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 アポロ月面着陸50年を記念して、私も月に関する本を色々と読んでいます(第1弾は先日の「ドリトル先生」月3部作新訳)。

月 人との豊かなかかわりの歴史
ベアント・ブルンナー:著、山川純子:訳/白水社/2013

 月に対して、人間は何を思ってきたのか。月のことをどう考えてきたのか。月の科学と、月の文化的な面での歴史について記した本です。

 私は時々、天文仲間さんたちと人通りのある街中の公園で望遠鏡を設置して、通りすがりの人々に向けて小さな観望会を開く。街頭やネオンがある街中なので、観る対象は主に月、木星や土星などの惑星など明るく目立って、インパクトのある天体だ。月は定番の対象だが結構人気がある。クレーターや暗い「海」を拡大した像を観たお客さんの反応に嬉しくなってしまう。「初めて望遠鏡で観た」「すごくボコボコしてる」「これが月!?」「ちょっとヤバい!」…。私も初めて望遠鏡で月を観たのは小学生だったが、図鑑で観た月がまさに目の前にあることにとても興奮した。月を望遠鏡で観ることには慣れたとは思うが、それでも月を観る度にわくわくする。普段、裸眼で観る月。望遠鏡で観る月。月齢や月の位置でも見え方が変わり、月が見えるだけで嬉しくなる。夕方の空に見える細い三日月だと尚更嬉しい。月食となればどう観測しようか考えて準備をしているだけでも楽しい。赤銅色の皆既月食の月にはとても惹かれる。私の個人的な月への想いを語ってみた。ここで止めておくが、語ろうと思えばもっと語れる。その位、月は魅力的な天体だ。

 人類が誕生して、月はその歴史にずっと寄り添ってきてくれたようにこの本を読むと思う。人類が月を観続けてきたのか。世界各地の神話や民話に登場し、太陽と同じように特別な存在と思ってきた。今は電気があるから夜も明るいが、古の時代の夜の月明かりに、人間は安堵したのだろうか、それとも狂気(ルナティック、ルナシー、ルーニー、ムーニッシュ)を覚えるのか。月に関する文学や芸術、伝承の多さに驚く。

 天文学の発達により、月の姿が次第にわかるようになってきた。望遠鏡でクレーターや「海」を詳細に観測し、月面図が発表された。月の地形がわかってくると、また人類は月はどんな世界なのだろうかと想像する。月面図の地形は近くで見るとどうなっているのか。月に生命や人類はいるのか。月の起源についての記述もある。話はずれるが、ヒュー・ロフティングの「ドリトル先生」月3部作では、月は元々は地球の一部だったとある。これは「ジャイアント・インパクト説」であり、ロフティングが「ドリトル先生」シリーズを執筆した時にはまだこの仮説はなかった。ロフティングは一体…と思ったのが、19世紀から月は地球の一部だったという「分裂説」が存在していた。ロフティングはこの「分裂説」を用いたのかもしれない。
 ここで、ジュール・ヴェルヌの「月世界旅行」が出版される。「月世界旅行」と、実際のアポロ計画との一致の多さに驚いた。月へ行く物語は「月世界旅行」の前にも後にも存在したが、SF小説としての先駆けだった。そして、ヴェルヌは現実の科学にも影響を与え続けている。

 人類は月に関して、様々な想像をしてきたが、アポロ計画で実際に人類が月に向かうことになる。アポロ計画以前・以後についても書かれている。アポロ計画を人々がどう受け止めたか。アポロ計画はアメリカと旧ソ連の宇宙開発競争でもあった。この宇宙開発競争がなければ、人類はこんなに早く月に立っていなかったと思う…皮肉なものでもある。月に立っただけでなく、アポロ計画はたくさんの技術革新をもたらした。そして、人類にこのような考え方ももたらした。引用します。
 幽霊のような足取りで歩く宇宙飛行士の姿と金属的な声がゆらゆらとした映像で生中継されたとき、世界中に興奮の波が広がったことは、文化的記憶の一ページとなり、過ぎ去った世紀の忘れ形見となった。もっとも意義深く、心に刻み込まれたのは、カメラが地球へ向けられたときの映像だろう。このとき初めて、私たち惑星の全体というものがもはや抽象的概念ではなくなった。ついに、地球は個々の場所としてでなく、文脈のなかで認識されたのである。月への旅は、私たちがかつて感じたことのない、宇宙のなかで自分たちの特異性と私たちの住むオアシスの有限性を感じさせてくれた。人類はこの世界の外へ外へと飛び出していったものの、私たちの想像力はますます内側へと向かっていった。
(214~215ページ)
 アポロが月へ行き、世界各国の月探査機が月を調査し、月の科学的な姿は日に日に解明されつつある。でも、月を舞台にしたSF小説や月を題材にしたファンタジー、芸術作品はなくならない。お月見などの文化的慣習もなくならない。月にはウサギがいるという民話も、「竹取物語」のかぐや姫もなくならない。月を見て遠くに住む大切な誰かを想ったりする感情や、それを歌った歌などもなくならない。科学的な月の姿と、文化的な月の姿。それは対立するものではなく、人間の心のなかで共存している。これからも、月は人類の伴侶、相棒、友人…よき隣人であり続けるだろう。私はこれからも、月を様々な方向から観続けていたい。


by halca-kaukana057 | 2019-07-24 23:17 | 本・読書
 クリスマス・イヴですね。クリスマスとなると、毎年気になるものがあります。フィンランドのクリスマスのお菓子。クリスマスパイ「Joulutorttu(ヨウルトルットゥ)」。「Joulu(クリスマス)」「torttu(タルト)」の意味。クリスマスツリーの星の形をしています。
 必要な材料や作り方はそんなに面倒ではない。しかし、プルーンジャムに毎年困っていました。プルーンジャムなんて売ってないし、作るとしても生のプルーンは売ってないし…。作るなら別のジャムで代用?でもクリスマス近辺は忙しいやらやっぱり材料が…やら言い訳して数年。
 久しぶりに検索しなおしてみると、普通に売っているドライプルーンでも作れるという。作り方もそんなに面倒ではない。これなら出来る。今年こそ、今年こそヨウルトルットゥを作ってみたい。ということで、ついに作りました。

【材料】
・冷凍パイシート:適量(今回は長方形のものを2枚半使いました)
・ドライプルーン:適量(今回は14個程度)
・粉砂糖:適量

1.まず、プルーンを少し煮てやわらかくします。
 プルーンを小さく切って、鍋に入れ、プルーンよりも少し少なめに水を入れます。
 5分くらい煮て、フォークなどで潰しながら混ぜ、水気が無くなったら火を止めます。
 容器に移して荒熱を取ります。

2.冷凍パイシートを冷凍庫から出して10分ぐらい放置。少しやわらかくなったらシートを切ります。
 ※やわらかくなり過ぎないように注意!
 5cm~8cm程度の正方形。

 私の購入したパイシートは長方形。6つに切るとちょうどいい感じでした。
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 こんな感じ。

3.切ったパイシートに、角から中心に向かって切れ目を入れます。
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 切れ目が深くなり過ぎないように。(画像はちょっと深くなってしまっています…)
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図説。角からそのままでもいいのですが、角から5mm~1cm程度離すと、焼いた時に端が焦げるのを防げます。
この後、三角の角の部分4つを中心に向かって折ります。

4.パイシートの中心に、プルーンを乗せ、シートの角を中心に向かって折り、プルーンを包みます。
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 この作業がなかなか楽しい。星型がどんどん出来るのが楽しい。
 包んだ4つの角は、中心でくっつけて閉じます。
 この閉じるのが緩いと、焼いた時に離れてしまいます(画像の通り、緩かった、離れた)

5.予熱しておいたオーブントースターで、12分程度焼きます。
 オーブンを使っているレシピが多かったのですが、オーブントースターで気軽に焼けました。
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 焼けた!いい匂いです。(でも少し焦げた…さっきの包んだ部分が離れた…)
 焼けたら荒熱を取ります。

6.粉砂糖をふりかけます。
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 できあがり!!

 そんなに手間はかかりません。パイシートの解凍具合と、焼き加減に気をつければ大丈夫。暖かい部屋で調理する時は、パイシートの解凍具合に注意してください。

 味は、シンプルで美味しいです。プルーンに砂糖を入れる必要はなし。甘いのが好きな人は入れてジャムにしてもいいかも。食べて、これはコーヒーに合うと感じました。というわけで、作った後、コーヒーと一緒に食べました。美味しい。シンプルなので、何個でも食べられそう…(注意)コーヒー消費量世界一のフィンランド、シナモンロール(コルヴァプースティ)もそうですが、お菓子はコーヒーに合うものに自然になっているのかもしれません。これ、コーヒーが捗ります。

 今日はフィンランドのあちこちで、このヨウルトルットゥを焼いて皆で食べているんだろうな。ちなみに、夕飯にはサーモンスープ(Lohikeitto/ロヒケイット)も作りました。
それでは、楽しいクリスマスをお過ごしください。Merry Christmas! Hyvää Joulua!


【参考サイト】
National Geographic Webナショジオ:世界のおやつ探検隊 第70回 簡単可愛いフィンランドのクリスマス菓子
 フィンランド大使館で、ヨウルトルットゥのことを聞きます。
rakutenレシピ:北欧フィンランド 可愛らしい星形のクリスマスパイ レシピ・作り方
Nadia:フィンランドのクリスマス菓子プルーンのパイ、ヨウルトルットゥ
Fukuya - 20th Century Modern Design -:北欧レシピ:アヌのフィンランド風クリスマスパイ
 ヨウルトルットゥのレシピは各家庭で違うらしい。

by halca-kaukana057 | 2018-12-24 22:31 | フィンランド・Suomi/北欧
 この夏、青森県立美術館に行ってきました(かなり前の話です…遅れて記事にする…)。これを観るためです。
青森県立美術館:めがねと旅する美術展
 ※現在、展覧会は終わっています。

 2010年「ロボットと美術展」、2014年「美少女と美術史展」のスタッフが三度終結。今度は「めがね」をテーマに、「見ること」について美術の面から迫ります。このシリーズ、好きです。この第3弾となる「めがねと旅する美術展」は最終章とのこと。楽しみにして行きました。

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青森県立美術館の白い建築がお出迎えです。
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フライヤーにもなっているこのデザインのイラストが好きです。このイラストの中にあるものは、展示されているものでもあります。

 現在、シャガールの「アレコ」背景画は、4幕全部揃っています。しかも、写真撮影OKとのこと。フラッシュは禁止。個人的な利用のみ可能。画像を撮ろうとしたら、携帯を落としてしまい動作が不安定に…撮影できず(その後、電源入れなおして直りました)。撮影のことは考えず、展覧会に集中します。

 人類、文明の発展と技術進化の歴史は、見ることも広げてきました。はじめは、自分の目で見るしかなかった人間。自分の目の前にあるものしか見られません。それが、空から見たらどう見えるんだろう…高いところへ登ってみたり、高い塔を作ってみたり。遠くのものを見ようと双眼鏡や望遠鏡を作ったり。人工衛星や探査機を打ち上げて、宇宙から地球を見たり、他の星を見たり。人は見ることの出来る範囲を広げてきました。

 映像、VR(ヴァーチャルリアリティ)も、人間の見ることの可能性を広げてきました。その場その時で見られなくても、映像で撮っておけば後で観られる。VRで、行ったこともない場所に行った気分になれる。人間の「見る」ことへの情熱の強さを感じました。

 一方で、人間の眼(脳)は、だまされやすい。VRもひとつの錯覚。錯覚を起こす絵画でだまされる。アニメーションも、絵を連続して見せると動いて見える。見ることは、人間を知ることでもある。

 また、「見たい」という欲望は、どこまでもある。人々の生活、他者のこと、まだ見ぬ未来、現実にはないもの…そんな欲望を形にしたモノや、記録も。

 こんな多角的な面を、様々な美術品や現代作品、ポップカルチャーで紐解いていきます。見るものが細々していて、ちょっと疲れますが面白いです。これまでの他の展覧会で展示されていた作品もありました。観点を変えると、違う解釈や説明にもなる。興味深かったです。


 「美少女の美術史展」では、太宰治「女生徒」をアニメ化して上映していました。今回は江戸川乱歩「押絵ト旅スル男」。押絵とは、立体絵本のような紙芝居みたいなものです。ストーリーがダーク。見ること、現実と虚構の間、狂気の願望…世界観が好きです。10分ほどの短いアニメですが、印象が強い。作中で流れる歌も印象的です。

 展示には、JAXAの「かぐや」や、人工衛星「だいち」(初代です)が撮影した映像があったり、アニメーションでは、「名探偵ホームズ」(犬ホームズ)が出てきたり、好きなものがちょこちょこ出てきて嬉しかったです。 
 展覧会は、今後、島根県立石見美術館、静岡県立美術館でも開催します。
めがねと旅する美術展

【過去関連記事】
”人間”を投影する、機械以上の存在 「ロボットと美術」展
少女という文化と変遷を紐解いたら 「美少女の美術史」展に行ってきた
by halca-kaukana057 | 2018-09-04 22:11 | 興味を持ったものいろいろ
 七夕は伝統的七夕も終わってしまいましたが、まだ夏の天の川を楽しめます。東の空にはやぎ座に始まる秋の星座たちが。夜も更けるとペガスス座やアンドロメダ座など、エチオピア王家の星座物語の星座たちによる、秋の星座絵巻が見えています。

 織姫星のこと座のベガ、彦星のわし座のアルタイル。この2つの星は、古くから対の星として見られてきました。アラビアでは、ベガとアルタイル、それぞれの両側の星も一緒に見て、ベガは翼を折りたたんで滑降しているワシに見立てて「落ちるワシ」、アルタイルは一直線に並んでいるので「飛んでいるワシ」。これら2つの呼び名は、アラビア語でベガとアルタイルの語源となっています。

 他の地域でもベガとアルタイルを対の星と見ている…最近知ったのですが、フィンランドでもそうらしいのです。調べていたら出てきました。
京都地主神社:世界の七夕伝説:フィンランドの七夕伝説
Yumi's Room:七夕と天の川銀河 Ⅱ

 こういうお話です。

 あるところに、ズラミスとサラミという仲の良い夫婦が暮らしていました。2人は死んだ後、それぞれ別々に天にのぼり、星となりました。2人の星はかなり離れていてもう会うことさえもできませんでしたが、お互い、死んだ後も一緒にいたいと思いました。そこで2人は、千年の時をかけて、空にただよう星くずを集めて光の星の橋を創りました。その光の星の橋が天の川。 両側からそれを渡った2人は、おおいぬ座のシリウスで出会い、そこで仲睦まじく寄り添うことができました。
 これは初耳。以前、フィンランドの天の川については、この記事で触れました。
土星堪能星見 + 今日は伝統的七夕
 フィンランド語で天の川は「Linnunrata(リンヌンラタ)」鳥の道という意味です。天の川銀河のことも差します。南に暖かな「鳥の住処」があって、そこに鳥が道を通って毎年移動するという古代フィンランドの伝説によるものです。

 先ほどのズラミス(Zulamith)とサラミ(Salami)の物語では、「Linnunrata」は出てきません。鳥の道ではなく、ズラミスとサラミが星を集めて作った光の橋です。こういうお話は色々な説があると思うのですが、どこから出てきた?さらに調べてみると、19世紀フィンランドの作家、歴史家のザクリス・トペリウス(Zachris Topelius)(ザカリアス Zacharias / サカリアスの表記もあり)にたどり着きました。どうやら、トペリウスの作品に、このズラミスとサラミの物語があるとのこと。
 それがこれ→Wikiaineisto:Linnunrata
 フィンランド語です。グーグル翻訳で、英訳するとなんとか読めるようになります。日本語訳すると、変な日本語になります。これがそのトペリウスのズラミスとサラミの物語。先述した物語と大体一緒です。でもタイトルは「Linnunrata」天の川…ですが鳥の道の神話は出てきません。

 この物語は、一体どこから出てきたのだろうか。フィンランドに伝わる民話なのか、トペリウスの創作なのか。あと、ズラミスとサラミ、どっちがベガでどっちがアルタイルなのか。これもわかりません。
 日本で読めるトペリウスの作品は、童話集「星のひとみ」(岩波少年文庫で復刊されました)と、「木いちごの王さま」。トペリウスの研究書…あるのか?あってもフィンランド語とか、スウェーデン語(トペリウスは名前の通り、スウェーデン語系フィンランド人)だと読めないぞ…。この問題、奥が深そう、答えにたどり着くのは容易なことではなさそうです。以上、今日はここまで。

木いちごの王さま
 トペリウスの絵本です。とてもあたたかな、フィンランドらしさを感じられる絵本です。ちなみに、今年はトペリウス生誕100年。
by halca-kaukana057 | 2018-08-29 21:43 | 宇宙・天文

天文の世界史

 火星の大接近と夏の夜の惑星祭り、ペルセウス座流星群と様々な天文現象があり、今年も何かと天文・宇宙は話題になっています。これまで、様々な天文・宇宙本を読んできましたが、その宇宙を人類はどのように見つめてきたのか。ルーツ、歴史を紐解いてみたいと思いません?ということでこの本。


天文の世界史
廣瀬 匠 / 集英社、集英社インターナショナル、インターナショナル新書 / 2017

 天文学の歴史というと、まずメソポタミアやエジプトと言った古代文明のもとで生まれた天文学に続いて、西洋の天文学の歴史について語られる。あと、アラビアの天文学。しかし、インドや中国といったアジア諸国でも天文学は進歩していった。古代マヤでも天文学は進んでいた。世界史は世界史でも、天文学の世界史、人類が宇宙をどう捉えていたのか、その歩みを辿る本です。
 著者の廣瀬さんは、アストロアーツで働いた後、天文学史の研究へ。古代・中世インドがご専門。ツイッターをやっていた時、フォロワーさんでした。何度か言葉を交わした方が本を出されている…不思議な世の中です。

 身近な太陽、月、地球に始まり、惑星、星座、流星や彗星、銀河などの記録や民俗、文化などなど。時間、年月日の概念と誕生、暦の作成…宇宙、太陽や月、星(星座)はそれらを生み出してくれた。運行に規則があって、一定である。そこから、権力者が変わり無く、絶え間なく、統治できるかという指針にもなった。動きが一定でない惑星や、彗星、超新星などは不吉とされた。星占いもそこから発展した。人類が宇宙の中で生きてきた、宇宙があって人間の生活や文化が生まれ変わっていったことの証でもある。現代人の多くの人は、天文現象があれば何だかんだと騒いで空を見上げるが、古の人々にとって宇宙は、もっと身近で、もっと見続けていたものなんだろうなと思った。昔は夜はこんなに明るくはないので、もっと星や月を見えたのもあるのかな、と。

 地域によって、星の見方も違う。メソポタミアの流れにある西洋の星座と、中国の星座は違う。でも、似ているところもある。星の並びが印象的なものだと、どこの地域でも結び方は同じになってしまう。星座だけでなく、太陽や月、暦、惑星などに関しても。インドについては今まであまり知らないことが多いので、興味深かった。

 近現代の天文学についても書かれています。望遠鏡の発達により、遠くの銀河や星雲なども観測できるようになった。天の川についても、銀河だったとわかる。さらには相対性理論、暗黒物質、ビッグバンと今現在も研究が続いている天文学、物理学に繋がる。遠くの宇宙が見えるようになれば、また謎が生まれる。新しい発見があれば謎も生まれる。天文学の歴史はその連続。今、研究している宇宙の謎が解けたら、また新しい謎が出てくるのだろうか。とても面白いです。

 新しいことだけではない。244ページの「「天文学の歴史」を疑うことこそ理解への第一歩」とあるように、天文学の歴史も諸説ある。ある概念が時間を経て、違う概念に変わってしまったことはよくある。過去も知ればまた謎や疑問、噛み合わないことが出てくる。専門家でない限りなかなか文献を探すのは大変だが、色々な説や文献に触れて、天文学の多様性を実感する。天文学の歴史の膨大さも、宇宙のように広がっているのだなと感じました。すごいね。

 宇宙天文についての基礎についても書かれているので、宇宙天文+天文学史の入門書になると思います。内容はちょっと難しいところもありますが、文章も親しみやすいと思います。


【過去関連記事】
天文学者の江戸時代 暦・宇宙観の大転換
カリスマ解説員の楽しい星空入門
「ブルームーン」とはそもそも何ぞや

by halca-kaukana057 | 2018-08-11 22:22 | 本・読書
 図書館でシャーロック・ホームズやシェイクスピアについて調べていたら、イギリスの文化や自然・風習のことも調べ始めて、この本を読んでいました。

イギリス四季暦 春夏篇
出口保夫:文、出口雄大:イラスト/中央公論社・中公文庫/1997

 3月から8月が春夏篇、9月から2月が秋冬篇と2冊に分かれています。優しい色遣いのイラストと、イギリスの四季の自然やイギリスの人々の生活風景が書かれています。

 北欧、特にフィンランドに興味を持って、その自然や人々の暮らし、文化などに惹かれてきましたが、イギリスも惹かれる。イギリスも北欧とはまた違う(同じ北欧でも緯度の範囲は広いので、国・地域によって違いはあります)。日本よりも北にあり、北国に属するイギリス。北国生まれ北国育ちの私が惹かれないわけがなかった。日本の北国とは違いはありますが、季節の変わり方や植物などに共通点もあるなと感じました。

 ロンドンらしいのは、雨と霧。傘よりもレインコート。紅茶の話がよく出てきますが、雨が多く涼しいので、あたたかい紅茶文化が浸透しているのかなと思いました。あくまで予想です。北欧もコーヒー消費量が多い。読んでいると、あたたかいミルクティを飲みたくなります。ちゃんと淹れたものを(うまく淹れられない…)

 イギリスの文化や暮らし、季節の風習はキリスト教に基づいている。ここはやはりヨーロッパなんだなと感じた。クリスマスだけでなく、イースター(復活祭)や11月のハロウィンも。クリスマスとイースターは期間と規模が違います。

 自然では鳥のこともよく書かれています。ロンドンは大都市ですが、ハイド・パークなどの大きな公園もあり、緑も多い。人々の暮らしは主にロンドンのことが書かれていますが、スコットランドのことも。冷涼な荒野にヒースが茂る様を想像してしまいました。印象的だったのが、春夏篇では「ちいさな紳士の贈り物」、秋冬篇では「フォート・ウィリアムの宿」やはり人との触れ合いは心に残ります。

 薄めの文庫本なのでさらっと読めます。もう少しイギリスの文化についても書いてあったらいいのになと思いましたが、9月のところにプロムナード・コンサート、つまりBBCプロムスのラストナイトコンサートのことも書いてありました。今とは雰囲気や構成が違うような…?過去の映像を観ても今とそんなに変わらないと思うのだが、文章でしかないので何とも。

 イギリス文化入門書という感じです。やっぱり淹れたてのミルクティが飲みたいです。
by halca-kaukana057 | 2016-09-28 23:08 | 本・読書

切手で日本の色

 巷ではポケモンGOが流行ですが(ダウンロードしようとしたら、Androidのバージョンが足りなくて対応してなかった…)、私は郵便局で切手と特印を集めています。今日は「伝統色」

日本郵便:グリーティング切手「グリーティング(ライフ・伝統色)」の発行
 これ、グリーティング切手なんですね。確かに、挨拶やお祝い事にも使えそうな切手もある。

 日本の伝統色を切手にしました。とにかく色がきれい。今回は青系、緑系です(シリーズ化するのか?)。どれも好きな色ばかりで、保存用と使う用を揃えたくなります。
◇伝統色については、このサイトも詳しいです:日本の伝統色 和色大辞典

 特印はこれです。
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 特印はいつもの鳶色(とびいろ)です。
by halca-kaukana057 | 2016-08-05 22:04 | 興味を持ったものいろいろ
 久々にフィンランドの児童文学を読みたくなりました。

オンネリとアンネリのおうち
マリヤッタ・クレンニエミ:作/マイヤ・カルマ:絵/渡部翠:訳/プチグラパブリッシング/2005

 小学生の女の子、オンネリとアンネリはとても仲が良いお友達。オンネリの両親は別々に暮らし、アンネリは9人きょうだいの5番目。夏休みに入った朝、2人がバラ横町の道を歩いていると、「正直なひろいぬしさんにさしあげます。」と書かれた封筒を拾う。交番に持って行き、中を見るとたくさんのお金が。おまわりさんは封筒に書いてある通り、このお金は2人のものだと言って手渡すが、困った2人は元あったところに戻すことに。封筒が置いてあった家の門の前に、こっそりと置こうとすると、家の主・バラの木夫人がその家に「売家」の張り紙を。2人に気付いたバラの木夫人は2人を呼び、この家は「ふたりの小さな女の子」が住む家として建てられてしまったものだと説明する。2人も、お金の入った封筒のことを話すと、そのお金でこの家が買える。この家が欲しくない?と聞かれてしまう。2人は家を買うことにする。2人だけで住むお家は、とても素敵なお家だった…

 物語の内容からずれるのだが、フィンランドには「レイキモッキ(Leikkimokki:「レイッキモッキ」の方がフィンランド語の発音に近い?)」というものがある。日曜大工で子どものために庭に作ってあげる小さな家のこと。主にお父さんが娘に作ってあげるらしく、男の子は自分で隠れ家を作るそうだ。そこに子どもたちで集まって、おやつを食べておしゃべりをしたり、パーティを開いたり…。子どもたちは自分で家の中を装飾する。私も子どもの頃、友達と秘密基地を作ったことがあるが、フィンランドでは親公認だけど子どもたちのプライバシーが守られる隠れ家がある。これを知った時、いいなぁと感じました。
All About:フィンランド発!子どものための家「レイキモッキ」

 読んでいて、その「レイキモッキ」を思い浮かべました。自宅の庭に小さな家…ではなくちゃんとした一戸建てですが。フィンランドは家族を大事にする…とはいえ離婚率も高い(日本とは考え方が違う)。オンネリの両親は別居中ということなのだろう…。アンネリも家に居場所がない。そんな2人が買ってしまった家。家の中も、2人が住むことを予想?して何もかも用意されている。バラの木夫人は魔法使いか何かなんだろうか…と思ってしまう。素敵なおばあさんです。
 家に帰っても、アンネリの両親はそれぞれ旅行に行ってしまったし、オンネリの家は相変わらずきょうだいがたくさんで、オンネリはその中に馴染めない。夏休みの間、2人は自分たちの「家」で暮らし、様々なご近所さんに出会う。このご近所さんたちがいい。

 冒頭で出てきたおまわりさんも再登場し、かなり重要な登場人物になります。お隣さんのロシナおばさん…児童文学で、こんな細やかに心の傷と喪失、再生を描くなんて、とても素敵なお話だなと読んでいてやさしい気持ちになりました。そして何よりも、最後が…。やっぱり「家族」なんですね…。

 まだ小学生ですが、オンネリとアンネリは料理もうまいようで、食事も自分たちでつくります。フィンランドの料理が次々と出てくるので、フィンランドの食文化の雰囲気を味わえる物語でもあります。

 この「オンネリとアンネリのおうち(Onnelin ja Annelin talo)」には続編があるということ。「オンネリとアンネリの冬(Onnelin ja Annelin talvi)」、「オンネリとアンネリとみなし子たち(Onneli, Anneli ja orpolapset」、「オンネリとアンネリと眠り時計(Onneli, Annelin ja nukutuskello)」と全4作あるとのこと。読みたいと思って探したら、ない。日本語訳なんて出てない。この「オンネリとアンネリのおうち」も絶版。とても残念です…。

【追記】
 この本も絶版…と思ったら、復刊されてました!!
福音館書店:オンネリとアンネリのおうち
 せっかくなので、全4作日本語訳出版を希望します!続編も読んでみたい。

・続編も日本語訳され出版。読みました:オンネリとアンネリのふゆ
by halca-kaukana057 | 2015-11-15 23:09 | 本・読書
 今日は満月。7月2日も満月で、1ヶ月に満月が2回。この2回目の満月のことを、通称「ブルームーン」と呼ぶのが広まっているようです。私も過去に記事を書いていた。
今夜は"ブルームーン"(2010.1.30)

 今朝のNHKラジオ第一「夏休み子ども科学電話相談」にも、小学2年生の子から「ブルームーンは月が青く見えるの?」という質問がありました。私も聴いていたのですが、来たな、と。この子はお母さんから聞いたそう。先生は、「青く見えると思う?」と逆質問しつつ、「多分青くは見えないんじゃないかな~」と、丁寧に説明されていました。小学2年生に、音声だけで太陰暦を含む月の満ち欠けや皆既月食について説明するのはとても難しいと聞いていて感じました。皆既月食は図を使っても難しい。皆既月食の際に、太陽からの光の中の青い光が地球の大気の中を通過して、多少青く見える可能性はある、とのこと。4月の皆既月食を見ていたらなぁ…とも思いました。この子、よく電話してくれたな。誤解が解けてよかった。

 天文を身近にしたい気持ちはわかるけど、紛らわしい命名、誤解を生じやすい表現を安易に広めるのは逆効果だと思う…と、「ブルームーン」という言葉を目にする度にもやもやしていました。一体いつからこんな言葉が広まったんだ。勿論、天文用語ではありません。

 そしたら、解説しているサイトがありました!
All About:宇宙・天体:ブルームーンにまつわる誤解と真相
プラス、
ウィキペディア:ブルームーン
 これによると、
 ネイティヴ・アメリカンが各月の満月に、季節に応じてそれぞれの満月に名称をつけた。暦のようなものだったらしい。
 それが、アメリカに移住してきたヨーロッパ人に広まり、英語の名称に変わった。
         ↓
 太陰暦ではないので、月の満ち欠けとカレンダーが一致しない。1年に13回満月がある年がある。名称が足りない!
        ↓
 19世紀、メイン州の農民年間に、「3ヵ月(1つの季節)に4回ある満月のうちの3度目の満月」を「Blue Moon」と呼んでいた。3ヶ月に通常は3回満月になる。が、3ヶ月に4回満月がある時、3回目の満月が「ブルームーン」だった。満月の名称を時節(暦)どおりにするために挿入されたものだった。
        ↓
 1946年、アメリカの天文誌「SKY & TELESCOPE」がこれを誤解してしまい、「1ヵ月中の2度目の満月のことをブルームーンと呼ぶ」と掲載。その後訂正したが、広まってしまった。
        ↓
 1980年、更にラジオ番組がこの「1ヵ月中の2度目の満月のことをブルームーンと呼ぶ」のを紹介してしまい、更に広まった

 という歴史のようです。以前書いた記事と随分違うじゃないか…。

 また、「1ヵ月中の2度目の満月」の「ブルームーン」は、世界共通ではありません。時差、タイムゾーンがあるからです。満月になる瞬間は世界共通。しかし、タイムゾーンが異なるので、例えば日本標準時で1ヶ月に2度目の満月でも、他の国・地域では翌月になってしまい、満月が1ヶ月に2回ないこともあります。「1ヵ月中の2度目の満月」は世界共通とは限らない。アメリカのようにタイムゾーンがいくつもある国だと、ある地域とない地域に分かれることもあるそうです。

 ようやく「ブルームーン」について、何が発端なのか、そもそも「ブルームーン」とは何なのか、ということがわかりました。旧暦と現在のカレンダーの関係のようでもあります。7月7日は七夕、も、現行のカレンダーと、旧暦の「伝統的七夕」では異なる(「伝統的七夕」なら、梅雨の時期にぶつからないし、七夕に満月が当たることはありません)。一方、十五夜、十三夜は旧暦のものを現行のカレンダーではいつ…となっている。天文と暦、慣習・民俗と人々の暮らし…密接に繋がっているのだなと感じます。それは日本だけでなく、海外でも同じであることも。

 「ブルームーン」について、結構最近出てきた言葉なのかなと思っていましたが、思った以上に昔からある言葉だと知って驚きました。ただ、それがインターネットやSNSで広まりやすくなったことが、現在更に広まっている原因になっているようです。また、「極めて稀なこと」「決してあり得ないこと」を意味する"once in a blue moon"から来ているという説もあります。よって、特別なものとみなしている。

 暦は人間がつくり、決めたもの。月は変わらず地球の周りを回り、満ち欠けを繰り返しています。そんな中にいつもと違う何かを見つけ、「特別なもの」と意味づける…。それはそれで面白いかな、と思います。紛らわしい言葉だけど、由来が広まれば、目くじらを立てるものでもないかな、と…。
 そういえば、七夕の時にも似たようなことを思いました。国立天文台は「伝統的七夕」を推奨している。一部には、現行のカレンダー(新暦)の7月7日の七夕は七夕じゃない、という人も。月遅れで8月7日に行う地域も少なくない。細かいことはいいんだよ!全部やればいいんだよ!という人も。そんなそれぞれの主張にうんざりしていました。私は、別に全部やってもいいじゃないか、と。今回の「ブルームーン」は、私が細かいことを気にしていました。我ながら、滑稽だなぁ…。

 以上、「ブルームーン」についてあれこれでした。
by halca-kaukana057 | 2015-07-31 23:45 | 宇宙・天文
 このブログでも今まで何度か取り上げたことがある、占いライターの石井ゆかりさん。HPでの毎年、毎週の星占い、ツイッターでの毎日の星占いはついつい読んでしまいます。一般的な星占いと違って、曖昧なんだけれどもそれが逆にイメージをかきたてる。様々なとらえ方が出来る。人々が占いに求めるであろうラッキーとアンラッキー、幸運と不運、幸せと不幸…そんな二元論で語られない文章が好きです。

 石井さんが出した「3年の星占い 2015-2017」という本のプロローグには、短い小説のような文章が載っています。それを12人の漫画家さんたちがそれぞれイメージを膨らませて、漫画化したのがこの本です(ちなみに、石井さんとは何の打ち合わせなども無く、漫画家さんたちがそれぞれ自由に描いたとのこと)。
WAVE出版公式サイト:石井ゆかり12星座シリーズ:3年の星占い
 ↑特設サイト。各星座のプロローグの解説もあります。


星の恋物語
石井ゆかり:原作/
山田デイジー、谷川史子、日坂水柯、天乃咲哉、海野つなみ、稚野鳥子、種村有菜、糸井のぞ、ウラモトユウコ、志村貴子、藤原薫、天堂 きりん:漫画
/幻冬舎・バーズコミックススペシャル/2015

 「3年の星占い」は、山羊座のため、山羊座のしか読んでいません。なので、まず志村貴子さんの山羊座の物語「秘密」から読みました。「3年の星占い」のプロローグでも、過去と現在と未来、そして「秘密」とは何かということが短い物語になって書かれています。「3年の星占い」の方では、主人公は男性のように私は読めたのですが、漫画では女性になっている。そして、「秘密」の内容も掘り下げている。その主人公が抱える「秘密」にドキリとした。「秘密」にどう向き合うか…。隠し続け、向き合うのが怖くもあり、でも向きあってみた過去。誰にも言えない「秘密」に向き合った最後の部分「あれはわたしのラブレターだったのか 抗議だったのか」(154ページ)その気持ちがわかる、と思った。この漫画で、「3年の星占い」の元の物語もさらに深まったように読めた。

 他の星座は「3年の星占い」の元の物語を読んでいないので、漫画だけ。12人の漫画家さんそれぞれの個性がこの1冊の漫画で一気に味わえる。舞台も現代だったり、どこか遠い国のファンタジーの世界だったり。双子座の「こわいひと」は日坂水柯さん。「数学ガール」コミカライズの方だ!と独特の絵を見てすぐにわかった。漫画も、最初は女性が主人公なのかと思いきや、男性が主人公の視点でも読める。凄い。どの作品でも、石井さんの占いのように「これが幸せ、これが不幸」と決め付けてないのが面白い。この漫画のあとがきに、石井さんはこう書いている。
日々は「いいこと」「わるいこと」という枠組みにはまりきらない、もっとたくさんの色のもので溢れています。(中略)明日という日が「いい日」でも「悪い日」でもない、「かけがえのない大切な日」だということに気づいて頂けるだろうと思いました。
(181ページ)

 舞台や主人公たちの設定が変わっても、この12の漫画では、皆それぞれその日、その時を懸命に生きている。その中で、様々なことがある。学業や仕事で色々あったり、誰かと出会ったり、話したり。皆それぞれの強さ、たくましさ、優しさ、ひたむきさがあっていいなと思った。どんな日でも、「かけがえのない大切な日」と生きていけたら、と思う。

 ちなみに、12の漫画はどれも好きなとこが合って選べないのですが、特に好きな作品を選ぶなら、牡牛座、双子座、蟹座、蠍座、射手座、魚座かな(選んでも多い。山羊座は自分の星座なので別です)。

【過去関連記事】
星をさがす
都会の星
 これまで読んだ石井ゆかりさんの本。

[コミック版]数学ガール 上
[コミック版]数学ガール 下
 双子座の漫画を描いた日坂水柯による漫画「数学ガール」。「数学ガール」シリーズの原作は第3作まで読んだが、その後読めてない…。読むのにかなり時間がかかるので敬遠してしまっています…。
by halca-kaukana057 | 2015-06-26 22:22 | 本・読書

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


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