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 バレンタインデーです。バレンタインが近づくと、店頭に珍しいチョコレートが並び、チェックしに行ってしまいます。ずっと気になっていたのは、数年前から惑星のデザインのチョコレートが販売されていること。しかし、私の住んでいる地域、行動圏内では販売している店はなく。数年前に一度見つけたのですが、ほとんど売り切れ状態で買えず。惑星チョコを買えたらなぁと思っていました。

sorae:あなたはガイアを食せるか。注目の惑星チョコが美しすぎた

 今年、ついに買えました。上記リンク先でも紹介されている「Astronomy」(マイネローレン)。販売しているお店がありました。様々な種類があって悩みましたが、お手ごろな3個入りのにしました。
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 パッケージには馬頭星雲。きれいです。

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 箱の裏には入っているチョコレートの説明があります。金星がクランベリー。太陽(ハート型)はストロベリー。地球はラズベリー。

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 きれいです。完全な球体ではなく、半球です。でも地球や金星のグラデーションがきれい。太陽のハートはキラキラしています。

 ずっと眺めていてもいいのですが、せっかくなので食べます。太陽と地球はホワイトチョコレート。金星はミルクチョコレートが土台になっています。まず太陽。ストロベリーが甘いです。次に地球。ホワイトチョコの優しい甘さにラズベリーの甘酸っぱさが優しいアクセントになっています。最後に金星。太陽と地球とは違うミルクチョコレートの力強さにクランベリーの風味が活きます。美味しいです。ただ、3つともベリー系で似ている。3つとも違う感じでもよかったなぁと感じました。

 そういえば、山崎直子さんが以前宇宙のにおいはラズベリーっぽい甘酸っぱいにおいとインタビューで読みました。だから地球はラズベリーなんだろうか。

 6粒入り(太陽はなく、水星、火星、木星、土星)のもありました。こちらはソルトやキャラメル、ピーチにコーヒーとバリエーションが広がっています。こっちも食べたかった。惑星以外にも、彗星や星雲のチョコレートも入っているものもありました。

 宇宙関係では、「星の王子様」のチョコレートもありました。また来年も惑星チョコを食べられたらいいな。今年とは変わっているのかな。
by halca-kaukana057 | 2019-02-14 22:01 | 宇宙・天文
 先日発行の切手「天体シリーズ 第2集」の押印機特印が届きました。
日本郵便:特殊切手 天体シリーズ 第2集

天体シリーズ切手第2集 手押し特印

 これです。
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 特印の図案に合わせて、地球の切手にしました。地球の切手が大きい…。こんなに大きい切手は今まで見たことがないと、発行日に買った際思っていたのですが、いつもの台紙に貼られたのを見ると大きさがよくわかる。普通の封筒に貼る時はスペースを考えなくてはなぁ。きれいで、もったいなくて使えない気も…。
 押印機の特印は精密。グラデーションもきれい。地球の雲の感じもきれいです。

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 手押し印と並べてみた。手押し印に使った切手、プレアデス星団のきらきら感が伝わると思う画像になりました。プレアデス星団の切手と比べても、地球の切手は大きい…。ちなみに、切手には木星もありますが、実際の大きさの対比はこれとは違います。イメージです。


・天体シリーズ 第1集:天体シリーズ切手第1集 手押し&押印機 特印
 去年の同じ頃だった。天体シリーズは1年に1回?
by halca-kaukana057 | 2019-02-09 20:48 | 宇宙・天文
 この切手の発行を楽しみに待っていました。
日本郵便:特殊切手 天体シリーズ 第2集

・前回 第1集:天体シリーズ切手第1集 手押し&押印機 特印

 前回第1集は星雲が多かった。今回第2集太陽系の惑星や衛星が多いです。スターバースト散開星団(NGC3603、南天のりゅうこつ座の近く)、プレアデス星団(M45、おうし座の「すばる」)と2つの散開星団もあります。あと、シリウス。今の季節に合わせたのでしょうか。今回は形が丸い切手が多いです。地球は結構大きい。

 切手はホログラムできらきらしています。さらに、エンボス加工?で立体的にぼこぼこしています。とにかく美しい。傾けたりして、光の変化を楽しむのもいいです。
 特印(手押し印)を貰ってきました。
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 手押し印の図案は何だろう?地球ではない。月?クレーターっぽい感じが伝わってこないが…。切手はプレアデス星団。きらきら具合が伝わらない画像です…。この切手は是非、手にとって、直に美しさを実感してください。

 今回も押印機印を郵頼しました。届くのが楽しみです。



【これまでの星座切手 特印】
<第1シリーズ>
・第1集・夏の星座:切手で星座を楽しもう
・第2集・秋の星座:切手で星座を楽しもう 第2シーズン
・第3集・春の星座:切手で星座を楽しもう 第3シーズン
・第4集・冬の星座:切手で星座を楽しもう 第4シーズン +実際の星空も

<第2シリーズ 「星の物語」>
星座切手新シリーズ「星の物語」第1集&特印 その1
星座切手新シリーズ「星の物語」第1集&特印 その2・機械印編
星座と名月を切手で 「星の物語」第2集&特印
冬の星座と明星、進化する切手 「星の物語」第3集&特印
星型切手 「星の物語」第3集 続編:押印機特印
惑星と秋の星座 「星の物語」切手第4集&特印
「星の物語」切手第4集 押印機特印
「星の物語」切手 第5集 押印機特印


by halca-kaukana057 | 2019-02-06 21:54 | 宇宙・天文

晴れた夜明けの空

 現在、夜明けの東の空に惑星が並んでいます。
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Stella Theater Webさんよりシュミレート。「明けの明星」の金星、木星、空低くには細い月や土星もあります。

 しかし、当地は朝は晴れることがまずない。曇りか雪か。
 そんな中、今朝は晴れました。東の空を確認すると、結構明るくなっていました。金星が明るく輝き、その右上に木星も見えました。月と土星は建物に隠れて見えず。
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 画像も撮ってみましたが、うっすらと金星しか写っていません。木星は無理だったか。もう少し早い時間ならよかったな。久しぶりに晴れた夜明けの空を見て、清々しい気持ちになりました。
by halca-kaukana057 | 2019-02-03 22:04 | 宇宙・天文
 この本は面白かった。

宇宙はなぜ「暗い」のか? オルバースのパラドックスと宇宙の姿
津村 耕司/ベレ出版/2017


 宇宙は何故暗いのか。夜空は何故暗いのか。え?太陽の光が当たってないから?宇宙は真空だから、光が大気で拡散しないから?星が沢山あるのに…星(恒星)はそんなに密集していないから…?宇宙は広過ぎるから…?違うの?この本を読み始めた時、そう思っていました。わからない。考えたこともない。当然じゃないの?と思っていたら、当然ではないらしい。宇宙はなぜ「暗い」のか?何だか、某テレビ番組でそのうち取り上げられそう、そして答えられない出演者が「叱られ」そうな…。

 この本のサブタイトルに、「オルバースのパラドックス」とある。「無限の空間に無限の恒星が一様に散らばっているとしたら、空は太陽面のように明るいはず」ちょっとよくわからない。この本では、森の中の木々に例えて説明している。森の中の木が全て同じ、同じ種類で同じ太さと仮定すると、手前の木は大きく見え、その木の間に奥の木が見えて、その奥の木の間には更に奥の木が見えて…どこまでも木々が、全ての方向に見える。宇宙も同じで、手前の星は明るく見えて、その間にその奥にある星が見え、その奥の星々の間にはさらに遠くの星が見えて、どこまでも、どの方向にも星が埋め尽くされているように見えるはず。
 でも、実際にはそうではない。これが「オルバースのパラドックス」。こういう謎があったのか。

 このオルバースのパラドックスを解明していくのですが、解明する途中で物理学や天文学の様々な法則や知識、歴史を用いて、宇宙や天文の仕組みをひとつひとつ学べるようになっている。これが面白かった。今まで私も学んできたことを確認しながら読みました。金星の満ち欠けが地動説の証拠になったというのは知らなかった。天動説での金星の満ち欠けと、地動説での金星の満ち欠けの仕方は違う。天動説での金星の満ち欠けがどのようなものか知らなかった(天動説でも金星は満ち欠けするという説自体はあったのに驚いた)。皆既・金環日食や金星の日面通過など、ここ数年の天文現象を振り返りながら解説があるのも興味深い。天文現象が何を意味するのか。天文現象を観測した先人はそこから何を見つけたのか。天文現象があると私も宇宙に生きているのだなと思うが、それだけでなく、天文現象の観測はは宇宙と地球の仕組みの解明の鍵になっている。観測にかける研究者の気持ちはいかばかりかと思う。

 オルバースのパラドックスの謎解きまで、近くの宇宙から遠くの宇宙の謎へと移っていくのも面白いが、可視光線や赤外線、紫外線、X線、電波など様々な波長の電磁波から解明していくのも面白い。人間が夜空や宇宙を見て「暗い」と思うのは可視光線だけだが、他の波長で「見たら」どうなるのか。その波長における仮説を解きながら、その波長で「見える」宇宙の姿も明らかにしていきます。その波長を観測できる人工衛星も登場します。

 「オルバースのパラドックス」を紐解く過程で、ブラックホールや重力波、ビッグバンまで出てくる。宇宙、天文学の1から10が学べてしまう。いくつもの謎解きを経て、ついに「オルバースのパラドックス」の謎が解ける箇所はそうだったのか!とスッキリしました。本の中では、結論を先に読みたい人のためにどこを読めばいいかも書いてありますが、最初からひとつひとつ謎解きしていって読むと達成感も味わえる。推理小説のようでもある。実際は、数学的に計算して求めることができるという。それを一般向けに分かりやすく、様々な天文学の知識も吸収しながら読めるのはありがたい。

 「オルバースのパラドックス」がなく、夜空がもし星々で埋め尽くされ、明るかったら、星座も生まれなかっただろう。今の季節なら、オリオン座の雄姿やギラギラと輝くシリウスを楽しめるのは、宇宙が暗いおかげだったんだ。宇宙が暗いことによって、多種多様な恒星や、星雲、銀河の研究も進んだはず。私の中では、宇宙が暗くてよかったという結論になった。宇宙をいつもと違う方向から、一から学べる本です。

by halca-kaukana057 | 2019-01-26 21:59 | 本・読書

新年の冬の大三角

 この3連休は穏やかな天気でした。今夜は晴れています。年末にもオリオン座、冬の大三角の画像をあげましたが、新年最初の星空写真も冬の大三角です。というか、これが一番私のカメラでも撮りやすいし映える。
 この間の部分日食は、星空とはまた違うので、別カウントです…。
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 やっぱりオリオンはかっこいいなぁ。
 昨日感想を書いた、「白河天体観測所」を思い出しました。「光害」は私の住む地域にもあります。しかし、ネオンからは離れているので、暗い空を写すことができます。ずっと、これからも、暗い空とそこに輝く星を楽しみ続けられたらいいな。
 西の空には半月が、冷たい空気の中輝いています。
by halca-kaukana057 | 2019-01-14 23:01 | 宇宙・天文

白河天体観測所

 数々の星座や天文の本を出版している藤井旭さん。その藤井さんたちが作った「白河天体観測所」という私設天文台がありました。所長の「天文犬」チロで有名でもあります。その50年を綴った本です。


白河天体観測所 : 日本中に星の美しさを伝えた、藤井旭と星仲間たちの天文台
藤井旭/誠文堂新光社/2015


 天文好きな美大卒の藤井さんは、雑誌のイラストを描いて生活しつつ、天文同好会の観測小屋で天体観測をする日々だった。しかし、天文写真を現像すると「光害」の影響で夜空が明るく写ってしまっていた。暗い夜空を求めて、藤井さんは福島の郡山へ。運よく就職先が見つかり、同じ頃、天文好きが集まる国立科学博物館の村山定男先生の研究室で、那須高原に山荘のような天文台を建てたいという話を聞く。口径30cmの反射望遠鏡のある天文台。星仲間たちも「光害」のないところで、観測できる場所を求めていた。村山先生と藤井さんたちアマチュア天文家が資金を出し合って、天文台作りが始まった。そして1969年、天文台は完成。その頃、偶然立ち寄ったデパートの犬の展示会で、北海道犬のメスの子犬を買うことになってしまった藤井さん。その犬を「チロ」と名づけ、観測には連れて行くようにしていた。観測所でも可愛がられたチロ。強く美しく成長したチロを、天文台の所長にしようと決めた。


 白河天体観測所と、チロのお話は「星になったチロ」「チロと星空」という藤井さんの著書にまとめられています。私もその本を読んでチロのことや白河天体観測所、後に始まったチロの星まつり「星空への招待」のことを知り、憧れていました。大きな望遠鏡があって自由に使えて、夜が遅くても観測所で寝泊りできるし、「アストロ鍋」のような美味しいものも食べられる。天文仲間もいるし、可愛いチロもいる。こんな天文台があるっていいなぁと思っていました。

 観測所での面白いエピソードも数多く綴られています。様々なお客さんや、チロや天文仲間たちの様々なエピソード、失敗談、山の中の自然のこと、観測所での困った出来事などなど。笑い話もあるし、「星見あるある」な話もあるし、不思議だなと感じる話も。観測所にやってきていた人たちにとっては、どれも大切な思い出話だろう。藤井さんの語り口調(文章)そのものが、それを物語っているよう。
 先述した「アストロ鍋」。星仲間たちはもちろん観測のために天文台にやってくるけれども、それ以上に、星仲間と集い、美味しいものを食べながらおしゃべりするのも楽しみ。星仲間の「たまり場」になっていた。観測所…「白河天体歓食所」名物の「アストロ鍋」は、やってきた星仲間たちが持ってきた各地の名産物など使ったり、なんでもありの鍋。本当に楽しそうだ。
 「歓食所」には海外の天文家もやって来る。さらには星新一他作家もやって来る。星新一のある独白には驚いた。さらに、天文家(後に博士号を取得)で宇宙飛行士の土井隆雄さんも、藤井さんの頼みでチロのステッカーを宇宙に持って行き、天文台に持って帰って来てくれた。そんなゲストたちの話も面白い。

 観測所はアマチュア天文家やプロの天文学者たちが集う天文台だったが、星見の楽しさを伝えようとしていく。会津磐梯山の山奥で、星好きたちが集まる星まつり「星空への招待」。1975年の夏から始まった。勿論チロは人気者。しかし、チロは1981年に亡くなってしまう。全国から、チロの死を悼む手紙や、香典までが届けられる。チロに会ったことがなくても、天文雑誌などで「星空への招待」のことや、チロのことを知り、私と同じようにいいなと思っていた星好き、星には興味がなかったがチロがきっかけで興味を持った人もいる。チロはまさに「天文犬」「アストロ犬」だったのだなと思う。

 その後もチロの遺志を引き継いでこうと、チロを記念した口径84cmの移動式の大望遠鏡を作ろうという計画が持ちあがる。私設天文台でのこの大きさはとても珍しい。科学館などの天文台でもこの大きさはなかなかない。しかし、チロのために、と星仲間たちは作ってしまう。必要なものの調達もうまい具合に進み、周囲の人々もいいタイミングで強力してくれる。星仲間もそれぞれの持っている技術で貢献する。白河天体観測所を作った時も、トラブルがあってもうまい具合に進んで行った。すごいなと思う。望遠鏡は無事に完成し、1986年のハレー彗星接近に合わせて、全国各地を走り回ることになった。さらには、南天の星空も観測しようと、オーストラリアに天文台建設の話が持ち上がる。「チロ天文台」と名づけられたその天文台でも、星仲間たちは美味しいものを食べて歓談し、観測しているという。

 そんな、白河天体観測所には、ある取り決めがあった。そして、2011年3月、東日本大震災。観測所は強い揺れを受け、望遠鏡は倒れ、建物も被害を受けた。さらに、原発事故の影響も受けてしまった。その取り決めと、震災でのダメージにより、白河天体観測所は2014年に閉鎖。何とも残念な最後になってしまった。自然の中で、宇宙という自然を観測してきた天文台が、地震という自然災害で被害を受けてしまう。天文台は人工の私設ではあるが、山の自然と共に観測を続けてきた。皮肉な最後でもある。

 白河天体観測所はなくなってしまった。しかし、「チロ」シリーズの本やこの本で、私設天文台のノウハウは伝えていける。日本の、世界のどこかに、星仲間が集う新しい天文台ができても不思議ではない。白河天体観測所のこと、チロのことをこの本が伝えていけばいいなと思う。チロと白河天体観測所は、今も私の憧れだ。
 「チロ」シリーズの本も再読しよう。
by halca-kaukana057 | 2019-01-13 22:35 | 本・読書
・準備編:【2019.1.6】部分日食を見よう! 準備編

 さて、部分日食当日です。今日の観望レポを。

 当地は朝から雪。空一面雪雲。これは無理か…と思いつつ、食が始まる時間を待ちます。待てども、雪は収まる気配がない。収まるどころか、さらに強く降っている…。これはダメだ。今回はダメだ。この季節は仕方ない。
 食の始まっている時間ですが、出かけることにしました。ただ、バッグには日食メガネを入れておきました。運転していると、雲間から太陽の光が。ちらりと見ると、欠けた太陽が雲越しに見えた。見えた!!見えてる!!急いで近くの駐車場に車を止め、日食メガネをバッグから出す。あ、カメラ忘れた!携帯のカメラならある。日食メガネを使うも、雲で光が遮られて見えない。雲は流れて、切れ間から見えたり、また見えなくなったり。
 そんな中で撮影しました。食の最大の少し前、10時過ぎの撮影です。
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 画像の黒いゴミのようなものは雪です。太陽を直接見ないように、携帯画面を見て撮影しました。欠けてます。見えると思っていなかったので嬉しいです。欠けた(月に一部分を隠された)太陽を観ると、ワクワクします。
 日食メガネ越しに見えたときもありました。よかった、日食メガネを持ってきて。

 その後も、雲間から見えたり見えなくなったり。食の最大の前後が見られてよかった。

 ピンホール観察法は、この曇りなので出来ませんでした。太陽の光で影が出来るほど、太陽の光は強くなかった。

 以上、部分日食観望レポでした。絶望しかけていたので、少しだけですが観られてよかった!今年は12月26日にも部分日食があります。この時は、東南アジアで金環日食。日本では部分日食。南のほうほど大きく欠けます。当地では少しだけなのでどうかなぁ。しかも、また冬、雪の季節。年末は寒波が入ってきやすいんだ。どうなるかわかりませんが、楽しみにしています。日食メガネはずっと保管しておいてくださいね。
by halca-kaukana057 | 2019-01-06 21:45 | 宇宙・天文
 明日、1月6日は日本全国で部分日食が観られます。食分も深めなので楽しみにしています。皆既月食は何回かあったが、私の住んでいる地域でも条件のいい日食は久しぶりじゃないか?2012年5月21日の日食(金環日食)の時以来かも。随分間が開きました。
 記事をもっと早くに書いておくべきだった…。今からでも遅くないので予習と、日食の観察に関しての注意書きを。

国立天文台:部分日食(2019年1月)
アストロアーツ:【特集】2019年1月6日 部分日食

 今回の日食は、世界どこへ行っても、部分日食しか観られない日食です。皆既や金環になるところがない。部分日食が観られるのは、ロシアの極東地方、東アジア。北に行けば行く程、食は大きくなります。日食が始まる時間、食の最大の時間、日食が終わる時間は観測する地域によって異なります。上記サイトで確認を。基本的に、東の方が始まるのが早く、北の方が食が大きくなります。

 太陽の位置ですが、冬至の2週間後ということで、高度は低いです。しかも午前中早く始まる。大体南東の方角、高度15度から30度に太陽はあります。握りこぶしを作って、地面と水平に腕をピンと伸ばします。この握りこぶしが大体10度。その握りこぶし2つ~3つ分の高さです。思ったよりも低いかもしれません。周りに高いビルや建物が多い場所では観測中に建物に太陽が隠れてしまうことも。できるだけ、低い空も開けた位置で観測するのがおすすめです。
 この際、道路など車や人通りの多い場所は避けましょう。事故の危険性や、通行の妨げになります。
 観測場所の安全を十分に考慮、確認してください。歩きながらの観測は危険です。
 そして、今は真冬。ちょうど寒気が入ってきていて寒いです。晴れていても、長時間外にいる場合は寒いです。防寒対策をしっかりしてください。


 さて、日食観察で最も注意しなければならないこと。太陽を直接見てはいけません、絶対。
 部分日食であっても、太陽の光はとても強いです。数秒でも直視すると、目を傷めます。絶対に直接見ないように。
サングラス、カメラのフィルム、CDも減光の力は弱いです。可視光線はカットできても、紫外線や赤外線などはカットできず、目を痛めます。使ってはいけません。曇りでも危険です。
 観察の場合は、日食メガネ(日食グラス)を使いましょう。
2009年、2012年の日食の際に使った日食メガネを保管していれば、それを使いましょう。とにかく安全第一です。
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 私も保管していたのを出してきました。


 日食メガネがない場合。ピンホール観察をしましょう。紙に小さい穴を開けて、スクリーンとなる白い紙(何でもいいです)から少し離してその穴を通った太陽の光の影がどう写るか。スクリーンに映すと、穴が欠けた太陽の形に映ります。既に小さい穴が開いているクラッカーなどのお菓子も使えます。小さい穴のものなら何でも使えます。詳しくは過去記事に書いています。
・2009年のもの。観察箱を作った:【7.22日食】ピンホール観察箱を作ってみた
・2012年のもの。:【5.21 日食】金環日食・部分日食資料まとめ&ピンホール観察法いろいろ
・2012年の日食にて。色々なものでピンホール観察してみた:【5.21 日食】まさかの曇り…?日食観望顛末記
 ↑記事の後半でピンホール観察法による結果について書いています。

ライフハッカー[日本版]:金環日食に備える!プリングルズの空き缶は「日食観察機」にもピッタリ
 もし家にポテトチップスの筒があれば、それをピンホール観察機にできます。この記事ではプリングルスで作っていますが、チップスターでも大丈夫。ラップなどの芯も使えます。
 今から作るのはちょっと大変なので、小さい穴のもの+白い紙で十分です。

 私の地域は雪の予報。今日の午後から強く降っています。明日も降る予報。日食の間だけでも晴れ間がありますように。
 安全第一で、楽しく日食観察を!
by halca-kaukana057 | 2019-01-05 22:11 | 宇宙・天文
 年の初めから、色々な音楽を楽しんでいます。聴いた音楽のことを少しずつ書けたらいいなと思います。

 まず、元日のウィーンフィル・ニューイヤーコンサート。指揮はクリスティアン・ティーレマン。落ち着いた感じで、音も重厚。いい感じだなと思いました。演奏曲目を見て、この曲が入っていて嬉しいと思ったのが、ヨーゼフ・シュトラウスの「天体の音楽」(Sphärenklänge)op.235.「天体の音楽」とタイトルだけ聞くと、ルーズ・ランゴー(Rued Langgaard)の方を先に連想してしまった…という脱線は置いておいて。

 「天体の音楽」は、古代ギリシアのピタゴラスが考えた、天体の運行は人間の耳には聞こえない音を発していて、宇宙全体が一つの大きなハーモニーを奏でているという「天球の音楽」という思想を元に書かれた作品。ウィーン大学の医学生の「医学舞踏会」のために作曲された。冒頭は暗い星空のようで、メインのゆったりとしたワルツは天球上で星々がめぐる様をイメージ出来る。舞踏会で踊る人々の揃ったステップと、毎晩繰り広げられる天球上での星たちの饗宴。そこに、ハーモニーを感じてもおかしくないなと思う。

 ヨーゼフ・シュトラウスはヨハン・シュトラウス1世の次男。長男はヨハン・シュトラウス2世。子どもの頃から音楽は学んでいたが、音楽の道には進まず、機械工学、製図、数学を学び、工学技師になった。父の死後、多忙な兄が倒れたのをきっかけに、音楽に道に戻る(いわゆる「Uターン」なのかこれは?「Iターン」の方が合ってる?)。作曲した作品には、工学や理系の題材から着想を得たものも多い。今年の2曲目に演奏された「トランスアクツィオン(Transaktionen)」op.184は「反作用」の意味(ヨーゼフは「愛する2人の相互の関係」を描いていると言っている)。他にも、「ディナミーデン(Dynamiden)」op.173は「秘めたる引力」と訳され、分子や原子が引き合う力のこと。

 そして、思い出した。この曲もヨーゼフ・シュトラウスの作品だった。
 「金星の軌道(宵の明星の軌道)(Hesperus-Bahnen)」op.279。
・以前の記事:ヨーゼフ・シュトラウスのワルツ「金星の軌道」…何故「金星」の「軌道」?
 2013年のニューイヤーコンサート(ウェルザー=メスト:指揮)で取り上げられ、気になった作品。調べて、結局何故「金星」の「軌道」なのかはわからない、と書きました。調べ直してみたら、ウィキペディアに書いてある。
ウィキペディア:宵の明星の軌道
文字通りに天体としての宵の明星の軌道と、芸術家協会『ヘスペルス』のこれまでの歩みという二つの意味を有している。
 ウィーン芸術家協会「ヘスペルス(Hesperus)」と、宵の明星を意味する「Hesperus」をかけていたということらしい。「軌道」は、芸術家協会の軌跡という意味。ヨーゼフ・シュトラウスも粋なことをするなぁ。夜空の星の中で一番明るく輝く金星。当時、宵の空にひときわ明るく輝いていたことだろう。そんな明るく輝く金星のように輝く、芸術家協会の歴史と今後の発展を思って作曲したのかもしれない。

 「天体の音楽」もよかったが、また「宵の明星の軌道」も聴きたい。「天体の音楽」に比べると取り上げられる回数が少ない…というか、2013年のウェルザー=メストしか取り上げていない!「天体の音楽」と「宵の明星の軌道」が一緒に演奏されたらいいのになぁ。

◇天体の音楽:Josef Strauss Spharenklange Walzer NJK 1992 WPH Kleiber

◇宵の明星の軌道:Josef Strauss - Hesperus-Bahnen,Walzer Op.279
by halca-kaukana057 | 2019-01-02 23:19 | 音楽

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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