる。
 クラシックだけでなく、たまにはポップスもどうかなと考えている。または、クラシックでもバルトークなどの近現代作品とか。弾きたい曲の候補を考えてみたが、楽譜が見つからず諦めたものも。以前「弾きたい曲ランキング2008」で挙げた作品も、楽譜はあるのだが気が向かない。CDを聴こうとも思わない。疲れているんだなこれは…。
by halca-kaukana057 | 2008-11-27 21:44 | 奏でること・うたうこと

点と線の「つばめ」

 寒くなってきました。暖まっていない部屋でのピアノの練習が辛い季節がやってきました。

【ブルグミュラー25】
◆24:つばめ
 20日までは絶対にテンポを上げずに、ゆっくりと譜読みすると決めているので続行中。ゆっくり弾いてはいるが、曲の流れをつかんで弾くことは出来ていない。音と音のつながり、メロディーが線ではなく点の状態。なので、弾いていてもよくわかっていない。バラバラのジグソーパズル状態。これはイカン。もっと曲の流れを意識しよう。

 ところで、音友版のブルグ楽譜の解説を読むと、この曲の構成について書いてあった。この曲は、低音の八分音符がバス、右手で弾く部分は和音の伴奏、高音がソプラノのメロディーだと。同じ左手ですばやく弾くバスとソプラノでは、音符の長さが異なっている。左手でバスとソプラノのメロディーの両方を弾かなければならない。しかも、そのバスとソプラノは、音の長さや響きが同じではない。これは大変だ。

◆1:すなおな心
 弾いていて、いい曲だなぁと感じます。こういう曲をしばらく弾いていなかった。もっときれいに弾けたらと、心から思う。
 p(ピアノ)のレガートをさらさらと出せるかがポイントだと思う。しかも、ただのpじゃない。dolce(ドルチェ:甘く、柔らかく)のp.ついフォルテが出てしまう。難しいなぁ。

◆2:アラベスク
 「すなおな心」と見開きになっているので、この曲もおさらいしようと思って練習していたらハマってしまった。楽しい!
 勢いで録音してしまった。後悔はしていない。
アラベスク 今日の録音
 すばやい動きに指がついていけてない。なのにこの速さ。出直してきます。リンク先には以前の録音もあります。以前から見れば、良くなった?


【プレ・インヴェンション】
◆14:アレグロ/テレマン
 前回書いたとおり、右手は木管(フルート)の音色を意識して練習。左手が強くなってしまう…。
テレマン/アレグロピアノ録音置き場ブログへ。第3回録音です。

 どうだろう?フルートらしくなったかな?この曲はここで終わりにします。さて、次はどの曲に進もうか。
by halca-kaukana057 | 2008-11-11 22:19 | 奏でること・うたうこと
 ずっと苦戦していたブルグミュラー「帰途(再会)」。前回のスローテンポ練習を経て、何とか形になってきました。しかし、指定テンポだと相変わらず雑で滅茶苦茶な演奏になってしまう。また同じようなことを悩みそうになった時、音楽の友社版の楽譜(春畑セロリ:解説)の「先生のためのまえがき」に、指導ポイントとしてこんなことが書いてあった。
曲としての理想的なテンポは?
その生徒にとっての理想的なテンポは?

 指定テンポにこだわる(ここでは「こだわる」という言葉の元々の意味…ネガティブな意味で)必要は、必ずしもない。その演奏者にとって理想的なテンポがある。このことにようやく気が付いた。今自分がこの曲を演奏する時、自分に出来る技術・表現でこの曲の魅力(軽快さ、中間部の低音)を引き出せるテンポで丁寧に演奏できれば、何が何でも指定テンポに合わせなければいけない訳でもないかもしれない(勿論、人によって考え方は違うだろうが)。

 ブルグミュラーの25曲の練習曲は、曲想も調性もテンポもバラエティに富んでいる。人それぞれ得意なタイプの曲・苦手なタイプの曲というのがあるだろう。苦手なタイプの曲や、技術的に難しい曲に出会った時、どうするか。練習して、苦手を克服できれば一番。でも、もしなかなかうまく克服できなかったら。ピアノ演奏・練習はそこで終わりじゃない。そのうち似たようなタイプの曲を演奏することになるかもしれない。徐々に苦手を克服していければいい。その苦手を克服する途中で、どうその曲を演奏するか。適当に弾いてしまえる場合もあると思うけど、その人に合ったテンポでもその曲の魅力を引き出せる弾き方があると思う。「帰途」を練習していて、そんなことを考えた。

 一応完成版録音です。まだまだ納得がいかない部分もありますが、今の私の現状ということで。「貴婦人の乗馬」まで終わってしまい別の曲集を弾いていても、いつかまたリベンジし直したい。ああ、「せきれい」を思い出すなぁ。苦労度としては、「せきれい」より上な気がする。

帰途(再会)完成版録音ピアノ録音置き場ブログへ。完成版の2つです。

 次はさらに苦労することが確実である24曲目「つばめ」。譜読みを始めてみているのだが、全く弾ける気がしない。手の交差をこの曲で練習しよう。あと、「帰途」の練習で思ったことがもうひとつ。いくら苦戦したからとは言え、長く時間をかけ過ぎではないか。半年近くかかっている。ダラダラと練習を続けていても、なかなか向上しない。練習する時、大まかな見通しを立てて練習する方が、いいのかもしれない。やってみよう。「つばめ」譜読みは来月20日まで。この間、テンポは絶対に上げないこと>自分。ゆっくりでも、丁寧に。

 あと、ブルグミュラーおさらいとして、1曲目「素直な心」も練習中。最初に練習した時は曲想がつかめずよくわからないまま弾いてしまった。ひねくれ人間だからか…。今は優しく朗らかな、素直な曲だと感じる。好きな曲です。後半部分の和音に、うまい具合に半音が効いている。さすがブルグミュラー。



【プレ・インベンション】
◆14:アレグロ(テレマン)
 ブルグミュラーばっかりやっていて、こっちはおろそかに。この曲はどう弾いたらいいのだろうと、曲想がつかめずにいた。テレマンって、どんな作品を書いたんだろう?と言うことで、あのバロック音楽CD50枚ドイツ・ハルモニア・ムンディ箱から45枚目のテレマン作品集を聴いてみる。

Telemann:Concertos For Winds
/Camerata Koln M.schneider(Fl)Etc
(試聴できます)

 DHM50BOXとは別に、このCDも。
Telemann:Trio Sonatas For Flute
/Bruggen, B.kuijken, Leonhardt, Etc

 聴いてみて、テレマンってリコーダーやフルート、オーボエといった木管楽器を用いるのが得意だったのかな?と思う。ならば、メロディー部分は木管楽器をイメージして。左手パートはチェンバロを。

テレマン:アレグロピアノ録音置き場ブログへ。第1・2回録音です。

 うーん、木管の歌には聞こえない…。まだまだ。
by halca-kaukana057 | 2008-10-31 22:15 | 奏でること・うたうこと
 現在練習中のブルグミュラー25「帰途(再会)」の練習が未だに行き詰っている。前回の練習記録から2週間、何も進歩していない。指定テンポで演奏しても自滅するから、メトロノームで指定テンポよりも遅く練習する。だが、そのうちメトロノームを無視して走ってしまう。メトロノームをつけず、録音しようとすると指定テンポに。速度を上げても弾けないことはわかっているのに、なぜ上げてしまうのだろう。演奏している時、とても焦っている。少しリタルダントしたほうがいいと思うところはあるのに、速度を落とせない。
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例えばここ、12小節目と15~16小節目。
それから、前奏と第1主題、第1主題と第2主題、第1主題とコーダの部分など、主題が変わる繋ぎの部分で焦ったりこけたりしていることが多い。間を空けるわけにも行かないのに。

 この曲を完成させるために、やるべきことは何か、どう練習していったらいいのか具体的に見えてこない。練習していて苦しい。とにかく焦ってしまって、自分の演奏を冷静に、客観的に聴くことが出来ない。以前、「せきれい」を練習していた時にも同じような苦しさを感じていた。技術的に行き詰っていて、それを解決するために必要なことが見えてこない。「せきれい」はその後、再チャレンジして仕上げた。自分にとっていい課題になった曲だった。

 「せきれい」の時のように、一旦終わらせて次の曲に進むことも考えた。しかし、次の曲は「つばめ」。すばやい手の交差が求められる曲だ。…状況は「帰途」と大して変わらないと思う。その次は「貴婦人の乗馬」。「ブルグミュラー25の練習曲」最後の曲だ。この曲はブルグのまとめにやろうと決めているので、まだ手は付けたくない。「帰途」だって、和音の響きとその響きをつなげてメロディーとして歌うという課題は、今後求められるであろう技術であるはず。しかもこのテンポで、幅広い強弱で。まだ続けるつもりだが、ここからどう進んでいったらいいだろう。

 先に進めないなら、後に戻ろうか。ブルグミュラーのおさらいを兼ねて。


 おさらいをするならと、ブルグミュラー25のCDをもう一枚買った。
ピアノ・レッスン グルリット初歩者のための小練習曲集/ブルクミュラー25の練習曲
クラウス・ヘルヴィッヒ/伊奈和子/ ビクターエンタテインメント
HMVでは試聴できます→HMVのページへ

 エッシェンバッハのよりも音が良く、聴きやすい。タイトル訳もちょっと変わっていて、17曲目の「おしゃべりさん」が、「小鳥のおしゃべり」になっていたのはなるほどと思った。



「せきれい」の行き詰っていた頃の記事
まだまだ続くブルグミュラー25カップ…
(2006.9.23)
速く、軽く、美しく…「せきれい」
(2006.11.5)
「せきれい」の誓い
(2007.3.20)
せきれいの月面三段跳び
(2007.3.27)

*****

【追記081020】
 練習が滞っていることに、ナーバスになり過ぎてしまった。テンポを落としての練習を続行。それと、テンポにとらわれて別の大事なことを忘れてしまっていると感じる。テンポを落として、軽いスタッカートを出せるように弾いてみる。

帰途 テンポを落として練習録音ピアノ録音置き場ブログへ

 このぐらいの速さだと、手や指、手首の動きに注目しながら練習できる。しかし、第2主題から第1主題に戻る25小節目以降、テンポが見事に上がってしまっています。練習はここからだ。それと、その25小節目の一番最初の音は「sf」でドン!大きくしメリハリを出す。ここが上手くいかない。一番最初の音ではなく、それ以降の音が大きくなってしまっている。ペダルの使い方にあるのだろう。ここも要研究、要練習。
by halca-kaukana057 | 2008-10-19 22:27 | 奏でること・うたうこと
 ピアノの練習は思うように進んでいません(いつものことですが…)。苦戦しているブルグミュラー25「再会(帰途)」。練習していても、完成に近づいてきたと全く思えない。同じところで完成度が止まってしまっているように感じる。もう無理だ。難しすぎる。この辺で切り上げて次に進もう…と思っていたのだが、しつこく弾いてしまう。諦めきれない。無駄な努力かもしれない。時間の無駄遣いかもしれない。でも、諦められない。と言うわけで、気が済むまで続けようと思います。

 録音してみた。
帰途(再会) 第2回録音ピアノ録音置き場ブログへ
 テンポをあげてペダルも入れたが、自分でも「これはひどい」と頭を抱えたくなる。ひどい暴走。何もコントロール出来ていない。スローテンポで、弱音を出せるように練習するべき。もっと丁寧に。子どもの頃、先生に言われた言葉で最も多かったのが「丁寧に」だったと思う。子どもの頃から何も進歩していないじゃないか、自分…。

 この曲を練習していて、ここが自分の独学の限界なのだろうかとも思ってしまった。自分でも独学であることに対して、頑固に、この言葉のもともとの意味で「こだわって」いるのではないかと。その一方で、この山を越えればいい勉強になるとも思っている。やっぱりまだ諦めたくない。

 ちなみに、こんな演奏をしたいと思っている演奏がある。以前参加した「ブルグミュラー25カップ」に、「再会」でエントリーされた方の演奏。
みんなでピアノ演奏会:家路(この曲、「家路」と訳しているものもあるのか)
 速い!!でもこの速さに乗っていて、滑らか。ペダリングも音が濁っていない。家路を急ぐはやる気持ちが伝わってくる。レベル高いなぁ。私には理想でしかないのかもしれないが、目標にしたい。
 これと、「クインテット」での演奏も勿論理想です。音友の楽譜には、オーケストラでこの曲を演奏することを想像して、とアドバイスがあった。それを考える時、クインテットのアレンジは参考になります。


【プレ・インベンション】
 14番、テレマンの「アレグロ」を練習中。両手のメロディーが絡み合うのが好き。これも指使いがややこしい。


*****

 この頃、このブログの過去の音楽・ピアノ関連の記事を読み直しています。過去に自分が何をどう考えて、どんな音楽を目指したいと思っていたのか。それを再確認したくなった。その記事を書いた時はこれは重要だから忘れたくないと思っていたのに、すっかり忘れていたこともあった。記事があっちこっちにバラバラになってしまっているので、目次のようなまとめをそのうち作るつもり。
by halca-kaukana057 | 2008-10-03 22:38 | 奏でること・うたうこと
 まとまった練習時間はなかなか取れずにいますが、ちょっとの時間でもいいから…と練習しています。たった10分でも、続けていれば何かつかめるはず。

【ブルグミュラー25】
◆22:再会(帰途)
 一定のテンポを保つことがいかに難しいかをこの曲で実感しています。まだスローペースでしか弾けないので、弾いているうちにテンポを上げてしまうと途中から弾けなくなってしまう。最初ゆっくりに弾いていても、途中から無意識にテンポを上げてしまう悪い癖が出てしまっている。ゆっくりゆっくり、落ち着いて。焦らない。完成時のテンポにはまだ無理して近づけなくてもいい。徐々に近づけていけばいいのだから、今は出来るテンポで確実に弾こう。そう自分に言い聞かせて練習中です。

 最初は「何じゃこりゃぁ!?」と思っていたこの曲ですが、練習しているうちにだんだん好きになってきた。楽しくなってきた。難しいことに変わりは無い。弾けていない箇所がいくつもあり、要求される技術や表現にはまだまだ遠いのに、それに近づこうと練習するのが楽しい。ブルグミュラーを続けてきて、「これはブルグミュラー先生のイジメじゃないのか?」と思うほど難しいと感じる箇所に何度も出会ってきた。技術的な部分でも、楽曲読解・理解の面でも、表現での部分でも。例えば11曲目「せきれい」なんて最高のスパルタ曲でないかと思うし、7曲目「清い流れ」も技術的にも、曲の美しさを引き出す点でも本当に難しい曲だと思う。2曲目「アラベスク」は短いようで、未だに弾きこなせていない。本当にブルグミュラーは初級向けの練習曲集なのかと疑いたくなるぐらい。でも、演奏できるようになった時、またその過程でも、美しさや楽しさ、悲しさや寂しさなどその曲の魅力に触れた瞬間や、自分の指で引き出せた瞬間に、この練習曲集を演奏することにして本当によかったと感じる。道のりは険しく要求されるものは厳しいが、その過程がだんだん楽しくなってくる。目指す音を出せた時の充実感がたまらない。今「再会」を練習していても同じことを感じる。ブルグミュラーとともに歩んで約5年(途中半年以上のブランクもあったが)。ようやくブルグミュラーとじっくり付き合えるようになってきたみたいだ。この曲を含め、あと3曲。難しさの中にある楽しさを、最後までじっくりと味わいたい。


 ということで、苦戦している箇所。
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まずは冒頭の左手連打。スタッカートにならずにベタベタになってしまう。右手の和音も、スラーであることに注意。和音の流れがブツブツと切れてしまっている。8小節目から9小節目への流れもきれいにつながらない。滑らかに橋渡ししたいのだが…。

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17小節目から第2主題、左手がメロディーに。右手の和音が大きくならないように。左手のメロディーも流れるようにのびのびと。まだブツブツ切れています。19小節目のp、21小節目のsfにも注意。

 あと、タイトルが「再会(帰途)」とあるように、誰か(家族?友人?)に会うために帰る人を描写していると思われるこの曲。完成時のテンポだとずいぶん速くないかと感じている。走る情景はイメージできない。馬に乗っているならこの速さでもいいと思う。または、物理的な速さではなく心理的な…早く帰りたい、一秒でも早くあの人に会いたいという気持ちを表現しているのかと。どうなんだろう?

 まだまだ練習が足りないけど、まずは一度録音してみよう。
再会(帰途) 第1回録音
まずは一定のテンポでゆっくりと確実に弾くことを目標に。


【プレ・インベンション】
◆ブレ(L.モーツァルト)
 指使いが非常にややこしい。切る音と伸ばす音の違いの出し方も、リズム感も。左手はそんなややこしいものではないのに、ややこしいと感じてしまう。これがバロックの難しさなのだろう。実はこの曲はあまり乗り気ではなかったのだが、この曲もだんだん面白くなってきた。バロックは続けていかないと、すぐに感覚を忘れてしまう。続けてこそ。


********

 練習記録はここまで。さて、「アリエッタ」も終わったので、また新しい曲を始めようかと思っている。何を弾こうかと考えたのだが、そろそろシベリウス「樅の木」をやってみてもいいのではないかと思っている。一番演奏したい、大好きな曲だ。あのアルペジオの嵐と、重く静かな低音はまだ無理だと思ってきた。未熟な状態で、この曲は弾きたくない。未熟な自分が弾いても、この曲の魅力は引き出せない。この曲だけは台無しにしたくない。そうやって「守り」続けてきたのもある。

 でも、「やってみてもいいのでは」と思い始めている。今の自分にこの曲を演奏するだけの技術も、表現力も十分についたとは思えない。やってみてかなり苦労すると思う。半年以上…1年ぐらいかかるかもしれない。だが、挑戦してみたい。挑戦というのはちょっと違うかな。これまでは聴くだけだった「樅の木」を、自分で演奏することで見直してみたい、聴くだけでは気がつかなかった魅力を探してみたいのだ。ええい、とにかく弾いてみたいんだ。

 何ヶ月かかるかわからない。途中で練習が停滞するかもしれない。だが、やってみよう。

 本当は、シューベルト「楽興の時」第3番と、シューマン「美しい5月よ、お前はもうすぐやってくる」(ユーゲントアルバムより)と悩んだ。今もまだ悩んでいる。うーん、でもここは「樅の木」で!!

 エキサイトブログにもようやくYouTube動画を公式に貼れるようになったので、お気に入りの「樅の木」の演奏を。ゆっくりなのもいいな。

もとはニコニコ動画にアップされたもの。
ニコニコ動画版
 YouTubeにもニコニコにも、「樅の木」演奏動画が増えてきているので、いい勉強になります。
by halca-kaukana057 | 2008-08-27 23:09 | 奏でること・うたうこと

ピアノと体操の美しさ

 この頃ピアノの練習時間が足りなくて、イライラしがちです。仕事が早く終わるか、まとまったお休みが取れればいいのにな…

【ブルグミュラー】
◆再会
 冒頭の左手の連打が全然ダメ。黒鍵は白鍵よりも連打しにくい。べたべたと歯切れが悪く、テンポも一定にならない。どうしたらいいんだここ。
さらに中間部左手のメロディーもぎこちない。右手の伴奏と合わない。部分ごとの繋がりもぶつ切れで汚い。ボロボロです。本当にこの曲を完成させられるのだろうか。


【プレ・インベンション】
 モーツァルト父のブレも途中。スタッカートの位置を間違えると全く違う曲になってしまう。弾きにくく感じます。


*****


 話は変わって、オリンピックの男子体操で興味深い話を聞いた。エース冨田洋之さんのインタビュー。冨田さんがいつも目指しているのが 美しい体操 。たとえ優勝しても体操にはパーフェクトはない。でもパーフェクトを目指し、美しさで見る人を魅了する体操をするのがモットー。採点基準にはない技の完成度も自分でチェックし、練習を重ねてきたのだそう。スポーツ選手であると同時に芸術家であるとも感じた。冨田さんの演技はひとつひとつが安定していて、力強くてきれいだと感じていたが、こういう理由があったのか。

パーフェクトを目指し、美しさを追求する点ではピアノも似ている。どんな演技・演奏をしたいのか。魅せるところ、聴いて欲しいところはどこか。その曲の美しさを引き出すために、何が必要か。体操から学ぶこともたくさんありそうだ。個人戦はそんな角度から見てみよう。
by halca-kaukana057 | 2008-08-14 00:41 | 奏でること・うたうこと

静と動の「アリエッタ」

 ピアノ練習記録です。最近は「アリエッタ」中心にやってます。

【グリーグ:アリエッタ】
 自分用に動画を撮ったりして、悪いところを反省しつつ練習。この曲は、静の部分と動の部分に分かれているんだと思う。10小節目や12小節目の和音などは静の部分。一方、アルトの流れは動。アルトやソプラノのメロディーは動でも、バスの伴奏は静であったりもする。これをバランスよく弾き分け、かつバラバラにならないようにまとめるのがポイントなのだろうと思った。これは恐ろしく難しいけど。あと、小節と小節、メロディーとメロディーの間も大事にしよう。

 ということで録音してみた。うーん…。
アリエッタ 第2&3回録音アリエッタのページへどうぞ。

その2の方が動きを意識しています。ちなみに、音が違うのは、その2は携帯のICレコーダーを使ったからです。


【ブルグミュラー25】
・23曲目「再会(帰途)」
 …なんじゃこりゃあ。とんでもなく難しい。メロディーまで伴奏みたくなってしまう。今朝、「クインテット プチ」でこの曲が演奏されていたのだが、アキラさんの手を凝視してしまった。こんな滑らかに動くのはいつの日か…。

 他の曲は省略。アリエッタとブルグで精一杯です……。
by halca-kaukana057 | 2008-07-14 22:58 | 奏でること・うたうこと
 梅雨で鬱陶しいお天気ですが、心は爽やかにピアノ練習記録です。

【ブルグミュラー25】
◇22:バルカロール(舟歌)
 前回の譜読み間違いを直し、最後の仕上げ。曲と曲の情景の流れ、立体感、歌うことに重点を置いて練習。持っているエッシェンバッハ演奏のCDや、ネット上にある音源を聴くと速いなと感じる。ゆったりのんびりとした雰囲気を出したかったので、楽譜の指定速度よりも遅めに。また、ペダルによる左手伴奏の伸ばし方・質感・広がりをどうするかで結構悩む。ペダルを使いながら、ああじゃないこうじゃないと試行錯誤。しかし、そうやって録音していると、「どう演奏するか」「表現すること」だけを意識してしまい、何のために演奏しているのかわからなくなってしまった。曲の情景や流れを表現することも大事だけど、それを表現するにはまず「歌う」ことが大事なんじゃないか。ベネチアのゴンドラの船頭さんのように、船に乗っているお客さんを楽しませつつ、自分も歌うことを楽しむように。ということで、開き直って歌うことに集中。

バルカロール 録音第4版
*この他にも2回録音してみた。


 いつも録音する時は、人前で弾いている訳でもないのにとても緊張する。手に汗をかいてしまうぐらい。この演奏の前にも録音していたのだが、やっぱり緊張して手に汗をかいていた。しかし、この録音の時はあまり緊張せず、気持ちよく演奏できた。「歌う」ことを意識して、考えていた演奏が出来るかどうかという心配をしなくなったせいだろうか。カラオケであれ、ピアノであれ、「歌う」ことは楽しい。快い。「歌う」たのしさを、この「バルカロール」で実感できた。いい経験になた曲です。さすがブルグミュラー。
 ブルグは23番「再会(帰途)」に進みます。「クインテット」でも「スティリアの女」と共に演奏されています。聴いても、楽譜を見ても、非常に難しそうな曲。でも、中盤の左手低音をずっしりと奏でてみたい。今度は録音してから譜読み間違いに気付く、なんてことがないように注意して譜読みしよう。


【クリーガー:メヌエット(「プレ・インベンション」35番)】
 ようやくバロックの曲の流れ・指使いに慣れてきた。小学生の頃弾いたのに、なかなかミスタッチを減らせず。小学生の時はどう弾いていたんだろう…細かいことは完全に忘れてしまった。
 楽譜を見て、おやと思った部分。
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 ABA形式のこの曲。第1主題はmfで。第2主題はp.
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 しかし、そのあと第1主題に戻ると、mfではなくmpになっている。ただ第1主題を反復しているわけではない。イ短調であるところからもシンプルで優しく、控えめな曲であることが伺えるが、ちょっとしたひねりを味わえる。
クリーガー:メヌエット ピアノ録音置き場ブログへ。ver.1と、ver.1.2です。

 あとから録音を冷静に聴いてみると、A部分ととA'部分の対比をあまり出せていないことに気がついた。タッチをまだまだ改善できるということか。ペダルなしの場合、ここが難しい。
 バロックは低音部がただの伴奏になっていないところが好きだ。この「メヌエット」は一旦終了して、このまま「プレ・インベンション」を続けよう。…でも、もう一度録音したい。すると思う。


[追記080628]
 またしても譜読み間違いが…。22小節目、左手の「ミーレド」のレを抜かしていました。
よって訂正を兼ねた再録音。
クリーガー:メヌエット 録音ピアノ録音置き場ブログへ。第2回録音です。

 かすかに雑音が入ってます。レをひとつ入れただけでも印象が変わる。さすがにここまで譜読み間違いばっかりやっていると落ち込みます。次の曲では間違えないように、慎重に丁寧に読むこと。ただなぞっているだけでは駄目だ。
 ちなみに、「プレ・インヴェンション」次は28番、レオポルト・モーツァルトの「ブレ」にします。
[追記ここまで]


【グリーグ:アリエッタ】
 ペダリングを考えながら練習中。仕上げ段階に入っています。どういうイメージで演奏したいかがまだまとまらない。CDやYouTubeなどでの演奏を聴くと、皆それぞれ。ゆったりとテンポを揺らしながら演奏していたり、テンポはあまり揺らさずさらりと演奏していたり。「アリエッタ」とは「小さなアリア」。この曲も「歌う」ことを意識した曲か。まだまだ悩む。


【ベートーヴェン:エリーゼのために(リベンジ)】
 まだ録音できる状態ではない。苦手箇所を部分練習。苦手箇所は以前と全く変わっていない。進歩していないということか…。
by halca-kaukana057 | 2008-06-19 21:40 | 奏でること・うたうこと

ペダルで全て台無し?

 先日の日フィルコンサートの記事「熱血ベートーヴェン」でピアノ演奏と筋肉について書きました。
「ピアノ演奏は、スポーツと同じくらい筋肉の動きを意識しなければと感じました。ダイエットも兼ねて筋トレしたら、ピアノ演奏にもいい影響が出ないだろうか…。試してみようか。」

試してみることにしました。筋トレとストレッチ、ダンベル体操を毎日少しずつ続けています。まだ3日目。効果が出るかどうかはわからないけれど、演奏にはスタミナも必要だと感じるので、基礎体力づくりとしてやってみます。まずは1週間。そして1ヶ月。いい変化があったと報告できればいいなぁ。
 ちなみに、ひとりで続ける自信がないので「はてなハイク:腹筋部」に入部しました。スターがつくと励みになります。

【ブルグミュラー25】
◇22:バルカロール(舟歌)
 前回の読み込みを元に練習中。録音してみた。
バルカロール 第1回録音(ペダルなしとペダルあり)
(両方とも24小節目の音が間違ってますごめんなさい。録音して、この記事を書いた後で気がつきました。)

 ペダルをつけないものとつけたものを。ペダルをつけると、伴奏のタン・タンタン・タンというリズムが変化する。タン・タータ・タンとか、タン・ターンターン・タンというように。どうしたらいいんだろう?ペダルひとつで雰囲気がぶち壊しになってしまうこともある。しばらく色々なペダリングを試して、それで自分の演奏を決めていこう。しかし、ペダルを入れると音が濁る。ペダルを使いこなせていない証拠だなぁ。ペダルで空気感や立体感を出すつもりが、音を濁らせて全て台無しにしてしまわないように注意。

《追記》
 「バルカロール」の間違い箇所を訂正した録音を追加。
バルカロール 訂正版
全部は出来なかったので、13小節目から31小節目まで。ちょっとの間違いで、印象が随分変わった。曲の展開の流れがまた変化した。この変化の裏づけとなる理論について学んでみたい。和声?対位法?音の世界って深い。


《さらに追記080529》
 もう1箇所間違いがありました。19小節目の右手「ミ♭ソドミ♭ーレ」の「ソ」が「ソ♯」になっています。何故シャープをつける必要があるんだ?>自分。楽譜が苦手というレベルではなく、譜読みが雑だとしか言いようがない。出直してきます。訂正録音は、次回の録音で…。
(追記ここまで)


【グリーグ:アリエッタ】
 基本は全パート合わせて練習。これまでどおり、パートを分けての練習、片手だけの練習も。時々ペダルも付けてみるが、こっちも音が濁ってしまうのでゆっくりと。ようやく通して録音。
「アリエッタ」通して録音 第1回アリエッタのページでどうぞ。第1回録音です。
 ペダルなしで。7小節の右手、17小節~19小節にいまだ苦戦中。ペダルを入れると音が濁るのもこの部分。指・手がこんがらがっているのに、足をどうつけられようか。まだまだペダル無しで反復練習が必要な模様。

【クリーガー:メヌエット(「プレ・インベンション」より)】
【ベートーヴェン:エリーゼのために(リベンジ)】
 どちらもあまり進んでいません。音を確認しながら、ゆっくり両手であわせている段階。「メヌエット」は2つの旋律をどう絡ませようか。まだ考え中。
by halca-kaukana057 | 2008-05-26 22:27 | 奏でること・うたうこと

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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