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北国の春 庭の花編

 私の住む北国にも春がやってきました。私の家の庭には色々と植物が植えてある(と言うより、生えている?)のですが、可愛い花が咲き始めました。

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「ヒマラヤユキノシタ」という花です。ヒマラヤなんて寒そうな名前ですが、温暖な土地でも育つのだそうです。

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つぼみの状態と、花が咲いたヒヤシンス。紫の色がきれいです。

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こちらは水仙。水仙を見ていると、清々しい気持ちになります。

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名前はわからないのですが、可愛い花。雨上がりに撮影したので、雨の水滴が付いてます。

 庭の花々を見ていると、癒されます。春が来たんだなと嬉しくなりました。もっと植物を育ててみたくもなります。そう言えば、「いぶき」名付け親記念品のミントの種があった。そろそろ蒔いてもいい時期かな。
 桜(ソメイヨシノ)もようやく咲き始めました。お花見に行ったら、また花画像をアップしようと思います。
by halca-kaukana057 | 2009-04-17 22:30 | 日常/考えたこと

泉に聴く

泉に聴く (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)
東山 魁夷/講談社/1990

  画家・東山魁夷のエッセイ集。これまで読んだ「風景との対話」「白夜の旅」に収められているエッセイも収録しています。「白夜の旅」のように絶版でもない(なぜ「白夜の旅」は絶版なんだろうなぁ…。理解できない)。文庫本なので手軽です。
 このエッセイ集の表題となった「泉に聴く」。魁夷の自身への考え方がよく表れていると思う。




 誰の心の中にも泉があるが、日常の煩忙の中にその音は消し去られている。もし、夜半、ふと眼覚めた時に、深いところから、かすかな音が響いてくれば、それは泉のささやく音にちがいない。
 今迄、経て来た道を振り返っても、私は曠野に道を見失う時が多かった。そんな時、心の泉の音に耳を澄ますと、それが道しるべになった場合が少なくない。
 泉はいつも、
「おまえは、人にも、おまえ自身にも誠実であったか」と、問いかけてくる。私は答に窮し、心に痛みを感じ、だまって頭を下げる。
 私にとって絵を描くということは、誠実に生きたいと願う心の祈りであろう。謙虚であれ。素朴であれ。独善と偏執を棄てよ、と泉はいう。
 自己を無にして、はじめて、真実は見えると、私は泉から教わった。
(「泉に聴く」13~14ページ)


 「白夜の旅」でも、北欧に出かけようというきっかけになったのが、忙しい日常に慣れてしまった自己を日常から切り離して、大自然の中に身を置くべきだという魁夷自身の心の声だった。自分自身が今どのような状況に置かれているか。それを冷静に、客観的に、ごまかしたり無視したりせずに見つめ、批判する。魁夷はこういうことがしっかりとできる人間であったのだろう。だからこそ、自然をじっくりと見つめ、人の心を捉える作品を描き続けることが出来たのではないか。芸術に向かう姿勢、自然に向かう姿勢が作品に表れる。それは魁夷自身の全体像ではないけれども、部分であってもそのまっすぐさ、美しさにハッとさせられる。

 魁夷の絵は美しい。だが、文章も美しい。以前も似たようなことを書いた気がするが、魁夷の文章を読むたび、魁夷は文章もきれいだなぁと思ってしまう。魁夷が若き日に留学したドイツの風景や美術修行、出会った人々や文化に関する文章を読んでいて、絵を見ているわけではないのに絵が見えるように思えた。北欧や京都でも同じ。言葉を色のように選び、塗り重ねて、文章でも風景を描くことが出来る。この本の「人と作品」の中に、画家は文章を書くものではないという画家の世界のタブーについての話が合った。画家は絵だけで表現するべき、という理由によるものらしい。でも、魁夷のエッセイを読んでいると、関係ないと思う。絵で、文章で、自己と自然を見つめ、考えをめぐらせる。魁夷にとって、絵と文章はつながっていたように私は思う。絵も、文章も、どちらからも魁夷の作品の落ち着きとすがすがしさが感じられるから。

 仲のよかった川端康成との思い出をつづった「星離れ行き」、美術学校の学生だった頃の日記の「木曽路」「山国」、秋田へ写生に行った時に見た「かまくら」などの思い出話も面白い。戦争の頃の、苦しい生活や肉親との別れにも心打たれる。絵からは見えてこないこのような話が読めて、ますます魁夷の作品が好きになった。

 魁夷の画集が欲しいと思う今日この頃です。

・これまでの東山魁夷関係の記事
スオミの風景を追い求めて
 「風景との対話」に関して
東山魁夷の青い北欧
 NHK教育「新日曜美術館」を観て。
白夜の旅
by halca-kaukana057 | 2008-09-17 22:27 | 本・読書

岳(ガク) 1

 本屋に漫画本を買いに行ったら、目に留まった漫画。以前雑誌「ダ・ヴィンチ」で「マンガ大賞2008」受賞作品として紹介されていて気になっていた。本屋で1巻を立ち読みできたのだが、読んでみてこれは買って読みたいと思い、急遽購入。

岳 (1)
石塚 真一/小学館・ビッグコミックス/2005

 舞台は長野県の日本アルプス。世界各国の山を登り、帰国したクライマー・島崎三歩。三歩は長野県北部警察署山岳遭難救助隊と協力して、山岳救助ボランティアとして活動している。山の厳しい自然に立ち向かい、救助を続ける。それは時に悲惨な結末を迎える。それでも三歩は山の魅力を語るのだった…。


 私は一度だけ、登山をしたことがある。地元の1500m級の山に、中学生の時遠足として登った。遠足というよりも、完全に登山だった。ごろごろした岩を登るのがきつくて、何でこんなことをしなきゃいけないんだと思いながら登っていたが、山頂からの景色を見ると、来てよかったなと感じたことを覚えている。遠くまで見渡せる景色、下に広がる雲海。飛行機に乗ったわけではないのに雲よりも高いところにいることを、不思議に感じた。その後、私は下山に非常に時間をかけてしまい、バスで待っているクラスメイトに迷惑をかけた思い出もある(そのごろごろした岩の上を、下を見ながら降りるのが怖かった)。それ以来、ハイキングで行ける低い山は除いて、登山をしたことはない。

 この漫画で描かれる登山は、はっきり言って過酷だ。無事救助できることもあるが、残念ながら助からない、助けたくても助けられない場合もある。その辺の描き方が手抜きされていないくて、胸を打つ。救助に向かう三歩は異常なほど明るくて驚かされる。「良く頑張った」が決め台詞。しかし、ただの明るいヤツじゃない。第3歩「写真」で、充分な装備もなく冬山に登った大学生を心配するシーンや、第4歩「イナズマ」で遭難者の遺族に殴られるシーンなどの眼や表情を見ると、山の過酷な現実をちゃんと知っているのだ。生と死が交錯する環境であることを。第5歩「頂上」の冒頭のように、他の登山者にはそれを悟られ、不安を感じさせないようにしているだけなのかもしれない。確かに、救助される時は楽しい話をしてもらった方が、不安にならなくていいと思う。この第4・5歩は本当に読み応えあり。

 それでも三歩は山に登る(実際、山に住んでいるのだが)。山をあまり好きになれない新人救助隊員・椎名久美に対しても、山の魅力を語り、実際に登って実感してもらおうとする。そして願う。
「みんな来ればいいのに」(153ページ)
山の魅力って、なんだろう?自然、登らないと見ることの出来ない景色、登った辛さを乗り越えての爽快感…。自然であれ、自分の心の中であれ、なにか美しいものがある。だからそれを見たい。なのかなぁ?そうであれば、私も登ってみたい。過酷な冬山登山はしたくないけど、初心者が登れるような山であれば、もう一度登山してみたい。でも、すぐには叶わないと思うので、この漫画を読んで登山気分になろうと思う。

 現在6巻まで刊行中。今月末には7巻も。じっくり読んでいきたい漫画です。
by halca-kaukana057 | 2008-06-24 21:48 | 本・読書

季節は星空を横切って

 もうすぐ「ジュール・ヴェルヌ」が国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングするので、今度こそ見ようと今日も夜空を見つめていました。しかし高度が低く、残念ながらどちらも見ることが出来ず。がっかりして、星空を眺めていました。

 真上をぼーっと眺めていると、白い沢山の何者かが固まって星空を横切って行きました。白鳥の群れでした。30羽ぐらいいたでしょうか。空高くVの字に並んで、北の方角へ飛んでゆきました。北へ帰る途中なのでしょう。かすかにお互いを呼ぶ鳴き声も聞こえ、北の空へ消えて行きました。

 私は言葉も無くし、ただ白鳥たちを見つめていました。やっと出てきた言葉は、気をつけて帰るんだぞ、また寒くなったらおいで、と。本当にきれいで、美しくて、たくましい姿でした。ISSは見れなくて残念でしたが、素晴らしいものを見ることが出来ました。



 今体調が芳しくなく、PCに向かうのがちょっと辛いので、コメントへのお返事が遅くなります。ごめんなさい。凄く悪いわけではないので、大丈夫です。とても面白い本も読んだのでその感想も書きたいのですが、大事をとることにしました。明日明後日には書けると思います。

 以上、携帯から今日の感動したこととお知らせでした。
by halca-kaukana057 | 2008-04-02 20:20 | 日常/考えたこと
 今日12月6日はフィンランド独立記念日。1917年の独立、今年は90回目の記念日です。日本人であり、戦後生まれである私は、他の国から"独立する"ことの重大さがどれほどのものか、よくわかっていません。身をもって知った方々から見れば、本当に平和な世界に生きている。想像することしか出来ませんが、心をこめて、この場を借りて言わせていただきます。独立記念日おめでとう。


 そんな独立記念日を記念して、私の好きなフィンランドについて語ろうかと思う。フィンランドで好きなもの、ため息をついてしまうくらい憧れてしまうものは色々あるが、一番好きなのは?と訊かれたら多分「風景」と答えると思う。フィンランドの風景が好きだ。青と緑と白の、森と湖がどこまでも続く。森の木々は凛と立ち、水面には空の青さと雲が写る。季節によって表情を変える森。真冬、漆黒の夜空にはオーロラも輝く。一方、街を見ればヨーロッパの石造りの町並みに、ロシア風の建物も見える。さらに、北欧デザイン的なシンプルなモノも。郊外へ行くと、木のログハウスが温かそうに見える。そんな風景。どこへ旅行へ行くにも、私はその土地の風景を見るのが好きだ。おかげでカメラで撮った写真は風景写真が多い(しかも人を写さない)。PCの中身もフィンランド画像でいっぱいだ。

 フィンランドをはじめとする北欧を描いた画家のひとりに、東山魁夷がいる。東山魁夷の絵はどれも好きだ。北欧の絵だけでなく、日本の風景も。自然に対するまっすぐで温かな視線。東山魁夷はどんな風に自然を見つめていたのだろうか。そんなことを考えながら私は作品を観ている。

 そんな東山魁夷が北欧旅行について書いた著書はいくつかあるけれども、「風景との対話」にもいろいろと書かれている。魁夷は自分自身の中にある「南と北」の要素について触れている。魁夷は「南」の地域で育ち、「南の人間」であると書いている。そして北欧で、「北」の要素…暗く、厳しい寒さの中にも存在する自然や生命に触れ、「北」の要素の中に「南」の要素(温かく、明るく、生命に対して肯定的)を見出した。

 私は雪が降りしきる北国に住んでいる。フィンランドのことが気になる前は、自分の土地の風景・自然について考えたことはほとんど無かった。雪ばっかり降っている冬は、寒くて暗くて雪かきが憂鬱。しかし、もっと北国であるフィンランドのことに興味を持つようになり、その風景や自然を想うようになると自分の土地の風景も"良く観る"ようになった。似ているところもあるし、日本にはない風景もある。今は厳しい冬に対する見方も少し変わった。相変わらず雪かきは憂鬱だが、雪のその時々の微妙な表情の違いを追っている。季節によって変わる木の様子も追ってしまう。「北の人間」である私は、さらに「北」の地から「北」の要素の魅力を教わった。他の土地の視点を得て、自分の土地を観直している。宇宙から地球を観るかのように。

 私はフィンランドに行ったなら、自然・町並み・風景をじっくり観ようと心に決めている。未だ憧れの国の地を踏むことなく、ネットや本で観られる画像や、魁夷の絵を観て今も遠い国から想像するだけだ。魁夷が観た風景と、私の観る風景は違うだろう。感じることも違うだろう。私ならどう言葉にするだろうか。どんな構図で写真におさめるだろうか。絵を描くなら、どんな絵を描くだろうか…。そんなことを考えながら、私はフィンランドの風景を、フィンランドに通じるかもしれない自分の土地の風景を追っている。


風景との対話 (新潮選書)
東山 魁夷/新潮社



 その東山魁夷の本がこれ。他にもあるけど、読んだ事がないものも。魁夷の作品を観たいなら、ディアゴスティーニから出ている「アーティストジャパン 3 東山魁夷」は気軽に観られてオススメです。
by halca-kaukana057 | 2007-12-06 22:20 | フィンランド・Suomi/北欧

家守綺譚

 梨木香歩の作品から。以前読んだ「村田エフェンディ滞土録」とシンクロしているお話です。
村田エフェンディ滞土録

家守綺譚
梨木 香歩/新潮文庫・新潮社/2006

 時は100年ほど前。綿貫征四郎は駆け出しの物書き。湖でボートを漕いでいる最中に行方不明になった親友・高堂の家を管理しつつ、そこで生活している。高堂の家で綿貫は様々なものに出会う。季節の草木、不思議な生き物、そして死んでしまった高堂までやってきて…。

 梨木作品のいいところは、不思議なものを自然に、さらりと、ずっとそこにあったように書くところだと思う。不思議なものを大げさに扱わず、空気のようにそこにあることを教えてくれる。普段、私たちが気付かないだけで。そんな梨木作品のいいところがこの作品にはあふれている。亡き友・高堂の家で暮らす綿貫。高堂の家には四季折々の自然があふれている。庭に美しい草木・花々が植えてあり、さらに家の周りの自然も豊かだ。しかし、その自然が、現実を越えたいきものたちが、高堂の家へ、綿貫へ様々な想いを抱いてやってくる。さらに死んだ高堂までボートに乗ってやってくる。でも、それでドタバタする…のではなく、とにかく"自然"なのだ。高堂や隣の家のおかみさん、山寺の和尚、そして飼い犬のゴローがさらっと説明を入れてくれるからかもしれない(ゴローはしゃべりませんが)。はじめは驚いていた綿貫も、いつの間にか高堂の家の空気に馴染んでしまっている。この何気なさがいい。


 美しく、清楚で爽やかな自然と、人々と、いきものと、日本語。華美なものはあまり感じられない。あるのはささやかな美しさと、独特だけれども親しみやすい空気。高堂ら不思議な登場人物の個性も強烈なはずなのに、その空気で淡くなっている。時折高堂が見せる、"死んでしまったものの憂い"も、重苦しいのだけれどもこの空気のおかげで淡くなっている。生きている綿貫、死んでしまった高堂の間にあるはずの壁や隔たり。特に最後で、高堂が死んでしまった訳が明かされる部分。その隔たりはとても大きいはずなのに、小さくて済んでいるように思えるのもこの作品全体に漂う空気のおかげだと思う。

 私の身の回りの自然は、綿貫たちのいる世界のものとはちょっと違う。100年も経ってしまえば同じ日本であっても変化は大きいし、地域的な違いもある。それでも、我が家の庭や道端の草木、刻々と変わる空と風と空気、雨や川の水の流れをひしひしと感じていたいと思う。綿貫が見たように、自然の細やかさ、美しさ、はかなさを文字だけでなく、この身で感じ取りたくなる。梨木作品の言葉の美しさ、丁寧さ、優しさのおかげだろう。

 読書の秋にぴったりな作品だと私は思います。今の季節にオススメします。

 あと、この作品に出てくる植物の画像をまとめたサイトも見つけました。参考にどうぞ。
家守綺譚の植物
by halca-kaukana057 | 2007-10-08 22:30 | 本・読書
 「NHKスペシャル」は中学生の頃から好きな番組で、特に科学系大型シリーズ(「人体」シリーズとか、「生命 40億年はるかな旅」とか「海」とか、「宇宙 未知への大紀行」とか「地球大進化」とか…。)は見逃せないものばかり。「映像の世紀」も忘れてはいけません。

 …って、Nスペの思い出ばかり語っていないで本題。先週(今週再放送)放送された「世界里山紀行」シリーズのフィンランド編。以前ハイビジョンで放送されたものをNスペ枠に持ってきて地上波でも放送。ハイビジョンが観られない環境にいるのでありがたい。さすがはNHK。でも、ハイビジョンでは90分だったのが、地上波Nスペでは50分。カットするとは…。ナンテコッタイ。

 フィンランドはご存知のとおり森林が国土の70%を占める森の国。フィンランドの人々はずっと森と暮らしてきたのです。意外だったのが、フィンランドには手付かずの原生林がほとんど存在しないこと。人々は森を育て、森を利用して暮らしてきたのだ。松からタールを作ったり、家の木材を切ったり。しかし、フィンランドの人々はただ森を利用するだけじゃない。森への畏敬と感謝を忘れずにいる。木を切る時も、木の精霊に合図してから切る。夏至には家の中にも白樺などの木の枝を飾り、樹木の生命力の恩恵を受けようとする。サウナにもサウナの精霊がいて、自然と関わっている。日本の八百万の神みたいだな。フィンランドは他のヨーロッパ諸国と同じくキリスト教。しかし、「カレワラ」が語り継がれてきた国。人々の信仰の根底には、今もカレワラや自然の神・精霊を大切にする感情があるんだろうな。

 そんなフィンランドには不思議な習慣がある。「カルシッコ(karsikko)」という木に人の名前と生没年を記すもの。フィンランド語の綴りがわからなかったのだが、適当に検索してみたら簡単に出てきた。さすが、フィンランド語の綴りは覚えやすい。
フィンランドのウィキペディアの「カルシッコ」解説
 はい、読めません(オイ。番組に出てきたおじさんは、もう自分の木を決めていて死んだらその木に名前と生没年を刻んでもらうように頼んでいるのだそうだ。まさに木と共に生き、死後も木と共にいる。フィンランドの人々の森・自然との結びつきは、相当強固なものなんだね。

 ヒグマが森の王(タピオ)と呼ばれている、というのは初耳。タピオ(tapio)って、ヒグマのことだったの?森の神だから、全然別のものを想像していたんだが…。そのヒグマ猟のシーンも印象的。捕ったヒグマの骨を木にかけ、クマを天国へ送るのだそうだ。日本的に言うと、供養と言うわけか。


 番組のBGMのカンテレがまさにフィンランド。音楽を担当している梶浦由記さんは、アニメの曲などで活躍されているらしい。公式サイトを見ていたら、石川智晶(以前は「千亜紀」)さんとのユニット「See-Saw」として活動されていたとのこと。石川智晶さんと言えば、アニメ「ぼくらの」OP「アンインストール」。「アンインストール」がすっかり気に入ってしまったので、アルバムも買おうかと思っていたところ(はい、シングルは買いました)。See-Saw時代の音楽にも興味が出てきた。意外な所で興味の糸がつながった!

 フィンランドから話が全然違う方向にずれてしまった…。フィンランドの自然を存分に堪能できる50分でした。90分ハイビジョン版もぜひ観てみたい。9月に再放送があるらしいです。観たいなぁ…ハイビジョン観られないけど。

 最後に一言。エンディングのクレジット、フィンランド人の名前ばっかりで驚いた。当然か。
by halca-kaukana057 | 2007-08-26 21:50 | フィンランド・Suomi/北欧
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 2005年愛知万博「愛・地球博」のマスコットキャラクター・モリゾーとキッコロ。現在は教育テレビで「モリゾー・キッコロ 森へいこうよ!」が放送中ですが、その年にNHK教育でアニメも放送されていた。今でも大好きなアニメなのですが、ようやくDVD全4巻をコンプリート。



モリゾーとキッコロ vol.1

/NHKエンタープライズ

 NHK教育の5分アニメには弱い私。このアニメでもしっかりとやられてしまいました。何がいいって背景の美しさ。モリゾー・キッコロたちが暮らす森の風景がとても丁寧に描かれていて見入ってしまう。そして音。樹木のざわめきや水の音もきれい。そしてピアノを中心とした、川上ミネさんの音楽。サントラが出なかったのが残念。

 ストーリーも5分なのに深い。森の精モリゾーとキッコロを中心に、江戸っ子気質の大工・タヌキやプライドは高いが情にもろい天狗、おしゃべり大好きな春告鳥他森の仲間たちが個性的。基本はほのぼのしているのだが、第2シリーズ第19話(DVD4巻)「ぼくたちの木」、同じく第2シリーズ第22話「のぞいてみたら」など重めの話もある。重いんだけど、モリコロの可愛さで親しみやすくなっているのがポイント。

 ここから各巻感想。
○1巻(第1シリーズ1話~13話)
 キッコロが生まれて間もない頃と思われる。第4話「天狗の勝負」、第10話「スイカ甘いか」の天狗がメインの回が好き。憎めないキャラが好きだ。
 特にお気に入りなのが第9話「ホタルの夜祭り」。ホタルが舞う映像の美しさに脱帽。

○2巻(第1シリーズ14話~26話)
モリゾーとキッコロ vol.2
/NHKエンタープライズ

 第23話「にいさん天狗」、天狗には何と兄貴がいたのです。しかもその兄貴がカッコイイ。この巻で出てくる、モリゾーがキッコロをだっこするようなマフラー姿がかわいすぎる。第21話「温泉は楽しいな」の皆の暴走振りに爆笑。第26話「雪んこマンモス」は愛・地球博のマンモスを意識したんだろうなぁ。


○3巻(第2シリーズ1話~13話)
モリゾーとキッコロ vol.3

 第1シリーズでは素直だったキッコロに自我が芽生え始め、我がまま・疑問が増えてきます。例えば第8話「ぼくのかげ」、第13話「うまったうまった」。キッコロの我がまま・疑問に翻弄されてしまうモリゾーたち。でもそれが可愛いんだ。第4話「キッコロ橋」は風景の美しさを堪能出来る回。一番のお気に入りは第7話「みんなみんな」。誰かがいれば幸せになれる温かいお話。


○4巻(第2シリーズ14話~26話)
モリゾーとキッコロ vol.4

 最初の第14話「はるのおうさま」と第26話「森に雪がふったよ」では季節を告げる存在が登場し、森の動物たちは彼らを崇拝しているところに注目。森に暮らすものにとって季節は重要なポイント。冬将軍閣下がNHK気象情報で冬になると登場する「冬将軍」にしか見えません!
 第18話「よつばのクローバー」で涙腺攻撃されました…。全シリーズの中でも最も好きな回かも。たった5分できれいにストーリーをまとめられるなんて凄い。

 ちなみにトップの画像はウチにあるモリコロぬいぐるみ&モリコロ食玩フィギュア。「スイカ甘いか」の回のキッコロと天狗さんです。OPテーマは絵本「モリゾーとキッコロ」についてくるCDで聞けます。「もりのこえ」は絵がいい。モリコロはずっと愛されていってほしいキャラクターだと私は感じます。

モリゾーとキッコロ高橋良輔/アスコム





もりのこえ田代千里/伊藤忠
by halca-kaukana057 | 2007-06-08 22:37 | Eテレ・NHK教育テレビ

北国の春2007

 北国でもようやく桜が咲きました。
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 町を歩くと、あっちにもこっちにも桜、さくら。歩きながら目を奪われてしまう。桜だけじゃなくて、花壇やあぜ道に咲く花もきれいだ。この季節は外を歩いていてとても楽しい。桜(ソメイヨシノ)が終わっても、八重桜があるし、さらにその後はライラックやナナカマドなどが続く。冬のモノクロな世界を見た見たからこそ、この季節がきれいに感じる(今年の冬は冬という気分じゃなかった。暖冬で)。冬のモノクロの世界も、それはそれで大好きなんですが。

 毎日風が強めなのが心配です。今後天気も崩れるそうなので、すぐに散ってしまわないか…。
by halca-kaukana057 | 2007-04-30 21:13 | 日常/考えたこと
 私は冬生まれで北国育ちの、根っからの北方・冬型人間である。今まで行った事のある一番南の場所は京都。そんな私に南の島なんて、どんなものか想像すら出来ない。しかし、なんと沖縄に旅行に行くことになった。大学時代の友達が沖縄に住んでいて、彼女のところに遊びに行くことになった。ガイドブックを見ても、こんなところが日本とは思えないのに(かつては日本ではなかったけれども)。そんな沖縄で見たこと、考えたことをテーマ別に思い出して書いてみる。


*****


 まず、沖縄に行くには飛行機に乗らないとならない。実は飛行機初体験の私。関東に住むもう一人の友達と羽田で待ち合わせをして搭乗。手荷物検査だの、飛行機は少し面倒だ。無事離陸して約2時間後、窓の外に青い海が見えてきた。明らかに私が普段見ている海の色と違う。

 そして沖縄上陸。暑い!!沖縄の友達と合流して早速観光へ。まず向かったのが沖縄本島南部・玉城村にある垣花桶川(かきのはなひーじゃー)。そこから臨んだ海がこれ。
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 何ですかこのコバルトブルーは!!しかも真っ青ではなく、エメラルドグリーンや濃い青など、グラデーションがとてもきれいだ。信じられない。

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 その垣花桶川の湧き水。ブルグミュラー「清い流れ」が頭の中を流れていました。

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 次はきれいな夕焼けを。那覇空港近くの瀬長島から。まさに南の島の夕焼け。太陽が降りていく様子をゆっくり見ることができました。

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 次は2日目に向かった北部にある水納島(みんなじま)。渡久地港から高速船で15分ほどで着きます。ここで泳いだのですが、普通の海水浴場のはずなのにサンゴが生えている。そしてそのサンゴの周りには魚たちが。エンゼルフィッシュやら、クマノミやら、青い小さな魚やら、その日その前に行った「美ら海水族館」で見た魚が目の前に。すごい。こんな近くで南国の魚たちに会えるなんて。

 沖縄は植物も見たことの無いものばかり。街路樹はヤシの木だし、他の木も違う。その木々の葉の色も本州のものと随分違う気がする。とにかく美しい沖縄の自然。植物図鑑を持って街を歩きたいぐらいだった。
by halca-kaukana057 | 2006-08-30 22:16 | 旅・お出かけ

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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