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【あらかじめの追記2014.4.14】
 この感想は、2013年夏に3回放送されたパイロット版の感想です。2014年4月からの本放送のものとは異なります。
 2014年4月からの本放送の感想は書いてありません。ご了承ください。



 放送終了して少し間が空いてしまいましたが、NHK教育の夏の特番「ムジカ・ピッコリーノ」(土曜朝8:25~,「クインテット」の時間に放送していた番組。)
 …おかげで「クインテット」はお休みでした…辛かった…。


NHK:夏の特集番組・注目番組 夏ナビ:ムジカ・ピッコリーノ(もう消えてる…!)
・予告:今週の「クインテット」もお休みです +来週は?
・とりあえずの所感(9/1):今週も「クインテット」はお休みです +その間の特番「ムジカ・ピッコリーノ」所感

ナタリー:ハマケン、Eテレ音楽実験番組で“モンストロのドクター”に

 あらすじは、忘れられた音楽がモンスターとなって現れる仮想空間「ムジカ・ムンド」。ここで、そのモンスターと化した音楽”モンストロ”の音楽の記憶を取り戻させ、元の音楽の姿にするモンストロのドクター・ドットーレ(浜野謙太)と見習いの子どものアルベルト(山口康智)とフランチェスカ(天内千尋)。この3人が飛行船「ピッコリーノ号」に乗って、苦しんでいるモンストロを探し出し、元の音楽を分析、解明、そしてモンストロたちに語りかけ、再生させてゆきます…。
 
 荒涼とした砂漠が広がる世界を旅するピッコリーノ号。モンストロも、ユーモラスな風貌だったり、モンスターと言わんばかりの姿だったり(音楽の種類、性格によって異なる)。出てくる3人も、レトロな異世界の住人のような風貌。あらすじでは、数多くのモンストロを再生してきた腕利きのドクター・ドットーレは、例えて言うならブラック・ジャック(ドクターといえばこの方でしょう!)のような人物を想像していたのですが…冒頭、必ず寝ていて、アルベルトにたたき起こされているw更に、フランチェスカに押され気味で、なんだか頼りない。実際のところ、全く頼れないのではなく、アルベルトやフランチェスカをそっと指導している感じではあります。が、冴えない。演じている浜野謙太さんは、バンド「SAKEROCK」のメンバーでトロンボーン奏者で作曲家でもあり、俳優でもある。すみません、初めて浜野さんのことを知りました。テレビ出演も色々しているようですが、どれも観たことなかった。「ムジカ~」ではトロンボーンではなく、ドラムを担当。

 音楽担当は「TUCKER」。調べてみたがよくわからず。ナレーションは、リリー・フランキーさん。淡々としたナレーションは「大科学実験」風。いい感じです。

 以前から書いている通り、この番組はパイロット番組、試験的に制作したものだと考えられます。ということで、試験的な部分(挑戦的とも言える)、とりあえずやってみた部分が多い。3人の演技・台詞が棒読みなのは…試験的番組ということなら、まぁ仕方あるまい。強気なフランチェスカが可愛い。

 では、各回ごとに。

◇第1話「モンストロと失われた記憶」(8月25日)
 取り上げる楽曲は、”イギリスのロック”として、ビートルズ「イエロー・サブマリン」
 ドラムやギターが組み合わされたデザインのモンストロ。モンストロの鳴き声が不協和音になっているのだが、一つ一つの音に分割すると、メロディーが現れる。なじみのメロディーも、一気に鳴らすと意味のわからない不協和音。そして、テンポ、リズムをつけて、”曲”の姿を探ってゆく。考古学者が発掘したものの断片から、組み合わせたり分析したりしてそれが何なのか、いつのものなのか、色や形を再現してゆくように。一つ一つの音がわかっても、ただ演奏してみただけでは音楽にはならない。その音楽に合ったテンポがある。伸ばしたり、短く切ったりして、メロディーが出来る。そのメロディーが、「音楽」となり、私たちは歌ったり、演奏したり、聴いていい音楽だなと感じたりする。音楽の当たり前の、基本的な要素なのだけれども、あまりにも当たり前過ぎて、その構造に気がつかないことも多い。番組では、「大科学実験」風の実験やアニメで、その構造を紐解いてゆくのですが、過程が面白い。
 解析し、出来上がった音楽を演奏してモンストロに聴かせ記憶を取り戻させるシーンが、この番組のクライマックスのよう。演奏は、フランチェスカのトランペット、ドットーレのドラム、アルベルトの不思議なボタン式の鍵盤楽器。何だあの楽器?編成が小さいですが、ドットーレのドラムがいい感じ。フランチェスカのトランペットも。


◇第2話「巨大モンストロ現る」(9月1日)
 取り上げる楽曲は、”クラシックの名曲”として、ベートーヴェン「交響曲第5番”運命”」第1楽章
 巨大な竜のようなモンストロが暴れている。他の飛行船が、モンストロにぶつかり墜落してしまった。どうやらこの世界には、他にもピッコリーノ号のようにモンストロのドクターが飛行船で旅をしているのだろうか。それとも、普通の飛行船?この世界の交通手段は飛行船?
 鳴き声から出てきたメロディーは、「ダダダダーン」のあの有名な冒頭部分。それをトランペットでモンストロに聴かせるフランチェスカ。しかし、うまくいかない。ドットーレは、このモンストロからは逃げるべきだ、と主張、警告する。しかし、無視してフランチェスカとアルベルトは、モンストロに立ち向かう。
 この回のポイントは、音の強弱。大きな音、小さな音。その違いが、何を生み出すのか。どう感じるのか。それを、視覚化したり、同じシーンに同じ曲を音の大きさを変えてつけてみたり。強弱、大小でかなり変わります。
 このモンストロには大きな音でないと駄目だ…ピッコリーノ号のスピーカーの音量を最大にして、演奏する3人。今回アルベルトはピアノ。この編成で「運命」は厳しいなぁ…(ドラムがこの曲に入るのはどうなんだろう…)。そう感じたとおり、うまくいかない。モンストロを再生しきれずに、モンストロは飛んでいってしまった。”交響曲”という音楽の大きさ、スケールを自覚して、ドットーレは手を引くように主張していたのだ。なんと…。今は手に負えない相手だけど、いつかは…とつぶやくフランチェスカ。そこで終了。えええ!再生しきれずに終わる回もありですか!!
 この番組が取り上げる音楽は、ありとあらゆるジャンルの音楽。クラシックも交響曲も。でも、第2回で「今は手に負えない」宣言をしてしまうとは…。不完全燃焼だなぁ…。確かに、交響曲のスケール感は伝わったけど、物足りないなぁ…。観ている側に、クラシックは難しい、というイメージを植えつけかねない…。ありとあらゆるジャンルの音楽を取り上げるなら、このジャンルの音楽はこう、という固定概念を植えつけるような演出はして欲しくない。
(それを思うと、「クインテット」のあの編成であのアレンジでも、交響曲や編成の大きなオーケストラ曲を演奏してしまっていたのは偉大としか言いようが無い。あまり比べることはしたくないのだけれど。)


◇第3話「モンストロの足あとのひみつ」(9月8日)
 取り上げる曲は”民族音楽”として沖縄民謡「谷茶前(たにちゃめ)」
 モンストロの前に、足跡がある。その足跡に注目した3人。歩き方、足跡からリズムがわかる。そして、モンストロの鳴き声を分析すると、いつもと雰囲気が違う。聴いたことがある、と思い出そうとするドットーレ。そう、その雰囲気の違いは、音階の違い。西洋音楽の音階とは異なる音階が、世界中にはある。様々な音階を、鍵盤ではなく、色鉛筆で表現したのは巧いなと思いました。鍵盤だと、西洋音楽の平均律にとらわれてしまうから。そして出てきた沖縄の音階。この音階と、先程の足跡のリズム…踊りのリズム。トランペットで沖縄民謡を演奏したのは斬新。ドットーレとアルベルトは踊ってるだけw今回は見事にモンストロも元の音楽を取り戻した。
 全3回の中で一番面白い、よくまとまっていると感じた回でした。

 どの回でも、最後にその楽曲のイラストが登場します。このイラストが良かった。巧いなぁ。誰が書いているのだろう?

 3回観てみて、本放送にするなら改善する点がたくさんあるなと感じました。棒読みの演技・台詞もだし、演奏の編成もちょっと変えた方がいいかも。第2回のような消化不良はちょっと…。2・3回に分けるような形にして放送できるなら、その方がいいと思う。番組のコンセプト、音楽の不思議とは、音楽とは何か、そしてその魅力を解き明かすために音楽を視覚化する…というのは伝わってきている。インパクトはあるのでいいと思う。

 さて、続きはあるのか、あるとしたらいつなのか。音楽の深みへ、旅は続くのか。本放送化するなら、楽しみにしています。
 でも、この土曜朝8:25からの「クインテット」の枠以外で!「クインテット」もまだまだ観たいという意味でもあるし、「おかあさんといっしょ」の後、続けて観るのは年齢層が高めに感じます。

 以上、遅くなりましたが私の感想でした。
by halca-kaukana057 | 2012-09-16 17:56 | Eテレ・NHK教育テレビ
 NHK教育(Eテレ)のもう一度観たい番組をリクエストして、100票集まれば再放送検討という企画「お願い!編集長」。以前お願いを出した”創作舞踊「欲望という名の電車」(芸術劇場)”はあと3票というところで惜しくも100票集まりませんでした。しかし、再チャレンジは何回でも出来ます。先日、再度お願いを出してくださった方が。このブログ、そして私のtwitterでも応援してきたのですが、さぁどうなった。

NHK:Eテレ:お願い!編集長:2008年放送の芸術劇場、「創作舞台“欲望という名の電車”」(脚本:齋藤雅文、監修:花柳壽輔、演出・振付:花柳輔太朗、出演:花柳寿美、藤間紫、他)への再放送希望の投稿があるのを発見。現在97Eね!で、ごめんなさいになっています。私はこの番組の再放送をずっと待っていました。…

・私の応援記事:いざ、再挑戦! 創作舞踊「欲望という名の電車」(芸術劇場) 再放送リクエスト

 結果発表(投票締め切り)は12日ごろの予定だったのですが、サイト更新がお盆休み(あるのか!!?)で更新されず、締め切りも延びた模様。そのお休みも明けて、ようやく更新されました。まだか、まだかと待っていました。

 結果は、ご覧の通り74票で「ごめんなさい」。またしても…前回よりも票が少ないじゃないですか…。なかなか厳しいです。この舞台、観たいんだけどなぁ…。

 この厳しさ、1票の重さを思うと、「クインテット」関係のお願いは次々と100票超え、凄いなと思います。音楽担当(宮川彬良さん)という共通点もあるのだから、それが推進剤にならないかなと思っているのですが…なかなかなりませんね。アキラさんの「クインテット」とは違う音楽を聴いてみたい、その音楽でどんな舞台が繰り広げられるのか観たいと思いませんか…?

 再チャレンジはまだ出来ます。日本舞踊でバレエ、舞台の物語・演技・表現、音楽…これら全ての魅力を語れる方は是非ともお願いします(私は舞台そのものを観ていないので、舞台の魅力を語れず失敗した)。全力で応援させていただきます。
 あと、応援方法にも問題はあると思ってます…。(限界か…認めたくない…
by halca-kaukana057 | 2012-08-21 22:56 | Eテレ・NHK教育テレビ
 以前、NHK教育/Eテレの再放送リクエスト企画「お願い!編集長」で、再放送リクエストを出した”創作舞踊「欲望という名の電車」(芸術劇場)”。2週間の間に100票達成すると再放送検討になるのですが、97票で惨敗。悔しい思いをしました…。

「お願い!編集長」でお願い! 創作舞踊「欲望という名の電車」(芸術劇場)
「お願い!編集長」でお願い! 結果発表

 「結果発表」の記事で、こんなことを書いていました。
ちなみに、リクエストは何回でもできます。達成できず、再チャレンジというものもあります。再チャレンジしたい方は是非どうぞ。私も投票、このブログやツイッターで支援します。


 その再チャレンジが来ました!
NHK:Eテレ:お願い!編集長:2008年放送の芸術劇場、「創作舞台“欲望という名の電車”」(脚本:齋藤雅文、監修:花柳壽輔、演出・振付:花柳輔太朗、出演:花柳寿美、藤間紫、他)への再放送希望の投稿があるのを発見。現在97Eね!で、ごめんなさいになっています。私はこの番組の再放送をずっと待っていました。…

 私がこの番組(舞台)の再放送をリクエストしたのが、この舞台の音楽の吹奏楽組曲版(バレエ音楽「欲望という名の電車」、宮川彬良:作編曲・指揮、大阪市音楽団)のCDを聴いて、原曲を聴きたい、その音楽と一緒に舞台そのものを観たいと思ったのがきっかけ。しかし、「結果発表」の記事で書いたとおり、舞台を観たことがないので、舞台そのものの魅力がわからず、語れず、伝えきれなかったのが敗因だったと思う。音楽だけで語るのは難しい。いくらNHK教育では「クインテット」でお馴染みのアキラさんが音楽担当(作編曲・演奏)してるよ、と言っても、「クインテット」以外のアキラさん=”舞台音楽家”としての宮川彬良さん、とつながっていかないとわからない。

 しかし、今回のお願いを出された方は、舞台を観たことがあり、更に日本舞踊・洋舞に関わってきた方とのこと。
この番組は日本の舞踊界の未来を拓くものであると感じています

 テネシー・ウィリアムズの戯曲を、舞台を大正時代の日本に置き換えて、日本舞踊で表現する、という意欲的な作品というのは調べてわかったのですが、実際に観た、しかも日舞・洋舞に関わってきた方からこのようなコメントが寄せられている。これはますます観たい。

 ダンス・舞踊を観るのは好きです(バレエ、ミュージカルなどなど)。観た後、自分でも踊ってみたくなる。舞踊・ダンスは中学の体育で創作ダンスを少しやったぐらいですが、音楽に合わせて身体を動かす、音楽と一緒に舞うのは楽しいなと感じたのを、今でも覚えています。音楽を聴いていて、踊ってみたいと思うこともよくあります。テレビを観ていても、ダンスシーンが出てくると注目してしまいます。

 この「欲望という名の電車」では、どんな舞踊が出てくるのだろう?そして、物語はどう語られるのだろう?やっぱり観たいです。

 と言うことで、再挑戦。賛同される方は、リンク先のサイトの「Eね!」ボタンをクリックして投票をお願いします。コメントも受け付けています。舞台を観た方の推しどころコメントは大変力になります。是非ともお願いします。

 ちなみに、ツイッターでも支援ツイートしてました。
「創作舞踊“欲望という名の電車”(芸術劇場)」再放送要望が再び。今度こそ100票達成して再放送実現を!1票入れました。全力で応援させていただきます。 #Eテレ #etv #nhk_rerun #nhk http://t.co/0Gfxz0uh
posted at 2012.7.29 11:40:50


 投票期間は2週間。8月11・12日あたりまで(だと思う。この辺りがはっきりしないこの企画…)。どうぞよろしくお願いいたします。

・ちなみに、吹奏楽版CDについてはこちら:この音楽の中に自分がいる 宮川彬良&大阪市音楽団「欲望という名の電車」

欲望という名の電車

宮川彬良/大阪市音楽団/ フォンテック/2012


by halca-kaukana057 | 2012-07-31 23:18 | Eテレ・NHK教育テレビ
 今年は、何故か毎週観る・観ているテレビ番組が多くて大変です。録画も多い。レコーダーが…。

 そんな番組のひとつが、NHKのアニメ「銀河へキックオフ!!」。2006年に出版され、私も読んだ川端裕人さんのサッカー小説「銀河のワールドカップ」がアニメ化されました。その後、今年出版されたスピンオフ作品「風のダンデライオン 銀河のワールドカップ・ガールズ」も原作です。

・原作私の感想記事:銀河のワールドカップ

◇アニメHP:NHK:NHKアニメワールド:銀河へキックオフ!!

 ストーリーは、スピンオフの「風のダンデライオン」も入っていて、また原作は大人向けなのに対してアニメは小学生から、家族で一緒に観られる内容になっているので、結構変えてあります。まず、原作では「翼」だったのがアニメでは「翔」に名前が変更されています。原作のままだと、某名作サッカーアニメと混同してしまって大変だから、変えたのかなぁ。でも、キャラクターの性格や、物語のコンセプト、目指すところは変えてません。原作と変えても、物語を広げるような変え方をしていて、いいアニメ化だなぁと毎回楽しみに観ています。

 原作を読んで、サッカーの戦術や試合でのボール回しなど、私がイメージしきれない部分がいくつかあった。そんなにサッカーに詳しくないので…。しかし、アニメだと絵ですぐにどんな作戦なのか、どんな状況なのかすぐに観てわかる。「こういうことだったんだ!」と原作で不明だった点が解明して面白い。しかも、アニメを観た後で実際のサッカーを観ると、選手がどうパスを回そうとしているのか、フリーの選手が走っていく方向と今後のゲーム展開が見えてきたり、ますます面白い。

 毎回、キャラクターの成長を見てゆけるのもいい。シュートもパスまわしも恐ろしく巧い三つ子もまだまだ成長過程である。エリカちゃんのすばやいプレー。しかも毎回可愛い、カッコイイ。2話でプロのミサキさんと話している内容は、未来のなでしこジャパンを目指すサッカー少女たちが悩んでいることでもあるだろうし、エールにもなっていてよかった。玲華ちゃんはひたすら努力。ひたむきに練習している姿を観ていると、応援したくなる。翔君(原作の翼)も、落ち込みやすいけれども、けなげでひたむき。共感したくなる。視野の広さと観察眼に驚かされる。家が焼肉屋というアニメオリジナルの設定も生きてる。さらに、脇役でしかなかったスリーU・植松・浮島・内村の3人にもちゃんとスポットを当てていて、プレデターのチーム全員を大事にしているのが感じられる。受験勉強・塾通いとサッカーの両立は、実際悩んでいる子も多いと思う。これまたエールだ。花島コーチも、いいところでいい台詞を言う。

 これまで少しだけ登場はしましたが、青砥(あおと)と多義(たぎ)が本格的に登場するのが楽しみです。ブラインドサッカーも、少し登場したのでやる模様なのかな?ちょうどオリンピック・パラリンピックもあるので、実際の試合を観つつ、楽しみたいです。

 ただ残念なことに、オリンピック期間中は放送はお休み。次回は8月28日(BS。NHK総合では9月1日)。それまで、原作を再読しようかな。原作は「風のダンデライオン」とともに文庫版(集英社文庫)が出ています。あと、原作は大人向けなので、小学生にはアニメ版ノベライズをどうぞ。アニメでは省略されてしまったシーンもあるそうなので、こちらも読もうかな。

銀河のワールドカップ (集英社文庫)

川端 裕人 / 集英社



風のダンデライオン 銀河のワールドカップ ガールズ (銀河のワールドカップ) (集英社文庫)

川端 裕人 / 集英社



銀河へキックオフ! ! 1 (集英社みらい文庫)

金巻 ともこ / 集英社




 あと、オープニング、エンディング曲もどちらも気に入っています。それから、アニメ本編終了後の「Jリーガーに挑戦!」のコーナーも面白い。このアニメの監修をJリーグがしているのですが、Jリーグのプロ選手が、小学生とミニゲームで対決。小学生たちも、Jリーグチームのジュニアチームのメンバー。プロも驚く、舌を巻くプレーも出てきて、見ごたえあります。ここから、将来のJリーガー、日本代表が出るのかな。
by halca-kaukana057 | 2012-07-26 22:58 | 興味を持ったものいろいろ
 嬉しい報せが入ってきました。毎週、まだかまだかと実現を待っていたEテレ「お願い!編集長」での「クインテット」再放送要望が、実現します!

NHK:Eテレ:お願い!編集長:「クインテット」 「クインテット」の初期の再放送をお願いします。現在再放送されていますが、ほとんどが後期のもので、放送初期の頃にだけ放送されたものをまた見たいです。…

NHK:Eテレ:お願い!編集長:「クインテット」 すでに出ていますが、『ゆうがたクインテット』の全回再放送希望です!!!

 今回実現するのはこの2つ。リンク先から引用すると、
みなさんからリクエストいただいた「クインテット」の初期の番組の中から、3作品をレギュラー放送の時間帯にお届けします。

①7月28日(土) 午前8時25分~8時35分
紹介する曲:「アキラさんの雨に歌えば」など

②8 月 4 日(土) 午前8時25分~8時35分
紹介する曲:「歩く歩く歩く」など

③9月15日(土) 午前8時25分~8時35分
紹介する曲:「幸せなら手をたたこう」
(クインテット雑唱団)など

お見逃しなく!


 とのこと。これまで、「お願い!編集長」で再放送が実現した番組は、大抵土日の午後か深夜の枠で放送されてきました。しかも、初回のみ、最終回のみという形が多く、実現は嬉しいけど消化不良感がありました。(特に、「味楽る!ミミカ」のは酷かった。要望が3期エンディング「恋のチューイング」への要望だったのでそれは実現していたが、3年目の第1週・月曜の放送のみ…初めて観た人にとっては続きが気になる、ファンにとっては中途半端。まったく酷かった…。)

 今回の「クインテット」での実現は、いつもの土曜朝のレギュラー枠。お願いを読んで、投票した時から、いつもの放送枠で、いつもの放送を後期のものだけじゃなく初期の作品もどんどん混ぜて放送してほしいと思っていました。あくまで、現在の再放送での延長線上で。それが実現したのが嬉しいです。ありがとうございます!
 トリプルアキラさんの「雨に唄えば」、これは必見ですよ。DVDにもCDにも収録されていない。アレンジも演奏も、そしてアキラさんの表情もたまりません。「歩く歩く歩く」はいつもアニメで歌だけですが、ドラマ付き。シャープ君に注目です。

 ただ、放送日と放送内容がネタバレされてしまった…。いつも、今日は何が来るかな?と予想しつつ楽しみにしていたのですが、その楽しみが…。まぁ、「など」と、全部ネタバレされてしまったわけではないので、「など」を楽しみにしています。

 それから、この2つの「お願い」の実現は、これで終わりなのかということ。上記他の番組の再放送要望実現でも、「実現」はした。でも、初回だけ・最終回だけの、ほんの一部だけ。後は「枠がないので…ごめんなさい」。この”「実現」はした”感に、違和感を覚えてしまいます。実現してくれてありがたい、嬉しい、けれども…これだけなの?
 初期回要望のコメントを見ても、再放送してほしいのはこれだけじゃない。全回再放送は?

 「ニューイヤイヤコンサート」などの他のお願いはまだ検討中なので、注意深く見守ることにします。


 まだまだ投票・コメント受付中です。(実現すると投票できなくなるのね…コメントはできます)
NHK:Eテレ:お願い!編集長:クリスマスプログラムの集中再放送(もちろん12月に)があったらとてもうれしいです。「リトル・ドラマー・ボーイ」「サンタさんへの手紙」をぜひ。

NHK:Eテレ:お願い!編集長:「クインテット」どうしても見たいものがあります!シャープ君の声を担当されている大澄賢也さんが振り付けし、人形のシャープ君とアリアさんがダンス(タンゴだったかと思います)を踊ったドラマ。「乾杯の歌」で、メンバーが酔っ払ったまま演奏をしているコンサート。… 
 「ぼくのカゲ」のドラマ&しゃっくりつきの「乾杯の歌」。

NHK:Eテレ「お願い!編集長」:「クインテット」クインテットで昨年度3/24の放送された内容「楽器の話~ヴィオラはおとなのチョコレート」…

NHK:Eテレ:お願い!編集長:「クインテット」 「クインテット」と「ハッチポッチステーション」のコラボがあった「ニューイヤイヤコンサート」の再放送をお願いします!…

 コメントに、放送枠増、来年度も放送…数多く書かれています。これらの投票ボタンでは表現できない”中身””想い”にも応えてほしいと思っています。BSプレミアムで以前「クインテット・プチ」を平日1週間放送したように。

 なんだかんだ言っても、嬉しいものは嬉しい。まずは今度の28日。楽しみにします!以上、号外でした。

ちなみに、28日は東京でアキラさん&新日本フィルの「コンチェルタンテⅡ」コンサートもありますよ。
新日本フィルハーモニー交響楽団:コンチェルタンテII 宮川彬良vs新日本フィルハーモニー交響楽団

 明日はこの「コンチェルタンテⅡ」から生まれたCDが発売。私は注文の到着待ちです。楽しみ。

風のオリヴァストロ

宮川彬良/新日本フィルハーモニー交響楽団/ ビクターエンタテインメント


by halca-kaukana057 | 2012-07-24 22:44 | Eテレ・NHK教育テレビ
 投票開始から2週間経ちました。さて…。

NHK:Eテレ:お願い!編集長:「芸術劇場」で2008年に放送した「創作舞台“欲望という名の電車”」(脚本:齋藤雅文、監修:花柳壽輔、演出・振付:花柳輔太朗、出演:花柳寿美、藤間紫、他)の再放送をお願いします。…

「お願い!編集長」でお願い! 創作舞踊「欲望という名の電車」(芸術劇場)

 再放送リクエストを出していたこの番組(舞台)。音楽をアキラさん・宮川彬良さんが担当。先日CDが出た吹奏楽による同名バレエ音楽(組曲)を聴いて、元舞台も観たい、原曲を聴きたいとリクエストを出したのですが…

 リンク先を見ての通りの結果です。97票。100票で再放送検討になりますが、あと3票…。たった3票、されど3票。3票の壁は厚かった。残念無念、悔しいとしか言いようのない結果です。

 それでも、賛同して投票してくださった皆様、熱いコメントを投稿してくださった皆様、本当にありがとうございました。1票の重み、熱意を実感しました。

 ちなみに、リクエストは何回でもできます。達成できず、再チャレンジというものもあります。再チャレンジしたい方は是非どうぞ。私も投票、このブログやツイッターで支援します。

 やっぱり元舞台は観たいですよ。原曲も気になる。音楽と、演技と、日本舞踊と、テネシー・ウィリアムズの戯曲「欲望という名の電車」がどのようにひとつの作品として完成されたのか、観たい。諦めきれませんよ。ただ、今回要望をリクエストしてみて…2週間が辛かった。数日で100票達成できれば気持ちは楽だったでしょうが、2週間目いっぱい使って、票数の更新が気になる毎日。精神的に辛いです。

 もっと魅力的なアピールをできればよかったな。元舞台を観たことが無いので、推しどころがわからなかった。音楽と、有名作を日本舞踊で表現したこれまでに無い独創的な作品、という点ぐらい。ここが弱点、アピール不足だったのだと思います。97票、更にコメントもあったのに、魅力を引き出せるようなアピールができなかった。編集長ではなく、私が「ごめんなさい」と言いたいです…。

 最後に、もう一度お礼申し上げます。ありがとうございました。
by halca-kaukana057 | 2012-07-09 21:00 | Eテレ・NHK教育テレビ
 まだまだ大盛況中の、NHK教育・Eテレ「お願い!編集長」、再放送リクエスト。観たい番組があったのでリクエストしました。

NHK:Eテレ:お願い!編集長:「芸術劇場」で2008年に放送した「創作舞台“欲望という名の電車”」(脚本:齋藤雅文、監修:花柳壽輔、演出・振付:花柳輔太朗、出演:花柳寿美、藤間紫、他)の再放送をお願いします。…


 「欲望という名の電車」、このタイトルでピンときた方はわかりますね。

欲望という名の電車

宮川彬良/大阪市音楽団/ フォンテック/2012



 昨年11月の大阪市音楽団定期演奏会のライブCD。この表題曲となっている、”バレエ音楽「欲望という名の電車」から”。アキラさん・宮川彬良さんが同名の舞台の音楽を担当、その音楽を演奏会用・吹奏楽編曲にしたのが、この”組曲”とも言える”バレエ音楽「欲望という名の電車」から”。その元舞台が、「芸術劇場」(何故なくしたこの番組…)で放送されていたので、リクエストしたわけです。

 「欲望という名の電車」は、テネシー・ウィリアムズ原作の戯曲。アメリカ・ニューオーリンズを舞台に、ひとりの女性・ブランチの心の葛藤を描いた作品。映画化、オペラ化もされ、日本でも何度も舞台で演じられている作品。
 この脚本:齋藤雅文、監修:花柳壽輔、演出・振付:花柳輔太朗版の「欲望~」は、舞台を大正時代の日本に置き換え、日本舞踊で表現するという意欲的な作品。音楽も、全曲の中から「街」は、「どれみふぁワンダーランド」で原曲のアレンジで演奏されたり、宮川彬良さんとサックス奏者・平原まことさんのデュオコンサートでピアノ・サックス版で演奏されてきました。「どれワン」最終回で、原曲を聴いたのですが、ピアノとアコーディオンが印象的な曲でした。今回の吹奏楽版も、スケールが大きくなって舞台にうごめく人間の感情が伝わってきます。

 でも、吹奏楽版を聴いて、もともとの舞台はどんな舞台だったのだろう?日本舞踊でバレエ音楽?物語も、舞台がニューオーリンズから、大正時代の日本に変更されている。どんな演劇になったのだろう?そして、音楽の原曲はどんな曲だったのだろう?この”組曲”に入らなかった曲は、どんな曲なのだろう?その曲と、演劇、日本舞踊。組み合わせると、どんな作品になったのだろう?観てみたい。
 あと、宮川彬良さんの舞台作品、舞台音楽を聴く機会があまりないので、「舞台音楽家」としてのアキラさんの演奏も聴いてみたい…とも思っています。「クインテット」や他のテレビ番組、コンサートとはちょっと違う一面を聴いてみたい。

 ということで、もともとの舞台を観たい、音楽の原曲を聴きたい。そんな理由でリクエストしました。一番上のリンク先へどうぞ。「Eね!」ボタンで投票をお願いします。コメントも投稿できます。舞台を生で観た、放送を観た方のコメントも是非どうぞ。勿論、私と同じように舞台は観たこと無いけど、CDで聴いて舞台を観たくなった方も是非是非どうぞ!

 以上、賛同してくださる方は、よろしくお願いします。

欲望という名の電車 (新潮文庫)

T.ウィリアムズ / 新潮社


 原作も読んでみています。

 大阪市音楽団とのCDについては後日ゆっくりと書きます。
by halca-kaukana057 | 2012-06-23 22:53 | Eテレ・NHK教育テレビ
 本当は「みんなのうた」で放送している4・5月の間に書きたかった…。

歌声は風にのって

風LaLa合唱団/ キングレコード



 4・5月の「みんなのうた」で放送された「歌声は風にのって」(新井鷗子:作詞、長山善洋:作曲)。様々な想いをのせて、歌は自然から生まれ駆け巡る…。のびのびとした曲に、心の奥底から湧き出て響く様々な感情が浄化されるような詩と合唱。美しくも、切ないうたです。聴いていて、歌うことと感情を持つこと・表現することの楽しさ、切なさ、苦しさ…それでも、美しい。そんなことを感じました。
 歌う「風LaLa合唱団」は若手女性声楽家で結成された女声合唱団。作詞の新井鷗子さんは、「コンチェルタンテⅡ」の構成担当、以前も書きましたが作曲の長山善洋さんは「クインテット」の音楽補佐(…あれ、何か共通点が)。ピアノ演奏は国府弘子さん。映像も美しかった。

 普段であれば、シングルCDで出るのですが、今回は「みんなのうた」が昨年50周年を迎えた記念に、これまでの「みんなのうた」の名曲を合唱曲としてこの風LaLa合唱団が歌うアルバムになりました。原曲は合唱曲ではないので、女声合唱に編曲されたのですが…編曲陣が豪華過ぎます。服部克久、小六禮次郎、渡辺俊幸、宮川彬良、千住明。あのー…豪華です。本当に豪華です。

 収録曲は、「大きな古時計」「夕日が背中を押してくる」「空がこんなに青いとは」「赤い花 白い花」「ありがとう さようなら」と今も歌い継がれている有名曲から、私の生まれる前に放送されていた知らなかった歌も。知っている歌は、アレンジや合唱曲としての魅力を再発見し、知らない歌も「みんなのうた」にはこんな歌もあったのか、これは聴けてよかったと思う。いいアルバムです。

 面白いなと思ったのが「大きな古時計」。服部克久さんの編曲。平井堅さんの歌のような、静かな、しっとりとした歌のイメージが強いのですが、服部さんの編曲は、時計の秒針の音をイメージした明るめの曲に。驚きました。明るく歌っても、「大きな古時計」に変わりはなかった。従来のイメージがおじいさんの死と動かなくなった時計にスポットライトを当てているとすれば、今回のイメージはおじいさんと時計の生涯の思い出を愛おしく振り返っているような感じ。明るいからこそ「今はもう動かない」の部分が重く強調されている。

 「春を歌おう」(小林純一:作詞、中田喜直:作曲、千住明:編曲)は、知らなかった歌のひとつ。前半は「春が来た」のに静かで暗い…と思ったら、後半で明るく飛び跳ねるように。しかも、中国語、ハングル、ロシア語も出てくる。面白い歌です。

 「わたしの紙風船」(嶋岡晨:作詞、越部信義:作曲、宮川彬良:編曲)も面白い歌。紙風船を人の心にたとえている。しぼんでも、息を吹き込めばまた膨らむ。そしてポーンと舞い上がる。この曲も前半暗いのが、徐々に盛り上がり後半になって舞い上がり明るくなる。「地球の子ども」(まどみちお:作詞、山本直純:作曲、宮川彬良:編曲)はまずこの作詞作曲コンビに驚愕。豪華過ぎるだろ…。それを宮川彬良さん編曲って…!身の回りから、地球、宇宙と広がってゆく。壮大です。ちなみに、この2曲はピアノ演奏も宮川彬良さんです。アキラさんのピアノも堪能できます(目的はそこか)。

 「夕日が背中を押してくる」の作曲は山本直純さん、「空がこんなに青いとは」の作詞は岩谷時子さん、「ありがとう・さようなら」は井出隆夫:作詞、福田和禾子:作曲、「風の子守歌」は池辺晋一郎先生作曲。よく知っている歌でも、作詞作曲が誰なのかを初めて知った歌も。「みんなのうた」はすごい番組なのだなぁと再確認。そして、歌詞もかみ締める。昔の歌なのに、古いと感じない。今にも通じている。「夕日が背中を押してくる」のような風景はなかなか無いかもしれないけど、旅先などで体験できればいいなぁ。女声合唱なので、声変わり前の男子も歌えるかな。でも小学校での合唱には…ちょっとレベルが高いかな。女子だけでも、中学高校などでも歌ってみて欲しいなぁ。

 そんなこともあろうかと!(…オイw)、このCDでの編曲の楽譜を、ネットでも購入・ダウンロードできるようになっているぞ!以下サイトでどうぞ。
ぷりんと楽譜:歌声は風にのって
楽譜ダウンロードサイト @ELISE:歌声は風にのって

 さらに、楽譜集もあるよ!
東京ハッスルコピー:歌声は風にのって

HCC015 NHKみんなのうた 合唱する「みんなのうた」 歌声は風にのって

東京ハッスルコピー



 最後に、「歌声は風にのって」の曲が、ピアノ伴奏が本当にきれい。女声合唱なので、ピアノがバスやテノールのような低く深い音を出すところも。女声とはいえ、ピアノとアルトが低音・内声の深みを出し、かつ広がりもある。日本を代表する作曲家の名前がずらりと並ぶ中で、長山さんが頑張っている。これからの活躍、作曲作品も楽しみにしたいです。
by halca-kaukana057 | 2012-06-18 23:11 | 音楽
 この春は、NHK教育でのお別れ・卒業が多過ぎます。こども番組でもですが、日曜夜のお楽しみだった「N響アワー」も、32年の歴史(1980年4月スタート)に幕を閉じます。「芸術劇場」が終わってしまって数年。地上波クラシック音楽番組といえば、「N響アワー」だった。それが…なんてこと…。

NHK:N響アワー
 ↑このHPもそのうち無くなるのかな…。寂しい!
ウィキペディア:N響アワー

 という私ですが、「N響アワー」を観始めたのは、大人になってクラシック音楽に興味を持ち、聴くようになってから。司会は池辺晋一郎先生。壇ふみさんとのコンビの時代は、残念ながら観た時期には入っていませんでした。最終回で池辺先生と壇ふみさんの楽しいトークを観て、もっと早く観るんだった…!と何度思ったことか。さらに、18日・最終回の前の回でも、昔の映像が続々と。芥川也寸志さんが司会だった頃の映像まで出てきた。昔は、サヴァリッシュ先生がピアノを弾いて楽曲についてレクチャーするコーナーも合ったらしい。それ、もっと観たかった!やっぱり、もっと早く観てればよかった…。

 クラシックを聴き始めた頃は、名曲と呼ばれる楽曲でもどこが魅力なのかわからないこともあった。それを、池辺先生も現司会の西村朗先生も、作曲家の視点から真面目に、でもわかり易く親しみ易く解説してくれる。楽曲の魅力をにこやかに、愛情溢れる口調で話しているのが印象的だった。そして、演奏。1時間の番組なので、長い曲は何楽章だけということもあったけど、これで興味をもって全曲聴いてみた曲もある。好きな作曲家、楽曲、指揮者・ソリストも増えてきて、観続けるほどに楽しみになっていった。

 クラシック音楽の番組だから、難しそう、堅そう…という印象もあったが、池辺先生の時は得意のダジャレで毎回笑ったり、脱力したり、反応に困ったりw最終回、池辺先生のダジャレセレクションがあって嬉しかったwそうそう、「N響アワー」は池辺先生のダジャレも楽しむ番組なんだよ、とw(間違って…ないよね) 西村先生になってからも、最後の音楽解説談義「今宵もカプリッチョ」が面白く、興味深かった。今年度から無くなったのが、残念で残念で…。あと、夏はこどもたちと楽しめる「ほっとコンサート」や、夏の特別編が合ってこれも楽しみだった。西村先生が故郷・大阪の街をぶらりと歩く回は笑えました。たこ焼き屋さんでたこ焼きを食べて、熱いとパニックに。周りに人だかりができていたが、あの中にこれがNHK教育のクラシック音楽番組の収録だと気づいていた人はいたのだろうか…w
 ちなみに、「カプリッチョ」は本も出ているよ!

NHK N響アワー クラシック・トーク 西村朗の今宵もカプリッチョ

西村朗 / ヤマハミュージックメディア



 そんなこんなで観てきた「N響アワー」。最終回の最後を飾るのは、スヴェトラーノフ指揮のチャイコフスキー交響曲第5番。じっと演奏を聴き、観入っていた。カメラワークがいいな…と思ったが、いや、そうじゃないと思った。演奏がいい。スヴェトラーノフも、N響の団員さんたちも、とてもいい表情をして指揮・演奏をしている。渾身の演奏…ちょっと違う。ありきたりの表現だけど、皆がひとつになって「音楽している」。一体感。調和していて、ゆがみやずれが見当たらない。ぐいぐいと惹き込まれる演奏だった。黙って、魅入っていた。
 その後、チャイコフスキーの5番を聴きたいと思って部屋の中を探したが、何と、無い。4番、6番「悲愴」はあるのに、5番が抜けている!?まずは図書館で借りてくる。最終回でさえ、また全曲聴いてみたい楽曲に出会えた。なんと嬉しいことだろう。でも、これが最後なのか…。

 番組に宛てられたメッセージの中に、「地方在住者が、オーケストラの演奏に触れることのできる番組」というものがあった。全く同感だと思った。私の地域でも、オーケストラのコンサートがあるのは年に何回か。3回ぐらいあればまともなほうだ。私にとっても、「N響アワー」はオーケストラの演奏に触れることのできる番組だった。CDもあるけど、コンサートの映像は、指揮者・演奏者の表情が伝わってきていい。ホールの雰囲気・空気感も。NHKホールとサントリーホールでは雰囲気が違うな、とか。「N響アワー」が終わってしまったことで、地上波でオーケストラの演奏に触れることのできる番組が…。なんてことだ。

 最終回の最後で、池辺先生がこんなことを仰っていた。
「音楽の楽しみ方を知るって事はね、命を輝かせるって事だと思うんですよね。自分の毎日を艶やかにするために是非、音楽で楽しんでいただきたいと思います。」

 池辺先生、いいこと言う!堅物で難しいと思われがちなクラシック音楽。でも、音楽であることには変わりない。ポップスの作曲だって、クラシックで使われてきた和音や音の進行、リズムがあってこそのもの。バッハやモーツァルト、ベートーヴェンなどの楽曲の中にあるエッセンスが、今に通じている(勿論、西洋クラシックが全て、とは限らない。世界各地の民族音楽も忘れちゃいけない)。そんな音楽の技、魅力、深み、トリビアなどをどう楽しむか。教えてくれたこの番組に、心から感謝したいです。

 「N響アワー」が終わるのは寂しい。でも、新しい番組になろうとも、音楽は無くならない。引き続き、音楽の魅力を伝え一緒にたのしむ…軽いノリだけじゃない、番組を望みます。N響にこだわらず、オーケストラは勿論、器楽曲からオペラ、バレエまで幅広く、というのはちょっと期待。音楽の海…宇宙は広い、深い。その広さ、深さを、様々な角度からたのしみたい。時に真面目に、時にユーモアも交えて。でも、メインはあくまで音楽。トークの方が長い、だったりしたら…どうしよう。新番組「ららら♪クラシック」、まずは1回観てみます。とりあえず、NHKのあの白いピアノが出てくるんだな…(これは私にとって複雑である)
by halca-kaukana057 | 2012-03-29 22:20 | 音楽
 5日(4日深夜)NHK総合で放送の「ドキュメント20min. マエストロの白熱教室~指揮者・広上淳一の音楽道場~」を観ました。以前広上さんの指揮をテレビで観て、熱い指揮だなぁと感じていました。面白そうなので、録画。その録画を観たら、興味深い内容ばかりでした。

NHK:ドキュメント20min.

 広上さんが指導している東京音楽大学指揮科。ここでは、1年の時から実際にオーケストラを演奏させて、授業をしている。おお、これは、フィンランドのシベリウス音楽院指揮科で、ヨルマ・パヌラ氏が始めた方法ではないですか!このブログでも以前取り上げたとおり、このパヌラ門下生の指揮者たちは、世界中のオーケストラで活躍している。ヴァンスカ、サロネン、サラステ、オラモ…。そのうち、広上門下生の指揮者たちも世界で活躍するかもしれない。楽しみです。
・その時の記事:シベリウス音楽院の凄さを探れ(2006.8.8)

 あと、この指揮科では広上さんの他にも指揮者やプロの演奏家が指導にあたっているのですが、その中に、大阪フィル・コントラバス首席で、「アンサンブル・ベガ」メンバーの新眞二さんも。アンベガの新さん!思えば、初めて新さんのお話しているところを観ました。アンベガコンサートに行きたい…。

 この授業、とにかく熱い。広上さんも、新さんも、指導にあたっている方々全員が、学生に対してビシバシ意見を言う。ダメ出しもはっきりと、強い。オーケストラを指揮しての授業の時、指揮台は「死刑台」と呼ばれているのだそうな…。観ている私の方が怖い、と感じてしまった。でも、この熱さ、真剣さ。指導側の方々の言葉は本気だ。プロの指揮者を目指し、実際に指揮者になれば、自分よりもキャリアの長い演奏家達を目の前に、自分の解釈した音楽を提示し、演奏しなければならない。オーケストラのメンバーが納得できない指揮では、演奏にならない、音楽にならない。指揮者として、音楽家として、そして人間として成長していくための、本気の言葉。お世辞多めの授業では、生ぬるい。音楽の世界の厳しさを実感しました。

 番組では、ひとりの指揮科の学生さんが卒業試験を受け終わるまでを追いました。授業ではダメ出しばかり。その学生さんに広上さんが言った言葉が、自分にも当てはまるなと感じました。
・うまくやらなきゃ。人と接する時、皆とうまくやらなきゃいけないと思っている。
・自分自身と対峙する体験を、今日も明日もして欲しい。自分の中に、問題・敵はいる。
・音楽で対話する。

 音楽の面でも、仕事など、生きることそのものの面でも。

 そして、この学生さんはもがき苦しみながら、卒業試験に向けて音楽に向き合います。課題曲はベートーヴェン「交響曲第5番<運命>」。苦悩から喜びへ、もがきながらつかんでゆく…ベートーヴェンの人生が、この学生さんにも通じる。音楽とは、生きることそのものだと感じました。

 そして、この学生さんの卒業試験の指揮・演奏を観ていて…自分はもがき苦しむだけ苦しんでいるのだろうかと感じました。本当に、本気で、真剣に向き合っているのか。生きることにも、音楽にも。私にとって音楽・ピアノ演奏は趣味。でも、アマチュアだから適当でいい…とは思わない。作曲家たちが様々な思いの中で作曲した作品に対して、プロもアマもない。技巧は劣るけど、気持ちだけでもプロ意識でいよう。そう思っています。ところが、今の自分はどうだ。音楽に全然向き合っていない。鍵盤にも触れていないし、実際に演奏・練習しない分、他に譜読みしたり勉強したりしているのか。していない。聴くだけで満足している。それでいいの?自分に問い続けていました。音楽に限ったことではない。他のことでも、今、自分は本気で”今この時”に向き合っているのか…?番組を何回も観て、観終わった今も、問い続けています。

 指揮科の授業ではこんな感じなんだ、という雰囲気も伝わってきて、よかったです。この番組はタイトルどおり20分。足りない…1時間は欲しい!Nスペでやって!と思ってました。卒業試験の後の、新さんの言葉も印象的です。オーケストラの反応が一番欲しいところでも、指揮の仕草が全部一緒という指摘で、
何かのコピーに見える。
君の中では何か起こっているんだろうけど、そこに正解はないよ。

 ここで、また自らを振り返りました。プロの演奏家から見た指揮者、という視点も新鮮でした。

 番組そのものの再放送は、終わりました…。9日午前11:05から再放送の地域もあるので、地域ごとの番組表をチェックしてください。あと、NHKオンデマンドでも配信されています。

 あと、番組ブログにも興味深い内容があるので、こちらもどうぞ。
NHK:20min.ディレクター裏話:まるで自分に問われているようでした
by halca-kaukana057 | 2012-03-05 23:16 | 音楽

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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