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オンネリとアンネリのふゆ

 フィンランドの児童文学を。以前読んだ「オンネリとアンネリのおうち」。この「オンネリとアンネリ」シリーズは全部で4作あるのですが、第2作も日本語訳が出ていました!素晴らしい!!
・第1作:オンネリとアンネリのおうち


オンネリとアンネリのふゆ
マリヤッタ・クレンニエミ:作/マイヤ・カルマ:絵/渡部翠:訳/福音館書店、世界傑作童話シリーズ/2016

 小学生の女の子、オンネリとアンネリはとても仲が良いお友達。薔薇横丁に薔薇乃木夫人から買った素敵なおうちを持っています。11月、2人のおうちの冬支度をしていた時のこと。鉄の門の下に、ふたつの光が現れやってきて、玄関先に止まった…。何かと思うと、とても小さな車。中から小さな紳士が出てきて、薔薇乃木夫人に会いたいとのこと。しかし、薔薇乃木夫人は次々と引越しをするので、どこにいるかわからない。2人のおうちの隣に住む、薔薇乃木夫人のいとこの姉妹・ノッポティーナさんとプクティーナさんも知らない。この紳士と、家族…プティッチャネン族のショーララ一家は、住んだ家を壊され、住む家を探していた。薔薇乃木夫人が住まい探しの名人だと聞いて、彼女を探しているとのこと。行く当てもなく、困っていたショーララ一家を、2人のおうちの人形の家に、薔薇乃木夫人の行方がわかるまで泊めることにした2人。ショーララ家の人々との暮らしは、とても楽しいものでした…。


 第1作「オンネリとアンネリのおうち」のあらすじを忘れかけていたので、薔薇横丁の人々について思い出すのに時間がかかりました。第2作も素敵なお話です。秘密基地のような2人の家。そこにやってきたこびとのようなショーララ家の人々。フィンランド語の原作では、きっと「プティッチャネン」や「ショーララ」、「ノッポティーナとプクティーナ」といった固有名詞は違うものになっている、日本語訳のは日本人にもわかりやすいようにアレンジしてあると思うのですが、フィンランド語の特徴はそのままというところがいい。フィンランド人の姓に多い「~ネン」「~ラ」、名前でも「~ティーナ」というのはよくある。「ネン」で終わる姓はほぼフィンランド人、もしくはフィンランドにルーツをもつ人だと言っていい。こんなところでフィンランドらしさを感じられるのはいいなと思いました。

 ショーララ家が何故、住む家を探すことになったのか…その顛末がかなしい。第1作でも登場人物のさみしさや心の傷、喪失を繊細に描いていたけれど、第2作もやっぱりうまい。家族それぞれ、その喪失とかなしみをそれぞれの言葉で表現する。ショーララ氏。やんちゃ坊主のプティ坊。おばあちゃま。そんなショーララ家にとって、オンネリとアンネリの家の人形の家は願ってもない家。家での暮らしを楽しむ一家。私も子どもの頃お人形遊びをしましたが、その家に本物のこびとが住んだら、どんなに楽しいだろう!

 第2作は冬のお話。フィンランドの冬と言えば、クリスマス。プティッチャネン族にはプティクリスマスがある。そのパーティーに呼ばれたオンネリ、アンネリ、薔薇横丁の人々。薔薇横丁の人々は秘密を守るので、ショーララ家のことは話しています。準備も楽しいし、プティクリスマスイヴのパーティでは楽しい驚いたことも起きる。とてもあたたかいクリスマスだ。住む家を失っても、2人の優しさで素敵なプティクリスマスを迎えることができたショーララ家に、よかったねと言いたくなります。オンネリとアンネリの、クリスマスの朝の出来事にも。

 薔薇乃木夫人からハガキは届くが、住所は書いていない。相変わらす居場所がわからない。冬の間、薔薇乃木夫人からのハガキを待ち続ける。そんな間に、ある事件が起きます。児童文学ですが、内容はなかなかハード。第1作でもファンタジーっぽさはあっても、ハードな、エゴむき出しのような事件だったような…。今回もそんな感じです。アンネリに対して、かなりひどいことをしています。でもここは薔薇横丁。不思議なことと奇跡が起きる場所。不思議と奇跡だけじゃない。両隣などの大人たちがしっかりしている。オンネリとアンネリは、建物が素敵なだけでない、ご近所さんも素敵な家を買ったのです。いいなぁ。
 ショーララ氏は本が好きで、家の図書館に入れるために、人間の本をプティッチャネン族が読めるように書き写しています。その本の中に、今話題のあの本も…。やっぱりフィンランドに根付いている本なんですよね。

 フィンランドの人々が、冬をどう過ごすのか、何が楽しみなのか。それが伝わってくるお話です。続編あと2作も読みたいです。
 あと、第1作はプチグラパブリッシング(絶版)ので読んだのですが、固有名詞の訳が変わってる気がする…?バラは漢字になっているし、お隣のリキネンさんの奥様の名前が違う気がする…。訳者は同じなのに。第1作を福音館書店版で読まなくては…

福音館書店:オンネリとアンネリのふゆ

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by halca-kaukana057 | 2018-01-22 22:35 | 本・読書

ひたすら可愛い ミッフィー切手&特印

 今月も気になる切手と特印があるので郵便局へ。今日発行。
日本郵便:グリーティング切手「ミッフィー」の発行

 「ミッフィー」(うさこちゃん)の切手!日本郵便さん、ストレートです…KOです…。
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 切手と特印。切手はうさこちゃん型。特印は絵本から、お手紙を書くうさこちゃんのシーンですね。

 以前行った「ミッフィー展」(青森県立美術館)で、ディック・ブルーナ氏の原画や初期のうさこちゃん「ファースト・ミッフィー」を観てミッフィーの世界に愛着を持ちました。切手でも、絵本のワンシーンを切り取り、そのまま「ミッフィー」切手としても可愛い。また、うさこちゃんの絵本のどのシーンか思い出したり、うさこちゃんの様々な表情に触れることも出来る。
 でも、一言で言うなら、「可愛い」。この一言。うさこちゃんの愛らしさは世界共通です。

・「ミッフィー」展の記事:愛おしい日常を愛らしいシンプルな絵で 「誕生60周年記念 ミッフィー」展
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by halca-kaukana057 | 2016-02-12 22:31 | 宇宙・天文

カエデ騎士団と月の精

 フィンランドの児童文学を読みました。図書館で探すと結構出てきます。翻訳が増えてきて嬉しいです。


カエデ騎士団と月の精
リーッカ・ヤンッティ(Riikka Jäntti):作・絵/末延弘子:訳/評論社/2010(フィンランド語原書は2005)

 リスのノコと兄のヴィリ、ハリネズミのトイヴォはカエデの木の家に住んでいる。大きなカエデの木にくっついて建っている。ヴィリは家のリフォームに、ネズミのイーリスをお手伝いに雇い、どこかへ行ってしまった。家に残った3匹は、掃除の途中、台所のオーブンが気になった。ヴィリが以前、オーブンを開けないようにとノコとトイヴォに強く言っていた。何故オーブンを開けてはいけないのか。でも、大掃除をするならオーブンも開けて掃除しようと3匹はオーブンを開ける。すると中には書類の包みがあり、さらに壁に小さな扉がついていてほら穴があった。3匹は調べてみようと秘密結社・カエデ騎士団を結成する。帰って来たヴィリは、ノコとトイヴォに明日はウサギおばさんの家に泊まるように告げる。誰かお客が来るらしい。隠してあった書類と何か関係があるはず。さらに、ウサギおばさんからカエデの木の過去とある秘密を聞く。3匹は再びカエデの木に行き、オーブンの中で見つけたほら穴に入り、ヴィリとお客の様子を伺う。お客はごろつきと噂のネズミやモグラだった。そして、彼らはドブネズミ主人の何かを狙っているらしい…。3匹もドブネズミ主人の屋敷へ行くことにした…。


 挿絵がとてもきれいだったのが、この本を手に取ったきっかけです。薄めの本ですが、物語はそれなりにボリュームがあります。森に住んでいる動物たち。秘密があるらしいカエデの木の家。湖のそばのウサギおばさんの家。ベリーが沢山採れる川辺の茂み。フィンランドの自然を感じられます。

 物語はどんどん大きくなっていきます。3匹がたどり着いたのは、「ヒーリヴオリ伝説」という村に伝わる伝説。ウサギのおばさん、ドブネズミ主人が真相を知っている。その伝説に関して、ヴィリはごろつきたちと悪だくみをしている。3匹は、伝説が悪だくみに使われないように奔走する。可愛い絵の、最初はのんびりとした雰囲気の物語が、一気にスリリングなファンタジーに。ドブネズミ主人が伝説にどんな関わりがあるのか。さらに物語は急展開。この急展開が、とても辛い。本当に急過ぎて…。3匹にもピンチが。「伝説」は本当に起こるのか…。最後まで手に汗握るように読みました。

 「伝説」という本当にあるのかないのか不可解なもの、見えないものを信じること。自分にとって何が大事なのか。大切な人たちのために何が出来るのか。「伝説」は心に問いかける。私欲に走らず、皆の、大切な人たちとの幸せを大事にする。自己犠牲のようにも読めます。フィンランドにも人のためなら自分のことは犠牲にする、自己犠牲の精神はあるのだろうか。日本の自己犠牲とはちょっと違うのだろうな。もっと、ちょっと失うものはあるけど自分は幸せ、皆も幸せという意味なんだろうな。

 児童文学ではありますが、深いです。多分、子どもが考えながら読むお話なんだろうかなぁ。自分で考えることを大事にするフィンランドの教育のような。

 この本は、フィンランドでは「カエデの木の仲間たち」というシリーズになっているそうです。これが1作目なのかな?翻訳されていたら読みたいです。
 あと、ウサギおばさんの家でパイを食べた…とあるのですが、挿絵ではカレリアパイが描かれています。フィンランドの伝統的なパイ・カレリアンピーラッカ(karjalan piirakka)のこと。ミルクかゆ(お米を使います)のパイ。ミルクでお米を炊くって美味しいのだろうか…といつも思ってしまいます。フィンランドらしいレモンケーキやベリーのパイも出てきます。

 少し前から、フィンランド語を少しは読めるようになりたいと思っているのですが、なかなかわからない。単語すら覚えられない。もっと簡単なフィンランド語の絵本を英語のリーダー教材のように和訳して読んでみたい(出来れば日本語訳も出ている本がいい)のですが、フィンランド語の絵本の原書はなかなかないですね。「カレワラ」はフィンランド語、日本語訳(岩波文庫の。またはシベリウスのカレワラ由来の声楽作品の対訳付きのもの)もありますが、難し過ぎる…。「牧場の少女カトリ」で、カトリが「カレワラ」で読み書きを学んだ(しかも独学!)のを思い出します。フィンランド語ネイティヴとはいえ、凄いよカトリ…。
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by halca-kaukana057 | 2016-02-05 22:28 | 本・読書

オンネリとアンネリのおうち

 久々にフィンランドの児童文学を読みたくなりました。

オンネリとアンネリのおうち
マリヤッタ・クレンニエミ:作/マイヤ・カルマ:絵/渡部翠:訳/プチグラパブリッシング/2005

 小学生の女の子、オンネリとアンネリはとても仲が良いお友達。オンネリの両親は別々に暮らし、アンネリは9人きょうだいの5番目。夏休みに入った朝、2人がバラ横町の道を歩いていると、「正直なひろいぬしさんにさしあげます。」と書かれた封筒を拾う。交番に持って行き、中を見るとたくさんのお金が。おまわりさんは封筒に書いてある通り、このお金は2人のものだと言って手渡すが、困った2人は元あったところに戻すことに。封筒が置いてあった家の門の前に、こっそりと置こうとすると、家の主・バラの木夫人がその家に「売家」の張り紙を。2人に気付いたバラの木夫人は2人を呼び、この家は「ふたりの小さな女の子」が住む家として建てられてしまったものだと説明する。2人も、お金の入った封筒のことを話すと、そのお金でこの家が買える。この家が欲しくない?と聞かれてしまう。2人は家を買うことにする。2人だけで住むお家は、とても素敵なお家だった…

 物語の内容からずれるのだが、フィンランドには「レイキモッキ(Leikkimokki:「レイッキモッキ」の方がフィンランド語の発音に近い?)」というものがある。日曜大工で子どものために庭に作ってあげる小さな家のこと。主にお父さんが娘に作ってあげるらしく、男の子は自分で隠れ家を作るそうだ。そこに子どもたちで集まって、おやつを食べておしゃべりをしたり、パーティを開いたり…。子どもたちは自分で家の中を装飾する。私も子どもの頃、友達と秘密基地を作ったことがあるが、フィンランドでは親公認だけど子どもたちのプライバシーが守られる隠れ家がある。これを知った時、いいなぁと感じました。
All About:フィンランド発!子どものための家「レイキモッキ」

 読んでいて、その「レイキモッキ」を思い浮かべました。自宅の庭に小さな家…ではなくちゃんとした一戸建てですが。フィンランドは家族を大事にする…とはいえ離婚率も高い(日本とは考え方が違う)。オンネリの両親は別居中ということなのだろう…。アンネリも家に居場所がない。そんな2人が買ってしまった家。家の中も、2人が住むことを予想?して何もかも用意されている。バラの木夫人は魔法使いか何かなんだろうか…と思ってしまう。素敵なおばあさんです。
 家に帰っても、アンネリの両親はそれぞれ旅行に行ってしまったし、オンネリの家は相変わらずきょうだいがたくさんで、オンネリはその中に馴染めない。夏休みの間、2人は自分たちの「家」で暮らし、様々なご近所さんに出会う。このご近所さんたちがいい。

 冒頭で出てきたおまわりさんも再登場し、かなり重要な登場人物になります。お隣さんのロシナおばさん…児童文学で、こんな細やかに心の傷と喪失、再生を描くなんて、とても素敵なお話だなと読んでいてやさしい気持ちになりました。そして何よりも、最後が…。やっぱり「家族」なんですね…。

 まだ小学生ですが、オンネリとアンネリは料理もうまいようで、食事も自分たちでつくります。フィンランドの料理が次々と出てくるので、フィンランドの食文化の雰囲気を味わえる物語でもあります。

 この「オンネリとアンネリのおうち(Onnelin ja Annelin talo)」には続編があるということ。「オンネリとアンネリの冬(Onnelin ja Annelin talvi)」、「オンネリとアンネリとみなし子たち(Onneli, Anneli ja orpolapset」、「オンネリとアンネリと眠り時計(Onneli, Annelin ja nukutuskello)」と全4作あるとのこと。読みたいと思って探したら、ない。日本語訳なんて出てない。この「オンネリとアンネリのおうち」も絶版。とても残念です…。

【追記】
 この本も絶版…と思ったら、復刊されてました!!
福音館書店:オンネリとアンネリのおうち
 せっかくなので、全4作日本語訳出版を希望します!続編も読んでみたい。
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by halca-kaukana057 | 2015-11-15 23:09 | 本・読書

愛おしい日常を愛らしいシンプルな絵で 「誕生60周年記念 ミッフィー」展

 先日、「成田亨」展に続き再び青森県立美術館へ行ってきました。今度は「ミッフィー」展。今年は「ミッフィー(うさこちゃん)」生誕60年。その企画展が全国巡回しています。

青森県立美術館:誕生60周年記念 ミッフィー展
誕生60周年記念 ミッフィー展

 この日の青森は快晴。青く青く広がる空が気持ちいい。
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 いつもの白い建物がお出迎え。青い空に映えます。…あれ、いつもと何かが違う。

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 何かある…!
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 青森県美の白い壁に、うさこちゃんの顔が!!!青森県美が真っ白な建物だったから実現できた…ということか?

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 エントランスにもうさこちゃんがいっぱい。日本とオランダで開催されている「ミッフィー・アートパレード」の一環のよう。

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 展示室に下りるエレベーターも、いつもは白いのに、ブルーナの絵本カラーに!

 ミッフィーというと、絵本やテレビのクレイアニメで少し観る程度。そんなに思い入れはない…実は。でも、シンプルな線で描かれるうさこちゃんをはじめとするキャラクタは親しみやすく、愛らしい。そんなミッフィーシリーズがどのように生まれたのか。展示を観ていたら、ミッフィーに愛着が沸いてきました。

 本国オランダでは、「Nijntje(ナインチェ)」と呼ばれているうさこちゃん。「ミッフィー」は英訳した際の愛称。1955年、ブルーナさんが息子さんに描いた小さなうさぎの絵本が、うさこちゃん・ミッフィーシリーズの始まりでした。その、1955年初版の原画は世界初公開とのこと。1963年の第2版からの現在のうさこちゃんも可愛いですが、初版「ファースト・ミッフィー」の方が愛着が沸きました。姿も丸く、素朴な、まさに手描きのイラスト。どんな絵本でも、原画を観るのは楽しいです。
 
 その後のミッフィーシリーズの原画も数多く展示されていて、ブルーナさんはこんな風に絵を描いているのだなと伺えます。そして会場には、机の上に絵本が並び、ゆっくりと読めるようになっています。原画を観て、絵本を読んで…制作途中と完成品を一緒に観られるのも楽しい。
 ブルーナさんがうさこちゃんを描いている映像を観られる展示もあるのですが、これが面白い。真っ白なうさこちゃん像がスクリーンの隣にあって、ブルーナさんが線を引くと、そのうさこちゃん像に反映される。一筆一筆、ゆっくりと描いていっています。目を描けば、うさこちゃん像にも目が描かれる。プロジェクションマッピングです。最後は、様々な模様の服を着て、うさこちゃんプロジェクションマッピングショー。NHKの人形劇「シャーロックホームズ」のオープニング映像の、ホームズ像のプロジェクションマッピング、と言えば「あれか!」とわかる方もいるかと思います。

 「ミッフィー・アートパレード」のコーナーでは、日本のアーティスト、デザイナーたちが60年のお祝いと感謝を込めて、自由なうさこちゃんを創り上げています。この展覧会は、一部は撮影可。「アートパレード」も撮影可で、気に入った作品の画像を撮ってました。

 他には、ブルーナさんの油彩や水彩画、奥様のために毎日のことなどを描いた「朝食メモ」も。「朝食メモ」…絵日記のようなものと言えばいいだろうか。これは楽しい。私も毎日じゃなくてもやってみたら楽しそうだなと感じました。

 うさこちゃんの物語は、日常のヒトコマを切り取ったものが多い。だからこそ親しみやすい。その親しみやすい物語を、親しみやすいシンプルな絵で表現している。だからこそ、子どもも大人も愛着をもてるのかもしれない。日常のヒトコマも愛おしいもの…ブルーナさんの「朝食メモ」でも、ミッフィーシリーズでもそう思える。それを伝えるには、シンプルな絵が一番ストレートな方法になるのかもしれない。展示そのものの数は多くないので、ゆっくりと絵本を読みながらそんなことを考えました。

 青森県美の特別展展示室のうちの2部屋は、物販コーナーになっていました。こんなの初めて見た。いつもならグッズはミュージアムショップにある。ミュージアムショップだと狭いからなぁ。とにかくグッズが多くて、展示でうさこちゃんに親しみを持ってしまった私には大変危険な空間でしたw物欲がw手にしていたのは、やはり初版のうさこちゃんグッズが多めでした。初版、「ファースト・ミッフィー」可愛いよ。

 今回は常設展はパス。常設展は9月までやってるので、またゆっくりと来ます。物販コーナーで一気に疲れてしまいました…。
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by halca-kaukana057 | 2015-07-12 17:26 | 興味を持ったものいろいろ

生きる (「たくさんのふしぎ」2013年9月号 第342号)

 先日も「たくさんのふしぎ」を取り上げましたが、今回も。

福音館書店:たくさんのふしぎ 2013年9月号
 「生きる」(谷川俊太郎:詩、岡本よしろう:絵)

 谷川俊太郎さんの詩「生きる」に、岡本よしろうさんの絵がついた、詩の絵本です。恥ずかしながら、「生きる」の詩を読んだのは初めて。詩が発表されたのは40年以上前。それなのに、全く古さを感じない。寧ろ、今、現代の詩なんじゃないかとも思う。普遍のテーマなのだと思う。

「生きているということ
いま生きているということ」

 この一節から始まり、何度も繰り返される。「いま」、「生きている」ということはどんなことか。言葉で情景が語られる。その情景はなんてことのない、よくある日常。特別なことはない、毎日ありそうなこと。でも、それが「いま生きているということ」なんだ。

 嬉しいことや幸運なことがあって、「生きててよかった」と思うことがある。その一方で、日常のふとした瞬間の、例えばきれいな虹や青空の飛行機雲を見たとか、誰かの優しさ・あたたかさに触れたとか、そんな何気ない瞬間に「生きている」と実感することがある。死んだら、見られない、触れられない、わからない…かもしれない。死んだらどうなるかわからないから、よくはわからない。でも、その「生きている」という実感は、きっと、「いま」に触れたからだと思う。

 「いま」はすぐに過ぎ去り過去になる。「いま」と言っても、一瞬。これを書いている「いま」も、もう「いま」じゃない。時間は止められない。止められないけれども、言葉に書く、絵に描くことなどで再現・表現は出来る。それは正確な「いま」じゃないけど、「いま」を後から見つめることは出来る。

 「いま」に触れ続け、「生きている」。過去を悔やんだり、未来を心配したりするより、まず今を大事に生きよう、という言葉をよく耳にする。これが、私はよくわからずにいた。今も、まだよくわからないところがある。理解しきれていない。過去のことを後悔することは頻繁にあるし、未来を心配に思うこともしょっちゅうだ。過去も未来も、どちらもいつでも考えることは出来る。そのうちその後悔も薄れ赦し、未来に希望も持てるようになる。でも、「いま」を「生きている」のはこの「いま」だけ。「いま」考えたこと、思ったことは、すぐに消えてしまって思い出せなくなることもある。どんなに強烈な「いま」も、時間が経てば薄れてゆく。「いま」は二度と来ない。「いま」に触れられるのは「いま」だけ。そう思うと、理解できるかな…と思う。

 谷川俊太郎さんが語る「生きる」。特別なことは書いてないのに、心にじんわりと、愛おしく思う。特に、20ページからの街の風景が好きだ。様々な人がいて、それぞれの「いま」があり、それぞれの状況の中で「生きている」。いいこともあるし、辛いこともある。それが、日常、「いま」を「生きている」ことなのだと思う。

 巻末の谷川俊太郎さんの言葉にも、なるほどと感じました。

 使い慣れてきた万年筆でこの詩を書き写しています。読むだけでなく、書き写す。さらにじっくりと味わえます。
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by halca-kaukana057 | 2013-10-16 22:20 | 本・読書

木いちごの王さま

 先日、見つけた気になる絵本です。


木いちごの王さま
サカリアス・トペリウス:原作/きしだえりこ:文/やまわきゆりこ:絵/集英社/2011

 サカリアス・トペリウスは「フィンランドのアンデルセン」とも呼ばれる、フィンランドの作家・童話作家・詩人。短編の作品を多く残しています。そのトペリウスの作品のひとつが、日本で絵本になりました。しかも、絵は「ぐりとぐら」でお馴染みの山脇百合子さん。表紙の山脇さんのやわらかな絵と、木いちごの赤に惹かれます。

 物語は、テッサとアイナの姉妹が、森で採ってきた木いちごを洗っている時、木いちごの中に隠れていた虫を助け森に返すところから始まります。再び木いちごを採りに森へ行くテッサとアイナ。この森での描写が、まさにフィンランドの森だ、と感じました。

 フィンランドでは、ご存知の方も多いかと思いますが、私有地であれ、森で採れる果実やベリー、きのこなどは、誰もが収穫する権利を持っている、とされています(勿論マナーや限度は守って)。森は皆の財産、皆にとって恵みの存在。フィンランドでは夏になれば、この物語のように、森へ出かけベリーを摘み、そのまま食べたりジャムにしたりします。そんなフィンランドの森と、森とともに生きる人々の様子が描かれていて、嬉しくなりました。

 そして、森でテッサとアイナが出会ったもの。これまたフィンランドらしい。フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」とはちょっと違うけど、こんな”存在”がいても不思議ではないのがフィンランドの森。

 物語の中で、ミルクコーヒーが出てくるのですが、これもまたフィンランド。さすがはコーヒー消費量世界一の国です。こどもでも、ミルクは入っているけどコーヒーを飲む文化がある。日本のコーヒー牛乳とは違う。何と言うか…驚かされます。

 短い絵本ですが、物語そのものも面白いし、山脇さんの絵もあたたかく柔らかく、親しみやすい。そしてフィンランドの自然・文化・人々の生活の様子も伺える。素敵な絵本です。文字だけのページもあるので、読み聞かせにはちょっと向かないかもしれない(絵本を読むと、つい読み聞かせモードに入ってしまいます…)。でも、こどもと1対1で朗読するなら、とてもいい絵本だと思います。小学生(低学年)がひとりで読むのもおすすめかと。

 トペリウス作品をもっと読みたいなら、こちらをどうぞ。

星のひとみ (岩波少年文庫 (1004))

トペリウス / 岩波書店


 岩波少年文庫で復刊した、トペリウス作品集。こちらも、フィンランドの自然や文化をじんわりと味わえる作品です。
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by halca-kaukana057 | 2012-04-05 21:37 | 本・読書

月のえくぼ(クレーター)を見た男 麻田剛立

 先日の「天地明察」で江戸時代の天文学・暦法研究に触れ興味を持ったので、もっと読む。出てきたのがこの本。

・前の記事:天地明察

月のえくぼ(クレーター)を見た男 麻田剛立
鹿毛 敏夫/関屋 敏隆:画/くもん出版・くもんの児童文学/2008

 「天地明察」の渋川春海は1639年生まれ、1715年没。渋川春海が生まれた約100年後の1734年、現在の大分県に生まれた、後の天文学者・麻田剛立(あさだ・ごうりゅう)の物語です。まず、月にある「アサダ」という名のクレーターから物語は始まります。そのクレーターの名前の由来となった麻田剛立は、医師であり天文学者でした。

 元の名は綾部妥彰(あやべ・やすあき)。少年の頃から自然や生き物に興味を持ち、ひとつのものが気になるとずっと観て、観察していた。のちに太陽の動きに興味を持ち、庭にしるしの棒を立てたりして観測を始める。同じように星の動きにも興味を持ち、昼間は太陽の観測、夜は星や月などの天体の観測。遊ぶことも忘れ、観測に没頭していた。また、医学書も読み、医学にも興味を持つ。16歳の時には、独自の観測と計算から当時の暦である「宝暦暦(この前の暦が、春海が作った「貞享暦」)」にない日食を予測し、実際に日食が起こる。28歳の時にも暦にはない日食を予報し、見事的中。その功績と独学で学んでいた医学・医術が認められ、杵築藩主・松平親貞の侍医として働くようになる。親貞は大坂(当時はこの字だった)での勤務を命じられたため、剛立も共に大坂へ。そこで、剛立は特殊な観測機器を特注することが出来、さらに詳細な観測をはじめる。その一方で、侍医仲間との人間関係に悩む。「出る杭は打たれる」剛立。そして、大坂で天文を学ぶために、侍医を辞めようとするが認められず。最終手段として脱藩。この時正式に「麻田剛立」を名乗り、大坂で解剖学を学び、のちに町医者として開業。診察の傍ら、本格的な天体観測も再開。日食・月食の詳細な観測をし、また日本で初めて反射望遠鏡で月面を観測。クレーターの様子を詳しく記録しました。さらに、少年時代から観測結果から、太陽や月の動きが毎年一定でない、変化し続けていることも発見。「惑星の公転周期の2乗は、太陽からの平均距離の3乗に比例する」という「ケプラーの第3法則」も独学で発見。天文塾「先事館」には多くの弟子が学び、そして1798年、剛立の弟子である高橋至時と間重富が剛立の暦算を導入して「寛政暦」をつくる。長くなりましたが、これが大まかな剛立の経歴です。

 詳細な観測に基づいた剛立の暦算天文学は、「ケプラーの第3法則」を独自に発見してしまう程のものだった。江戸時代に反射望遠鏡が使われていたのも興味深い。初めは屈折望遠鏡で観測をしていたが、精度はあまりよくなかった。一方、剛立が手に入れた反射望遠鏡はクレーターもよく観え、「池のようだ」と表現していたという。とにかく自分の眼で観測をする。じっと対象を観る。そこで得られた観察力の鋭さ。そして、そのデータから法則を導き出す。日本の観測天文学者の先駆けといえます。

 また、天体の動きが一定ではない、変化し続けていて後にそれが誤差となることも理解していた。宇宙は不変ではない。自分の暦算も、後に間違いが出てくるだろう、と…。その見方にも唸った。江戸時代にも凄い天文学者がいたのだな、と。

 児童書ではありますが、大人が読んでも興味深い本です。しっかりとした伝記になっており、巻末の年譜には観測した日食・月食記録も。こんな天文学に関する児童書・伝記がもっと増えたらいいなと感じました。

 ちなみに、アストロアーツに書評があったのでリンクを貼っておきます。
アストロアーツ:星ナビ.com:金井三男のこだわり天文書評:月のえくぼ(クレーター)を見た男 麻田剛立
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by halca-kaukana057 | 2010-12-29 23:27 | 本・読書

ともだちは海のにおい

 web上で偶然見かけて、気になった本。本との出会いは、いつどんな形でやってくるかわからない。

ともだちは海のにおい
工藤直子/長新太:絵/理論社・きみとぼくの本/1984

 作者の工藤直子さんといえば、詩集「のはらうた」。虫や動物たちのことばを、ユーモアたっぷりに描いた詩の数々…大好きな作品です。大人になってから出会ったのですが、本当に面白い。その虫や動物をよく観ていないと描けない。かつて読み聞かせをしていた時、「のはらうた」からいくつか朗読したこともありました。その工藤直子さんが、童話も書いていたとは知らなかった。

 舞台は海。ある星のきれいな夜、いるかとくじらが出会います。いるかスピード泳ぎやジャンプが得意で、いつもトレーニングを欠かさない。一方くじらは読書好きで、物語から詩、宇宙や哲学、料理など何の本でも読む。また、自分で物語や詩を書くのも好き。性格も好きなものも異なるふたりだが、お互いに共通する何かを感じ、親しくなる。一緒にお茶やビールを飲んだり、遊んだり、探検に出かけたりと、ふたりで過ごす、普通の日常だけれども、かけがえのない時間。ふたりは友情を育みながら、成長していく。

 物語ではあるのですが、物語に関連する詩もあちらこちらに出てきて、文学の魅力をぎゅっと集めた作品のよう。初めに「海のはじまり」、終わりに「おわりのない海」という詩があるのですが、この始まり方と終わり方で、物語の世界に一気に引き込まれる。いるかとくじらのお話なのだけれども、この2つの詩が「海=人間の心・日常」というひとつの見方を教えてくれる。広く、深い海は人間の心そのもの。そう、いるかとくじらは、読者の心の中にいるのだと、語りかけてくる。

 いるかとくじらの日常は、あたたかい。大きさも性格も趣味・嗜好も異なるふたりだが、お互いの全てを認める…というよりは、そのまま受け入れている。ぼくはこれがすきだけど、きみのすきなものもいいね、と。お互いを信頼している。「ふたりはともだち」のがまくんとかえるくんのよう。この作品を読んでいると、大切な友達に会いたいな、と思う。

 私はいるかに近い部分もあるが、くじらに近いと思う。読書が好きなところ。宇宙に興味を持っている点も、まさにくじら。「宇宙を泳いだ」のお話は、まさに太陽系のスケールを実感できる。80年代に童話で、宇宙のスケールを表現した作品があったことが、とても嬉しくなった。くじらがビール好きで、「びーるは一日三本まで」には笑いましたw工藤直子さんらしいユーモアのセンスです。

 読んでいると、物語そのもの、物語と文章の雰囲気にゆっくりと浸り、包まれます。これ以上の感想を書くよりも、何度でも読みたい、とにかく読んでほしいと思う本です。もうすぐクリスマスなので、贈り物にもピッタリの本だと思います。大切な友達に、プレゼントしたい本です。
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by halca-kaukana057 | 2010-12-11 23:01 | 本・読書

楽しさとメッセージを絵本に込めて 「MOE」レオ・レオニ特集

 よく読んでいる絵本・児童文学関連雑誌「MOE」。今月号が素敵過ぎます。


MOE(モエ) 2010年12月号
白泉社

 特集が「スイミー」や「あおくんときいろちゃん」などでお馴染みのレオ・レオニ。今年生誕100年を迎えました。生誕100年ということで、「MOE」で特集してくれないかなと待っていたのですよ!ありがとうMOE編集部さん!

 レオ・レオニの作品に出会ったのは、小学校の教科書で。「スイミー」や「アレクサンダとぜんまいねずみ」を読んで、面白いなと思った。が、それだけで終わってしまった。

 しかし、大人になって、読み聞かせに興味を持ち読み聞かせをしているサークルへ入った。そこで、様々な絵本と出会ったが、レオ・レオニの作品は印象に強く残り、何度も読み聞かせ作品に選んだ。教科書で読んだ時とは違う思いで読んだ「スイミー」と「アレクサンダとぜんまいねずみ」。ユーモラスな「フレデリック」、「コーネリアス」もお気に入りの作品。他にも、まだ読んでいない作品も紹介されていて、ますますレオ・レオニ作品に興味を持ちました。

 特集では、孫のアニーさんへのインタビューも。レオ・レオニが家庭ではどのような人間だったのか、仕事をしている時はどうだったのか。貴重なお話。今でも、絵本作りに使った画材やゴム版スタンプは大事に保管されている。レオニ作品は物語も面白いが、温かみがあってカラフルな絵も魅力。スタンプだけでなく、紙をちぎったり。その紙もちゃんと保存されている。レオニ自身、絵本の仕事をとても大切に思っていたそうで、物語や絵を楽しみながら、作っていたのかなぁと感じました。アニーさんの話によると、アニーさんから見た祖父・レオはとても楽しい人で、家族を驚かせたり楽しませるのがとても好きだった、と。絵本にも、そんなレオニの人柄が表れていたのだな。

 私はずっとレオ・レオニは「絵本作家」だと思っていたのですが、絵本の仕事だけでなく、デザイン全般、アーティストとしても活躍していた。絵本とは異なる作品、更にはクーパー・ユニオン大学での講演内容も。「ものをつくる」ということはどういうことなのか、作品に対して何を感じていたのか。つくられたものは歴史の一部として残り、子ども達のためのものとなる…。という内容に、レオニの絵本は楽しい、でも、強いメッセージがその絵とお話に柔らかく包まれている。絵本でも、デザインやアートでも、レオニは様々なイメージやメッセージを持って、それを表現していたのだと感じました。

 ただ楽しいだけではないレオニ作品。でも、やっぱり楽しいレオニ作品。まだ読んでいない作品も合わせて、レオニ作品を読み返そうと思います。

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by halca-kaukana057 | 2010-11-12 22:42 | 本・読書


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